石徹白〜銚子ヶ峰〜別山〜白山〜野谷荘司山〜白川郷
- GPS
- 33:53
- 距離
- 47.6km
- 登り
- 3,746m
- 下り
- 3,885m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 10:02
- 山行
- 5:25
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:25
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 9:15
天候 | 概ね晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
白鳥庁舎〜上在所 石徹白線 \520 (平日土曜運行3便/日) 復路 白川郷〜郡上八幡城下町プラザ 岐阜バス \2,340 郡上八幡城下町プラザ〜白鳥庁舎前 岐阜バス \680 白鳥庁舎の駐車場をお借りしました |
その他周辺情報 | 白川郷の湯 \700 7:00-21:30 バス停から近く、営業時間が長くて便利 長期縦走ルートを考える時にとても助かる |
写真
感想
・どこに行こう
連休前半は天気が安定している。今まで歩いたところが無いところに行ってみたい。雪が少ないので標高の高い所、、そういえば、白山は歩いた事が無い。調べるとこれといった危険個所も無さそう。路線バスもある。4,5日ぐらいで歩けそう。急遽昭文社の地図を買いに行った。
・1日目
石徹白の路線バスは1日3本。1便は5:55発で、それを逃すと昼まで無い。深夜に車を走らせて、何とか乗る。全く土地勘の無い所。果たして歩けるのか。悩んでもしょうがないので淡々と歩く。白山古道という標識がある。歴史のある道らしい。石徹白登山口から漸く登山道に。雪が少なくて夏道を辿る。尾根に乗ると展望が開ける。神鳩ノ宮避難小屋はきれいな小屋。寝不足でザックを下ろしたくなる。母御石〜銚子ヶ峰〜別山の尾根が見える。遠い。が、残雪の尾根歩きはやっぱり楽しい。1つ1つクリア。何とか三ノ峰避難小屋へ。眠くて食事してさっさと寝てしまった。
・2日目
良く寝た。快適な小屋だった。今日は何処まで行けるか。目の前の目標は別山。雪が締まっていて歩き易い。白山も見えてくる。モチベーションが上がる。あんなに遠くに見えた別山も地味に歩けば何時かは到達するものだ。腰を下ろしてのんびりしていると、向こうから人が歩いてくる。聞くとチブリ尾根からやってきたとの事。どこの事かわからず、地図を出して探す。一ノ瀬という所まで道路が開通したそうな。なるほど楽しそうな尾根。白山を良く知る地元の方だった。稜線漫歩。のんびり歩く。途中、暫くしてアイゼンの左前が無くなっている事に気づく。実は、昨日小屋でアイゼンを外した時、左の長さ調整のバネが甘くなっている事に気づいていた。時々脱着したので、ザックの外にカラビナで吊るしておいたのだが、藪通過の時に落としてしまったのか。やっぱり面倒がらずに都度仕舞うべきっだった。アイゼンが無いって、冬山だと危機的状況だ。どうするか。戻って探すか、下山するか、進むか。既に中盤である事、特別に厳しいところは無い事、気温が高いので、早朝を除いては雪が緩む事を勘案して進む事に。樹林帯の静かな場所に出る。2日めの疲れも出て、白山を超える元気は無いので、テントを出す。1時過ぎから昼寝。暑いがのんびりする。
・3日目
アイゼンを失ってしまった。左は踵は何とか固定できるが、無いよりはマシ程度。ルートに気を遣う。まぁ、結構歩ける。体調は良い。稜線に近いルートで高度を上げる。風が強い。スキーの跡がある。白山と言えばスキーだ。行ってみたいけど遠い。御前ヶ峰は強烈な風だった。写真を撮り始めると声が聞こえる。3人パーティーのよう。入れ替わりで退散。中宮道方向を確認する。少し急な下り。普通なら問題無いが今回は安全を優先して左を巻く。大汝峰のカールは慎重に。左足は踵しか使えない。2349の尾根に乗る。谷から見ると痩せて見えるが実際は広くてのんびり歩ける。間名古の頭はどうするか。夏道は西側を巻いている。気温も上がってきたので恐らく大丈夫だろう。でも、安全を優先して直登にする。が、やっぱり厳しい(笑)。強烈な藪。1時間100mぐらいのペースか。それでもいつかは着くものだ。達成感も大きい。今日のポイントはゴマ平避難小屋をパスできるか否か。地形図から雪があれば谷を下りれるはず。源頭付近はしっかり雪がある。これなら行けるだろう。スタスタ谷を下りる。渡渉点に近くなってきてから一部ブリッジが落ちていた。静かな森で気に入ったので、テントを出す。旨い水が取れて幸せ。
・4日目
今日は下山できそう。尾根に上がる。夏道も出てくる。雪と半々ぐらいか。白山が遠くなる。てくてく歩いて野谷荘司山。右に折れて赤頭山の尾根を下る。夏道かと思えば雪で消えていて気を遣う。途中でインターネットから帰りのバスを予約しようと思ったら、何と名古屋方面全席満席の表示。そんなに混んでいるのか、と焦る。念のため、電話番号調べて問い合わせると、何と席があると言う。予備席?取り敢えず取れてほtっとする。樹林帯を下りて登山口に。これから舗装道路なのでサンダルに履き替えて歩き出そうとしたら泥水を踏んでしまってがっかりする。替えたばかりの靴下なのに。。白川郷は観光客で大賑わい。どう見ても場違いだ。ザックはバス乗り場に残置して日帰り温泉に。昼時間で空いている。高速バスは結局乗車率1/3ぐらいでゆったり。眠いのだが景色が楽しいので眠らず。外を眺めながら山の風景を思い出していた。
コメント
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いつもいつも素晴らしい山行で、
行けない山々の景色がうれしいです。
山はとっても素晴らしかったです。
白山って、いい所ですねぇ。
チブリ尾根から上がってきた地元の方も言ってましたが、皆どうして来ないんだろう、と。
お会いしたのは、2日目にお二人、3日目に山頂付近で4人、静か山でした。
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