【NZグレイトウォーク】ショートバージョン★ケプラートラック

2018年04月30日(月) 〜 2018年05月01日(火)

• GPS: 14:23
• 距離: 41.3km
• 登り: 1,652m
• 下り: 1,538m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:14
• 休憩: 0:05
• 合計: 6:19

12:48 スタート地点
14:04 14:05 コントロールゲート
15:29 15:33 ブロードベイ・キャンプ場
19:07 ラクスモア・ハット

2日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:29
• 合計: 6:24

12:37 ラクスモア・ハット
15:06 15:33 ブロードベイ・キャンプ場
17:01 17:02 コントロールゲート
18:30 18:31 フィヨルドランド国立公園ビジターセンター
19:01 ゴール地点

天候

両日とも晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 飛行機

YHAテアナウ泊。
当日の朝、DOCでチケットを受け取りました。テアナウ湖畔を歩き、コントロールゲートからブロードベイに向かいます。テ・アナウの中心部からブロードベイまで歩くと3時間近くかかるので、ボートサービスを利用してショートカットする方法もあります。
携帯電話の電波は、樹林帯でも所々ありました。ラックスモアハットでは普通に使えました。完全に圏外になるミルフォードトラックとは違い、安心感がありました。

コース状況／危険箇所等

ケプラートラックは、約60kmのトレイルになります。ルート上に山小屋が3箇所ありますが、時計回り・反時計回りのどちからでもアプローチでき、連泊や1泊2日などのアレンジも可能です。
今回はラックスモアハットに泊まり、引き返す1泊2日のプランにしました。トレイルは整備されていて、危険箇所はありませんが、ラックスモアハット〜アイリスバーンハットまでは、アップダウンがあり、降雪などにより停滞指示が出ることもあるようです。

その他周辺情報

テ・アナウは、ミルフォードトラック、ケプラートラックの他、カヤック、釣りなど、様々なアクティビティの拠点となる町です。ツアー会社も沢山あります。

写真

4/30 8:54

1日目・4月30日（月）
早く出発しようと思ったのに寝坊しました。近くのレストランで朝食。ニュージーランドはスモークサーモンが美味しいです。1,700円ぐらい。

4/26 10:02

KeplerWaterTaxiを利用すれば、キャンプサイトのブロードベイまでショートカットできます。2時間以上短縮できると思います。

4/30 9:34

DOCでチケットを交換します。ケプラートラックの予約は日本を出発する直前にしておきました。ミルフォードと違い、空きはたっぷりありました。

4/30 9:41

1泊2日なので、軽量化にチャレンジしてみます。18リットルの日帰りザックに小屋泊装備を入れました。外付けしまくり。カラビナが役に立ちました。

4/30 9:43

ケプラートラックのTシャツも買いました。

4/30 9:43

気温は低めで、風は強いようですが、天気は悪くないかも。

4/30 9:49

（9:50）出発
DOCを出発して、テアナウ湖畔のトレッキングコースを歩きます。

4/30 9:54

コントロールゲートまで45分ですが、facebookに投稿しながら歩いたので、もう少しかかりました。

4/30 9:58

お花は少しだけ咲いていました。

4/30 10:04

バードサンクチュアリがあります。帰りに寄りました。

4/30 10:09

タコみたいな木があった。

4/30 10:14

これはアザミですね。

4/30 10:23

朝は曇り空で肌寒かったから、天気悪いのかな？と思ってたけど、とてもいい天気になってきた。

4/30 10:31

アイコンは素晴らしい。言葉が分からなくても伝わる。

4/30 10:34

走ってる人と自転車の人が多かったです。時間が遅いせいか、同じ方向に歩くハイカーは少なかったです。

4/30 11:00

ケプラートラックの駐車場。ここのトイレを借りました。洋式ボットンスタイル。ペーパーありです。

4/30 11:04

美しくて、何枚も写真を撮った。絵葉書のような世界。

4/30 11:04

何やら大きい施設が見えてきた。コントロールゲートってここのことかな？

4/30 11:05

浄水場かな？

4/30 11:07

受付の人がいるのかなと思ったら、そんなことはなくて、ただ通過するだけです。

4/30 11:09

ここは時計回りでも反時計回りでも歩けます。今日でシーズン終了なので、ラックスモアハットで1泊し、引き返すプランにしました。オフシーズンになるとハットの宿泊料が大幅に下がります。5,200円→1,200円ぐらいです。

4/30 11:10

ブロードベイまでは樹林帯歩きです。苔むした感じではなかったです。こうやって比べると違いが分かりました。ここは1988年に開拓されたようで、比較的新しいトレイルです。

4/30 11:29

沢山のハイカーとスライドしました。挨拶するのは日本と同じです。ハーイとかハローとか。

4/30 11:37

ドックベイ。ランチOK、キャンプNGです。

4/30 11:40

ここで自撮り棒が折れました。安物買いの何とかっていうやつか。

4/30 11:41

砂浜でまったりできます。

4/30 11:52

結局、どこに行っても天気が重要なわけで。

4/30 12:23

橋は1箇所か2箇所ぐらいでした。

4/30 12:28

コントロールゲートから1時間20分でブロードベイに到着しました。KeplerWaterTaxiを使えば、ここまでショートカットできます。

4/30 12:28

砂浜カップルが絵になる。軽装の人が何人かいたけど、こういう所でまったりして帰るんだね。夏はとても混雑しそうだけど、この時期ならではの静けさだった。

4/30 12:29

今日のスタート地点はあの辺。湖畔をぐるっと10kmほど歩いてきました。

4/30 12:31

ここはキャンプ地に指定されているので、炊事場もありました。

4/30 12:34

ラックスモアハットまで4時間半。ここからは樹林帯を抜けるまではずっと上りなので、個人差が出るところです。

4/30 12:46

緑が深くなってきた。気持ちいい秋晴れ。

4/30 13:38

九十九折の坂道を延々と歩く。沢山のハイカーとスライドしたけど、日本人は一人もいなかった。

4/30 14:13

ちょうどいい高さの大きな岩。座っていきなさいと誘惑された。

4/30 14:26

大きな岩の横を歩きます。

4/30 14:28

何か落ちてきたらひとたまりもないね。

4/30 14:38

序盤はアップダウンのない樹林帯歩きですが、ブロードベイから600mほど上がりました。羊蹄山みたい。

4/30 15:16

樹林帯を抜けると・・・

4/30 15:17

そこは天国だった。大声出したら、近くにいたハイカーがウンウンって笑ってた。

4/30 15:21

さっきまで歩いてたテアナウ湖が広がる。めっちゃキレイじゃないのー。

4/30 15:24

大雪山に似てる。奥深くて広がりがある。やっぱり私は高くて開けてるとこが好きなんだなーと思った。

4/30 15:33

草紅葉が黄金色に輝いてる。テンションが上がりっぱなしだった。

4/30 15:33

麓から見てると雲に包まれてる感じだったけど、上は別世界だった。

4/30 15:40

時々、北海道にいるような感覚になった。

4/30 15:46

歩き難いドロドロエリアはここだけ。

4/30 15:50

忠別岳付近に似てる。(^^ゞ

4/30 15:55

美脚効果抜群。

4/30 15:57

北海道大好きだけど、ニュージーランドもいいね。異国に来たという感じがしなかった。

4/30 16:03

おっ、山小屋が見えてきた。ここは抜群のロケーションだった。奥に見えるのがピークなのかなと思ってたけど、実際はもっと奥でした。

4/30 16:05

近くに洞窟があるんですけど、2人以上で入ることが推奨されているので行かなかったです。

4/30 16:55

コントロールゲートから5時間で着きました。荷物も軽いし、お天気もいいので、調子よく歩けました。早い人なら3時間かも。

4/30 16:15

ハット内のシステムはミルフォードトラックと同じですが、ガラガラで驚きました。54人収容できますが、10人ぐらいだったと思います。

4/30 16:44

外に出て、ヘリパッドから写真を撮りました。

4/30 16:44

2日目にマウントラックスモアをピークハントして、その先のシェルターまで歩いて、ここに戻って2泊するのもオススメだそうです。

4/30 16:47

正面に見えるのはライヤル山かな。洞爺湖みたい。笑

4/30 16:55

トレッキングシューズは、ハット内の棚に置けました。こちらもサンダルがあるといいです。

4/30 16:58

ここのコンロはライターが必要でした。

4/30 17:00

折り紙がたくさん。鶴以外にも複雑なのがいっぱいあった。パズルやトランプなどのゲームも置いてあります。

4/30 17:15

ベットルームはこんな感じです。3人分ぐらいのスペースが使えました。

4/30 17:24

ミルフォードトラックでニュージーランドのハイカーが食べてたので、美味しいのかなーと思って試してみることにしました。2人前ありますが、1,000円以上します。

4/30 17:32

中はこんな感じです。比重の関係で、グリンピースばっかり。明日は違うのばっかりになるんだろうな。

4/30 17:51

カレーが食べたかったので楽しみにしてましたが、大味であんまり美味しいものじゃなかったです。外国にいると日本の食べ物の美味しさが分かります。でも軽かったので、お土産に沢山買いました。

4/30 17:44

外の景色が変わってきた。携帯の電波も通じるので、facebookに投稿したり、LINEでやり取りしたり。気温はグンと下がってきて、ダウンを着込みました。

4/30 19:27

ハットトークは19時半から。ハイジのおじいちゃんのような人だった。

4/30 20:56

月明かりがキレイで、星は少しだけでした。真夜中でも明るかったです。

5/1 7:33

2日目・5月1日（火）
日の出前は幻想的な色でした。

5/1 7:50

これほどロケーションがいい山小屋って、なかなかないと思います。景色は北海道も負けていないと思いますが、山小屋のレベルが違いますね。

5/1 7:50

素晴らしい朝でした。8時に出発して、ピークまで行ってこようと思ってたのにここから離れられなかった。

5/1 8:07

パッキングのついでに、18リットルのザックの中身を紹介します。濡れ対策に防水のインナーバッグを使っています。でかいけど。(^^ゞ

5/1 7:47

ポケッタブルの長袖フーディ、ウィンドシェルパンツ、メスティン（中に食料や調理器具等）

5/1 7:48

ダウンジャケット、シュラフはモンベル#3（しか持ってない）です。

5/1 7:58

ダウン製品はコンプレッションバッグで、ギュッと圧縮します。半分以下のサイズになりました。

5/1 8:02

どの山に行く時も必ず持っていくもの。ヘッデン、ツェルト、エマージェンシーシート、テーピング、予備電池、絆創膏、その他もろもろ。防水のポーチに入れて取り出しやすいところに。

5/1 8:04

Tシャツ、靴下、手袋、タオルなど。手袋は3種類持ちました。ミルフォードではテムレスが役に立ちましたが、今回は使いませんでした。

5/1 8:08

どんな時も絶対に忘れていけないのがレインウェア。

5/1 8:12

ザックに一眼レフをしまうスペースがないので、傘を持つことにしました。マグと相棒とペーパー。

5/1 8:20

帽子は2種類。夜はフリースが役立ちます。

5/1 8:24

サコーシュにはこれだけ入れてパンパンになりました。
パスポート、モバイルバッテリー、ノート、THETA、虫除け＆日焼け止め、GPSなど。カメラは首から提げるスタイルです。

5/1 8:10

水分は水とグレープフルーツジュース。ハイドレーションに穴が空いているようで、水漏れしてました。そろそろ新しいの買わないと。

5/1 8:00

1泊2日なので、食料はあまり持ってきていません。朝食後に残ったのはこれだけです。

5/1 8:34

太陽は偉大なり。一気に暖かくなってきます。

5/1 8:35

（8:35）出発
クイーンズタウンに戻るバスの時間があるので、折り返し時間を決めて、マウントラックスモア方向へ行ってみます。

5/1 8:50

少し歩くだけで、見える景色が違ってきた。

5/1 8:50

数日前は降雪で停滞指示が出たようですが、今日は問題なさそう。私以外のハイカーのほとんどは次の山小屋を目指すようでした。正面に見えるのが山頂ですね。

5/1 8:57

ピークまでは1時間はかかりそう。荷物広げて写真撮ってる場合じゃなかったな。(^^ゞ

5/1 8:58

ここで折り返すことにした。先まで行ったらもっと先が見たくなるし、今日はバスの時間もあるから。またチャンスがあれば、足跡を繋ぎに来たい。

5/1 9:17

ラックスモアハットに泊まっていた人は、この先のアイリスバーンハットに向かっていきました。この区間がケプラートラックのハイライトになると思います。アップダウンがあって、日本人向きかも。

5/1 9:38

管理人さんに挨拶をして下山します。オフシーズンになるとマットやガスは取り外され、使えるトイレは1箇所だけになります。

5/1 9:49

朝の忠別沼もキレイだった。違うか。

5/1 9:49

ミルフォードトラックも同じでしたが、木道の上に蜂の巣状のワイヤーが被せてあって、全然滑らないんです。

5/1 10:06

どこの国でもいたずら書きはあるんだね。

5/1 10:17

これからはひたすら下りです。靴紐を締め直します。名残惜しいが帰らねばならぬ。

5/1 10:44

大きな岩を通過。

5/1 11:56

昨日スライドした人の数より、今日スライドした人の数の方が多かったかもしれない。今日から山小屋の料金が値下げされるので、沢山入っているようです。

5/1 12:03

トイレに行きたくなったこともあり、写真はほとんど撮らずひたすら歩きました。(^^ゞ
ラックスモアハットから、2時間半でブロードベイに着きました。

5/1 12:31

ここで話しかけてきたのがDOCのスタッフのマサコさん。久々の日本語でホッとしました。どれぐらいの人がここを利用しているか調査しているようです。

5/1 12:32

靴を履き替えてる間にレンタカーで行けそうな観光地を教えてもらいました。当初の計画では、テカポ湖を考えていましたが、マウントクックのレッドーターンズ・トラックを教えてもらいました。急登だけど、絶景が見られるそうです。

5/1 13:20

短時間で濃厚な情報収集ができました。マサコさんと別れ、テ・アナウへ戻ります。

5/1 13:57

時々、物資を運んだヘリが飛んでます。

5/1 14:01

コントロールゲートまで戻りました。あと1時間半かな。

5/1 14:34

大きなナッツとチョコレートがゴロゴロ入ったトレイルミックスが激ウマでした。お土産に買ってきました。

5/1 14:52

バードサンクチュアリに寄り道します。

5/1 14:59

カモかな？かなり近寄っても逃げない。他の鳥たちはゲージに入っていて、あまりうまく撮れなかった。

5/1 15:03

老夫婦がゆっくり歩いて、ベンチでくつろぐ姿が印象的でした。ニュージーランドは夫婦仲がとても良いそうです。歳取ったらこんな風になりたい。

5/1 15:10

交通事情を確認するため、湖畔のトレッキングコースではなく、道路沿いを歩いてみることにしました。

5/1 15:11

道路沿いには結構ゴミが落ちていました。ここにもポイ捨てする人はいるようです。

5/1 15:19

市街地の制限速度は50kmですが、郊外は100kmになります。

5/1 15:23

写真撮ってたら、ちょうど翼を広げてくれた。

5/1 15:26

DOCが見えてきた。ミルフォードトラックで54km歩いた後、ケプラートラックで40km歩いた。なんだかんだでもうすぐ100kmになる。笑

5/1 15:31

ここでトイレを借りて、さらにYHAまで歩きます。

5/1 15:33

マッキンノンさん。私もがんばって歩いたよ。素晴らしいトレイルをありがとう。

5/1 15:40

隠れてるかもしれないけど、あの雲の辺りにマウントラックスモアがあると思います。

5/1 15:48

お腹が空いたので、スーパーマーケットでランチを買います。スタッフに日本人の女性がいました。お互い英語で会話してたけど、カードのサインで気付いたって。笑

5/1 15:49

ワインは美味しくて、種類も豊富ですが、重いので買わなかったです。

5/1 16:00

初日よりも紅葉が進んだ気がします。駐車スペースにはルールがあります。ここは車中泊と夜間の駐車は禁止です。

5/1 16:01

YHAに到着。預けていた荷物をパッキングし直して、迎えのバスを待ちます。

5/1 16:53

今回、ほとんどの移動でTracknetを使いました。オフィスはDOCの向かいにありました。17時のバスでクイーンズタウンに戻ります。

5/1 16:51

バスにゆられながら美味しくいただきました。空腹は最大の調味料です。

5/1 19:16

テ・アナウから、クイーンズタウンまでは約2時間の道のりです。クイーンズタウン空港まで送ってもらって、レンタカーを借ります。

5/1 19:27

長距離走るので、RV車にしました。エクストレイルの同等クラスを申し込んでおきましたが、赤いRAV4でした。ニュージーランドは日本と同じ、右ハンドル左車線です。空港から出るときが一番緊張しました。

5/1 19:59

本日の宿はYHAクイーンズタウンレイクフロントです。フロントの黒人のお兄さんがすごく親切だった。彼の英語が一番聞き取りやすかった。敷地内の駐車スペースは少なく、路駐OKでした。

5/1 20:05

シングルの部屋はこんな感じ。2泊で12,800円ほどです。広くはないですが、寝るだけなので十分です。20時回ってますが、クイーンズタウンの街に繰り出します。徒歩10分ぐらいです。

5/1 22:00

クイーンズタウンに来たら絶対に行ってみようと思っていたファーグバーガー。多分、ニュージーランドで一番有名なハンバーガー屋さんだと思います。この日はすんなり入れましたが、翌日は行列でした。

5/1 21:47

スタンダードのファーグバーガーですが、とにかく重い。日本のハンバーガーの3〜4個分ぐらいあると思います。ビーフのパテが美味しい。ニュージーランドビールと共に。1,300円ぐらい。

5/1 22:43

YHAのキッチン。ここは部屋数も多かったので、キッチンも広いです。外食したので、あまり使ってないですけど。

5/1 23:05

ランドリーでトラブル発生しました。入れたコインが引っかかって出てこなくなりました。小銭はもうないし、フロントの人も帰ってしまった。仕方がないので、厚紙でコチョコチョやったら、前の人のコインまで出てきた。笑

ケプラー・トラックのトレイルガイド。今回歩いたのは、全行程の3分の1ぐらいですが、素晴らしい内容になりました。大満足！

TOP画は英語バージョンにしてみました。

撮影機器：

Df ニコン

iPhone 8 64GB SIMフリー Apple

感想

dominon

2018年4月24日（火）〜5月4日（金）まで、ニュージーランド（南島）へ行ってきました。

大本命の「ミルフォード・トラック」終了後、間髪入れずに「ケプラー・トラック」へ出発しました。ケプラートラックもDOC（NZ自然保護局）がグレイトウォークに指定されているトレッキングコースの一つです。

全行程60kmあり、本来ならば3泊4日の行程になりますが、時計回り・反時計回りでもいいし、同じハットに連泊することもできるので、自由にアレンジできるのがいいと思いました。ミルフォードトラックほど知名度が高くないせいか、ギリギリでも予約が取れました。当日、ハットで代金を払っている人もいました。

5月1日から10月中旬頃まではオフシーズンになりますが、この後も天気が良かったし、山小屋の利用料が安くなる事もあって、多くのハイカーが入っていました。

今回、私が歩いたラックスモアハットを目指す反時計回りのコースの場合、テアナウ湖をぐるっと歩いて、ブロードベイから登りが始まります。標高差600mほど一気に登ると、そこには黄金色に輝く湿原が広がり、険しい山容の山々が遠くに見渡せます。ケプラートラックは、テ・アナウの中心部から徒歩でもアクセスができるし、携帯の電波もあって、眺めがいい「安心で近くて美しい」好条件だと思いました。

樹林帯を抜けるとそこはまるで、奥深く広がりのある大雪山のようでした。眼下に見えるテアナウ湖は羊蹄山から洞爺湖を見ているような感覚になりました。日本語はまるで通じないけど、異国に来た感じがしなかったです。ニュージーランドには数え切れないほどのトレッキングコースと新旧様々な山小屋があるようですが、グレイトウォークのハットのクオリティは世界でもトップクラスだと思います。

ラックスモアハット→アイリスバーンハットまでは、アップダウンが続く比較的ハードなトレイルになっていると思います。チャンスがあれば、足跡を繋ぎに行きたいと思いました。年末行こうかな〜。笑

地元でも外国でもトレッキングで重要なのは、やはり天気だと思います。ミルフォードトラックは雨が降ることを前提で臨みましたが、それ以外は雨なら別の観光をしようと思っていました。気の合う仲間と一緒ならば、別の楽しみもあると思いますが、雨の中、知らない土地を一人で歩くのは切ないものがあります。

この後、マウントクックへ続きますが、予想を上回るお天気になりました。ご機嫌な高気圧と共にテンションが上がっていきます。

【2018-2019シーズンの予約について】
ケプラートラックの2018-2019シーズンの予約開始は、2018年6月21日のAM9:30（日本との時差-3時間）に決まりました。申込時にユーザーアカウントが必要ですが、6月11日から登録できるようです。混雑が予想される年末年始でなければ、予約は取りやすい気がします。
https://booking.doc.govt.nz/Menu.aspx?sg=KEP

【関連レコ】
ミルフォード・トラック★準備＆出発編
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1177242.html

世界一の散歩道★ミルフォードトラック
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1448831.html

マウントクック国立公園★レッドターンズトラック
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1451788.html

紅葉のアロータウン＆まとめ
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1474350.html