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記録ID: 1512722
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

十勝岳連峰 十勝岳から美瑛岳

2018年06月30日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
--:--
距離
15.7km
登り
1,513m
下り
1,501m

コースタイム

日帰り
山行
10:00
休憩
0:30
合計
10:30
6:50
30
7:20
7:20
20
7:40
7:40
20
8:00
8:10
60
9:10
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80
10:30
10:30
150
13:00
13:00
20
13:20
13:40
50
14:30
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120
16:30
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20
16:50
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30
17:20
17:20
0
17:20
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
飛行機
レンタカー
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特になし
所々に雪渓が残る
望岳台に着きました
十勝岳の山頂部には雲が横たわっています
望岳台に着きました
十勝岳の山頂部には雲が横たわっています
美瑛岳方面も雲
望岳台から十勝岳を望む
望岳台から十勝岳を望む
白銀荘から来るのもいいよねー
温泉が良かったし
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白銀荘から来るのもいいよねー
温泉が良かったし
山頂を覆う雲はなかなか厚いな
山頂を覆う雲はなかなか厚いな
下界は青空が広がっているのに
下界は青空が広がっているのに
望岳台から少しずつ高度を上げて行く
望岳台から少しずつ高度を上げて行く
雲ノ平分岐を十勝岳方面へ
雲ノ平分岐を十勝岳方面へ
十勝岳避難小屋にだいぶ近づきました
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十勝岳避難小屋にだいぶ近づきました
富良野岳方面は晴れているので、十勝岳もそのうち晴れるだろうと、この時は思っていました
富良野岳方面は晴れているので、十勝岳もそのうち晴れるだろうと、この時は思っていました
十勝岳避難小屋
トイレはありませんでした
板場が狭く泊まるには狭い感じでした
十勝岳避難小屋
トイレはありませんでした
板場が狭く泊まるには狭い感じでした
ここから急登になります
ここから急登になります
徐々に雲が迫ってきます
徐々に雲が迫ってきます
望岳台からだいぶ登ってきました
望岳台からだいぶ登ってきました
行く手には分厚い雲
行く手には分厚い雲
雲に覆われ、風も強くなってきました
雲に覆われ、風も強くなってきました
擂り鉢火口付近ではかなりの強風
擂り鉢火口付近ではかなりの強風
それと、結構な硫黄ガス臭
それと、結構な硫黄ガス臭
視界の悪さよりも、硫黄ガス臭が気になりました
少し喉にきますね
視界の悪さよりも、硫黄ガス臭が気になりました
少し喉にきますね
前十勝岳ルート(通行禁止)との分岐まで来ました
十勝岳山頂はもうすぐ
前十勝岳ルート(通行禁止)との分岐まで来ました
十勝岳山頂はもうすぐ
最後の急登を登ると、山頂の標柱が見えてきました
最後の急登を登ると、山頂の標柱が見えてきました
山頂の分岐
こちらは富良野岳方面へ
ほんとはこちらから縦走してくる予定でした
こちらは富良野岳方面へ
ほんとはこちらから縦走してくる予定でした
十勝岳 2077mに登頂です!!!!!
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十勝岳 2077mに登頂です!!!!!
少し考えましたが、やはり美瑛岳へ行くことにしました
少し考えましたが、やはり美瑛岳へ行くことにしました
美瑛岳まで2時間半のコースタイム
美瑛岳まで2時間半のコースタイム
十勝岳の山頂部を少し下ったところで
十勝岳の山頂部を少し下ったところで
一瞬晴れて山頂部が見えました
一瞬晴れて山頂部が見えました
ほんの少し晴れ間が。
雲がもう少し上がってくれれば良かったのに
ほんの少し晴れ間が。
雲がもう少し上がってくれれば良かったのに
濃霧の状態でしたが、黄色いペンキマークが短い間隔であったので、道に迷うことはありませんでした。GPSも持ってるし。
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濃霧の状態でしたが、黄色いペンキマークが短い間隔であったので、道に迷うことはありませんでした。GPSも持ってるし。
このような砂礫の道を進んで行きました
このような砂礫の道を進んで行きました
時折、ガスが晴れて景色を楽しむことができました
時折、ガスが晴れて景色を楽しむことができました
新得町方面は終始、よく見えました
新得町方面は終始、よく見えました
十勝岳の火口からは終始強い風が巻き上がってきていました
十勝岳の火口からは終始強い風が巻き上がってきていました
丁度稜線あたりの高さに雲が覆っている
丁度稜線あたりの高さに雲が覆っている
時折、噴火口が見えるので、下界は晴れの様子
時折、噴火口が見えるので、下界は晴れの様子
新得町方面の景色が良かった
新得町方面の景色が良かった
これはこれで、山の風景
これはこれで、山の風景
キバナシャクナゲやチングルマ
キバナシャクナゲやチングルマ
風(雲)が巻き上がって、かなりの強風
風(雲)が巻き上がって、かなりの強風
あの岩峰を乗り越えて、目指す美瑛岳
あの岩峰を乗り越えて、目指す美瑛岳
1982ピーク付近の岩を乗り越える
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1982ピーク付近の岩を乗り越える
この辺りからキバナシャクナゲ、チングルマ、イワウメ、エゾコザクラなどの高山植物が観られます
この辺りからキバナシャクナゲ、チングルマ、イワウメ、エゾコザクラなどの高山植物が観られます
ガスガスで強風が吹きつけるも、
高山植物に癒されます
ガスガスで強風が吹きつけるも、
高山植物に癒されます
高性能なカメラなら、もっと上手く撮れるのかな
高性能なカメラなら、もっと上手く撮れるのかな
ここが美瑛富士・オプタテシケ方面と美瑛岳方面への分岐でした
ここが美瑛富士・オプタテシケ方面と美瑛岳方面への分岐でした
美瑛岳方面へ登る
美瑛岳方面へ登る
途中で2手にルートが分かれていたらしく、先ほどの分岐から少し上がったところにもうひとつの分岐がありました
途中で2手にルートが分かれていたらしく、先ほどの分岐から少し上がったところにもうひとつの分岐がありました
ここまでくれば美瑛岳はもうすぐ
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ここまでくれば美瑛岳はもうすぐ
美瑛岳は鋭い岩峰とお花の山でした
美瑛岳は鋭い岩峰とお花の山でした
あの岩峰のてっぺんに、標柱が!
突き刺さってます。まさか山頂はあそこ??
あの岩峰のてっぺんに、標柱が!
突き刺さってます。まさか山頂はあそこ??
美瑛岳 2052.2mに登頂です!!!!!!
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美瑛岳 2052.2mに登頂です!!!!!!
山頂部は依然雲の中
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山頂部は依然雲の中
ここまで来れたことに満足
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ここまで来れたことに満足
ほんの少し青空も
ほんの少し青空も
富良野方面
十勝岳と富良野方面のパノラマ
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十勝岳と富良野方面のパノラマ
こちら側から見る十勝岳は雄大な感じ
こちら側から見る十勝岳は雄大な感じ
下山を開始
振り返ると美瑛岳の山頂部が見えました
尖がってますね〜
振り返ると美瑛岳の山頂部が見えました
尖がってますね〜
十勝岳の尾根に火口が見えます
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十勝岳の尾根に火口が見えます
擂り鉢火口
美瑛岳の山頂部
一旦下って登り返す登山道がはっきりと
一旦下って登り返す登山道がはっきりと
なかなかの急斜面でした
なかなかの急斜面でした
今、十勝岳の山頂にいたら眺め良いだろうなぁ
今、十勝岳の山頂にいたら眺め良いだろうなぁ
ボンビ沢付近から十勝岳
ボンビ沢付近から十勝岳
ボンビ沢を渡渉
所々に雪渓が残っています
所々に雪渓が残っています
エゾコザクラ?
美瑛岳とその奥は美瑛富士
美瑛岳とその奥は美瑛富士
富良野の雲ノ平
富良野岳が見えてきた
分岐までもう少し
富良野岳が見えてきた
分岐までもう少し
硫黄沢から十勝岳
硫黄沢から十勝岳
硫黄沢川を渡渉すれば分岐
硫黄沢川を渡渉すれば分岐
美瑛岳への分岐
十勝岳、美瑛岳への分岐」
十勝岳、美瑛岳への分岐」
白銀荘への分岐
あー、温泉入りたい
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白銀荘への分岐
あー、温泉入りたい
望岳台まであと少し
望岳台まであと少し
美瑛岳と美瑛富士
なかなか歩きごたえのある山行でした
美瑛岳と美瑛富士
なかなか歩きごたえのある山行でした

感想

前々日より、富良野岳から美瑛富士までを縦走、周回することを計画して入山していたのですが、前日の悪天候により、十勝岳を目前にして上ホロカメットク山から下山をしていました。

3日目は下界の天気は雲が所々あるののの晴れで、街中で過ごすには良い日でした。
肝心の十勝岳をみると、山頂部に低く雲が横たわっている状況で、この雲が時間の経過とともに上がって解消してくれることを願って、十勝岳への登山を開始しました。

望岳台についたのが7時頃でしたが、すでに十数組が入山している模様でした。
望岳台から十勝岳を仰ぎ見ると、山頂部には雲がかかっており、これが晴れるかどうかにかかっていました。

望岳台から途中の避難小屋まではゆるゆると高度を上げていくような感じですが、避難小屋を過ぎると急登となり、山上の噴火口の淵まで一気に高度を上げるように登ります。
期待した雲は解消することなく、それどころか雲の中は強風が吹きつけるような状況で、おまけに噴気が登山道へ流れてきており、天候だけではなく有毒ガスも心配というような状況でした。

そのような悪条件の中でも、何とか十勝岳の山頂に到着し、山頂の標識にタッチ&記念撮影をすることができました。

ほとんど(たぶん全員)が山頂で引き返すなか、美瑛岳へ向けて山行することにしました。風は強かったものの、予報では雨雲は無かったので、これ以上は悪化することはないと思ったのと、どちらかといえば、この雲は晴れるだろうと考えたからなのですが、前日の撤退もあったため、諦めが悪くなっていたのかもしれません。

誰も追随してこないなか美瑛岳へいくのは寂しいものがありました。
道中、強く風が吹きつけたり、雲(ガス)が巻き上がっているような状況で、自分が期待したような雲が解消するような状況にはならず、なかなか厳しい状況でした。
ただ、時折風がおさまり、晴れ間も覗く状況になると、新得町方面は下界まできれいに見渡すことができ、これはこれで絶景でした。

また富良野岳同様、美瑛岳への道中は高山植物が咲き誇っており、悪天候の中でも変わらない美しさで、普段は花に興味のない自分でも、何枚も写真を撮って何とか納めたいという気持ちになるほどでした。

途中、美瑛岳とオプタテシケ方面への分岐で行き過ぎてしまいました。
ルートが2つに分かれていたのか、最初に通行したルートは分岐の標識が壊れて標柱の棒だけが立っていて、GPSを見て引き返しました。ルートを修正して登ったところに、もうひとつのルートがあり、そこには分岐を示す標識がありました。
晴れていれば山々を見て気づきやすいのですが、視界の悪いときはGPSが無かったら迷うだろうなぁと思います。

もうすぐ美瑛岳と思ったところで、美瑛岳の山頂が見えてきました。
ガスがパッと晴れて見上げると、美瑛岳山頂の標柱がとんでもなく高い岩のてっぺんに突き刺さっているように見えました。

美瑛岳の山頂では相変わらず、視界が悪く風も強かったけれども、次第に晴れ間がのぞくようになり、周囲は見えずともようやく天候が回復してきたようでした。
今回は美瑛富士までは行けなかったけれども、この美瑛岳に登れたことで、今回の山行は大成功とすることにしました。実際大満足でした。

美瑛岳を後にし、下山の道中では次第に雲が晴れ、下界の富良野の様子や十勝岳の稜線や噴火口の様子が見えるようになり、振り返れば美瑛岳の山容や美瑛富士までもが姿を現し始めました。山の姿を見ることができたので、来た甲斐があったと思いました。

十勝岳と美瑛岳の分岐まで戻ってくると、十勝岳のどーんと迫力のある様子をみることができ、午前中自分が登ったルートを確認しつつ、何度も振り返りながら望岳台へ歩を進めたのでした。

帰りの飛行機の時間が迫ってなかったら、もう少し時間を過ごしても良かったのかなぁと思いながらも、無事に十勝岳連峰の主な峰々に登れたことで、満足の山行でした。

次またくるなら、美瑛富士からオプタテシケ山やトムラウシを経由して、化雲岳を縦走、周回するのもいいかなぁと。次の北海道の山行に思いをはせつつ、帰路についたのでした。





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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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