羅臼岳
- GPS
- 08:34
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 1,496m
- 下り
- 1,486m
コースタイム
- 山行
- 6:25
- 休憩
- 1:52
- 合計
- 8:17
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
山頂の岩場は転落注意です。転んで頭から流血された方がいらしたそうです。それと熊の住処ですので、出くわさないように熊鈴、スプレー、笛等の準備をお願いします。 |
その他周辺情報 | こちらへの遠征時によく利用する清里温泉「緑清荘」さん。日帰り390円は嬉しい値段。シャンプー、ボディソープ付きです。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(薄)
Tシャツ
ズボン
靴下
キネシオロジータープ
グローブ
雨具(上下)
日よけ帽子
タオル
登山靴(夏)
ゲイター(薄)
ストック
ザック
昼ご飯
ガス
コンロ
コッヘル
行動食(チョコ・塩キャラメル・柿ピー)
ハイドレーションキット+飲料(3リットル)
地形図
筆記用具
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
JRO登録証
携帯
高度計付腕時計
カメラ
熊鈴
熊スプレー
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
虫刺され薬
ツェルト
細引き
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
痛み止め
お風呂道具
着替え
サンダル
日焼け止め
虫除けスプレー
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感想
【お山紹介】
今回のお山は羅臼岳。皆様ご存じの日本最東端、知床半島最高峰の日本百名山です。その高さは、標高1661m。三ツ峰、硫黄山への縦走も可能で、海に挟まれた大きな山塊を歩くことから、とてもダイナミックな山行ができます。
【地質】
地質図Naviによれば、新第三紀中新世〜第四紀完新世の安山岩・玄武岩質安山岩 溶岩・火砕岩です。
また活火山に指定されており、気象庁のHPによれば、古くから火山活動が続き、近年の活動は過去2300年以降の3回の大きな活動期があったようです。
過去の噴火活動についてはよく分かっていないこともあることから、登山の際には山の変化に注意しながら山行してください。
↓地質図Navi
https://gbank.gsj.jp/geonavi/geonavi.php#12,44.08088,145.10115
↓気象庁
http://www.data.jma.go.jp/svd/vois/data/sapporo/102_Rausudake/102_index.html
【移動】
札幌から高速を使って音更帯広ICで下車。士幌方面へ15分ほど走って平和園で昼食。昼食後は国道241号を利用し足寄町経由の弟子屈入り。その後国道391号を走り、途中右折して道の駅パパスランドさっつる付近で更に右折。途中砂利道を走って清岳荘へ。翌日は斜里町を経由し国道334号を利用してウトロ入り。更に先に進み、途中知床五胡方面へ左折。しばし進んで岩尾別温泉方向へ右折し、しばし走って登山口到着です。
【山行】
昨年から岡山の山友から北海道遠征を打診されおり、今回の道東コラボ山行に。嬉しいね〜。
前日に岡山組を新千歳空港で拾い、そのまま移動して宿泊は斜里岳麓の清岳荘。3時半に起床し、準備でき次第出発しました。登山口の岩尾別温泉には5時半に到着しましたが、すでに満車で路駐に。急いで準備して5時50分に出発です。
温泉ホテルの建物の横を抜け、少し進んで木下小屋に到着。ここで届けを提出し山行開始。最初からの急登に汗が吹き出す。ジグが切られてはいますが、しばらくはひーこら。登山道は比較的整備が行き届いており、歩きやすい。順調に高度を上げていく。
標高800m手前で水場の弥三吉水に到着。しばし休んで歩を進める。すぐに平らな極楽平に到着。マジで平らでなかなか高度が上がらない。ううむ、極楽ではないな。。。
先を進み急登になると小さな雪渓が出現。さらに進むと大沢の雪渓に到着。雪の状態は表面が軟らかく、登りはツボでオッケー。途中から急になり、内心ビビっていたのは仲間には秘密です。
雪渓を登り切るとコザクラ、シマノキンバイさんがお出迎え。キレイだなぁ。心が癒やされる。お花の出現にしばしレリーズタイム。夏山はこうなるから時間がかかる(笑)。
撮影を終わって先を進むと、すぐに平らな羅臼平に到着。青空に羅臼岳、三ツ峰のピークが映える。素晴らしいこの景色、今日来て良かった!
休憩後、目的地の羅臼岳山頂へ向かう。徐々に急になり、途中からはロッククライミングに。こういうの好きだなぁ。
ふと気がつくと狭く平らな山頂が見えてきた。足元に注意しながら最後の岩場をのり越え、祝、羅臼岳登頂!ガスがかかったり抜けたりだけど、眺めはまずまず。知床半島の雄大な景色が目に飛び込んできました。
山頂標識で記念撮影を終え、周辺の撮影を始めた矢先、2〜3つの団体さんがなだれ込み、すれ違うのも大変な状況に。うわぁ、混雑がひどい。。。両側は10mほどの切り立った崖。落ちたら確実に重症以上。とにかく危ない!
ひとまず人混みを避けたく、一つ手前のピークへ移動。ここでレリーズタイムとしました。雲が多く、抜けるタイミングを見計らってパシャリ。しばらくPCの壁紙になりそうです。
その後山頂の団体さんが一気にいなくなったことから、山頂に戻ってお昼ご飯。今日は月寒あんぱんでいつものショット!その後名残惜しくも下山開始。また来るよ。
山頂付近はガスに覆われ、羅臼平まで真っ白。その後は天気が回復し、青空山行に。大沢では軽アイゼンを装着。下りではまだまだ気をつけないと行けないですね。その後途中弥三吉水で顔を洗い、淡々と下山し、無事に登山口に到着しました。
翌日は斜里岳登山の予定でしたが、翌朝起床した時点で風が強く、予報も悪化傾向であったことからキャンセルに。大半の方々は山頂に向かったようですが、どうなったでしょうか。無事を祈っています。
山行がキャンセルになったことから網走監獄、常呂のカーリング場に立ち寄り、ちょっとした観光に。お二人に満足してもらえたかな?観光後は最終日の雌阿寒岳へ向かって移動です。さてさて、どうなることやら〜。
全く山に興味がなかったのに、12年前の知床旅行で「あの山かっこいい。登ってみたい。」から始まった自分の登山。
いつか羅臼側からも登ってみたいですね。
kenshi_hさん、こんばんは。コメントありがとうございます!
羅臼が登山の始まりだったのですね。何か縁があるのでしょうね。
羅臼側のほうが眺めがよさげですね。岩尾別温泉側は立木が多いですから。是非、北海道へ戻られたら羅臼側から登ってくださいね
できれば、おつきあいしたいなぁ。是非、誘ってください
yo-shaさん
今回も大変お世話になりました。とてもよい山行ができました。
機会があれば、羅臼側登山口〜硫黄岳〜カムイワッカへの縦走もしてみたいですね〜
tenjinyamaさん、こんばんは。コメントありがとうございます!
こちらこそ、色々と大変お世話になりました。お土産まで頂いて、とても嬉しかったです
天候が悪く、斜里岳に行けなかったのは残念でしたが、リベンジネタとしてとっておきましょう。他の百名山もまだまだ残っているので、是非お誘いください。喜んでご案内いたします
知床連山の縦走は一度やってみたいのですが、なかなか実現が難しいですね。そのうち是非計画しましょう
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