ニ王子岳から門内岳「越後のクラシックルート」

2018年04月29日(日) 〜 2018年04月30日(月)

• GPS: 33:53
• 距離: 35.7km
• 登り: 3,274m
• 下り: 3,079m

コースタイム

1日目

• 山行: 14:36
• 休憩: 0:20
• 合計: 14:56

1:10 二王子神社
1:50 1:51 王子避難小屋
2:27 2:29 定高山
3:09 3:10 油こぼし
3:46 3:50 二王子岳
4:29 4:29 二本木山
12:35 12:47 赤津山
16:06 宿泊地

2日目

• 山行: 6:29
• 休憩: 0:14
• 合計: 6:43

4:15 宿泊地
6:17 6:21 二ツ峰
7:46 7:54 門内岳
7:57 7:57 門内小屋
8:16 8:16 扇ノ地神
8:40 8:40 地神山
8:48 8:48 地神北峰
9:05 9:06 頼母木山
10:23 10:24 西俣ノ峰
10:58 ゴール地点

1:09 二王子神社
1:48 王子避難小屋
2:28 定高山
3:09 油こぼし
3:46 二王子岳
4:29 二本木山
6.11 雷岳
7:48 桝取倉山
10:20 ヤンゲン峰
12:47 赤津山
14:59 藤十郎山
16:06 幕営地

zzz…

4:17 幕営地
6:16 二ツ峰
7:54 門内岳
7:57 門内小屋
8:16 扇ノ地神
8:40 地神山
8:48 地神北峰
9:05 頼母木山
10:22 西俣ノ峰

天候

晴れ/晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

・二本木山から先〜二ツ峰の登りまでは獣道程度の踏み跡が断続的にみられる程度です。鉈目、赤布などの標識は一切見られませんでした。
・二ツ峰の下りから門内岳までは殆ど雪上歩行でしたが、地が見えた箇所では旧登山道の名残りが確認できました。

その他周辺情報

梅花皮荘、食事＆入浴セット＠1000(13:00LO)

写真

4/29 1:10

日の出頃に二王子山頂を目途に、逆算して1時スタート

4/29 2:40

月の明るい夜だった

4/29 3:47

ちょっと早く着いたニ王子山頂、怖いし

4/29 4:26

風が吹いていたのでレインを羽織り、明るくなるのを待って行動再開。見えて来た二本木山

4/29 4:29

二本木山頂。ここまではトレースがあった

4/29 4:45

未知の領域へ。長バナ(鞍部)への大下り

4/29 5:38

長バナから雷岳

4/29 5:39

雷の山頂に大きなカモシカ

4/29 6:07

桝取倉山はピークがわからなかった

4/29 6:20

ヤンゲン峰までも藪は濃い

4/29 9:50

なかなか進まない。いちばんキツかったのはこの辺り

4/29 10:05

・1212からヤンゲン峰山頂部

4/29 11:29

尾根上はすっかり藪が出ていたので、トラバースで赤津の基部へ

4/29 12:43

縦走路の中間地点、赤津山。先週は巡視路から下見に来た。赤津に二週続けて登るのは俺くらいだろう

4/29 12:44

先週はカマボコの屋根しか出ていなかったのだが、ここまで融けていた

4/29 12:45

まだ時間も早い、行けるところまで行こう。ここは千石平

4/29 13:04

万石平。この辺は快適歩行

4/29 13:26

藤十郎山

4/29 13:31

尾根上には薄い踏み跡(獣？)がある。しかしデジカメ落として、戻って探すのに一苦労

4/29 15:01

藤十郎の三角点

4/29 16:30

バテたところで水作りしつつ

4/29 16:36

適当にツェルト設営

4/29 19:01

風もほとんど無い、静かな夜だった

4/30 4:00

4:00起床、撤収作業

4/30 4:20

月とニ王子

4/30 4:31

今日も天気は好い。歩き出す

4/30 5:00

双耳峰の二ツ峰、大黒峰とエビス峰

4/30 5:07

二ツ峰へは藪と雪が半々くらい

4/30 5:33

ここまで来れば藪も苦にならない(?)

4/30 6:09

山頂部に乗った。胎内尾根を見下ろす

4/30 6:15

二ツ峰三角点と飯豊主稜線

4/30 6:17

下りは結構急。鎖が出ていて助かったが、雪ベッタリだったら相当怖いだろう

4/30 6:18

どこに下りようかな…

4/30 6:26

藤七の池といわれる辺りかな

4/30 6:35

振りかえる特徴的な二ツ峰

4/30 7:22

門内まではほとんど雪上歩行

4/30 7:44

大山祇まで行けば赤線がつながる。あえて笹藪を行く

4/30 7:46

門内山頂から。振り返る来たし尾根

4/30 7:56

門内小屋。泊まられた方が居たようだ

4/30 9:03

頼母木へ

4/30 9:05

心安らぐ頼母木山

4/30 9:05

頼母木小屋にも人影が見えた

4/30 9:19

大斜面の上部も雪が消えていた。西俣の季節も終わりかな

4/30 9:56

あとはいつも通りに。さすがGW、都合10名ほどお会いした

4/30 11:11

沢で顔を洗って生き返った。梅花皮荘でお迎えを待ちます

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-870 Tough オリンパス

感想

osm310

二王子〜門内間は誰にも会わず、トレースも無かった。珍しく今年のGWは入山者が居なかったのだろうか。ルートミスなどもあったが、「自分で考える」山歩きを満喫できたのは満足。

今期は豪雪の後だが雪消えが早く、思った程雪を使えなかったのは誤算。ただ雪が残っていれば痩せ尾根部の通過に神経をつかうことも予想され、この辺は時期の見極めが難しいと感じた。

二泊が定石とされていますが、単独でありとにかく荷物を小さくしたかったので一泊で抜けました。赤津山を仮想中間地点とし、あとは行けるところまで行けば二日目ラクになるだろう、と。今回は30日の14時に所属山岳会の方と梅花皮荘前で落ち合うことになっていたので、ややタイト。結果的には余裕があったが、これはボーナスみたいなもの。その分、梅花皮荘でゆっくり過ごしてお迎えを待った。

今年はこのために下見を繰り返した二王子から門内。歩き通せて感慨深かった半面、大きな目標を失い少し寂しくもあった。

来期はもうひとつのクラシックルートを歩きたいと企んでいる。