新緑の武甲山 裏参道から小持山 大持山周回
- GPS
- 06:40
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,515m
- 下り
- 1,290m
コースタイム
- 山行
- 5:36
- 休憩
- 1:02
- 合計
- 6:38
天候 | 晴れ 風は微風→徐々に強く (気温山頂で24℃!) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
帰り:武甲山一の鳥居登山口よりタクシーで横瀬駅(2,530円)→横瀬駅より浦山口駅に電車で移動(約390円)→徒歩で橋立鍾乳洞駐車場へ(10分程) ※武甲山一の鳥居登山口は携帯圏外の為登山口近くのカフェ「LOGMOG」の固定電話で呼ばせて貰う。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・裏参道で武甲山頂へ 浦山口駅から徒歩10分の橋立鍾乳洞よりスタート。林道を1時間程行くと裏参道の入り口に着く。 裏参道は丁度新緑の季節で、川のせせらぎを聞きながら進む道は心地よい。 難所は無く、分岐がいくつかあるが裏参道から外れる道はどれも荒廃しているようだ。 長者屋敷の頭以降は石灰岩採掘の発破からの退避所が点々とある。 かつて存在した西参道は採掘が進み廃道になったという ・ 武甲山山頂から子持山、大持山 山頂より一気に200mほど下りシラジクボへ。少し急坂だが下りならそれ程大変では無い。25分程で着く。 今回のルート中一番の難所がシラジクボから子持山への登りで、長い登りに高い気温が容赦なく体力を奪う。 子持山が近づくとアカヤシオの鮮やかな花が見られるようになる。シラジクボから子持山までは40分程。 子持山から大持山の間は岩場がちで滑落事故も起きている区間だが、難易度は高いわけでは無いので注意すれば問題無いと思われる。 大持山を過ぎて程なく「富士見の丸太」の小さな看板があり、そこから富士山の頭を眺めることが出来る。 ・妻坂峠〜一の鳥居駐車場 大持山の肩を左に折れ妻坂峠へ。 ひたすら1時間程降ると妻坂峠に着く。正面が武川岳、右に折れると名郷方面だが、左に折れ武甲山表参道の一の鳥居方面へ。 この降りも急坂で、ここまでの行程で膝を残していないと辛いだろう。 途中水場らしきものがあるが安全かは不明 |
その他周辺情報 | ・LOGMOG カフェ&ショップ 一の鳥居から5分程表参道を進むとあるカフェ。 携帯が圏外の一の鳥居駐車場までタクシーを呼ぶ為固定電話を借りられる。綺麗な水洗トイレもある。 下山後喉を潤しながらの小休止に最適。りんごジュースが美味かった。 放し飼いにされている山羊が可愛い。 ・武甲温泉(大人800円) 横瀬駅から送迎バスあり 今年は羊山公園の芝桜の開花が1週間ほど早く、道路は大渋滞。一の鳥居にタクシーを呼んだが時間が読めないと言われた。 |
写真
感想
最近の遠征で金欠気味だったため、今週は比較的近場の奥武蔵の山に行く事にした。
ヤマレコを眺めていると子持山大持山辺りが今丁度アカヤシオが満開らしい。
春は花を見に山に行くのが良い。新緑の時期でもあるし季節感を楽しみに行こう。
そこで奥武蔵の赤線繋ぎにご執心のnameless7cを誘うとほいほいと話に乗ってきた。
ふふふ…これで交通費は割り勘だ。
武甲山は2年以上前に表参道から大持山へ周回した事があるが、車を使わなければ一の鳥居登山口まで横瀬駅から1時間以上歩くしか方法が無いため他の登山口を使いにくかった。
今回は割り勘に出来るため、車で浦山口へ向かい裏参道から登り、武甲山、子持山、大持山と巡り一の鳥居よりタクシーで横瀬駅へ、電車で浦山口まで戻る計画にしてみた。
当日は秩父市に向かう国道は混んでおり、例年より1週間早く満開を迎えた羊山公園の芝桜の影響をもろに食らった形だった。
浦山口駅のトイレを借りたりして、予定より30分ほど遅れて8時半過ぎに橋立鍾乳洞の駐車場を出発する。
(無料駐車場の方には山など行く人は停めないでとの張り紙があったので手前の有料駐車場に停めた方が良いようだ)
橋立林道は終点まで1時間程かかる。
道は次第に荒れ気味になるが、終点まで車で乗り入れることも可能だ。終点からはいよいよ裏参道が始まる。
いよいよ春山シーズンな事もあり、表参道に比べ静かなこの裏参道もそれなりに登山者を見かけた。
新緑の黄緑と川のせせらぎを楽しみながら歩く。
裏参道は寝不足で調子の出ないオッさん2人でもなんとか登れる難所の無い道で、長者屋敷の頭以降は石灰岩採掘の発破からの退避所が点々と立ち並ぶ。
分岐もいくつかあるので試してみるのも面白いかもしれない。
意外に眺めも良く、奥秩父方面の展望もあった。
武甲山まではコースタイム通りの2時間半かかった。
武甲山山頂周辺はこれまでの静けさが嘘みたいに大混雑。
お弁当を広げたり思い思いに休憩する登山者で溢れていた。
やはり表参道の登山者が多いようだ。
武甲山で景色を楽しんだ後はいよいよ今回の目的である子持山周辺のアカヤシオを見に行く。
nameless7cは前に霧の中ウノタワから大持山まで来て撤退しているので子持山は初めてとなる。
まずはシラジクボまで一気に200m以上下降する。登りなら辛いだろうこの道も下りなら30分もかからない。
シラジクボは分岐が左右に伸びていて、他のルートも試してみたい欲望にかられる。
時々登山者とすれ違うが、道は静かで気持ちよく歩ける。
しかし子持山への登りは次第に斜度を増していき、バテ気味の登山者が其処彼処に目につく様に。
また、山頂に近づくにつれアカヤシオの花が目立つ様になる。
nameless7cもこの区間が一番きつかったらしい。
子持山山頂は狭く、休憩する人たちで混み合っていた。
アカヤシオは満開で目を楽しませてくれた。
しばし休憩をとるが、何せ今日は最高気温が都心では25℃を超えるという夏日だ。物陰の無い山頂は暑すぎた。
さっさと休憩を切り上げ先に進む。
子持山大持山間は岩場がありなかなか楽しめる区間だ。
アカヤシオを眺めながら時折開ける景色を楽しむ。
子持山から大持山間はコースタイム40分。
大持山山頂は子持山に比べ広々とした樹林下のピークだ。
大持山を少しすぎた場所には富士山が眺められる丸太まであった。
この先の妻坂峠までの長い下り道は2人とも一度通った道だ。
大持山の肩で最後の休憩を取った後、妻坂峠を経由し一の鳥居まで下った。
今回はなかなか歯ごたえがあり変化に富んだ見所の多いコースだったが、何より新緑の奥武蔵を存分に楽しめたのが大きい。
満足感は高かったが、下山後のタクシー30分待ちと電車接続30分待ちで計1時間余計にかかったのが痛かった。
武甲温泉にたどり着いた時は眠いわ腹は減るわで大変だった…
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