薬師岳、黒部五郎岳（花粉症との戦い）

2018年07月14日(土) 〜 2018年07月15日(日)

• GPS: --:--
• 距離: 38.7km
• 登り: 3,068m
• 下り: 3,068m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:16
• 休憩: 0:57
• 合計: 6:13

7:31 折立
8:09 8:09 太郎坂(アラレちゃん)
8:33 8:33 青淵三角点(青淵山)
9:25 9:28 五光岩ベンチ
10:03 10:03 太郎平小屋
10:26 10:50 薬師峠
11:10 11:10 薬師平
11:37 11:45 薬師岳山荘
12:18 12:40 薬師岳
13:07 13:07 薬師岳山荘
13:27 13:27 薬師平
13:44 薬師峠

2日目

• 山行: 8:39
• 休憩: 1:57
• 合計: 10:36

3:31 薬師峠
3:44 3:49 太郎平小屋
4:57 5:01 北ノ俣岳
5:23 5:23 赤木岳
6:01 6:01 中俣乗越
7:03 7:40 黒部五郎岳
8:33 8:33 中俣乗越
8:58 9:02 赤木岳
9:33 9:36 北ノ俣岳
10:34 10:34 太郎平小屋
10:50 11:52 薬師峠
12:06 12:08 太郎平小屋
12:36 12:36 五光岩ベンチ
13:20 13:20 青淵三角点(青淵山)
13:40 13:40 太郎坂(アラレちゃん)
14:07 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

6:00有峰林道入り

写真

7:00折立到着
500m離れた臨時第2駐車場に駐車してスタート

7/14 8:08

最初は樹林帯を登ります。
ぐんぐん高度を上げます。
テント装備は重いです・・・
アラレちゃんまで来ました。

見た目より急です。

五光岩ベンチ

太郎平小屋到着

薬師峠到着
ようやく重い荷物を下ろせます。
ここを今日のキャンプ地とする。
テント設営してアタック開始です。

薬師山荘

山頂はすぐそこ

薬師岳山頂から剱立山

下山途中13：00くらいから、もの凄い暑さ。
テン場到着。これにて本日の山行終了。
水場でタオルを濡らして体を冷やしました(>_<)
花粉症でくしゃみがとまらない。
くしゃみしすぎたからか、熱中症なのか、高山病？なのか
夕方から激しい頭痛に悩まされました。

7/15 3:44

翌朝ヘッデンスタート。昨日夕方はリタイヤを頭によぎった。黒部に行かずこのまま下山しようかと。ぐっすり眠れたので体調は悪くない。いつもよりペースを抑えて進みます。明け方の太郎平小屋

北ノ俣岳で夜明け

ご来光

赤木岳

ゴロゴロ

黒部五郎岳山頂、
槍ヶ岳〜大キレット〜穂高連峰
笠ヶ岳、焼岳、乗鞍、
三俣蓮華、鷲羽、水晶
全部見える。絶景にテンションあがる
暑くなる前に下山しよう

相方ストックを山頂に忘れる。
たった8分で稜線分岐から山頂を往復してきた。体力あるなぁ。

下山は地獄の炎天下。
というか登り返しが多いので「下山」ではない。
どうにかテン場に戻ってくるが
暑すぎて・・・まだ時間が早いので
テントを撤収して折立に下山することに。
暑すぎて写真を撮る余裕がない(^_^;)

帰りの五光岩ベンチ

撮影機器：

MONO MO-01J docomo ZTE

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも サンダル ザック ザックカバー サブザック 行動食 非常食 調理用食材 飲料 ガスカートリッジ コンロ 食器 調理器具 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ストック テント テントマット シェラフ

感想

noch

ようやく薬師・黒部に登頂することができました。
はじめに計画したのは平成26年の8月。
それから毎年のようにサマーシーズン（7〜9月）の連休のいずれかを薬師・黒部の計画をしてきたのですが、毎回悪天候により断念し、他の山に振り替えし続けて、一度もタイミングが合いませんでした。今回の3連休は絶好のチャンス到来。
　初日の薬師岳は難なく制覇。しかしテン場に戻ってからは、ハイマツによる猛烈な花粉症で延々と4〜5時間くしゃみ・鼻水が止まらず、激しい頭痛に苦しみました。もしくは軽い熱中症か高山病？何にせよ体調不良により黒部五郎岳を断念する寸前まで追い込まれましたが、翌朝は頭痛も花粉症もピタリと止まりました。
　2日目、ヘッデンスタートで涼しい時間に歩を進めて行きはよかったです。山頂からの絶景にテンションもあがります。
　帰りは猛暑地獄。ペースダウンを余儀なくさせられ、何度も水分補給をしました。2日目の朝は水分を3．5L持参しましたが、帰ってきた頃には残量は0．8L。決して大げさではありませんでした。11：00前にテン場に帰還。本当ははもう1泊するつもりでしたが、あまりの暑さにその場に留まることを耐えきれず下山することにしました。折立までは重いテント装備と猛暑で、下りにもかかわらずいつもの何倍も体力を消耗しました。2日で10L以上水分を補給しました。過酷な山旅となりましたが、快晴の北アルプスから最高の景色と達成感をいただきました。