記録ID: 1488758
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳
鳳凰三山
2018年06月02日(土) 〜
2018年06月03日(日)
masyu0819
その他2人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
- GPS
- 17:06
- 距離
- 17.8km
- 登り
- 2,309m
- 下り
- 2,308m
コースタイム
1日目
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 1:21
- 合計
- 6:36
2日目
- 山行
- 8:34
- 休憩
- 1:23
- 合計
- 9:57
最初から急登で、時間を稼げるところもなく、技術より体力勝負の山行に苦戦。
登りは、要所要所に迫力がある3つの滝があるので、まだぐだぐだにならずにモチベーションを保って登ることができたけれど、下りは御座石があるだけで、その他アイコンになるような場所がなく、同じ景色を延々と下り、心身共に疲弊しました。
ご来光を見るため、鳳凰小屋から賽の河原に向かったけれど、直前のアリ地獄がきつくてタイムロス。オベリスクの影に隠れたところから灯りが差してきて、日の出が始まっているのを感じました。
オベリスクからは、左側から巻いて直下まで行かないとご来光は見えませんでした。
地蔵岳〜観音岳〜薬師岳間の尾根歩きは、巨岩地帯で眺望も良く、期待通り、気持ち良く歩けました。白根三山、甲斐駒、仙丈ヶ岳、富士山、八ヶ岳等、名峰がぐるり見渡せました。
下山時、中道ルート登山口から、青木鉱泉までのルートは手動入力。
青木鉱泉手前にショートカットできる道があり。
山と高原地図のタイムは、若干シビア。
登りは、要所要所に迫力がある3つの滝があるので、まだぐだぐだにならずにモチベーションを保って登ることができたけれど、下りは御座石があるだけで、その他アイコンになるような場所がなく、同じ景色を延々と下り、心身共に疲弊しました。
ご来光を見るため、鳳凰小屋から賽の河原に向かったけれど、直前のアリ地獄がきつくてタイムロス。オベリスクの影に隠れたところから灯りが差してきて、日の出が始まっているのを感じました。
オベリスクからは、左側から巻いて直下まで行かないとご来光は見えませんでした。
地蔵岳〜観音岳〜薬師岳間の尾根歩きは、巨岩地帯で眺望も良く、期待通り、気持ち良く歩けました。白根三山、甲斐駒、仙丈ヶ岳、富士山、八ヶ岳等、名峰がぐるり見渡せました。
下山時、中道ルート登山口から、青木鉱泉までのルートは手動入力。
青木鉱泉手前にショートカットできる道があり。
山と高原地図のタイムは、若干シビア。
天候 | 快晴。両日とも、風もなく、穏やかな気候。 山頂付近の気温は、早朝で5℃くらいでしょうか。ベース、シャツ、薄手ダウン、アウター着用で、ちょうど良いくらいでした。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
4時20分頃に南富山駅周辺から、青木鉱泉へ向けて出発。 富山から41号線を辿って、安房トンネルから松本へ。 そこから中央自動車に乗り、須玉ICで降りて、青木鉱泉へ。 須玉ICから須玉へ推奨ルートを辿るとコンビニは2件しかありません。 青木鉱泉までの林道の道幅は、すれ違いはできないけれど、許容範囲内の狭さでした。登山口までの林道に良くある程度で、難しくはなかったです。 未舗装箇所があり、凸凹具合はひどく、車高が低い車だと、下をこするかもしれないので、注意が必要。 青木鉱泉までのルートは、案内板もあり間違えることは少ないと思います。 9時頃青木鉱泉駐車場に到着。 ほぼ満車状態でした。 左に下って入ったスペースに、1台分だけ停められそうなスペースがあり、出る時のことを考えて、バックで侵入し駐車できました。 1泊2日で、1,500円でした。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
要注意の危険個所は、オベリスクの1か所のみです。 それよりも、登り始めから急登が続き、水場も少ないので、体力と飲料の残りに気を配りながら登る必要がありました。 時間、傾斜ともに合戦尾根よりタフでした。 これからの時期、飲料は十分に用意しておいて損はないと思いました。 徒渉も数か所ありますが、天気に恵まれていたので、水量も少なく、ゲイターも着用しませんでした。若干藻がこびりついていましたが、足付きの確認をしながら渡れば、問題ありませんでした。 2日目に、地蔵岳、観音岳、薬師岳とピークハントし、中道ルートを下りました。 尾根道に危険な箇所はありませんでした。 晴れてれば、富士山を横目に軽快に歩くことができると思います。 中道ルートは、ほぼ樹林帯で8割が急な坂を下り、時間もかかりました。 ※山と高原地図のタイムで薬師岳先の分岐から青木鉱泉まで約4時間程度。 九十九折の道で景観も面白くなく、いつまでも同じ道を右に左にと終わりが見えず、心が折れました。 また、この間に水場はありません。 下りに使ったので、飲料の減りは少なく済みましたが、登りに使っていたら、飲料が底を付いていたと思います。 体力に自信のある方以外は、登りに使わないことをお勧めします。 【オベリスク】 以前は、頼りないロープがあったようですが、現在は撤去されたとのことです。 オベリスクの一番大きな岩の上に立つのは、ロッククライミングでもされている人と装備でないと危険過ぎます。 オベリスクの周りの岩場には上がれますが、岩の表面がざらざらしているので、グローブは必須です。 岩はもろいとは感じませんでした。 オベリスク直下の岩場はスペースが狭く、10人くらいで一杯です。 そこまでの岩場の登り降りも含めて(一方通行なので)、混雑する時間帯をできるだけ避けた方が安全だと思いました。 【山小屋】 鳳凰小屋、薬師岳小屋、発電機が動かすのは一時だけのよう。 今回、モバイルバッテリ−を忘れて、小屋で充電できず、メンバ−に助けてもらいました。 |
その他周辺情報 | 韮崎旭温泉 →https://www.tripadvisor.jp/ShowUserReviews-g1021443-d6656665-r256382788-Nirasaki_Asahi_no_yu-Nirasaki_Yamanashi_Prefecture_Koshin_etsu_Chubu.html 甲州ほうとう 小作 双葉バイパス店 →http://www.kosaku.co.jp/tenpo-futaba.html 味付け濃厚、ボリュームたっぷり、良心的な値段。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
サブザック
昼ご飯
行動食
地図(地形図)
笛
GPS
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | ヘッドランプ、モバイルバッテリーを忘れた。 |
感想
北岳に登った時、向かいに側に見える連なった鳳凰三山が印象的で、昨年は計画が流れ、一年越しでチャレンジ。
代表的なオベリスクをはじめとする積み重なった巨岩地形と尾根からの眺望は、インスタ映えする景観ばかりでした。
※インスタやってませんが。
今回、野鳥の賑わいも印象に残りました。
低いところではヤブサメ、少し上がった先から樹林帯を抜けるまでは、コルリ、オオルリ、ジョウビタキ、コガラ、ヒガラ(?)、エゾビタキ(?)、樹林を抜けるとウグイス、尾根周辺にはイワヒバリが群れて、明け方には暗やみにツツドリ。
ご来光に合わせて、樹林帯を登り始めると、明るくなるにつれて、野鳥のざわめきが大きくなっていくこの時間。山に来たんだと実感しました。
登る前は、殺伐として非日常的な尾根周辺の景色ばかりをイメージしていました。そこはイメージ通りでとても素敵でした。でも尾根に辿り着くまでの道のりは、過酷でした。
前回降雪で断念した間ノ岳や木曽駒などを登る際に、今回登った鳳凰三山がどんな風に見えるのか、楽しみが増えました。
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