雲取山 色々と条件が揃ったので三峰から日帰り往復できました

2018年04月29日(日) [日帰り]

• GPS: 10:26
• 距離: 19.8km
• 登り: 1,794m
• 下り: 1,782m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:34
• 休憩: 0:52
• 合計: 10:26

5:22 三峯神社バス停
5:50 5:53 木の鳥居
7:04 7:05 霧藻ヶ峰
7:22 7:22 お清平
8:01 8:08 前白岩山の肩
8:24 8:24 前白岩山
8:44 8:45 白岩小屋
9:06 9:07 白岩山
9:53 9:53 大ダワ
10:19 10:25 雲取山荘
11:05 11:13 雲取山
11:37 11:43 雲取山荘
12:00 12:03 大ダワ
12:55 12:57 白岩山
13:12 13:15 白岩小屋
13:34 13:35 前白岩山
13:47 13:50 前白岩山の肩
14:17 14:23 お清平
14:48 14:48 霧藻ヶ峰
15:32 15:33 木の鳥居
15:48 15:48 三峯神社バス停
15:48 ゴール地点

5：20 三峰神社駐車場出発
7：05 霧藻ヶ峰
8：00 前白岩の肩（約10分休憩）
8：24 前白岩山
9：05 白岩山
10：20 雲取山荘（約5分休憩）
11：05 雲取山山頂（約10分休憩）
11：35 雲取山荘（約10分休憩）
12：55 白岩山
13：35 前白岩山
14：45 霧藻ヶ峰
15：50 三峰神社駐車場到着

天候

晴れ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

三峰神社の駐車場を利用させていただきました
朝5時前の時点ではガラガラ
下山した16時の時点では、駐車場待ちの車が溢れかえっていました

前泊として道の駅大滝温泉を利用
そこからは早朝では約20分で着きますが、日中はわかりません（笑）

コース状況／危険箇所等

【全体】
三峰からのコースは技術的な難易度は高くないが体力を要するコース
コース整備は問題なく、足元の危ない箇所も少なく、案内板も整備されている
稜線歩きは道が少なくアップダウンが多いので地味に削られる
ほぼ樹林帯なので眺望を多くは望めないが、両神山と和名倉山はほぼ眺めれる
鴨沢からのコースに比べてハイカーが少ないので人見知り向き（笑）
ただし、他の方も書いているが、下山時の三峰神社の混雑はハンパない

【植物】
ヤマザクラと山ツツジはほぼ終了
ブナの新緑を楽しめた
その他の広葉樹林はこれから芽吹く感じ
足元は紫のツツジのみ
大タワから山頂までの間でコケの合間に白い可憐な花が咲いていた

【その他】
今年は雪解けが早かったようで凍結箇所なし
虫は帰りのお清平あたりのみで静か（笑）

その他周辺情報

【トイレ】
三峰神社の駐車場には水洗トイレあり
道中には、霧藻ヶ峰、白岩小屋にトイレあり
雲取山荘にも水洗トイレあり
三峰神社は無料、その他は料金は不明です

【コンビニ等】
近所にはなし
国140号は秩父鉄道沿いが最終、山梨側は道の駅牧丘あたりが最終でしょうか
道中は、霧藻ヶ峰と雲取山荘に売店あり

【入浴施設】
最寄りは道の駅大滝温泉
山梨側は三富あたりにいくつかあります
今回は笛吹の湯を利用（510円）

写真

4/29 5:19

三峰神社駐車場にある公衆トイレ
昨年建てられたようで、なんとウォシュレット装備らしい！

4/29 5:20

早朝なのでガラガラ
下山時は噂以上にすごかった！
では出発！

4/29 5:24

今年お初のシャクナゲ

4/29 5:33

朝のひんやりした空気が気持ち良い
早朝発の良いところ

4/29 5:34

いよいよ登山道出発
長丁場のトレイルに挑みます！

4/29 5:36

登山届提出場所の反対側にあった
癒やされる（笑）

4/29 6:03

序盤はこんな感じでブナ林の中をダラダラと登っていきます

4/29 6:37

道中はこの看板が目印になります
山頂は23番でした

4/29 6:59

まずは地蔵峠
このあたりは余裕

4/29 7:03

振り返ると両神山がドン！

4/29 7:03

馬酔木もたわわに

4/29 7:08

トイレが見えたら霧藻ヶ峰

4/29 7:09

秩父宮様のレリーフ

4/29 7:09

霧藻ヶ峰の看板
まだまだ元気

4/29 7:09

両神山と浅間山
残念ですが浅間山は写真に写らず

4/29 7:10

小屋では常温ですが飲み物を販売してます

4/29 7:20

眼の前に次の峰が見えますが。。。
その前に延々と下っていきます（泣）

4/29 7:21

ようやく底のお清平
帰りの苦しさを想像してゲンナリ

4/29 7:32

前白岩の肩までが中々の急登
イワイワが多いので要注意！

4/29 8:08

前白岩の肩に到着

4/29 8:23

その後前白岩山へ

4/29 8:24

この後また下って登って
眼の前に次のピークがそびえるのを見ながら下るのは萎える（笑）

4/29 8:42

白岩小屋にとうちゃこ
先を急ぐのでスルー

4/29 9:06

ようやく白岩山にとうちゃく
たしかこの後に最大の下って登る箇所があるような。。。
全然油断できない

4/29 9:15

芋ノ木ドッケ
凍結時のアイゼン指示の看板がありましたが、今年は凍結箇所なしで安心

4/29 9:28

大ダワまではこんな感じ
斜面は結構距離があって帰り難儀しました（泣）

4/29 9:38

鹿と遭遇
慣れているようで全然逃げない

4/29 9:53

ようやく大ダワ

4/29 9:54

男坂と女坂の分岐
全く躊躇せず巻道の女坂へ（笑）

4/29 9:55

コケと可愛いシロバナ
何の花でしょうか？

4/29 9:56

スミレ以外に目についた唯一の花でした

4/29 10:14

ようやく雲取山荘に到着！
ちょっと疲れてきました

4/29 10:17

立派な山荘でした
なんとトイレが水洗らしいです！

4/29 10:26

ここにもレリーフが

4/29 10:32

この辺りのみコケと倒木の世界
八ヶ岳に迷いこんだ感じ
ヘロヘロになって脚が進まず（泣）

4/29 10:55

雲取山とうちゃく
すばらしい眺望が待っていました
標識右側に富士山

4/29 10:56

富士山アップで

4/29 11:19

右から白岩山、前白岩山
真ん中に薄く三峰の駐車場も見えた
遠い。。。

4/29 11:37

雲取山荘に戻ってきた
気温が上がってきて陽射しも強くなってきた

4/29 11:38

頑張って若返った！
この水のおかげで帰れました

4/29 11:43

ファンキーな看板

4/29 11:50

帰りは男坂から
雲取ヒュッテはすっかりハイオク
ガソリンではない

4/29 12:33

大タワから白岩山への登り返し
同じコースだし疲れたし、写真は少なめ（笑）

4/29 12:40

やっぱり疲れ気味

4/29 14:35

お清平から霧藻ヶ峰への登り返し
足元がフカフカで楽しい

4/29 14:44

霧藻ヶ峰から三峰の駐車場
遠いけど、これでも近くなった方（笑）

4/29 15:21

新緑のブナ林を気持ちよく。。。
実際は脚がボロボロでした（泣）

4/29 15:40

ようやく鳥居にとうちゃこ

4/29 15:45

シロバナのシャクナゲ

4/29 15:46

朝とは一変
観光客で溢れかえっていました

4/29 15:48

バス待ちの大行列
駐車場待ちの列にバスが捕まってしまい、なかなか上がってこれないのが原因のようです

4/29 15:52

無事に返ってこれました
変なポーズですが、お疲れさんでした！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

感想

yuppoko

快晴確定のゴールデンウイーク前半。
今年のゴールデンウイークは、雲取山へ行こう！と早めから言っていたのですが、先週の登山で不安になりまして…。
直前にfutoから大丈夫の言葉をいただきましたので、日帰り雲取山を決行しました。

三峰神社の駐車場のトイレは最近新しくなったのでしょうね、とてもきれいでした。
洋式のウオッシュレット。ここで車中泊しても十分ですね。
道中にもトイレはありましたが、雲取山荘しかお借りしませんでした。
和式でしたが、とてもきれいにされていて、水洗でした。

20キロの行程は、結構なアップダウンがあり、登りはがんばろう！という気持ちで山頂まで行きましたが、帰りはダレダレ。。。
日帰り組も思っていた以上におられましたが、それなりに皆さん疲れていました。
ただ、テント担いだ人も続々登ってこられ、あのテン場にどうやって全員張るのだろうかとちょっと心配にもなりましたが…。

とにかく歩ききれて、満足です。あまり日帰りはおすすめしませんが、歩きごたえのある山歩きでした。

ふと

いつかは行ってみたいと思っていた雲取山
しかし、行程が長く日帰りはキツそう
季節は春か秋しか難しく混雑も必至なので山荘泊かテント
時期的に山荘は難しくテント担ぐ体力もなし
ちょっと難しいなぁと思っていましたが、色々な好条件が重なったので、途中リタイアも覚悟で日帰りで往復しました

ルートは鴨沢からのピストン、鴨沢から三峰までの縦走、三峰からのピストン
鴨沢は駐車場の混雑と人の多さがネック、縦走は論外
ということで三峰からのピストンに

春の連休は人は多いですが、
・日が長い（朝は5時前には明るい、夕方は18時まで明るい）
・暑くない（下界は25度ぐらいでも標高2000mは13度ぐらい）
それに加えて、今回は風も弱い安定的な晴天が約束され、個人的にですが睡眠不足なしの行程で登れるという準備ができました
また、なるべく装備を軽くし、その分水分と食料を持ち、シャリバテや脱水症を防ぐ等コンディションを保つように準備

おかげで、体力的には何とかギリギリでしたが、無事に山頂まで往復できました
日帰りのハイカーさんは少ないようで、他の山のように登山開始時に大勢のハイカーさんと抜きつ抜かれつもなく、マイペースで登れたのもよかったようです

コースはほぼ稜線歩きで、樹林帯の中を歩くので陽射しがない反面、バーンとした眺望もなく、地味に耐える感じです（笑）
広葉樹林はブナの新緑が見頃、針葉樹林はコメツガやシラビソの香りに癒やされました
コースや看板の整備が進み、ゴミもほとんどないので、多くの関係者の方の尽力がある素晴らい環境です

この日は山頂からの景色は予報通り素晴らしく、奥秩父の山稜から富士山、南アルプスまでも一望でした

関西からは遠い雲取山でしたが、とても楽しむことができました
ありがとうございました