御在所岳(講習会2)



- GPS
- 05:53
- 距離
- 7.2km
- 登り
- 1,303m
- 下り
- 514m
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所無し 中道登山道の入り口(鎌ヶ岳分岐)に登山ポストあり。 |
写真
感想
2週間前に続き、某社主催の講習会に参加。今回はロープワークで懸垂下降。
数日前に御在所岳では雪が降り、山頂ライブカメラもその日の午前中は白い景色だったものの、ロープーウェイのり場から見上げる限り雪はなさそう。
1日前に登られたかたの情報では、登山道終点直下に残雪が有ったとのこと。
今回もアタックザック的な小さなザック(腰バンドでザックを加重しないタイプ)で参加。
中道登山道に向かい、中道開始地点で登山届をポストし、カラビナとスリング、ロープの簡単な復習を行う。
緊急時、体にロープを巻き付けるブーリン結び(ボーライン、もやい結び、キングオブノット)の方手での結び方。ダブルエイトノットの体への巻き付け方・ハーネスへの付ける結び方(これは自宅で勉強してあったので完璧)。ロープの束ね方など勉強になった。
暫く登り、負ばれ岩付近で「肩がらみ」での講習。また下に通したロープを右臀部を通り右腰から前に出し、左肩方に上から後ろに出し、右わきから前(右側)に出した場所を手で持つ。
右臀部で骨盤に乗るのようにロープを這わせると安定する。右足の付け根で大たい骨でロープに乗ると右足がはねあがりそうになり危険。
初めてやったが、むちゃくちゃ安定していることにびっくり。また、肩にかける部分が擦れるため襟の無い服はやけどに注意。
シングル、ダブルの両方で練習させていただき、シングルの場合には支えるロープの幅の問題により、加重がよりかかることが良く解った。
個人的には、肩がらみは摩擦や、加重の問題からどうしてもロープしなかいって場合だけに利用するものだなあと感じた。
さらに暫く進み、キレット部で再度講習。今度はエイト環を使った下降。
エイト環の大きい輪にハーネスを付け、その大きいわを通し、小さい輪にひっかけた後にハーネスからエイト環を取り、小さい輪側をハーネスに付ける。右手で制動する場合には、右側にロープが抜けるようにする。もし逆の側にロープが出た場合には、反対側の手で制動するか、エイト環を裏返してロープの抜ける方向を逆にする。
エイト環下降途中で停止する場合には、制動している側のロープをエイト環の大きな輪と上部ロープ側の間に入れると摩擦でロープが動かなくなる。再度制動開始はその逆の手段。
下降器(ATC)は下降にも使えるが、どちらかというと摩擦が大きいのでビレイなどで利用することが良く、エイト環は途中停止などが簡単で便利とのこと。ATCでは途中停止の場合には太ももに数回巻きつけて停止できるそうだ。
また、時間もあったので、プルージックでの登り方も教えていただけた。
更に登り登山道終点へ。
終点手前に少しだけ雪の残りが合った点と、その手前が融雪でぐちゃぐちゃであった。
帰りは前回と同様にロープウェイで下山。
いろいろ説明書・インターネットを見ながら事前に勉強しておいたのでスムーズに理解できたが、実際にやってみることでいい経験ができた。
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