唐松岳の尾根ルート初体験(*´∇`)
- GPS
- 32:00
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,952m
- 下り
- 1,952m
コースタイム
- 山行
- 0:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 0:30
- 山行
- 5:45
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 7:05
- 山行
- 3:00
- 休憩
- 2:00
- 合計
- 5:00
普通の方よりかなり遅いタイムなのであまり参考にならないと思います。
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ゴンドラ八方駅近くの八方第3駐車場(無料)に駐車。 八方駅→ゴンドラリフトアダム→兎平→アルペングラッドリフト→グラードクワットリフト→八方池山荘(約22分)。 事前に道の駅白馬で割引往復チケットを購入するとお得です。 通常料金:大人往復2900円 → 割引料金:大人往復2610円。 復路は往路乗車日から起算して3日間有効。 ゴンドラ始発は月別、平日、土日祝日で始発時間や終了時間が異なるようですので事前に確認をおすすめします。 http://www.happo-one.jp/trekking/alpenline |
コース状況/ 危険箇所等 |
<八方駅〜八方池> 木道ルート利用。よく整備されて特に問題無し。 上部は左側通行なので注意。 登山者には「通過点」ですが観光客にとってはここが「目的地」です。 山に対する感覚が違いますので苛々せずに登り下りを楽しみましょう。 ただし、自然に対してのモラルなき行動には注意を促すのも大事。 <八方池〜扇雪渓> 樹林帯はブヨなどの虫が多いという情報だったので、虫除けネットのついた帽子を持って行きましたが、なくても良かったなという程度でした。 気温や天候によって変わるようです。 扇雪渓の手前は登山道に若干雪が残っています。 雪に埋もれていた枝は全部跳ね上がって危険はなくなった模様。 <扇雪渓〜丸山> 丸山直下に広範囲の雪が残っています。 登り下りともアイゼン無しで大丈夫でした。 登った先、下った先のルートの見失いに注意。 <丸山〜唐松岳頂上山荘〜唐松岳山頂> 一部雪が残っていますが、雪切りしてあるのでアイゼン無しでOK。 雪は日々溶けているのでそろそろなくなって来るかなという程度。 夏道の木橋の手前からは尾根ルートに上がります。 通行止の鉄パイプあり。 橋を巻いた先で崩落があり雪の上にかなりの落石があるので、夏道が開通するにはまだ時間がかかりそうです。 トイレは八方駅と木道終点にあります。 木道終点から先は、唐松岳頂上山荘までトイレがありません。 登山道、山荘、テン場ともほとんどケータイ電波が入りません。 スマホはauですが一瞬でも入れば奇跡。 docomoのFOMAは比較的電波の入る場所がありました。 |
その他周辺情報 | ■八方温泉「第二郷の湯」 八方第3駐車場のすぐ傍にあるので、いつも利用します。 大人600円、小人300円 正午〜午後9時(受付終了午後8:30時) 火曜定休 (個人の感想として、お湯が熱すぎて長く浸かっていられませんでした。ここの温泉は年々温度が上がっているように感じます。。。) ■八方温泉「八方の湯」 八方尾根第2駐車場にあるので八方第2・第5駐車場、高速バス利用の方は近くて便利です。 大人800円、小人400円 午前9時〜午後10時(受付終了午後9時30分) 毎週水曜日はメンテナンスのため正午から営業 個人的な意見ですが。。。 山小屋というのは基本的に風呂やシャワーはありません。八方池山荘、白馬槍温泉、槍沢小屋、室堂周辺の山小屋、剣山荘など体を洗える所は稀です。 その多くは雪解け水や沢の水を使い、下水はバイオ処理などをして沢へ戻します。 基本、石鹸類を使わないのは大前提として、山小屋によってはハンドソープをおいている所もあります。もしかしたら山小屋で使用しているソープ類は自然に還せる材料のものかもしれません?? なので、小屋に設置されているもの以外は使用すべきではないと考えます。 歯磨き粉は全面的に使用不可と思いますが唐松岳頂上山荘ではマナーの悪い方が散見されます。 山では不自由を楽しみ水は綺麗に大切に使って、下山後に好きなだけ身繕いして欲しいです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
Wストック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ハイドレーション
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
携帯
スマホ
時計
サングラス
タオル
ティッシュ
ウエットティッシュ
ボディ用さらさらシート
歯ブラシ
クマ鈴
虫除けネット
テント
フライシート
グラウンドシート
ポール
レスキューシート
シュラフ
シュラフカバー
ダウンジャケット
ダウン短パン
レッグウォーマー
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感想
今年もリハビリ登山はいつもの唐松岳に行ってきました。
例年の寝たきりよりもだいぶ良い状態で今年の冬を過ごせたので、昨年よりは体力が残っているかなと思いテント泊してみることに。
唐松岳のテン場は初めての利用なのでHPを確認していったのですが、テン泊者への食事の提供がないというのは現地で知りました。
リハビリということもあり荷物を増やさないようにするため自炊は避けようと思い、涸沢のテン場の時と同じく夕食だけ山小屋のお世話になろうと思っていたのですが、考えが甘かったです。
でも、そんなこともあるかと2回分くらいの軽い食事は携帯していたので困窮することはなく、備えは大事だと実感しました。
昨年のリハビリで唐松に来た時、体調が把握できず色々学んだこともあり、今回は最初から前日に八方池山荘に上がって体を慣らすよう計画しました。
そのおかげで、いつもより重たい荷物を背負っているのに特に苦しい思いをすることもなく、足取りも軽く登ることができました。
冬場に寝たきりになるのと、少しでも動いたり歩いたりできていたのとでは、こうも体力の維持に差が出るものなのかと身を以て理解。
おかげで天候が悪かったにも関わらず、終始楽しく過ごすことができました。
・唐松岳では初めてとなるテント泊
(雨に降られたけど楽しかった(*´∇`)
・初めての尾根ルート
(一度は歩いて見たかった、唐松の新たな顔を見れた
・時期的にいつもは見れない花の様子がわかった
(蕾の状態が見れた、花が咲いてる状態が観れた、など
・テン泊装備で行ってこれたので山小屋泊装備ならもっと楽な筈
(体力のゲージにもなるのでこの後の登山の参考になる
短くまとめると以上のような感じ。
でもいちばん嬉しかったのは尾根ルートかな。
八方尾根ルートでもこんな刺激的な場所があるんじゃん!やるじゃん!とワクワクしっぱなしでした(笑
不帰ノ嶮ルートには劣るけど、メリハリの効いたルートは楽しいですよね。
八方尾根ルートはリフト、木道、樹林帯、(雪渓)、森林限界、尾根、巻道などなどバラエティーに富んだコースなのが魅力なので、そこに「岩綾地帯」が加わるのは自分としては大変楽しいです。
そして何より、冬に寝たきりにならなかったことによって山に登る力も昨年より取り戻せたことが嬉しかったです(*´∇`)
でも、それに奢らないように。備えは十分に、ですね。
荷物は重いし、ガスって2日とも景観はないし、霧雨で山頂へも行かなかったし、夜中は結構な雨になったし、自炊もしなくて適当なご飯だったし、、、いったい何の修行をしに行ったんだろう的なハタから見るとちっとも面白くなさそうな山行でしたが、本人は物凄く楽しんでおりました(笑
ずっとワクワクしっぱなしだった(*´∇`)
天気が良いとか、景色が良いとか、ピークハントとか、美味しいご飯とか、そういうのだけが登山の楽しさではないんだなと感じた二日間でした。
そうか、登山の〇〇が好きっていうんじゃなくて、山でプチ冒険とか自分なりの発見とかするのが好きなんだな私。
夏はまだこれから、次の山行に向けて更なる体力作りと山行計画を立てていきたいと思います。
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