薬師岳小屋は満室御礼・大賑わいの鳳凰山
- GPS
- 10:29
- 距離
- 17.6km
- 上り
- 2,145m
- 下り
- 2,166m
コースタイム
天候 | 晴天 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
装備
備考 | 飛騨山脈は雪解けの状況がもう一つ 自分の技術では無理な山々が多いので今回は雪解けが済んだ比較的安全な赤石山脈へ アクセスの悪い光岳は次回として、今回は鳳凰山に登ることに 金沢からは遠いんだなどっちも |
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感想
金曜日、仕事を終えてから北陸道、東海北陸、中央道と高速を乗り継ぎ
朝方4時過ぎに青木鉱泉に到着
来てみてびっくり、ウィークデイのヤマレコ情報では駐車状況は数台だったが
既に青木橋から路上駐車の列
一応旅館側の駐車場まで行ってみたが、やはり満車
100台はいるんじゃないかと思う
運よくテントを片付けている人がいたのでそのスペースに停めさせていただく事に
さすがは人気の100名山、連休は大賑わいだ
青木鉱泉前で届けを記載、そして提出
標識に沿って登山開始
レコでは沢の工事で右岸への迂回路になっているとのこと
整備された仮の橋を進むと左岸の登山道に戻る
滝が多い山との事、つまりは水量が豊富な山になる訳で、土砂崩れも多発
組成は花崗岩のようだ
五色ノ滝で一緒に休憩した御仁から「小屋から先の砂地獄は大変だよ」と聞かされる
どこから来たのかと尋ねられ、石川県は金沢ですと答える
すると昨年、早月尾根で剱岳に登ったことを話される、健脚だ
白山もいい山ですので是非どうぞと、一時の楽しい会話がはずむ
休憩を終え先に進む
登山道が突然切れて道が無くなり、高巻きしなくてはならないところもあり
幾つかの名瀑を経て鳳凰小屋につく
スタッフさんから「水はご自由に」と、うれしい言葉を頂く
500ccボトルに補給、行動食の羊羹を一個食べてさあ地蔵岳へ
林を抜けると、真っ白な斜面が現れる
砂地獄の話は聞いていたので覚悟して臨む
花崗岩が真砂化した粗目の砂の斜面
普通に登ると体力の消耗が甚だしいので歩幅を30cm程にキープして進む
何とか小屋から小一時間程かかって地蔵岳のオベリスク直下に到着し上を見上げる
さて、どうしたものか?
答えは出た!
自分とは領域が違う、ここは本職の人が攀る場所
私は遠くの富士山を眺めて満足することにする(多分これが正解)
ゆっくり東の方向を眺めた後、次へ進む
少し進むと荒涼とした賽の河原に着く
静かだ、とても静かだ
多くの人はここで何かを感じるのでしょう
少しの滞在の後、アカヌケ沢ノ頭に立ち寄って目指す本峰の観音岳に進む
目に鮮やかな砂道を緩やかに登り、観音岳の下にたどり着く
下山する方とすれ違い、現在の気温を訪ねると「26℃」とのこと、至極涼しい
下界は38℃とか言ってるのでいかに高い山かがわかる
観音岳の大岩の上に立ち周囲を見渡す
素晴らしいの一言
軽く食事をとって最後の薬師岳へ
緩やかな稜線を歩き切って皆が休んでいる頂上広場へ着く
薬師岳小屋には寄らず、青木鉱泉への下山道を進む
五色ノ滝で逢った御仁から聞いたとおり、荒れた道
疲れも出ているので気を付けながら下りていく
森林限界を境に道の脇に緑色がついてくる
下るにつれだんだんと植生が変化する
クマザサ、ブナの木、この山の特徴か
沢の音が大きくなってきた
そろそろゴールも近い
ソロの女性が先行していた
「もうすぐですよね?」と声を掛けると「そうですよね」とお互い安心した面持ち
お先にの声で挨拶し、中道登山道入口に到着
看板には薬師岳小屋の案内があり「14、15日は満室です」との記載が
そうかここは予約制なんだ
車が通れる林道を鉱泉に向かってひたすら歩く
レコにあった沢渡のショートカット口を探すも見つからず
結局、青木橋まで下り、駐車場まで登り返す
(鉱泉に戻って確認しところ、沢が増水しているため渡れなくしているようでした)
駐車場に無事帰着
車のガラスに「駐車料金」の案内が
4時には受付できなかったので、この後鉱泉に行って支払いをする
若い男女が地図を広げながらお茶をしている
服装を見ると、今日は泊まって明日登るような感じ
ちなみに駐車料金は、土日は750円とのことでした
登山届を出した場所にある自動販売機で冷たいものを購入
コカコーラ500ccボトルが250円
うまい!
歩きごたえのある名山、鳳凰山、立派な山でした
さあ次の山、明日登る雨飾山へ移動することに
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1525955.html
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