ニコルス山の会(番外編)、八淵の滝から楊梅の滝へ。
- GPS
- --:--
- 距離
- 12.9km
- 登り
- 1,035m
- 下り
- 1,165m
コースタイム
- 山行
- 6:42
- 休憩
- 1:05
- 合計
- 7:47
天候 | はれ。涼風が気持ち良かった。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
新快速・敦賀行き(尼崎発 7:37 ,大阪発 7:45)の先頭車両内。 ●行き 大阪 7:45 - 8:57 近江高島 新快速・敦賀行き \1,490 近江高島駅 9:04 - 9:23 黒谷 コミュニティーバス \220 ●帰り 北小松 17:24 - 18:28 大阪 新快速・姫路行き \1,490 |
コース状況/ 危険箇所等 |
●黒谷バス停 - 滝道入口 農村の生活道から林道へ舗装路を歩きます。やがて地道に変わりゆっくりと上っていきます。 ●滝道入口 - 魚止滝 - 障子滝 - 大摺鉢 ここからは鎖やロープや取っ手やハシゴが出てきます。特に障子滝の渡渉と高巻きは危険です。今行程のなかで一番緊張し慎重に通過しました。障子滝から一般登山道へはほぼ四駆で這い上がりました。なるほど「下り禁止」な理由です。 ●大摺鉢 - 屏風ヶ淵 - 貴船の滝 - 七遍返し この区間にも鎖やロープや取っ手やハシゴが出てきます。特に貴船の滝から七遍返しの間は気が抜けません。今回は障子滝周辺でかなり体力を使ってしまったのでいつもよりしんどく感じました。 ●七遍返し - 比良ロッジ跡 ここからは踏み後が薄いところや少し渡渉があるもののこれまでに比べれば普通の登山道です。谷から離れ尾根に乗り「まぼろしの滝」ポイントを過ぎると八雲ヶ原に出ます。コヤマノ岳、武奈ヶ岳がどーんと見えて疲れが吹き飛びます。そして比良ロッジ跡からは琵琶湖の美しい景色が望めます。 ●比良ロッジ跡 - カラ岳 - 釈迦岳 こちらも普通の登山道ですが比良ロッジ跡からカラ岳の間に2ヶ所崩落箇所があり道がかなり細くなっていますので慎重に通行ください。この区間はベニドウダンやサラサドウダンやドウダンツツジを沢山見ることができます。その他にタンナサワフタギやカマツカもありました。 ●釈迦岳 - ヤケオ山 - ヤケ山 - 楊梅の滝 - JR北小松駅 こちらも普通の登山道です。ヤケオ山の上り下りはとても急坂でしかも長いです。後半にここは堪えました。ヤケ山からはゆっくりの下り基調です。この区間で唯一危険な箇所は楊梅の滝の雄滝から雌滝への下りです。きつい勾配と長いハシゴと渡渉があり雨天、雨後は避けた方が無難です。北小松登山口からJR北小松駅までは舗装路になります。 ※八淵の滝・楊梅の滝周辺ではヘルメットの着用をお勧めいたします。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
日よけ帽子
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
今回の番外編は、なんちゃって隊(Nzさん、Unくん、Ntくん、Tmさん)の皆さんを比良の滝巡りにご案内してまいりました。上々の天気に恵まれてアスレチック感満載のトリッキーなコースをスリリングに楽しんでいただけたと思います。
今回のコースの「黒谷バス停 - 滝道入口 - 魚止滝 - 障子滝 - 大摺鉢」間は、わたしも初めてのコースでとても楽しみにワクワクしていました。滝道入口まではお花も楽しめるゆるっとした林道歩きでしたが、滝道に入ったとたんに鎖やロープの補助がある岩場や細いトラバースが現れ、いきなり神経を使います。難関だったのは障子滝周辺で、渡渉、高巻き、一般登山道へ復帰するまでの行程に時間も体力も相当に消耗しました。一般登山道へ復帰した時は安堵と息を整えるのに暫し動けませんでした。
大摺鉢から七遍返しまでも鎖やロープや取っ手やハシゴがたくさん出てきて気が抜けないところですが、今回は障子滝周辺での緊張に比べるとそんなに緊張する事なく淡々とクリアして進めました。障子滝周辺でかなり体力を使っていたので何も考える余裕も無くいい具合に集中できていたのかも知れません。
アスレチック感が無くなったところで昼休憩を取り、深緑のシャワーと冷たいビールでここまでの緊張を一気に解放しました。(^^;
ここから後は気持ちのいい稜線を目指しての上りです。昼休憩の後は少々動きが鈍く上りは堪えますが、八雲ヶ原に出た時のコヤマノ岳、武奈ヶ岳がどーんと見えた感動と大好きな比良ロッジ跡からの美しい琵琶湖の風景が望めて吹き抜ける爽やかな風と共に疲れなんかは吹き飛んでしまいました。
比良ロッジ跡から釈迦岳間は今日一の華やかなトレイルでした。ベニドウダンやサラサドウダンやドウダンツツジを沢山見ることができ、その他にもタンナサワフタギやカマツカもありました。
釈迦岳からは下りのみと思いきやヤケオ山を甘く見ていました。ヤケオ山への上り返しとヤケ山への下りはとても急坂でしかも長く厭き厭きするのに耐えなければなりませんでした。
今回の最後の滝である楊梅の滝の雄滝は落差40mの大迫力でカメラの枠に収める事ができませんでした。雌滝への下りはきつい勾配と長いハシゴと渡渉があるので雨天、雨後は避けた方が無難です。
今回はヘルメットを持参しませんでしたが、各滝の周辺では着用した方がいいなと思いました。
帰りは予定より1つ前の新快速に間に合ったので大阪までザックを抱えたままほとんど眠って帰って来れました。明日はニコルス山の会の5月会があるので反省会はパスさせてもらいましたが、疲労回復できるのか少し心配です。
なんちゃって隊の皆様、お付き合いくださりありがとうございました。
やっぱり山歩きは楽しいな。
★出会ったヒト
高校生と思われる男子3人組のみ。
★ニョロくん、カナちゃん情報
滝道入口までの林道でニョロくん今季第4号に遭遇。
カナちゃんには遭遇しませんでしたので今季は第1号のままです。
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