寄-雨山峠-鍋割山-栗ノ木洞-寄(あれ雪じゃないですよね)


- GPS
- 09:16
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,316m
- 下り
- 1,300m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今回は気分を変えて登山。しかし登山靴もなく全身トレラン装備で行きます。
空には満月。千葉の自宅を車で3時過ぎに出発。6時、寄自然休暇村管理センター前に到着。気温-3℃。ありったけの服を着込み6時20分にスタート。あまりの寒さに山頂で凍死するのではないかと不安になる。背後から昇る朝日に照らされて正面の山の上部が赤茶色に染まってきた。なんだか白く見える所もある。あれ雪じゃないですよね・・。違いますよね・・。
約40分歩き寄大橋に到着。橋の右手にあるゲートを越えてすぐの水源林管理棟に設置されたポストへ登山カードを入れる。舗装道路、砂利道、山道を過ぎ沢へ下りる。8〜9日の雨による増水を心配していたが問題なし。3度程小さな流れを飛び越える。最後の流れで同行しているpoohhiro氏のジャンプを助けようとして少々濡れてしまった。貸し1。
鎖場を登り登山道へ。釜場平を過ぎ日陰に入った所で地面に白いものが。ゲッ雪!?鉄梯子、階段は滑り易くなっている為ゆっくり通過。鎖場に来た。poohhiro氏が前を行く。うわぁ。poohhiro氏の声と共に鎖が引っ張られ、見ると彼の体が谷側へふんぞり返っている。とっさにでた自分の手は彼へではなくカメラへ。。すいません、ヤマレコの事ばかり考えてました。さっきの貸しはチャラです。幸いな事に彼は自力で体制を立て直し無事通過。その場所は鎖を留める杭の1本が完全に抜けており鎖が垂れ下がった状態になっている。次は自分の番。足場は狭く雪もある為山側にへばりつきながらの通過。本日最初のビビりポイントだった。poohhiro氏からの「今から真面目に行くぞ」の声にうなずく。彼は登山靴に軽アイゼンを装着。自分は相変わらずトレランシューズで行くしかありません。
沢らしい沢に出る。それまで前を歩いていたのであろう一人の登山者の踏み跡が左の急な登りへと続いている。本当にこっちなのかと辺りを見渡すと右方向にリボンを見つけた。迷いポイントかも。そこから先は踏み跡がなくなり自分達がこのルートの本日1番の登山者である事が分かりテンションが上がる。
雨山峠到着。木陰から富士山が間近に見え感動。そこで後方から来た年配の男性3人組に追いつかれる。峠手前から声は聞こえていたがペースが早いらしく知らぬ間に差をつめられていた。3人組とお互いに記念撮影をし自分達が先に出発。10分程登り一面雪に覆われた尾根にでる。そこで鹿?の足跡を発見。暫くこの足跡と共に歩くことになったがご対面はできなかった。
鍋割山手前、噂の鎖場に到着。登る事自体には問題無いが下の崖を見ると嫌な汗がでる。高所恐怖症の自分にはツライ。逆ルートでココを下るとなると行けないかもしれない。
途中ヘリによる荷揚げ場を通過し11時、鍋割山山頂に到着。急に人口密度が高くなる。遮る物も無く真っ白な富士山が丸見えで大変美しい。実に美しい。。名物の鍋焼うどんは20分待ちとの声が聞こえていたが実際には1時間以上にもなったらしくそれを横目に自前の鍋焼うどんを作り食べる。2人分の食材と酒を担いできてくれたpoohhiro氏に感謝。この他おにぎり3個も食べお腹パンパンです。この間も山頂には次々と登山客が登ってきていた。
あっと言う間に2時間が過ぎ下山する事に。帰りはひたすらの下り。こちらの斜面は日当たりも良く雪が解けて登山道はグチョグチョだった。鹿柵を何度かくぐり茶畑に出る。後はのんびりと集落を歩いて出発地点の駐車場に到着。お疲れさまでした。
今回のルート(特に鍋割山までの前半)はバラエティに富んでおりかなり楽しめた。
※poohhiro氏、帰りの車もほとんど運転させてしまいすいませんでした。何度も言いますがなんせ前日睡眠1時間だったもので。。借り2。
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