白馬大池 遠雷。

2018年08月06日(月) 〜 2018年08月07日(火)

• GPS: 32:00
• 距離: 8.3km
• 登り: 747m
• 下り: 734m

コースタイム

1日目　5：16自宅発―9：28ゴンドラ駅駐車場―10：37登山口―12：07天狗原12：25―14：09白馬乗鞍岳―15：00白馬大池山荘
2日目6：15白馬大池山荘―6：55白馬乗鞍岳―8：19天狗原―9：53登山口―10：45駐車場

天候

1日目　晴れ
2日目　雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

東海北陸道木曽川ICから長野道安曇野IC。
北アルプスパノラマロードを北上し大町へ。大町から千国街道。木崎湖、青木湖、はくばを過ぎ、栂池へ。高速道路、下道とも順調でした。
栂池ゴンドラ駅の駐車場は7割方。
ゴンドラ「イヴ」で栂の森駅へ。ロープウェイも待つことなく乗り継いで自然園駅へ。

コース状況／危険箇所等

　登山口から階段の急登を上がると、天狗平まで左程の急登はありませんが、石ころゴロゴロの歩きにくい道です。天狗平は木道歩きでひと息つけます。天狗平から白馬乗鞍岳までは岩が重なる急登。登る岩を見極めて、手も使います。途中雪渓のトラバースがあります。アイゼンは要りませんが、雪が硬いのでキックステップは効きません。下山時、わたしはここで一度滑って尻餅をつきました。白馬乗鞍は平坦ですが岩を伝って歩きます。白馬乗鞍から大池までの下りは、これまた大岩ゴロゴロ。ダブルストックでバランスを取りながら岩の頭をぴょんぴょん。

　下り、雨に濡れた岩ですが、基本、左程滑りません。斜めの石に乗った時、2度ほど滑ってオットット。次なる足の置き場を確かめながら慎重に下り、無事登山口に戻る事が出来ました。

写真

8/6 10:17

ゴンドラ「栂の森駅」に咲いていたヤナギラン。

8/6 10:37

コースタイムは昭文社の地図とは大分違いますが・・・。

8/6 12:25

天狗原。

8/6 12:35

こんな道が続きます。

8/6 13:16

右手に雪渓を見て、

8/6 13:21

見下ろせば天狗原。

8/6 13:40

雪渓をトラバース。

8/6 14:00

ハイマツの原。

8/6 14:09

ケルンと標識が立っています。

8/6 14:19

石の上にカメラを置いて撮りました。

8/6 14:26

白馬大池が見えました。

8/6 14:42

岩の頭をピョンピョン。

8/6 14:53

大池の向こうに小蓮華。

8/6 14:59

今晩の宿に着きました。

8/6 16:00

キオン。

8/6 16:34

エゾシオガマ。

8/6 16:37

イワイチョウ。

8/7 8:23

アップで。

8/6 16:38

チングルマ。

8/6 16:37

アップで。

8/6 16:42

ハクサンコザクラの群落。

8/6 17:53

雲が出て夕焼けはありません。この後ガスが出てきましたが、

8/6 20:09

8時になると満点の星です。

8/6 20:09

東の空には稲妻が頻発。雷鳴は聞こえませんからかなり遠くのようです。

8/7 5:50

しかし翌朝、霧雨で視界は効かず。

8/7 6:11

ダイニチアザミかな？

8/7 6:14

子供のライチョウ2羽。

8/7 6:14

母親が傍にいました。

8/7 6:16

オトギリソウ。

8/7 6:25

白馬大池ともお別れです。

8/7 6:26

チングルマ。

8/7 6:12

水玉模様のチングルマほど美しいものはありません。

8/7 6:57

乗鞍岳のケルンに着きました。

8/7 6:59

雨の日もまんざらではありません。

8/7 7:05

ご夫婦のようです。

8/7 7:36

ジムカデ。

8/7 8:27

イワショウブ。

8/7 8:30

アップです。

8/7 10:17

ゴンドラ駅の道端にヤマジノホトトギスが咲いていました。

8/7 12:12

安曇野大王ワサビ園のワサビソフトです。

撮影機器：

EOS 5D Mark IV ボディ CANON

感想

onisan

　この所、晴れの日が続き40℃もの酷暑日の連続です。昨日は東北地方に前線が掛かり、記録的な大雨が降ったようです。その前線が下がってきて、今日は長野県にもその影響が出そうですが、取り敢えず白馬大池まで行って考える事にしました。
　シロウマには3回登った事があります。1回目は大雪渓からピストン。2回目は蓮華温泉から朝日、雪倉と縦走してシロウマに登り、大雪渓を下りました。3度目は7年前、白馬大池からシロウマに登り、大雪渓を下って以来の白馬大池です。その時は天候に恵まれ、雲海に浮かぶ北アルプスの大展望、その景色をもう一度見てみたい。

　こんなに岩ゴロゴロの登山道だったっけ。それにしてもシンドイ登りだな。ダブルストックでバランスをとり、次なる足の置き場を確かめながらヨッコラショと体を持ち上げます。汗をたっぷりかいて脚ツリツリ、ヘロヘロと白馬大池に到着。7年の歳月、気持ちは変わっていませんが、体力は如何ともし難い。西の空は雲に覆われ夕焼けは無く、その後ガスが出て真っ白け。8時過ぎに外に出るとうって変わって満天の星、ラッキー。星座を識別する能力はありませんが、宝石を散りばめたような夏の夜空を堪能する事が出来ました。15秒程の露出で何枚も写真を撮りましたが、すべての写真に稲光が写っているほど頻回に光ります。東の空、雷鳴は聞こえないので遥か遠くの雷さんですが、翌朝は霧雨。ガスで眺望は無し。こんな日にシロウマに登っても全く眺望は望めません。帰ろ〜っと。天候不順、お陰でライチョウに2度会うことが出来ました。
　台風が近づいています。それにしても弱ったもんだ。これはわたしの身体の事です。