北沢峠から栗沢山とアサヨ峰、翌朝もう一つ仙丈ケ岳

2018年07月18日(水) 〜 2018年07月19日(木)

• GPS: 13:54
• 距離: 19.2km
• 登り: 2,290m
• 下り: 2,245m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:33
• 休憩: 0:19
• 合計: 5:52

9:10 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
9:33 9:33 仙水小屋
10:04 10:05 仙水峠
11:36 11:37 栗沢山
12:44 13:01 アサヨ峰
13:51 13:51 栗沢山
15:02 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）

2日目

• 山行: 6:30
• 休憩: 1:18
• 合計: 7:48

3:17 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
3:21 3:22 仙丈ヶ岳二合目登山口
3:27 3:28 北沢峠
4:43 4:46 薮沢大滝ノ頭
5:42 5:44 小仙丈ヶ岳
6:15 6:16 仙丈小屋分岐
6:37 6:47 仙丈ヶ岳
7:11 8:05 大仙丈ヶ岳
8:36 8:36 仙丈ヶ岳
8:49 8:49 地蔵尾根合流
8:55 8:56 仙丈小屋
9:23 9:23 丹渓新道合流
9:29 9:29 馬の背ヒュッテ
9:34 9:37 藪沢小屋分岐
10:11 10:12 藪沢徒渉点
10:18 10:19 薮沢大滝
10:51 10:51 大平山荘
11:04 11:04 北沢峠 こもれび山荘
11:05 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

行きは仙流荘側からアプローチ。7時30分過ぎでバス停から一番近くの駐車場はほぼ埋まっていたのでその次の駐車場を利用しました。
帰りは同行者と別れ一人で広河原経由で甲府から高速バスで帰りました。

コース状況／危険箇所等

仙丈ケ岳からの下山に選んだ藪沢新道の渡渉地点にかかっている橋が雪に潰されていました。水量もさほどでなかったので問題なく渡渉出来ましたが降雨後など水位が上昇することが予想されるときは注意が必要です。

写真

7/18 7:48

本日は栗沢山、アサヨ峰に登るため北沢峠にアプローチします。仙流荘のバス停で五平餅とおにぎりを買いました。7時55分に先発のバスが発車し我々はその次の8時5分発に乗車。

7/18 9:00

北沢峠です。

7/18 9:09

今日は下山後長衛小屋のテン場に宿泊しますが全ての装備を持ったまま行っちゃいます。

7/18 9:22

樹林帯も気持ちいいね。

7/18 9:26

途中岩が出てきたりします。

7/18 9:39

ガレ場に出ました。

7/18 9:48

うわ、まじか。この場所の写真にこうコメントを入れた人は多いはず。

7/18 9:57

仙水峠です。

7/18 9:57

甲斐駒を見上げる。すんげぇ迫力だよー。小休止入れます。

7/18 10:15

では、行くぜ栗沢山。

7/18 10:25

登ると甲斐駒が近くなる！

7/18 10:26

かっこいいーー。

7/18 10:39

栗沢山もいい形してるじゃん！！

7/18 10:46

友人曰く「甲斐駒は少し雲があるといい」とのこと。通だな。

7/18 11:06

北アルプスも見えてきた。

7/18 11:13

直下はなかなか楽しい岩になってる。全然難しくないし怖くもない。

7/18 11:14

はー、素晴らしい展望台。

7/18 11:15

槍穂がしっかり見える。いい日に来たな。

7/18 11:20

栗沢山到着。

7/18 11:20

この辺はこの方角から雲が湧きやすいんだね。去年鳳凰山に来た時も同じ方向から雲が出ていた。

7/18 11:24

北岳！ファンクラブあったら入りたい！

7/18 11:24

そして同行の友人が珍しくシャッターを求めるのでなんでかと思ったらこの岩に宇多田ヒカルがCMで座ってたらしい。おじさん二人で宇多田ごっこに興ずる。

7/18 11:30

明日行く仙丈ケ岳だ。どっしりしているね。

7/18 11:39

先へ進もう。雲が湧いている。

7/18 11:48

尾根を忠実に通すわけでもないのでところどころ登山道がわかりにくい。一か所間違えてしまい軽く藪漕ぎして登山道に戻ったりした。

7/18 12:15

ちょっとした岩場に見える。難しかったり怖かったりってのはここもなかった。

7/18 12:40

よっしゃあ、あとちょっと。

7/18 12:43

着いた！

7/18 12:56

仙丈ケ岳キレイだねぇ。

7/18 13:08

北岳は、こちらからよりも鳳凰山付近から見るほうがいい形かなぁ（個人の感想です）。

7/18 13:34

帰りは甲斐駒を眺めながら歩く。

7/18 14:30

下山は仙水峠を経由せず降りました。

7/18 15:01

荷物がいつもより重いので歩くのに苦労した。途中転んでしまいカメラのレンズフードをなくす。。。あいたたた。

7/18 15:54

友人とはここでお別れ、お見送りがてら

7/18 15:54

明日の登山口をロケハン。ショートカットっぽい道もあるがメインルートを歩くことにしよう。

7/18 17:02

今日のゴハンはうな丼。明日の鋭気を養おう。
見た目は悪いが美味しかった。

7/18 17:45

早く寝ちゃおう。

7/19 3:27

翌朝2時30分頃起床。物音を立てないように撤収して3時15分頃テン場を出発。

7/19 4:17

ブルーアワーは樹林帯で過ごす。

7/19 4:20

朝が来たかなーー。

7/19 4:24

遠くの空が赤く燃えていた。

7/19 4:29

4合目

7/19 4:46

チェックポイント。

7/19 4:54

雲が多かったのでこの時間にご来光。右側は栗沢山だ。

7/19 5:04

左に甲斐駒を入れて。良い朝だなぁ。

7/19 5:05

北岳も！

7/19 5:06

モルゲン色に染まる仙丈ケ岳。この色の時間は短いのだ。

7/19 5:20

甲斐駒と鋸岳のシルエット。

7/19 5:34

朝日に透かされる栗沢山から鳳凰山の山並み。

7/19 5:43

小千丈に到着。甲斐駒と栗沢山から鳳凰山までシルエットになっている。

7/19 5:43

そして北岳の稜線。

7/19 5:43

先へ進みましょう。

7/19 5:51

中央アルプスの拡大。宝剣岳も見えている。

7/19 5:53

足元も華やかだなー。

7/19 6:30

仙塩尾根。今日はここを大仙丈ケ岳まで歩くことにしてます。

7/19 6:30

左から1番富士山、2番北岳、3番間ノ岳。ありきたりだが日本の高山がそろい踏み！

7/19 6:35

そして最高地点仙丈ケ岳に到着。

7/19 6:35

中央アルプスと御嶽山

7/19 6:36

甲斐駒、鋸岳と奥に八ヶ岳。

7/19 6:38

昨日登った栗沢山、アサヨ峰とその先に鳳凰山が続く。

7/19 6:45

北アルプスのパノラマが広がる。

7/19 6:45

鳳凰山をアップで。本当に美しいね。

7/19 6:48

途中から昨日のテン場にいらっしゃった方と行動が重なり歩いてきました。仙丈ケ岳の頂上でもその方と二人だけの静かな山頂で「早起きは3文の得」とはよく言ったものだ。大仙丈ケ岳に行きますねと告げるとその方も行くよとのこと。

7/19 6:54

美しい仙塩尾根。ここから道の具合がすこし変わる。ずーっと遊歩道のような登山道だったけどここはその雰囲気は変わり「いかにも整備した」って感じではなくなる。

7/19 7:11

大仙丈ケ岳には25分くらいで着きました。ここで大休憩をとります。この場所でゆっくりするって決めてきた。

7/19 7:22

しめっぽくなった装備を天日干し

7/19 7:27

そして朝ごはん。花を傷つけないように気を付けながら。

7/19 7:41

これまた贅沢な眺めをぼんやり見つめながら時間を消費する。

7/19 7:41

ここまで一緒に歩いてきた方は先行されていきました。ここから北沢峠に戻っていくそうです（帰りもバスとか一緒でした）。

7/19 8:04

とてもいい時間を過ごさせてもらったよ。

7/19 8:04

さあ、帰ろう。

7/19 8:10

ここも結構岩交じりで楽しい道のり。

7/19 8:24

素晴らしい景色は相変わらずです。

7/19 8:33

仙丈ケ岳再び。この時間になるとたくさんの登山者でにぎわっています。

7/19 8:38

帰りは仙丈小屋を経由するルート。

7/19 8:40

こちらは鋸岳がすごい迫力で迫る。奥には八ヶ岳。

7/19 8:40

大ギャップ、すごい切れ込み！

7/19 8:43

チングルマかな？

7/19 8:52

小屋が見えてきました。ここから朝日を見たら甲斐駒ファンにはたまらないロケーションだね。

7/19 8:56

振り返ってカールを眺める。

7/19 9:15

もう少し降りて振り返る。すごいところに小屋が建っているんだなぁ。

7/19 9:16

正面は甲斐駒、この二日間でいっぱい見れた。

7/19 9:28

馬の背ヒュッテ。

7/19 9:34

見納めかな、いい天気をありがとう。

7/19 9:36

分岐点。渡渉して正面に行くと朝のルートに合流する。左が藪沢新道。

7/19 9:36

「ヤブ」へ行くことにします。

7/19 9:38

こんな感じの沢沿いの道。思ったよりハードだったけどこの変化は楽しいね。

7/19 9:39

花もあるよ。

7/19 9:46

正面は甲斐駒。

7/19 9:50

水はすごい透明。

7/19 9:55

迫力のある滝もある！涼しげ。

7/19 10:02

雪まで出てきた。

7/19 10:04

雪の上は歩きたくないなと思っていたら登山道が途切れる。よく見ると対岸に道が続いている。

7/19 10:05

雪には近づきたくなかったが仕方がないので用心しながら渡渉できる場所を探す。

7/19 10:06

残った雪はこんな風になっていました。スノーブリッジだったんだろうな。すごく涼しかった。

7/19 10:06

まったく問題なく渡れました。雨のあととか水量が多くなりそうなときは要警戒。

7/19 10:06

ホントは丸太橋があったのか。

7/19 10:07

雪の塊が橋を真っ二つにへし折っている。スノーブリッジが崩落した時に壊したのかな。恐ろしい重量だなぁ。。。

7/19 10:32

そのあとは普通の登山道。

7/19 10:35

鋸岳の展望場所がありました。

7/19 10:42

11時15分のバスに間に合うかなと思いながら歩いてました。

7/19 10:51

これを見て間に合うと確信。

7/19 11:00

このあとはトイレに行き流れるようにバスに乗ったのでこれがラストショット。今日も無事でした、ありがとうございました。

撮影機器：

OLYMPUS OM-D E-M5 オリンパス

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 ガイド地図（ブック） 携帯 時計 タオル ツェルト ストック カメラ シュラフ

感想

Alkaline

北沢峠を起点に栗沢山、アサヨ峰に登りました。宇多田ヒカルのCM以来友人が何度か足を運ぶほど虜になっている山。仙水峠から先は甲斐駒ヶ岳の眺めが圧巻で、なるほど素晴らしい山でした。頂上に出ると北岳や仙丈ヶ岳も顔をだしキレイなパノラマが広がります。その先のアサヨ峰までの稜線は少し迷っちゃったけど北岳、甲斐駒、仙丈ヶ岳に見守られながらの歩きになり大変素晴らしいものでした。
下山後は同行した友人と別れ長衛小屋のテン場で過ごし翌朝仙丈ヶ岳へ。早朝から歩き始めたので同じテン場にいた方と途中抜きつ抜かれつするのみで静かな山を透き通るような青空のもと堪能することができました。仙塩尾根の道と藪沢新道の一部以外は大変よく整備された登山道でした。歩き始めは日の出前だったので安心して歩くことができました。