記録ID: 1417319
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積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍
霞沢岳西尾根 取付点を見逃し沢を詰める
2018年03月31日(土) [日帰り]
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 06:05
- 距離
- 6.1km
- 登り
- 1,309m
- 下り
- 1,303m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
取付点について: 上高地トンネルを出て300m北西に進むと太兵衛平。国交省施設看板を右折。 80m東進すると、南北に通る電線を頭上に見る。(上高地への送電線か。) そこが取付点。 電線は左(北)の尾根上につながっており、その直下に沿って登る。 足元には半ば笹に埋もれた簡易階段と、古びて切れかけたロープがある。 (送電線巡視路と思われる。) 尾根上には電柱が2本並ぶ。そこから東に尾根を進む。 特に下部は所々複雑だが、踏跡や赤テープを追えばよい。 |
写真
感想
尾根取付がわからず、雪も締まっていたため、そのまま沢を詰めた。(下部一箇所のみ沢割れ。)霞沢西尾根から南に派生する支尾根の直下まで、広い沢を選んで登高。(斜度は急だが幅もありスキーに丁度よい感じ。)2000mで支尾根に乗り、2100mで西尾根に合流するまでは低木がややうるさい程度。足元は凍った土でアイゼンよく効き、かすかに踏跡らしきものも。
私の直後に尾根に取付いたらしい2人パーティに、2100m過ぎに追いついた。所要時間は尾根も沢もほぼ同じだったようだ。
この朝は冷えたためか雪面は安定しておりクラックもほとんど無かったが、GW頃には全層雪崩の危険地帯になっているだろう。笹藪漕ぎになろうとも、尾根通しが基本だと思う。
西尾根上部はトレースバッチリ、藪もほとんどなし。2400m程度まで樹林帯で、概ね安心して歩ける。
上部岩稜帯の核心部には雪は全くなし。短いが、八ヶ岳の阿弥陀東面のノーマルルートよりやや難易度高いか。(赤岳よりは格段に難しい。)雪が付いていたら下りはロープを出すところだった。その前後の細尾根にも要注意。
山頂は大絶景。
帰りは下まで尾根上のトレースを追った。赤テープ少なからずあり。ただ所々急で油断できない。1600mあたりより下は半ば土と藪が出ている。土の踏み跡は所々薄い。笹は下向き、下りは良かったが登りはうるさそうだ。
幕営装備(途中でデポ)もロープも使わず、やや拍子抜けではあったが、なかなか楽しく充実した一日だった。
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