鋸岳周回〜角兵衛沢↑熊の穴沢↓

2018年05月20日(日) [日帰り]

• GPS: 11:34
• 距離: 20.4km
• 登り: 2,115m
• 下り: 2,105m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:38
• 休憩: 1:52
• 合計: 11:30

2:54 戸台登山口
3:58 3:58 第2堰堤(2連続堰堤2つ目)
4:51 5:05 角兵衛沢渡渉点
8:17 8:30 角兵衛沢のコル
8:48 9:05 鋸岳
9:16 9:42 鹿窓
10:19 10:45 第2高点
10:57 11:02 中ノ川乗越
12:29 12:32 熊穴沢渡渉点
12:46 12:54 角兵衛沢渡渉点
14:24 戸台登山口

下山時、1つ目の堰堤〜2つ目の堰堤の間でログがぶれています。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

マイカーで仙流荘の先へ。戸台大橋より先に進み、広々とした戸台駐車場まで。

コース状況／危険箇所等

＊帰りのログ、最後の方で少しぶれています。

＜渡渉＞　あれこれ渡渉点を探すより、さっさと靴を脱いで渡った方が良いかも。
・1つ目の堰堤は何もなく右岸(川の北側)を通過
・その先で右岸と川が接近していて、3mほどの川幅を渡渉した。1067地点付近。
・2つ目3つ目の堰堤(第二堰堤という標識あり)は右岸に階段あり。
　その先で左岸(川の北側から南に渡渉。ここは川も穏やか)
・その後は左岸を歩く。テープ多数。樹林に踏み跡あり。暗くて気づかなかった。
・4つ目の茶色い堰堤も左岸(南側)に道が付いており何もなく通過できる。
・角兵衛沢取付き地点は両岸にケルンがある。以上、4回渡渉した。

＜角兵衛沢＞
・前半は樹林で歩きやすい。写真でよく見る小さい石のガレ場は右側が歩きやすい。
　迂回しなければならない大きな岩などは全て左側を巻く。
・登りと下りだったら、ここを登る方が楽。石が小さいので足場が絶対に崩れる。

＜第1〜第2高点＞
・第1高点から南側は、まず小ギャップ。8m下って15m登る。前者は垂直に近く、
　少し腕力を使った。グローブが滑らないよう注意。足場があまり良くない。
　後者は傾斜が少し緩やか。鎖左側の草付きに踏み跡があり、そちらを歩ける。
・小ギャップの先は、15mの鎖がかけられている岩からその先に向けて進む。
　左側にそれらしい足跡があるが、あまり良くなかった。正解は↑。
・すると鹿窓に着く。30mほどの鎖がかかっているが、傾斜は緩め。小石が多い。
・鹿窓を下りきったら草付きを進む。左手の薄い踏み跡は間違い。注意。
　正解はそのまま下る。けっこう下る。
・下ってから大ギャップの基部トラバース。少し登ってからザレ場を横切り、右上へ
・あとは樹林帯を歩いて第2高点へ。

＜中ノ川越〜熊の穴沢＞
・石が大きいので角兵衛沢より歩きやすい。中ノ川越までがやや難儀。

写真

5/20 2:54

3時前に出発

5/20 3:16

真夜中の渡渉は冷たい！

5/20 3:57

この看板と階段は第2堰堤。2連続の堰堤の2つ目です

5/20 4:05

第2堰堤後、再び渡渉

5/20 4:38

日の出を迎えました。マーキングたっぷり

5/20 4:52

ここが角兵衛沢への渡渉点

5/20 4:58

頑張ってここを突破しました

5/20 5:52

雲海に包まれる森

5/20 6:18

最初のガレ場。ここは左側を歩く

5/20 6:50

次に現れるガレ場。石が細かい。ここから右側を歩く

5/20 7:08

ここは中央へ

5/20 8:08

コル手前のガレ場はかなり細かく、足場が崩れる

5/20 8:18

コル手前にテントの跡がありました

5/20 8:20

角兵衛沢、登りきった〜

5/20 8:35

木につららが出来ている

5/20 8:47

第1高点まであと少しだ

5/20 8:53

鋸岳第1高点、無事到着♪

5/20 8:54

御嶽と乗鞍の真ん中奥、白山が一番白かった

5/20 8:55

甲斐駒までの縦走路

5/20 9:06

第2高点まではこんな感じ

5/20 9:18

小ギャップの8m下り。垂直に近く、鎖を頼ります

5/20 9:18

続いて15mの登り。途中から左側を歩けます

5/20 9:22

中央左側の切れ目が鹿窓。写真の右側の岩を歩いて行けます

5/20 9:29

1つ前の写真向こう側から見た図。中央奥の岩が、15mの下りが取り付けられた岩

5/20 9:31

定番の鹿窓

5/20 9:38

その先30mの下りです。小石を落としやすい。下に人がいないか注意しましょう

5/20 9:42

左側はこんな踏み跡がありますが、これは間違い

5/20 9:43

正解は写真右側へ下って行きます

5/20 9:48

オレンジテープがあるので見落とさないように

5/20 9:51

大ギャップ基部のトラバース地点に来ました。茶線のように突破します

5/20 10:00

渡りきってから振り返る。第2高点から来たらこう見えます

5/20 10:26

第2高点から見る第1高点。かっこいい☆

5/20 10:40

甲斐駒はかっこいいな〜

5/20 11:01

第2高点から中ノ川越まで。悪かったです

5/20 11:05

熊の穴沢を下る。岩が大きく歩きやすいです

5/20 11:31

樹林帯となりました

5/20 11:54

これぞ新緑♪

5/20 12:31

川に出ました。この後渡渉を4回して駐車場へ

5/20 14:20

鋸岳、無事登れました

撮影機器：

RICOH WG-4 リコー

装備

個人装備

ヘルメット

感想

kame3ma

200名山の中でもあまり気が進まない山、鋸岳。
長いし、ガレ場が悪いし、渡渉もあるし。。。
日帰り12時間を見込んでいたため、まだ暗い3時前に出発しました。

鋸岳を目指す場合、甲斐駒川から歩いてくるか、熊の穴沢や角兵衛沢を詰めるか、釜無ゲートから岩場のないルートで来るか。
今回は角兵衛沢を登り、熊の穴沢を下りました。
第1〜第2高点の通過を考えた場合は逆コースの方が歩きやすそうですが、
ガレ場の歩行を考慮すると、このコース取りの方が良さそうです。

落石が多いエリアのため、ヘルメットは必ず着用しましょう。