西岳〜編笠山周回＊GWの八ヶ岳とは思えない静寂の頂♪

2018年05月01日(火) [日帰り]

• GPS: 09:30
• 距離: 12.0km
• 登り: 1,309m
• 下り: 1,309m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:39
• 休憩: 1:51
• 合計: 9:30

6:20 富士見高原リゾート駐車場
6:46 6:46 五叉路分岐
6:53 6:55 不動清水
7:59 7:59 林道出合
9:31 9:53 西岳
10:57 10:59 乙女の水
11:06 11:15 青年小屋
11:47 13:00 編笠山
14:56 14:56 臼久保岩小屋
15:23 15:26 盃流し
15:33 15:33 五叉路分岐
15:50 富士見高原リゾート駐車場

残雪なしが殆どでしたが西岳〜編笠山までは残雪有りの為、雪山ハイクにしました。
滑り止めは相方使用せず、私は編笠山の下りの一部に使用しました。

天候

快晴

アクセス

富士見高原ゴルフ場登山者専用駐車場（無料）
登山道の入口にポストあり

コース状況／危険箇所等

・富士見高原登山口〜西岳　危険個所は有りません　残雪もありません
・西岳〜青年小屋　残雪あり　踏み抜き跡が非常に多いが幸い自分達は踏　み抜くことなく歩けた
・青年小屋〜編笠山　大きな岩々の箇所に残雪無し　岩々を終え山頂までは残雪多し　滑り止め使わずに登れたが使った方が安心
・編笠山直下の岩々を降りて樹林帯に入ると雪がアイス状態で非常にすべりやすかった。早めに滑り止めを使用した方が良かったと反省している

写真

富士見高原ゴルフコースがスタート地点
快晴なので紫外線対策バッチリ！

ゲートの脇を通ります。

富士見高原登山口にはポストがあります。

緩々とした道
ウォーミングアップにぴったり

五叉路分岐
編笠山の登山道と別れて

しばし林道を歩きます。

カラマツの林道をトコトコ

前方に西岳が見えました。

不動清水に到着です。

長命水を頂きます。
長生きできるかな？

林道を何度か横切りながら
樹林帯の登山道を進みます。

八ヶ岳らしい苔の道になってきました。

苔の登山道

植生も変わって来ました。
シラビソなどの針葉樹

苔の世界

少しだけ大きな石が多くなりました。
樹林帯が長くて飽きます(~_~)

何が書いてあるか分からないような古い標識が多いです

何となく空が近くなって来て

突然視界が開けます。
山頂ではないようですが…。

南アルプス
左から鳳凰三山〜北岳〜甲斐駒ケ岳〜仙丈ケ岳

中央アルプス

富士山

周回予定の編笠山

そして漸く西岳山頂

到着しました♪長かった〜！

古い山頂標識しかも傾いている。
忘れられたような・・・。

西岳（2398m)
GW中なのに誰一人いない…
静寂の山頂でした。
ここは人気の八ヶ岳なのにね。

隊長

私

飛行機雲

赤岳より立派に見える権現岳

空に浮かんでるみたいな中央アルプス

仙丈ケ岳

甲斐駒ケ岳
とっても立派！

北岳

鳳凰三山

富士山

北岳と甲斐駒の下にある白い場所が日向山かな

権現岳

編笠山
やっぱり周回するんだよね？
ちょっと弱腰な私です。

西岳はホントに静かでその存在を忘れられてしまったかの様でした。

直近のレコで踏み抜き地獄の情報を得てビビってますが
青年小屋へ

西岳〜青年小屋まで樹林帯の比較的水平の道を行きます。
残雪は結構ありますが、前日までの登山者さんが踏み抜いて下さったので私達は大きな踏み抜きなく通過することが出来ました。

CTは50分ですが1時間以上かかってしまいました。

殆ど樹林帯ですが

一か所だけ開けた所があって南アルプスがキレイに見えました。

乙女の水まで来れば

直ぐに青年小屋です。

青年小屋のベンチで小休止して編笠山へ向かいます。

編笠山まではこの岩々を越えて行かねばなりません。

私こういうの苦手なのです(´-ω-`)

隊長はこういう所が大好きで、ぴょんぴょん飛びながら進んで行きます。信じられない。。。

岩々を登り、振り返ると…
ギボシ・権現・青年小屋、絵になる風景がありました。

そして残雪の急登を登り

編笠山山頂へ♪
いやはや長かった〜

南アルプスと編笠山三角点と一緒に撮って貰いました。

編笠山山頂は流石にハイカーがいました。
360°ビューですもんね。
阿弥陀〜横岳〜赤岳〜ギボシ〜権現

阿弥陀岳アップ

赤岳は赤い

天狗岳

蓼科山と北八ヶ岳

先ほど登った西岳

気温が上がって霞んできたよ。
北アルプスも少し見えてたけど写真じゃ無理だわ。

でも南アルプスは近いから良く見えます。

北岳

富士山

鳳凰三山

金峰山
五丈岩は金峰の印

辿って来た道を見て感慨に耽る。

しかしギボシって凄く立派な山なのに地図での扱いは小さいのね。
そしてギボシの意味は？
「擬宝珠（ぎぼし）は、伝統的な建築物の装飾で橋や神社、寺院の階段、廻縁の高欄（手すり、欄干）の柱の上に設けられている飾りである。ネギの花に似ていることから「葱台（そうだい）」とも呼ばれる。」Wikipedia

光るたまねぎ〜♪で有名な日本武道館の擬宝珠と
八ヶ岳のギボシ（やっぱたまねぎにちょっと似てるかも）って同じかもと思うと面白いな〜

さて”たまたん”撮って

私撮って
モザイクかけなくても良くて楽だわ（笑）

相方はモザイク要らないっていうから楽だわ〜

山頂を後にします。

ちょ、ちょっ待って下さい！
こんな岩々を下るんですかい？

こういう所苦手なんですよね〜

いつまで続くの！もう！

そろそろ樹林帯になって欲しい…
西岳の樹林帯登りを飽きたと言っていたのになんてこったい樹林帯が恋しいとは(^^;)

しかし樹林帯に入ったとたんアイスバーン！
滑る滑る
結局チェーンスパイク着けたが着けたとたん残雪がなくなるというツキの無さ(*ノェ・。)
因みに写真はありません。

間違え探し
標識の間違ってる点を探してください。
正解は編笠山でした〜
遊んでないで早く下りましょう。

やっと半分道中か…

白久保岩小屋
小屋？

ニリンソウの葉っぱ
花は無し

盃流し通過
しかし昔は編笠岳といわれてたのかな？

ヤマザクラの幼木かな

五叉路まで戻って来たよ。

イカリソウかな？

タチツボスミレは沢山

なんとか無事に長い山旅を終えました。
疲れました〜

感想

tamatan

八ヶ岳の西岳から編笠山の周回ルートを歩いて来ました。

出発地点の富士見高原の駐車場では登山者に会いましたが
編笠山の方へ行ってしまったのでしょうか、
西岳の登山道、山頂にはまったく登山者はおらず
結局登山者の方に会ったのは青年小屋から編笠山の山頂まででした。
そして帰路も完全な一人旅（二人？）
GW中の八ヶ岳とは思えぬ静かな山旅になりました。

久しぶりの標高差1200m超え、苦手な岩々、
踏み抜き恐怖の残雪歩き（実際はそれほどでも無かった）
アイスバーンの下りと色々ありました。
最後には膝は痛くなるしマメは出来るしで結構辛かったです。

というのは私の感想でして相方はというと
このペースじゃ全然疲れないとのことでした。

疲労度は人それぞれですね。

それでも良いお天気で展望も素晴らしく良い山旅でした。

因みに今現在の私、全身筋肉痛でございます。
(;´д｀)トホホ