乗鞍岳 涼を求めアルプス一万尺の避暑地で花散策

2018年07月20日(金) [日帰り]

• GPS: 06:36
• 距離: 13.4km
• 登り: 1,457m
• 下り: 577m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:01
• 休憩: 1:33
• 合計: 6:34

7:52 三本滝レストハウス
8:20 8:36 三本滝
9:46 9:48 冷泉小屋（休業中）
10:12 10:24 位ヶ原山荘
11:04 11:04 肩の小屋口
11:29 11:41 肩ノ小屋
11:42 11:42 剣ヶ峰口
12:03 12:04 朝日岳（乗鞍）
12:11 12:11 蚕玉岳
12:15 12:34 乗鞍岳頂上小屋
12:35 12:38 乗鞍岳
12:40 12:40 乗鞍岳頂上小屋
12:44 12:44 蚕玉岳
13:04 13:05 剣ヶ峰口
13:13 13:13 摩利支天分岐
13:27 13:30 富士見岳（乗鞍）
13:36 13:37 県境ゲートバス停
13:45 13:47 不消ヶ池分岐（自称）
13:52 13:53 県境ゲートバス停
13:57 13:57 鶴ヶ池
14:05 14:25 畳平のお花畑
14:26 畳平バスターミナル

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

「乗鞍 観光センター」にて車内泊。
250台（周辺を含めると360台：無料）
無料トイレ有り
当日は三本滝駐車場(50台：無料)を利用。
https://norikura.gr.jp/product/norikura-kanko-center/

その他駐車場は下記の通り
すずらん橋駐車場　400台：無料
三本滝駐車場　　　 50台：無料
三本滝ゲートから先はマイカー規制区間
http://www.alps-kanko.jp/kisei-nr.html

下山時に「乗鞍高原 〜 乗鞍畳平」シャトルバスを利用。
大人：1,450円(往復：2,500円)
子供： 730円(往復：1,250円)
※ 乗鞍岳ご来光バス運賃表
大人：1,750円(往復：2,800円)
http://www.alpico.co.jp/access/kamikochi/echoline/

コース状況／危険箇所等

「三本滝レストハウス 〜 肩ノ小屋」
登山道とエコーラインを交互の登り。
登山道の入口が分かり難い箇所もあるので、GPSで確認しながら歩行することを勧めます。
位ヶ原山荘までは地味な登山道ですが、小屋から先は多種多様な高山植物が咲いてて非常に見所が多いのでオススメです。
（個人的に畳平の花畑より楽しめました）
雨天時は登山道が冠水する箇所もあるようなので要注意。
残雪エリアもあるが、ノーアイゼンでも歩けます。
軽アイゼンあれば問題なし。

「肩ノ小屋 〜 剣ヶ峰」
全体的にガレ場の登山道で滑りやすい。
道幅が広くすれ違いも問題なし。

「肩ノ小屋 〜 畳平バスターミナル」
整備されたハイキングコースで歩きやすい。
富士見岳付近はコマクサ群生地です。
見頃は過ぎてましたが、存在感ありました。

その他周辺情報

「のりくら観光協会 - 乗鞍高原公式サイト」
https://norikura.gr.jp

「乗鞍高原 湯けむり館 – 乳白色の極上天然日帰り温泉」
大人　720円（中学生以上）
小人　300円（3歳以上）
大人回数券　11枚綴り　6,170円
営業時間 9:30 〜 21:00(受付は20時迄)
http://www.norikura.co.jp/yukemuri/

写真

7/20 7:52

三本滝レストハウスの駐車場にデポしてスタート。
今日も1時間以上の寝坊…
まず三本滝に向かう。

7/20 7:53

朝露纏う野路菊。

7/20 7:55

ヤマブキショウマ。

7/20 8:04

三脚とNDフィルターを装着しせせらぎを撮る。

7/20 8:08

いつまでも眺めたいが、先を急ぐ。

7/20 8:12

コバノイチヤクソウが沢山咲いている。

7/20 8:19

長野県名勝 三本滝に到着。

7/20 8:24

もっとも水量が多い真ん中の滝。

7/20 8:24

滝壺から舞い上がるしぶきで、虹が架かる。

7/20 8:27

こちらは右の滝。
岩肌をなぞるように流れる滝。

7/20 8:30

真ん中と右の滝コラボ。
左の滝は水量少なく、寂しい印象。

7/20 8:34

三本滝の下流もいい景観。
倒木が無ければ文句ないが…

7/20 9:13

ギンリョウソウ。

7/20 9:17

ベニバナイチヤクソウ。

7/20 9:20

ウツボグサ。

7/20 9:25

カラマツソウ。

7/20 9:32

ゴゼンタチバナ。

7/20 9:43

サンカヨウの実。

7/20 9:57

クルマユリ。

7/20 10:03

ハクサンボウフウ？

7/20 10:05

オオヒョウタンボク。
初めて見た花。

7/20 10:06

ノビネチドリかな？

7/20 10:12

位ヶ原山荘にて小休憩。

7/20 10:14

乗鞍岳山頂方面を望む。

7/20 10:18

この蕾は何だろう？
「クルマユリ」でした。
yomo-nyanさん、アドバイスありがとうございます。

7/20 10:20

シナノキンバイ。

7/20 10:27

ミツバツチグリ。

7/20 10:34

エゾシオガマ。

7/20 10:36

コイワカガミ。

7/20 10:38

途中にあるお花畑。
チングルマやコイワカガミが沢山。

7/20 10:49

肩の小屋口付近にて。
昼近くになり雲が多くなってきた。
今日も展望は期待できない。

7/20 10:50

1m程残っている残雪。

7/20 11:00

チングルマ。

7/20 11:03

ヨツバシオガマ。

7/20 11:05

イワギキョウ。

7/20 11:06

シナノキンバイ。

7/20 11:09

肩の小屋への登山道は残雪が残る場所もあり。
ロープに沿って登れば大丈夫。

7/20 11:21

チングルマの果穂。

7/20 11:26

こちらの姿の方がお気に入り。

7/20 11:26

シナノオトギリ。

7/20 11:27

ウサギギク。

7/20 11:30

肩ノ小屋にてもぐもぐタイム。

7/20 11:43

山頂目指し出発。
妙に長い隊列が気になる…

7/20 12:10

遠足に来てた中学生集団。
30名が3グループの大所帯。

7/20 12:12

蚕玉岳から最後の登り。
山頂付近に違うグループが停滞中。

7/20 12:13

西側にある権現池。
晴れてれば文句ないけど、仕方ない。

7/20 12:21

東側には登ってきた乗鞍高原・エコーラインが広がっている。

7/20 12:31

山頂はご覧の大渋滞。
各グループ毎の撮影、集合写真の為しばし待機。

7/20 12:35

乗鞍岳剣ヶ峰(3,026m)登頂。

7/20 12:36

連日の猛暑で雪解けも早そう。

7/20 13:03

イワツメクサ。

7/20 13:05

肩ノ小屋は学生でごった返してる。

7/20 13:07

ミヤマゼンコ。

7/20 13:16

不消ヶ池へ向かう途中に突然の出会い。
高山植物の女王・コマクサ。

7/20 13:20

ピークは過ぎているが、女王の名に恥じぬ美しさ。

7/20 13:27

富士見岳(2817m)山頂。

7/20 13:26

不消ヶ池を見下ろす。

7/20 13:28

お花畑と畳平バスターミナル方面。

7/20 13:30

ボリューム満点なコマクサ。

7/20 13:34

斜面一帯がコマクサ群生地。

7/20 13:39

イワツメクサとコマクサのツーショット。

7/20 13:41

また来年も出会えますように…

7/20 13:47

不消ヶ池と雪のグラデーションが素敵。
晴天では美しいコバルトブルーに染まりそう。

7/20 14:16

畳平の花畑を散策。
ミヤマアキノキリンソウ。

7/20 14:22

黒百合？

7/20 14:23

初めて見れた、黒百合。
ローアングルから撮影したかったが、遠くて断念。

7/20 14:25

ハクサンイチゲ。

7/20 14:26

僅かに残ってました。
カメラマンがこぞって撮影。

7/20 15:02

帰りはバスで楽チン下山。

7/20 16:03

下山後は「湯けむり館」で汗を流す。
硫黄臭が効いた白濁の温泉、気持ちよかった。

7/20 21:31

暑い夏にコッテリ家系ラーメン。
しっかり食べて英気を養う。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

EOS 80D ボディ CANON

装備

個人装備

ザック：MILLET KHUMBU35ℓ 登山靴：SALOMON　X ULTRA 3 GTX ドライレイヤー：MILLET ドライナミック メッシュ ミッドレイヤー：Haglofs LIZARD II JACKET ボトム：Haglofs　LIZARD II PANT ゲイター：THE NORTH FACE　Hyvent Gaiter MID インナーソックス：Injinji ライナークルー ソックス：C3fit アーチサポートライドソックス アームカバー：C3fit Inspiration Arm Cover サングラス：SWANS Airless Wave 時計：CASIO カシオ PROTREK プロトレック 「Color Display Series」 カメラ：Canon EOS80D NDフィルター：Kenko NDフィルター PRO1D ND16 三脚：Velbon UT-43 ショルダーストラップ：COTTON CARRIER STRAP SHOT EV1 携帯：Apple iPhone6 モバイルバッテリー：Anker PowerCore 10000mAh

感想

はるきち

連日の猛暑に見舞われる7月。
40℃を観測する地区も…
涼を求め一万尺の避暑地、乗鞍岳に来ました。

猛暑と大気が不安定の予報。
展望は諦め花散策と三本滝にスポットを当てる。

長野県名勝の三本滝。
真ん中の滝は水量多く見応えあり。
滝壺には虹が架かり幻想的。

右の滝も岩肌を撫でるような流れ。
左の滝は水量僅かで、寂しい印象。
三本それぞれ個性があり、見応えありました。

肩の小屋口までは、地味な登山道。
道中は様々な高山植物が、出迎えてくれます。

空いている平日を狙ったが、学生グループとの遭遇。
思いの外山頂は大混雑。
これはこれで楽しめたのでたまには良いかな…

畳平へ向かう途中で女王コマクサに出会う。
去年は見頃を過ぎて残念だったが、今年は十分楽しめた。
初めて見る花も何種かあり、充実した一日。

p.s 花の名前を調べて掲載しましたが、誤りがあったらごめんなさい。
参考程度で宜しくお願いします。

コメント

よもにゃん

まただ〜
harukitiさん、こんにちは。
涼しげな滝と雪渓の写真、ありがとうございます。

相変わらずのお寝坊さんに笑ってしまいました(笑)
一時間早ければ学生渋滞はなかったかもしれないけれど、「こんにちは」地獄は待っていたかも(ФДФ)

私は花の名前はなかなか覚えられないです。
シナノなんちゃら、ミヤマなんちゃら、ハクサンなんちゃら…いつも頭が混乱します。

「この蕾は何だろう？」はクルマユリかと思いますがどうかな？

はるきち

またまた寝坊…
yomo-nyanさん、こんにちは。
コメントとクルマユリの蕾情報、ありがとうございます。

余裕ある計画だと、気が緩んで寝坊する癖が…
良い加減早起きの習慣を身につけないとね。
学生渋滞のすれ違いや追い越し時に、「こんにちは」地獄でした。
礼儀正しい生徒が多く、良い子たちでした。
足の疲れより、挨拶疲れになった山行。
σ(^_^;

花の名前を覚えるのは大変ですね。
確かにシナノなんちゃら、ミヤマなんちゃら、ハクサンなんちゃら…
黄色や白色は種類も多く、見分けが難しい。
(;´〜｀)ん゛

クルマユリの蕾でしたね。
ありがとうございます。
(*^o^)b ズバリ
写真コメント追記しました。

実は直前まで仙丈ヶ岳か乗鞍岳で迷ってました。
前回北岳に登った時、林道バスで酔ったのがトラウマで断念。
遠回りだけど仙流荘からのアクセスなら行けるかも。

いつか何処かの山で会えますように♪
(⌒O ⌒*)/~