銀山平からの庚申山〜鋸山〜皇海山！過酷なクラシックルートのピストン！

2018年07月22日(日) [日帰り]

• GPS: 13:30
• 距離: 22.9km
• 登り: 2,202m
• 下り: 2,186m

コースタイム

日帰り

• 山行: 12:22
• 休憩: 1:09
• 合計: 13:31

3:59 銀山平
4:41 4:41 笹美木橋
4:58 4:58 一の鳥居
5:03 5:08 庚申七滝
6:05 6:22 庚申山荘
7:25 7:28 庚申山
8:15 8:15 駒掛山
8:46 8:55 薬師岳
9:45 9:45 鋸山
10:19 10:20 不動沢のコル
11:00 11:08 皇海山
11:54 11:56 不動沢のコル
12:32 12:32 鋸山
13:51 13:51 薬師岳
14:15 14:16 駒掛山
14:45 14:45 庚申山
15:21 15:30 庚申山荘
16:16 16:29 庚申七滝
16:32 16:32 一の鳥居
16:47 16:48 笹美木橋
17:30 銀山平

13時間半、23km。
今まで登った山の、まるで確認テストのようなコース内容。 初めての10時間超えは正直しんどかったです。

事前情報で、六林班峠は崩れているとの情報があったので、銀山平からのピストンで行きました。

水場は1ヶ所、庚申山荘の少し先のみでした。ここでしっかり補給しないと、夏場は特に危険だと感じました。持っていった水分は3ℓ強あっても、ピストン復路の庚申山付近で持って行った水分がほぼ底を尽きました。庚申山を下ってから、庚申山荘から銀山平までも2時間弱はかかるので、最後に水場で水分補給できて、本当に命拾いした感じがしました。

庚申山〜鋸山はかなり危険を感じました。ハシゴ、ロープ、鎖場のオンパレードです。以前経験した、栃百の熊鷹山の行者コース以上の内容でした。地元の低山、古賀志山での岩場登りの経験は活きてきたと思います。

また、この区間は薮漕ぎも多いです。半袖だと生傷必至です。腕を保護できるアイテムを用意するか、長袖のがいいかとは思います。猛暑なので、暑さを取るか、肌を守るか、選択が難しいところだと思いますが。自分は半袖でたくさんの生傷作ってみました(苦笑)

鋸山を下って、群馬側からの合流地点からの皇海山は楽勝でした。標高こそ2000m以上ですが、まるで低山登山のような内容。拍子抜けするほどの内容でした。

天候

晴れ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

かじか荘のある銀山平の駐車場利用。

群馬側からのアクセスは林道が長くて大変なようですが、栃木側からのアクセスは難しくはありません。
ただ、コース内容は反比例。

六林班峠が崩れているとの情報があったので、ピストンで行ってきました。

コース状況／危険箇所等

これまでの7ヶ月の山行経験の集大成となりました。

3座トータルでは過酷なのは間違いありません。
頑張れば日帰りも可能だとは思いますが、不測の事態があると帰って来れなく可能性があると感じました。

個人的には、このコースの肝は、庚申山荘〜鋸山を下るまでだと思いました。覚悟のいる内容だと思います。

その他周辺情報

かじか荘

写真

7/22 3:57

やって来ました、今回の登山口！
まだまだ真っ暗ですが、ヘッドライト付けて、夜明け前から頑張りますよ！

7/22 3:57

庚申山についての案内板。

実は用意はしてあったけど初めて使ったヘッドライト。
その威力に地味に感激！

ここから庚申山往復だけでも6時間前後はかかります。
日帰りなら1座でも十分なボリュームですよね^^;

7/22 4:02

進みます。
真っ暗な中、一の鳥居までは3km以上。
地味に遠い^^;

7/22 4:25

少し明るくなってきました！

7/22 4:46

この感じ、栃百の鶏岳みたいw

7/22 4:58

銀山平から約1時間歩いて一の鳥居に到着！

7/22 4:58

ここが、庚申山の本格的な登山口になります。
我々はここから3座頑張りますよ！

7/22 5:07

それでは、レッツラゴー！

7/22 5:25

ちょいちょい案内板。

7/22 5:30

7/22 5:39

また鶏岳に似た所発見w
庚申山荘まで、あとふた息頑張りましょうか！

7/22 5:42

夫婦蛙岩

7/22 5:49

仁王門

7/22 6:07

庚申山荘に到着！
素敵な雰囲気です。
銀山平からここまで約2時間。
低山なら山頂に着いてしまう時間ですね。

料金はご覧の通り。

7/22 6:21

7/22 6:22

庚申山に向かいます！

7/22 6:25

ここが最後の水場です！
縦走するなら、忘れてはいけませんね！

7/22 6:32

庚申山までは岸壁や岩と自然が織り成す光景に目を奪われます！

7/22 6:35

いいね！

7/22 6:36

自然の神秘！

7/22 6:39

秘境感

7/22 6:44

ハシゴや...

7/22 6:46

鎖場も出てきます！

7/22 6:48

たまに...

7/22 6:48

開けたり...

7/22 6:51

岸壁に目を奪われたり！

7/22 6:59

サンシャイーーーン！！

7/22 7:00

一の門

7/22 7:03

大胎内へ潜りませんでした。

7/22 7:09

藪漕ぎ！

7/22 7:15

朝ですよー！

7/22 7:20

慰霊碑

アスレチック要素あって楽しい！

7/22 7:24

変化に富んだ道を登りきって、やっと平らな感じになりました。
そして、少し進むと...

7/22 7:28

庚申山ゲッツ！

7/22 7:28

栃百の看板もゲッツ！

7/22 7:32

大きめの三角点！

7/22 7:29

山頂は地味です。
眺望はなしですが、登山道だけでも十分楽しめたと思います。

7/22 7:41

そして...少し歩くと開けました！！

7/22 7:42

出た、皇海山！
栃百を目指し始めてから夢に見た皇海山！
ついに目の前でターゲティング完了！

7/22 7:42

SKYに映える皇海山は最高だった！

7/22 7:44

...からの〜
DIVE TO BLUE！！

7/22 7:48

...からの〜
DOUBLE DIVE TO BLUE！！！！

7/22 7:49

存分にダイブった後は、ふざけてる時間もないので鋸山に向かいます！

7/22 8:05

やってきました、藪漕ぎタイム！
この激しさ、栃百の太郎山を思い出します。

7/22 8:12

ここから先は小ピークの連続。

7/22 8:29

7/22 8:46

7/22 9:01

7/22 9:02

実はここ、庚申山・鋸山・皇海山が一番よく見える場所だと思います！

ここでもういっちょ、DIVE TO BLUE！
to the SKY(皇海)！

7/22 9:15

白山の先から岩場が続きます。
想像以上でした。

7/22 9:16

おっかな！

7/22 9:23

トラバース

7/22 9:24

スリル感半端ない！

7/22 9:27

白根山見えた！

7/22 9:32

ハシゴもたくさん！

7/22 9:33

エッサ＼(°-°＼)三三(／°-°)／ホイサ

7/22 9:40

落ちたら大変！
慎重に！

7/22 9:40

奈落の底という言葉の意味を知る。

7/22 9:46

鋸山ゲッツ！

7/22 9:46

栃百の看板もゲッツ！

7/22 9:52

ここを下って登れば、いよいよ皇海山！

7/22 9:56

鋸山の先も岩場が長めで危ないです！

7/22 10:21

群馬側からの合流地点、不動沢のコル。
ここからが本格的な皇海山攻め！

7/22 10:21

気持ちを改めてレッツラゴー！

7/22 10:34

ラメってたw

7/22 10:44

ここは低山か？
...と思うような雰囲気。

7/22 10:57

青銅の剣まで到着！

7/22 11:03

皇海山ゲッツ！

7/22 11:02

栃百の看板もゲッツ！
ここだけ赤い！

7/22 11:07

山頂の雰囲気。
眺望もないので、すぐに下山。

7/22 11:24

皇海山から唯一の眺望！！
ここまで景色のない、地味な日本百名山は珍しいと思います。

7/22 12:05

それにしても、鋸山ってこんなに尖ってるのか^^;
名前の由来を再認識。

7/22 12:18

激しく下ったところはまた登り〜

7/22 12:26

でも、景色に励まされます！

7/22 12:28

鋸山アゲイン！

7/22 12:38

下ったところは、今度は登らなければ...
地味に目の前の岩が落ちてきそうで怖い^^;

7/22 12:51

ヒヤッ！

7/22 13:05

危ないな〜

7/22 13:44

でも、改めての山深い皇海山は素晴らしい！
奥には白根山も！

7/22 13:44

男体山ファミリーも仲良さそうです(^^)

くれぐれも、DIVE TO VALLEYはしないように！

遠くにはロープにハーネスを使っている方の姿も！
無事に鋸山には行けたのでしょうか。
我々は帰路を急ぎます。

7/22 14:44

庚申山アゲイン！

登ったハシゴを下りましょう。

7/22 15:01

庚申山手前、ほぼ下り終えて水場を目指します。
この辺でやっと安心感！

ありがとう、水場！！

7/22 16:04

水場で水分補給したら、先が見えてきたので、庚申山荘には寄らずに少しペースを落として下ります。

7/22 16:32

一の鳥居へ戻ってきました。
ここから1時間、また林道を歩きます。

7/22 16:40

行きは気づかなかったお花。
長めのクールダウンです。
本当にお疲れ様でした！

撮影機器：

Xperia Z5 Compact SO-02H docomo SONY

装備

個人装備

Tシャツ ズボン 靴下 雨具 日よけ帽子 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 携帯 時計 サングラス タオル ストック

備考

水分は3ℓ強でも個人的には足りませんでした。
庚申山荘の先にある水場で1ℓ以上追加で補給しています。

感想

kagerobo

連日の、日本列島を襲う酷暑。

過酷な山行となりましたが、個人的にはこれまでの経験の総復習となりました。とても印象に残る、いい経験ができたと思います。

身体はボロボロですが...^^;