北御嶽ではコマクサと雷鳥にも会えた☆ 御岳ロープウエイ利用で飯森高原〜五ノ池小屋ピストン
- GPS
- 13:21
- 距離
- 13.8km
- 登り
- 1,317m
- 下り
- 1,293m
コースタイム
- 山行
- 3:59
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 5:23
- 山行
- 6:12
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 7:56
天候 | 6/30 小雨時々晴れ間あり 7/01 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
現地で関西組・名古屋組合流。始発のロープウエイ8:30に乗れるように集合。 御嶽山西側ルートの濁河温泉付近と登山道が直前の豪雨の影響で通行止めとなり、急遽ルート変更。 日和田口登山口からは昨シーズン藪漕ぎで諦めたという記録を見て急遽御岳ロープウエイ利用プランに。 *胡桃島登山口からのルートは豪雨の影響はなかったようだが、3ヵ所水たまりをよけて歩くところと、のぞき岩手前からの濁河温泉登山口からのルートとの合流のあと、森林限界を超えたところで土がえぐられている箇所あり通行は要注意。 7/1時点では登山口に通行止めの呼びかけが出ていたよう。 ■御岳ロープウエイ ・運行時間:8:30〜16:15(下りの最終は16:30) *季節により異なるので要確認!! ・乗車時間は片道15分です ・料金:一般 往復 大人 2600円/子供1300円 片道 大人あ1400円/子供700円 *その他、団体割引やファミリー割引などあり ・無料駐車場有、登山届は御岳ロープウェイの1階と山頂駅内にあり http://www.ontakerope.co.jp/ |
コース状況/ 危険箇所等 |
・八合目女人堂〜三ノ池は雪渓・崩落・落石のため通行禁止(6/30-7/1時点)。 現地、各山小屋等に道の状況の安全確認をしてから通行。 *女人堂:TEL 090-8329-1385 http://www.kiso.ne.jp/~ontake.85.kt/ *木曽町役場総務課:0264-22-3000 ・6/29は豪雨の影響で二ノ池の橋が二ノ池が決壊して流されたようだが、ちょうど初日の9合目直下の石室山荘で腹ごしらえをしている間に、二ノ池本館を再建している職人さんたちが橋をかけてくれた。 ・賽の河原避難小屋〜五ノ池小屋は残雪多いトラバースルートの為、女人堂の小屋番さんに摩利支天への分岐を経由するよう勧められる。 ・三ノ池〜五の池小屋へのショートカットルートは30m程の残雪あるが、アイゼンなしで歩行していた方もあり。念のため軽アイゼンあると安心かも。 ・他はところどころ雨の影響か足場の土が緩んだり崩れているところはあったが、通行に支障はなし。 |
その他周辺情報 | ・三ノ池から御神水を頂くことができる。 【日の出・日の入り/月の出・月の入り】 6/30日の入 19:12/7/1日の出 04:41 6/30月の出 20:41/7/1月の入 06:12 【下山後の温泉】 御嶽明神温泉やまゆり荘:開田高原 ・TEL:0264-44-2346 ・営業時間:10:00〜19:00 ・定休日:火曜日(祝日の場合は営業) ・入浴料金:大人450円/小人(小学生)200円 https://www.facebook.com/yamayurisou/ ホテル木曽温泉:御岳ロープウエイから最寄りの温泉 ・TEL:0264-46-2700 ・温泉利用時間:10:00〜20:00 ・定休日:毎週水曜日 ・入浴料金:600円 二本木温泉:361号線から木曽街道へ入って5分程、1.9km ・TEL:0264-27-6150 ・営業時間:10:00〜19:00 ・定休日:木曜日 ・入浴料金:大人620円/小人410円 *お得な回数券や割引券あり(インターネット割引):大人550円/小人350円 http://www.nihongi-spa.com/ |
写真
装備
個人装備 |
軽アイゼン
袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
昼ご飯又は行動食(2)
非常食(1)
飲料
ハイドレーション又は水筒
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
ツェルト
|
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共同装備 |
ガスカートリッジ
ジェットボイル
コップ
ライター
ファーストエイドキット:komorin97
|
感想
当初この週末は、以前から「五ノ池小屋に行きたいね!!」と言っていた関東の友人と昨年一緒に行けなかったので今年こそ一緒に行こうという予定だった。
ところが、梅雨前線の影響で出発の数日前から連日の雨予報で、山行当日も雨雲の動きがちょうどかかるかかからないかというエリア。
関東の友人は8月に延期すると連絡あり。
関西から同行予定だった友人も雨予報であればキャンセルとのことで、キャンセル。
名古屋の友人が、五ノ池小屋にさえ行ければ良いとのことで、濁河温泉からのアクセスであれば、万が一雨が残っても森林限界の中を歩くのは50分ほどで何とかなるかなと思い決行予定のまま。
そんな中、関東は太平洋高気圧が張り出してきてちょうど梅雨明け宣言も出たが、その太平洋高気圧と梅雨前線のはざまにある北アルプス〜中央アルプスの西部はかなりの降雨量だったようで、利用予定だった濁河温泉の登山口の川が氾濫し登山道の仙人橋が流されてしまい通行禁止になってしまった。
他の登山口を検討するも隣の胡桃島登山口も途中から合流した登山道の上部でも道がやや崩れているので、もしも五ノ池に行くのであれば御岳ロープウエイからのアクセスを進められた。
他の登山口も検討したがアクセスのコースタイムが6時間なので、天気が思わしくない中での長時間行動はできれば避けたい。
前日ギリギリまで情報収集と天気予報を見て、別の山も候補に挙げたが、結局友人の次の山が高所縦走企画のようで出来れば高山が良いとのことで、他の山の候補を考え直すのも疲れてきて、東側の登山口からのアクセスであればこの度の天気図であればギリギリ何とかなるかなと思い決行。
当日、御岳ロープウエイの駐車場に始発に合わせて集合した際、駐車場で待ってる間の風がかなり強く、雲の流れは速いが雨も降っており、八合目から先の尾根歩きが気がかりだった。
東から山頂に向かう尾根で、予報では南の風、標高3000m付近で最大風速13m、標高2000m付近でも最大風速10m超え。
この時期の風だけならまだしも、雨が降った場合に強風を浴びた場合の低体温症にドキドキしながら、最悪の事態に備える気持ちで臨めば何とかなるものなのか。
2日目の天気は好転予報であったが、幸い初日も小雨は降っていたものの樹林帯のおかげでザックカバーとレインウエアの上着だけで済むという状況。
二ノ池あたりから賽の河原、五ノ池が見えるあたりでは青空ものぞき、良いタイミングで小屋に到着。
到着直前から再びポツポツし始めたが、小屋に着いてしまえば安心。
食事までの時間ゆっくりしていると、夜メニューの燻製が出来上がってきたので頂く。
そのまま夕食タイムになったが、相席になった方々はいい雰囲気の父と娘と娘のいとこの3人で来ていたグループで話に花が咲く。
そのまま夕食後は楽しみにしていたピザタイム。
二人だったので相席の家族とシェアしてもらっていると、隣のテーブルの方々が小屋の関係者?のようだったが、途中から会話を一緒にしていると次から次に小屋の常連さんが差し入れたらしいお酒をふるまっていただき、あっという間に消灯時間の20時。
その後何だかんだと21時頃まで談笑。
楽しい時間をありがとうございました☆
翌日は夜眠れなかったという友人に合わせてゆっくりスタート。
三ノ池付近は残雪もまだあるとのことで、三ノ池から八合目女人堂へ下りるルートも通れないため、この度は継子岳と継子二峰まからでのピストンをして、来たルートを戻ることに。
ゆっくりスタートだったため、先の継子二峰まで行って戻ってきた人達に、「二峰の手前のコルのあたり雷鳥の親子がいたよ」と聞き、コマクサを見つつ雷鳥を探しつつしていたが会えず。
残念に思いながら、小屋に戻っていると、針の山を過ぎたあたりで友人が岩陰からのぞいていた雷鳥の姿を発見☆
他の登山者がいなくて私たち二人だったのもあって少し離れたところから見守っていると、私達に気づいているのかいないのか、登山道わきで砂浴びを始めた。
すごく寛いでる感じだったので近づくとどうだろうかと思っていると、後ろから来た登山者が普通に進んで写真を撮っていったが特に逃げる様子もなし。
よって近くで見入ってしまいあっという間に30分経過。
先もあるのでようやく歩き始め、小屋で楽しみにしていたケーキタイム。
小腹も空いてきていたので昼食も兼ねた。
出発前に、昨年来た時にもいたスタッフ二名の方と名残を惜しんで会話していると、今年は長期スタッフでないため週末だけたまに手伝いで入っているとのこと。
うち一人はあと一週間で下山するとのことで、良いタイミングでお会いすることができて良かった☆
油断していると12時で、すっかり時間が押しており下りのロープウエイの最終の時間がコースタイムにやや余裕があるくらいだったので、この度は摩利支天はカットして下山。
登りは天気がいまいちだったので、同じルートも晴れれば全く違う景色に思えるくらい輝いており、花も景色も堪能。
結果、良いペースで下山し、ロープウエイに時間の心配もなし。
下山後は開田高原で温泉と食事を楽しんで帰った。
この度は良い方へ状況が転んで本当にありがたく楽しい山行となった。
早く梅雨が明けてほしい今日この頃である。
コメント
この記録に関連する登山ルート
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久し振りに夏の八ヶ岳へ また 遊びに来ます。
こんにちは!!コメントありがとうございます♪
はい、またasayuさんの写真も楽しみにしてます(*^^*)
おはようございます。沢山の雷鳥に会えたのですね。
うらやましいです。噴火の跡はいかがでしたか?。
猛暑が続いております。お互い身体には気を付けましょう
これ、雷鳥は同じ一羽です(^^;
私達しかいなくて30分も観察してました💦
噴火のあとは生々しく、二ノ池は火山灰の跡も見受けられますが、斎の河原から北側は穏やかな雰囲気です。
是非、体感しに行ってみてください‼️
でも、今年は高山でもかなり暑いので、熱中症には要注意ですね。
連日の猛暑!山の稜線はアルプスでも30度の日差しです。
もう少し涼しくなってほしい。お互い気を付けましょう。
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