素晴らしい快晴の白馬三山ラウンド縦走 不帰は強風撤退(猿倉〜白馬三山〜天狗山荘〜鑓温泉〜猿倉)
- GPS
- 28:41
- 距離
- 22.3km
- 登り
- 2,547m
- 下り
- 2,566m
コースタイム
- 山行
- 8:04
- 休憩
- 1:08
- 合計
- 9:12
- 山行
- 5:34
- 休憩
- 0:06
- 合計
- 5:40
天候 | 1日目:晴れ 2日目:強風ガスのち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー
|
コース状況/ 危険箇所等 |
白馬尻〜頂上宿舎:登山者が非常に多く渋滞が発生しやすい。登山道で休憩しないように気をつけましょう 杓子岳周辺:白馬岳側からの登りは足元からガラガラと崩れる悪い足場です。滑落と落石に注意が必要です 鑓温泉小屋周辺:小屋上部の鎖場の岩はかなり磨かれていて滑りやすいので十分に注意が必要です |
写真
感想
翌週の夏休みに北海道の山行を控えている我が家、今週は近くの山に登りましょうと静かそうなルートを考えてみたものの連日の猛暑にノックダウン気味・・・それならば涼しく登れる雪渓ルートでしょ!ってことで踏み残している杓子岳を踏むために白馬三山+不帰ノ瞼縦走を計画してみました♪
【1日目】
埼玉時代の癖が抜けないので家から1時間なのに金曜夜に八方第五駐車場に行って前泊w この時期の北アルプスの登山口の駐車場はパンパンなので地元民でもこうしないと駐車場に止められません。。
朝はタクシーを捕まえて猿倉、さすが北アルプス屈指の人気ルートなだけあって人だらけ。最近静かそうなルートを選んで登っているので人の多さにビックリ。
猿倉〜大雪渓〜葱平まではグループ同士の間隔が狭く、ペースが違う人との追い抜きポイント設定の駆け引きが発生して精神的にとても疲れました。。。キレイな花を見つけても写真を撮っていると後からどんどん人が来る登山道。。大雪渓が終わったところでほぼ全ての登山者が一斉に休憩するので登山道に座って休んでいたり、、こういうのが嫌いでどんどん人のいないルートに登る様になるんですよね。。良くも悪くも8月の北アルプスの光景ですが。。
そんな感じのお祭り騒ぎのような登山道、葱平の急登からはヘバる人たちが多く休憩回数も増えるので駆け引きは少なくなりますが、後からガンガン詰めて来て道を譲ったら1分後に広いところで休憩ってナメとんのかコラっていう集団もいて、みんなペース配分をもっと勉強した方がいいと思いました(笑顔 避難小屋から先はみんな結構きついところなのでゆっくりお花畑で写真を撮ったりしながら頂上宿舎まで詰める事ができました。
ベンチで少し休憩して分岐まで移動し、ここでザックをデポ。せっかくお天気もいいので白馬岳山頂へ空荷でお散歩♪山頂は様々なグループで賑わっておりましたが看板撮影渋滞もなく交代でスムーズに記念撮影完了!白馬山荘に下って嫁のリクエストでアイスクリームを食べて栄養補給、MOW美味しかったです♪
ザックを回収してここから先はテントを背負うか鑓温泉まで下れる人だけが楽しめる静かな稜線歩き、白馬山荘周辺の喧騒が嘘のような静けさになります。天狗山荘が宿泊不可なのでテントの人は来年までは静かな稜線を歩くチャンスだと思いますよ〜♪杓子岳への登りは崩落しまくる不安定な砂礫、、山頂に到着して6年前の雪辱を晴らすことが出来ました♪ 杓子岳の東側に広がる白馬村の景色も今日は夏じゃないような空気のクリアさでクッキリとしていて高度感がより一層引き立ちました、怖いくらいです。
杓子〜白馬鑓は大きく下げて大きく登るThe縦走路。でも白馬鑓の登りは見た目ほどハードじゃないですが後半にやってくる大きなのぼりで精神的にやられちゃいます。自分的には結構遅くなっちゃった14時半に山頂に立ち白馬三山を繋げるミッションコンプリート!天狗山荘へ急ぎます。
天狗山荘には15時過ぎに到着、結構遅かったので張る場所に贅沢は言えません。。テントを張って落ち着いたところで近所の方々と山のお話で楽しく過ごさせて頂きました♪来週行く予定のトムラウシ山の話や白馬の山滑走の話が聞けて有意義な時間、テント泊はやっぱり楽しい♪みんな朝早いので19時にはオヤスミナサイでしたzzz
【2日目】
ものすごい風の音で目が覚める、、、テントがひしゃげるような強風。。とりあえずテント内で朝ごはんを食べて撤収準備。外はガスに包まれていて景色は無い。あまりの強風にテントを飛ばされている人もいましたが何とか無事に撤収完了して開放されている小屋の売店部分に逃げ込む。。
こんな強風でも不帰方面に進む登山者もいましたが数分で小屋前に戻ってくる。話を聞いていると稜線に出た瞬間に飛ばされそうなレベルの風が吹いているそうな。安全を考えて今日の不帰ノ瞼通過は危険と判断し、鑓温泉経由で下山することに決定。
鑓温泉分岐までの稜線歩きは強風によろめきながら。分岐から下山を開始して15分ほどでようやく風が弱まりここでシェルジャケットを脱ぐ。稜線を見るとガスは晴れて来ているが強風は相変わらず。鑓温泉までのルートは初めてだったので写真を撮りながらのんびり進みます。
久しぶりの鑓温泉は結構空いていましたがお風呂の準備を全くしていなかったので泣く泣くお風呂に入ることも無くジュースだけ飲んで通過。小日向のコルへの区間は雪渓が残り2箇所大きな雪渓を歩きました。コルへの登り返しが本当に暑くてオーバーヒート寸前でヘロヘロ。。コル通過後は視界のあまり開けない登山道をひたすら歩くけどここの登山道は面白くないとは嫁さんの弁。結局猿倉へはコースタイムよりも早く到着することが出来ました。
久しぶりの白馬岳山頂をはじめ最高の稜線歩きが楽しめた週末でした♪いよいよ来週は北海道、お天気次第で行き先は大幅に変更予定ですがどうなることでしょう。
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