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Yamareco

記録ID: 1467343
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

白沢天狗山

2018年05月15日(火) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.2km
登り
1,166m
下り
1,142m

コースタイム

日帰り
山行
8:19
休憩
1:16
合計
9:35
4:55
88
爺ヶ岳スキー場
6:23
6:39
148
ブナコブ平
9:07
9:07
33
稜線に上がる
9:40
10:20
53
11:13
11:13
107
稜線から下る
13:00
13:20
70
ブナコブ平
14:30
爺ヶ岳スキー場
天候 好天なれど霞深し
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
※登山口との標高差は約1100m
※地形図1412m付近に「矢沢尾根分岐」と「ブナコブ平」の標柱があり、ここまではルート明瞭です。
※標高1500m台にネズコなど針葉樹の区間がありますが、そこ以外は全て笹の尾根です。薮というほどではありません。
※標高1830m付近から上は断続的にロープが張られています。登山道は直線状で、土の斜面に落葉が溜まり、とても滑りやすいです。
※東西に延びる頂上稜線直下の桟道はひどく崩壊しています。
※頂上から北側は木が伸び、後立山連峰南部の頂上部分が所々見える程度です。
右奥は鍬ノ峰でしょうか?
2018年05月15日 05:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 5:27
右奥は鍬ノ峰でしょうか?
ブナコブ平までは刈り払いされていました。
2018年05月15日 05:29撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 5:29
ブナコブ平までは刈り払いされていました。
ユズリハ
シャクナゲによく似ていました。
2018年05月15日 05:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 5:48
ユズリハ
シャクナゲによく似ていました。
瑞々しいマイナスイオンを浴びながら…
2018年05月15日 05:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 5:59
瑞々しいマイナスイオンを浴びながら…
ブナコブ平の標柱
2018年05月15日 06:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 6:31
ブナコブ平の標柱
ブナコブ平
標柱近くの木
2018年05月15日 06:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 6:30
ブナコブ平
標柱近くの木
標柱より20〜30m上にもありました。
2018年05月15日 13:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 13:00
標柱より20〜30m上にもありました。
二本の木が合体していました。♂と♀かな(笑)
自然界の生物は偉大なる造形主でもありますね。
2018年05月15日 07:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 7:18
二本の木が合体していました。♂と♀かな(笑)
自然界の生物は偉大なる造形主でもありますね。
ネズコの巨樹
手前が先代で、奥が後代のようでしたが、浮き上がった根が絡み合い、「何でこうなるの?」という感じでした。
2018年05月15日 07:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
5/15 7:04
ネズコの巨樹
手前が先代で、奥が後代のようでしたが、浮き上がった根が絡み合い、「何でこうなるの?」という感じでした。
タムシバ
2018年05月15日 07:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 7:10
タムシバ
白沢天狗山三角点峰の北にある2063m無名峰

下りで、稜線下降点からこのピークへ行きたかったのですが、猛烈は灌木薮の連続で諦めました。
2018年05月15日 07:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
5/15 7:21
白沢天狗山三角点峰の北にある2063m無名峰

下りで、稜線下降点からこのピークへ行きたかったのですが、猛烈は灌木薮の連続で諦めました。
ショウジョウバカマ
2018年05月15日 08:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 8:34
ショウジョウバカマ
絶壁のトラバースですが、全く問題なしです。
2018年05月15日 09:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/15 9:28
絶壁のトラバースですが、全く問題なしです。
アルミ梯子
2連が一ヶ所、短区間に1本、計3本設置されています。
2018年05月15日 09:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 9:31
アルミ梯子
2連が一ヶ所、短区間に1本、計3本設置されています。
ここは一枚の写真では撮り切れない絶壁南側で、三角点ピークとの鞍部です。
ザイルが張ってあった絶壁は右側ですが、立ち木に隠されています。
2018年05月15日 09:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/15 9:38
ここは一枚の写真では撮り切れない絶壁南側で、三角点ピークとの鞍部です。
ザイルが張ってあった絶壁は右側ですが、立ち木に隠されています。
白沢天狗山頂上
2018年05月15日 09:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/15 9:49
白沢天狗山頂上
赤沢岳方面
2018年05月15日 09:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 9:56
赤沢岳方面
右から唐沢岳〜餓鬼岳〜大天井岳
左は有明山と西隣の2283m峰(⌒形)
2018年05月15日 09:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/15 9:59
右から唐沢岳〜餓鬼岳〜大天井岳
左は有明山と西隣の2283m峰(⌒形)
野口五郎岳の山名の由来となった大町市の野口地区
2018年05月15日 09:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/15 9:59
野口五郎岳の山名の由来となった大町市の野口地区
山頂の南東側
霞が掛かっていなければ八ヶ岳と南アルプスの間に富士山が見えたはずです。
2018年05月15日 09:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 9:59
山頂の南東側
霞が掛かっていなければ八ヶ岳と南アルプスの間に富士山が見えたはずです。
遠見尾根
2018年05月15日 10:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/15 10:00
遠見尾根
樹間から見上げる鹿島槍
2018年05月15日 10:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 10:00
樹間から見上げる鹿島槍
板状節理
2018年05月15日 10:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 10:32
板状節理
雨飾山〜金山〜火打山(ズーム)
金山・天狗原山・焼山はほとんど重なっています。
※元サイズを拡大してご覧ください。
2018年05月15日 10:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 10:39
雨飾山〜金山〜火打山(ズーム)
金山・天狗原山・焼山はほとんど重なっています。
※元サイズを拡大してご覧ください。
高妻山〜戸隠山〜飯綱山ですが、精彩を欠く展望でした。
2018年05月15日 10:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 10:40
高妻山〜戸隠山〜飯綱山ですが、精彩を欠く展望でした。
小熊山ハイキングコースのある木崎湖西岸の小尾根
2018年05月15日 10:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 10:41
小熊山ハイキングコースのある木崎湖西岸の小尾根
爺ヶ岳スキー場が真下に見える感じです。
左端のゲレンデから尾根に取り付きました。
2018年05月15日 10:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 10:41
爺ヶ岳スキー場が真下に見える感じです。
左端のゲレンデから尾根に取り付きました。
稜線上を北へ戻る途中、爺ヶ岳がよく見える所がありました。
2018年05月15日 10:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
5/15 10:56
稜線上を北へ戻る途中、爺ヶ岳がよく見える所がありました。
荒れ果てて危険な状態の桟道
2018年05月15日 11:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 11:21
荒れ果てて危険な状態の桟道
前の写真より下の部分ですが、これらの桟道区間が難関としての核心部でした。
2018年05月15日 11:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/15 11:21
前の写真より下の部分ですが、これらの桟道区間が難関としての核心部でした。
登山道の整備資材は荷揚げされたまま、という感じでした。
2018年05月15日 11:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 11:36
登山道の整備資材は荷揚げされたまま、という感じでした。
タムシバ
2018年05月15日 12:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 12:19
タムシバ
地形図の1412m地点です。
このすぐ上がブナコブ平でした。
2018年05月15日 13:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 13:22
地形図の1412m地点です。
このすぐ上がブナコブ平でした。
イワウチワ
2018年05月15日 13:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 13:51
イワウチワ
小熊山
2018年05月15日 13:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 13:56
小熊山
レンゲツツジ
2018年05月15日 13:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 13:57
レンゲツツジ
グミ
2018年05月15日 14:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 14:15
グミ
萱の原(下山時に撮影)
中央はスキー場の作業道で、右の草地を奥へ入ります。
2018年05月15日 14:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 14:20
萱の原(下山時に撮影)
中央はスキー場の作業道で、右の草地を奥へ入ります。
萱の腹からゲレンデを見下ろします。
2018年05月15日 14:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 14:20
萱の腹からゲレンデを見下ろします。
下山して、駐車地付近から見上げる白沢天狗山
下からは大らかな山容ですが、上からは真下に見えました。
2018年05月15日 14:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5/15 14:31
下山して、駐車地付近から見上げる白沢天狗山
下からは大らかな山容ですが、上からは真下に見えました。
撮影機器:

感想

初めて白沢天狗山(2036・1m)へ行ったのは2015年6月2日でした。
事前にルートを調べると、ネットの記録にもヤマレコにも「ゲレンデトップから上がる」と書かれていました。
ゲレンデは木立によっていくつかに分かれていますが、『トップ』とは一番上と解釈し、中央の一段高い所へ通じている第3リフトの裏へ上がりました。
ここが全てのゲレンデの最高点ですが、いくら探しても登山道らしい個所は見当たりません。
仕方なくそこから山中に入りました。猛烈な笹薮、灌木薮でしたが、いまさら引き返して登山口を探す気にもならず、ひたすら上を目指しました。
地形図1442m地点を過ぎてからは斜度もきつくなり、両手で薮に捕まって身体を引き上げる格好で前進です。
やっとの思いで頂上から南東に下る尾根に上がってみると、そこには目印と微かな踏み跡がありました。

大変な思いをして辿り着いた頂上でしたが、ガスが濃く、見えたのは眼下のスキー場と西側の爺ヶ岳など一部の雪山だけでした。
下りは2009年に整備されたというルートを歩き、ゲレンデトップとは第4リフトの山頂駅であることが分かりました。
上り5時間、下り2時間半でした。


今回はこのルートを往復しましたが、ルートの荒れ方がひどく、稜線直下の桟道(丸太のハシゴ)は朽ち果て、体重のある人が乗ると崩壊しそうな感じでした。さらにこの区間だけ残雪があり、雪で濡れた登山靴で丸太を足場にするにはとても滑りやすい状況でした。
桟道は設置した後はメンテナンスされてない感じです。このままでは年々ルートの荒廃が進みそうです。二ヶ所で計3本のアルミ梯子は、今のところ問題なさそうでした。
頂上を始め、地上にある多くの標柱は原形をとどめないほど損壊しています(クマにかじられた?)中には立木に縛り付けているひもが少しも切れてなく、損壊したまま立木に縛り付けてあるのも見受けられました。

頂上と頂上手前の稜線からは西側が広く開けており、八ヶ岳と南アルプスの間に富士山が見えるはずでしたが、好天で霞が深く、今回も遠望は得られませんでした。
北信の戸隠連峰や妙高の山々は辛うじて見えていました。

この白沢天狗山と同様の景観が、松本電鉄・新島々駅の北西にある天狗岩(1964.1m)からでも得られます。展望のない金松寺山経由(巻き道あり)で、白沢天狗山とは対照的な歩き易さです。

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