南八ヶ岳 編笠山・権現岳、テント泊縦走再び

2018年07月09日(月) 〜 2018年07月10日(火)

• GPS: 15:59
• 距離: 12.4km
• 登り: 1,397m
• 下り: 1,372m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:47
• 休憩: 0:38
• 合計: 6:25

9:24 観音平
10:31 10:52 雲海
11:51 押手川
14:41 14:58 編笠山
15:49 青年小屋

2日目

• 山行: 6:05
• 休憩: 3:16
• 合計: 9:21

7:18 青年小屋
7:59 のろし場
8:22 8:37 西ギボシ
8:54 9:00 東ギボシ
9:07 権現小屋
9:11 縦走路分岐
9:17 9:36 権現岳
9:41 10:16 権現小屋
10:23 10:35 東ギボシ
10:50 10:56 西ギボシ
11:18 のろし場
11:39 13:16 青年小屋
15:06 15:07 押手川
15:45 15:50 雲海
16:39 観音平

天候

曇り/晴れ (夜間雨)

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中央道小淵沢ICより約15分。観音平駐車場(無料)に駐車。

コース状況／危険箇所等

観音平から編笠山・・特に危険個所は無し。但し編笠山山頂より鞍部の青年小屋の区間は岩場越えになるため、踏み抜き注意。
青年小屋から権現岳・・西と東のギボシに岩稜帯、鎖場あり。慎重に登れば大丈夫だが、滑落に注意が必要。

その他周辺情報

小淵沢IC近くの延命の湯、その他周辺の温泉が火曜定休の為、ネオオリエンタルリゾート八ヶ岳高原内の「花いずみの湯」を利用。
〒409-1502 北杜市大泉町谷戸 大泉町谷戸8741　入泉料1,000円

写真

7/9 9:16

観音平に到着。準備をします。

7/9 9:30

今回は4人のパーティ。そのうちふたりは山小屋泊。ふたりはテント泊。このザックの大きさの違いに思わず笑えてしまう(笑)。
中身？ 勿論食材に夜の楽しみお酒が入ってますよ♬

7/9 9:32

取り付いていきなり可憐なお花が出迎えてくれました。

7/9 9:34

これはアヤメ。

7/9 9:36

暫くはなだらかな気持ちの良い散策道。

7/9 9:51

木々もいい感じですね。

7/9 10:38

雲海に到着。ここで小休止。

ザックが大きく重い為、ベンチを支えとして寄りかかっての休息です(笑)。

7/9 11:17

さぁ、ここから本格的な登山道。八ヶ岳特有の大きな岩がゴロゴロし始めました。

7/9 11:44

樹林帯の登山道を登っていきます。

7/9 11:56

これも八ヶ岳の代名詞。美しい苔。

7/9 11:58

取り付いて約2時間半、押手川分岐に到着。

7/9 11:59

押手川の案内板。

7/9 12:46

いよいよ編笠山に挑みます。ここから更に斜度がきつくなります。

7/9 12:53

樹林帯に覆われた登山道、段々空が近くなってきました。

7/9 13:12

巨岩をひとつひとつ越えて登っていきます。

展望の良いところに出ました。本日初めての眺望。

7/9 13:16

雲が出てきましたが、小淵沢の街並みが綺麗に眺望できました。

7/9 13:21

横を見ると、編笠山特有の岩がゴツゴツと。

7/9 14:11

ゴロゴロした岩の急登を黙々と登っていきます。

7/9 14:36

視界が開け、空が見えてきました。山頂まであと少し。
しかし、青空がなくなって…。

7/9 14:43

漸く山頂へ。テント組は疲労困憊(笑)。

7/9 14:43

編笠山山頂に登頂。

7/9 14:50

三角点タッチ。

7/9 14:52

メンバー全員で記念撮影。

7/9 14:52

楽しみだった山頂からの眺望も残念ながらガスに覆われてしまい…

7/9 15:02

それでも標高が高いところからでしか見ることのできない雲の芸術を堪能。

7/9 15:22

さぁ、本日宿泊する鞍部に建つ青年小屋へ向かいましょう。
青年小屋の向こうには翌日登る予定の権現岳がそびえます。

7/9 15:44

編笠山のゴロゴロした巨岩の斜面を慎重に降りていきます。

遂に「遠い飲み屋」、青年小屋に到着。

7/9 15:54

青年小屋前で記念に一枚。

テント組はテント場でテント設営。
久しぶり、約二年ぶりのテント泊です(笑)。

7/9 18:46

本日は小屋泊が我々のグループのみということで、小屋番さんに計らってもらい、小屋内で宴会させてもらうことが出来ました。
小屋番さん、ありがとうございました。

7/9 18:59

さぁ、宴会開始♬
山の仲間で呑むひととき。話が弾む。お酒も進む(笑)。気が付けば消灯時間。明日に備えないとね。

7/9 20:53

テント内。気が付けば外は物凄い雨。
明日大丈夫か？…

7/10 4:15

二日目の朝。
心配していた昨夜の雨も上がり、なんとか晴れました。
いい登山日和になりそう。

7/10 4:31

小屋が山の鞍部にある為、ご来光は観れませんでしたが、朝焼けに輝く富士山を観ることが出来ました。

7/10 4:40

朝の富士山と雲海。美しいですね。

7/10 5:13

雲海も素晴らしい。

7/10 6:02

6時です。モーニングはフランスパンのベーコン＆チーズのせ。
これがまた絶品なんです。

7/10 7:15

陽も上がってきました。権現岳に登りましょう。

7/10 7:29

取り付いてすぐ、編笠山と青年小屋を振り返ると、編笠山の裾に雲海が…

7/10 7:46

雲海の向こうには鳳凰三山が見えます。

7/10 7:52

雲海を背に登っていきます。

7/10 7:55

稜線に出ました。編笠山の向こうに雲海が拡がり、その向こうに南アルプスの山々が連なります。

7/10 7:58

昨夜の雨で、お花もたっぷり水を含んでます。瑞々しい。

7/10 8:01

のろし場に到着。目の前に阿弥陀岳が！

のろし場から富士山を望む。

7/10 8:09

権現山の縦走路には可憐な花々が綺麗に咲いています。

7/10 8:09

7/10 8:11

7/10 8:11

のろし場からギボシへ。いままで歩んできた稜線を振り返ります。

7/10 8:12

南アルプスの山々も雲に覆われてきました。

7/10 8:13

西ギボシを仰ぎ見ます。これからがちょっと緊張の登攀。岩場の急登を登っていくことになります。

7/10 8:20

ガレた登山道を登る…

途中、黒百合を発見！

7/10 8:23

険しいところに綺麗なお花は咲いているのですね。

7/10 8:25

7/10 8:27

ここから険しい岩稜帯です。

7/10 8:28

傾斜のキツイ岩稜帯を三点支持で慎重に登っていきます。

7/10 8:29

上から撮ると高度感が半端ないですね。

7/10 8:31

西ギボシを無事に攻略しました。記念に一枚撮っちゃいました(笑)。

7/10 8:41

ここから見える南八ヶ岳の雄、阿弥陀岳と中岳、そして山の斜面からちょっとだけ顔を出しているのが最高峰赤岳。

7/10 8:42

さぁ、次のピークである東ギボシへ向かいます。
権現岳はその向こう。

東ギボシの岩稜帯に取り付きます。

7/10 8:55

険しい岩稜帯をトラバース。鎖をしっかり握ってトラバースします。

7/10 8:57

背後には編笠山と青年小屋。

7/10 9:02

東ギボシを登りきると、目の前には赤岳がドーン！
赤岳への縦走路もしっかり見えました。

7/10 9:04

反対側、権現岳の斜面にはちょっと変わった形の巨岩が。

7/10 9:06

岩と岩の間に咲くお花。

7/10 9:08

いよいよ権現岳へ。

7/10 9:09

山頂にどなたか立たれていますね。

7/10 9:12

権現小屋に到着。

7/10 9:19

今まで歩んできた稜線。東ギボシに西ギボシ、その奥にのろし場と全て観ることが出来ました。

さぁ、権現岳山頂へアタックです。

7/10 9:25

権現岳山銘板

7/10 9:33

山頂の剱。

権現岳山頂に登頂。登頂した途端、ガスに覆われてしまった…

7/10 10:25

さ、青年小屋まで引き返しましょう。ギボシ周辺がガスってるので、岩稜帯の下りは慎重にくだらないと…。

7/10 10:28

あれ？ ギボシを見覚えある人がひとり降りてきましたよ。

7/10 10:39

偶然、単独山行で来ていた山友さんに遭遇。嬉しいですね。
彼女、編笠山から権現岳、そして三ツ頭と周回するんですって。
お互いに健闘を讃え合いお別れしました。

7/10 10:46

ギボシの下り。

7/10 10:49

トラバースも慎重に。

7/10 11:13

西ギボシも下りきり、のろし場へ向かいます。

朝蕾んでいたお花が開いていました。

7/10 11:26

権現山から帰ってまいりました。
改めて歩いてきた稜線を見返します。

青年小屋前にある「ラブランコ」で休息(笑)。

7/10 11:48

お腹が空いたので、小屋でお昼にします。

7/10 12:08

オーダーしたのは今年の新メニュー、ラーメン・餃子セット。
これで1,000円。お値打ちだ！(^^)v

7/10 13:38

さて、テント撤収し、下山に取り掛かります。
小屋番さんにご挨拶して青年小屋を後にします。

7/10 13:39

下山路は、編笠山を経由せず、巻き道を使います。

7/10 13:55

巻き道は苔生した癒しの登山道。

7/10 13:55

一面の苔の絨毯。

苔と岩の樹林帯を黙々と下ります。

7/10 14:35

皆疲れも出てきてちょっとしんどそう…。まぁ、ゆっくり下りましょう。

7/10 15:07

押手川分岐へ出ました。
あとは昨日登ってきた道を下っていくだけ。

7/10 15:31

樹林帯をゆっくりと下ります。

7/10 15:52

漸く雲海に到着。

7/10 15:53

ここでゆっくり休息。
疲労感半端ないですねぇ(苦笑)。

7/10 16:33

傾斜も緩くなり、散策道に入ってきました。ゴールは近し。
最後のひと踏ん張りです。

7/10 16:51

皆怪我なく無事に下山できました。
お疲れさま。

撮影機器：

D3300 ニコン

装備

MYアイテム

Kunisan0105

重量：-kg

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 サンダル ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ ポール テント テントマット シェラフ ヘルメット 携帯トイレ

感想

Kunisan0105

今年初の夏山、テント泊登山は、二年前にも登った南八ヶ岳の編笠山と権現岳へ。
今回は4人のパーティで登りました。
勿論青年小屋での夜の宴会も楽しかったです。
初日はガスの立ち込める中の編笠山で、眺望を楽しむことが出来ず残念でしたが、青年小屋での山仲間と呑み会が楽しく、いい夜を過ごせました。
翌日は権現岳へ。晴天の中ギボシや権現岳からの眺望が素晴らしく、同行された方々に喜んで貰えたのが一番うれしかったですね。
かなりの荷物を担いで登ったので、下山はヘロヘロになりましたが、楽しい二日間になりました。
同行いただいた皆様、ありがとうございました。