記録ID: 1412369
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山滑走
谷川・武尊
平標山ヤカイ沢BC!「平ら」から吸い込まれる〜
2018年03月25日(日) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:37
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 1,027m
コースタイム
天候 | 快晴。登りが暑く、稜線は強い北風で冷えました http://www.tenki.jp/past/2018/03/25/chart |
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過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
帰路 越後湯沢行 平標登山口発14:00 14:55 16:00 17:10 18:05 ※朝のバスですが、越後湯沢駅東口に「急行みつまた・田代」「苗場プリンス」「西武クリスタル」行き先の異なる便が入れ替わり来ました。西武クリスタル以外のバス便は平標登山口に停まってくれないので注意。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
イメージ的には沢の源頭が南〜西斜面に大きく広がっており、北風が当たらず表層は柔らか。登る途中で全容が見渡せるためにライン取りを判断できます。 〈登り〉 ヤカイ沢の直登は急なため、標高1450m付近で左岸から取り付いて南西尾根に上がり、最後は平標山の家から来る主稜線と合流します。等高線が1番緩いラインで樹林帯も長く、往復に使う登山者を結構見かけます。 南西尾根に上がる間、標高1450-1650は担ぐ人もいますが、ザラメならシール登高できます。登りきった尾根の真上は不安定なので、雪庇から少し距離を置いて登ります。標高1800あたりから上は強風でカチカチのため、スキーアイゼンを持っていたら着けた方が楽と思います。 〈滑走〉 山頂から松手山方向の鞍部へ一旦下り、小ピーク南面をトラバースして1つ小さな尾根を巻いた先からドロップ。前半スキーヤーズレフト寄りに緩めのフォールラインをとり、再び小尾根に乗って観察し、中間付近から状況を確かめてヤカイ沢本流に滑り込んでます。 ヤカイ沢本流の右岸(クライマーズレフト)に2箇所クラックあり。登って行く途中で遠望可。また本流下部に小規模なデブリがありますが、その上に湿雪が多く積もり、雪塊の頭や上半分だけひょこひょこ出てました。この場合は空洞の落とし穴に注意。もうすぐ全層雪崩の時期に入りそうな感じです。 |
その他周辺情報 | 来週4/1以降、越後湯沢07:40発のバスが無くなる模様。 |
写真
撮影機器:
感想
登りで不覚にも汗だくになってしまい、凍える山頂へ。さっき見たあのデカい沢で大丈夫か?まずは不安との葛藤。そして滑り出す。南面に入るとピタッと止む風。静寂と照りつける太陽の下、ドロップイン。
足元から落ちるような斜面。湿ったパウダーのように柔らかいザラメの感触。ターンだ。踏み込む。でも重力には抗えない。瞬く時間に横滑りが始まり、ザザーッと加速する。そして細かいターンの繰り返しが延々と続く。。。
フォールラインに吸い込まれるって表現がしっくり来る斜度と地形、ロケーション近さ(東京駅から2時間)が相まって、初めての滑走で完全に魅了されました(笑
シッケイなど北にはもっと素晴らしいものが有りそうですが、いつもながらソロ山行であることを念頭に、ひと呼吸置いて慎重に行動したいと思います。
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