南アルプス天然水の旅―早川尾根、栗沢山〜アサヨ峰〜広河原

日程 | 2018年08月18日(土) 〜 2018年08月19日(日) |
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メンバー | , その他メンバー2人 |
天候 | 晴 |
アクセス |
利用交通機関
往路:
電車、
バス
高尾09:52(JR中央本線ホリデー快速ビューやまなし号) 甲府11:12 甲府駅12:05(山梨交通) 広河原13:58/15:00(南アルプス市営バス) 北沢峠15:25 復路: 広河原15:00(山梨交通) 甲府駅16:55 甲府18:08(JR中央本線) 高尾19:40
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地図/標高グラフ

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歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
過去天気図(気象庁) |
2018年08月の天気図 [pdf] |
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写真
撮影機材:
感想/記録
by e351wis
大陸からの移動性高気圧に覆われて爽やかな晴天となったこの週末は、南アルプスの早川尾根の栗沢山からアサヨ峰を歩いてきた。
Ycに金曜日の夜行バスに乗って仙流荘経由で北沢峠に入り甲斐駒ヶ岳を歩こうと誘われたのだが、夜行バスは疲れるし、甲斐駒ヶ岳は行ったことがあるので仙水小屋で合流することにした。
そして翌日に前から行きたかった栗沢山〜アサヨ峰を一緒に歩くことにした。
この早川尾根にある栗沢山はマイナーな存在だと思うのだが、サントリー南アルプスの天然水のCMで宇多田ヒカルが登山したので一躍有名になった(と思う)。
そのCMを見て、それが栗沢山と知ってから行きたいなと思っていたのだがようやく実現できた。
初日は仙水小屋に行くだけなので、Ysと高尾駅で待ち合わせホリデー快速ビューやまなし号で快適な旅。
出発時間も10時近くなので山へ行く人も少なく電車もゆったりだ。
甲府駅で広河原駅行きのバスの出発まで1時間弱待ちだったので駅前でゆっくりしていたのだが、きれいになった駅前広場の信玄公像の前から今ちょうどYcが登っている甲斐駒ヶ岳がくっきりと見えた。
仙水小屋に泊まるのは2009年に甲斐駒ヶ岳に登った時以来だが、その時も初日は仙水小屋まで行くだけののんびりとした行程だった。
12:05発の甲府発広河原駅行きのバスに乗った人たちも、聞こえてきた感じだと北岳を泊りでとか北沢峠で泊って仙丈ヶ岳とかゆったりしたコースを取る人たちが多いようだ。
バスの車掌さんによると今朝のバスは大混雑だったようなので、のんびりとした行程にしてよかったなと思う。
北沢峠から仙水小屋に向かうと甲斐駒ヶ岳から下りてきた人たちとたくさんすれ違う。
先週の山の日の週末は天気も悪かったし、今日は甲斐駒ヶ岳も大混雑だったのだろう。
仙水小屋の到着すると、16時半からの夕食にちょうどよい時間で、しかも消灯は19時と早いので、到着したらすぐ寝たという感じだった。
夜行バスに乗り、仙流荘から北沢峠行バスに乗ったYcによると、やはり今朝は大混雑でバスも大量に出たが乗れない人が出るくらいだったようだ。
翌朝は3時半に起こされる。
19時消灯も早いが、3時半に全員強制起床という小屋も珍しい。
Ycによると仙水峠で日の出を見たい人に合わせているようなのだが、日の出に興味がない我々―というか自分には少々迷惑な話で、もうちょっと寝かせてほしいと思ってしまった。
9年前に泊まった時もそうだったのか全然記憶にないが、その時は6月で宿泊者が我々2名のほか1名しかいないという状況だったので、個別の行程に合わせてくれたのかもしれない。
4時に朝食で、食べ終わって身支度を終えてもまだ外は暗いので日が昇ってから登り始めようとしていたら、あっという間に取り残されてしまった。
5時になるとさすがに明るくなってきたので、仙水峠に向かって歩き始める。
仙水峠まではすぐだったので、ちょうど登り切った朝日を見ることができた。
自分の場合は朝日にそんなに思い入れがないので、朝日はこの程度で充分満足だ。
仙水峠からは圧倒的に甲斐駒ヶ岳へ行く人ばかりで、栗沢山へ登るのは我々のほかには女性2名のみ。
その女性たちも絶対宇多田ヒカルのCM見たからだよねと話していたのだが、栗沢山で写真を撮っていただいたときに友人が聞いてみると、そんなにCMに触発されてという感じではなかったようで、山頂で宇多田ヒカルの真似をして「ありがとー」と叫ぶ友人が恥ずかしい。
サントリーがCM撮影に使っただけのことはあり、栗沢山からの甲斐駒ヶ岳の眺めは抜群だ。
去年仙丈ヶ岳からの甲斐駒ヶ岳もよかったが、ここ栗沢山は空いているのがいい。
ただ栗沢山からは富士山が見えないので人気がないのかもしれない。
ただ次のピークであるアサヨ峰まで行くと、今度は鳳凰三山の向こうに形の良い富士山を見ることができる。
栗沢山からアサヨ峰を歩くことで、展望はもう大満足である。
猛暑日、酷暑日の続く今夏だが、この週末だけは一足早い秋のような快適な気候で、稜線歩きも気持ちがいい。
思ったよりアップダウンもあり時間もかかったが、早川尾根小屋で水場もあるのでゆっくりと昼食を摂った。
Ysが持ってきてくれたアルファ米とナスカレーを食べる。
アルファ米は初めて食べたが、こんなにも簡単においしいご飯が食べられるなんて驚きだ。
学生時代のコッヘルで炊いたご飯と雲泥の差だ。
この早川尾根小屋前でテントを張りくつろいでいた学生に友人が話しかけると、なんと早川尾根から甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳を経て、最終的には光岳まで歩くとのこと。
思わず「え!光岳まで!」と大声が出てしまった。
早川尾根小屋を過ぎると歩きやすい縦走路となり、広河原峠から林道までもも思ったより時間がかからず、歩きやすかった。
沢沿いを下りていくとどんどん野呂川に近づくにつれ大きな沢になり、南アルプスの天然水の旅のラストにふさわしい美しい天然水の景観だった。
今、サントリーのエナジードリンク「南アルプス PEAKER」のCMで、三浦大知が南アルプスが見える山に登って撮影したものが放映されている。
今度はそこを調べて行ってみるのもいいかもしれない。
Ycに金曜日の夜行バスに乗って仙流荘経由で北沢峠に入り甲斐駒ヶ岳を歩こうと誘われたのだが、夜行バスは疲れるし、甲斐駒ヶ岳は行ったことがあるので仙水小屋で合流することにした。
そして翌日に前から行きたかった栗沢山〜アサヨ峰を一緒に歩くことにした。
この早川尾根にある栗沢山はマイナーな存在だと思うのだが、サントリー南アルプスの天然水のCMで宇多田ヒカルが登山したので一躍有名になった(と思う)。
そのCMを見て、それが栗沢山と知ってから行きたいなと思っていたのだがようやく実現できた。
初日は仙水小屋に行くだけなので、Ysと高尾駅で待ち合わせホリデー快速ビューやまなし号で快適な旅。
出発時間も10時近くなので山へ行く人も少なく電車もゆったりだ。
甲府駅で広河原駅行きのバスの出発まで1時間弱待ちだったので駅前でゆっくりしていたのだが、きれいになった駅前広場の信玄公像の前から今ちょうどYcが登っている甲斐駒ヶ岳がくっきりと見えた。
仙水小屋に泊まるのは2009年に甲斐駒ヶ岳に登った時以来だが、その時も初日は仙水小屋まで行くだけののんびりとした行程だった。
12:05発の甲府発広河原駅行きのバスに乗った人たちも、聞こえてきた感じだと北岳を泊りでとか北沢峠で泊って仙丈ヶ岳とかゆったりしたコースを取る人たちが多いようだ。
バスの車掌さんによると今朝のバスは大混雑だったようなので、のんびりとした行程にしてよかったなと思う。
北沢峠から仙水小屋に向かうと甲斐駒ヶ岳から下りてきた人たちとたくさんすれ違う。
先週の山の日の週末は天気も悪かったし、今日は甲斐駒ヶ岳も大混雑だったのだろう。
仙水小屋の到着すると、16時半からの夕食にちょうどよい時間で、しかも消灯は19時と早いので、到着したらすぐ寝たという感じだった。
夜行バスに乗り、仙流荘から北沢峠行バスに乗ったYcによると、やはり今朝は大混雑でバスも大量に出たが乗れない人が出るくらいだったようだ。
翌朝は3時半に起こされる。
19時消灯も早いが、3時半に全員強制起床という小屋も珍しい。
Ycによると仙水峠で日の出を見たい人に合わせているようなのだが、日の出に興味がない我々―というか自分には少々迷惑な話で、もうちょっと寝かせてほしいと思ってしまった。
9年前に泊まった時もそうだったのか全然記憶にないが、その時は6月で宿泊者が我々2名のほか1名しかいないという状況だったので、個別の行程に合わせてくれたのかもしれない。
4時に朝食で、食べ終わって身支度を終えてもまだ外は暗いので日が昇ってから登り始めようとしていたら、あっという間に取り残されてしまった。
5時になるとさすがに明るくなってきたので、仙水峠に向かって歩き始める。
仙水峠まではすぐだったので、ちょうど登り切った朝日を見ることができた。
自分の場合は朝日にそんなに思い入れがないので、朝日はこの程度で充分満足だ。
仙水峠からは圧倒的に甲斐駒ヶ岳へ行く人ばかりで、栗沢山へ登るのは我々のほかには女性2名のみ。
その女性たちも絶対宇多田ヒカルのCM見たからだよねと話していたのだが、栗沢山で写真を撮っていただいたときに友人が聞いてみると、そんなにCMに触発されてという感じではなかったようで、山頂で宇多田ヒカルの真似をして「ありがとー」と叫ぶ友人が恥ずかしい。
サントリーがCM撮影に使っただけのことはあり、栗沢山からの甲斐駒ヶ岳の眺めは抜群だ。
去年仙丈ヶ岳からの甲斐駒ヶ岳もよかったが、ここ栗沢山は空いているのがいい。
ただ栗沢山からは富士山が見えないので人気がないのかもしれない。
ただ次のピークであるアサヨ峰まで行くと、今度は鳳凰三山の向こうに形の良い富士山を見ることができる。
栗沢山からアサヨ峰を歩くことで、展望はもう大満足である。
猛暑日、酷暑日の続く今夏だが、この週末だけは一足早い秋のような快適な気候で、稜線歩きも気持ちがいい。
思ったよりアップダウンもあり時間もかかったが、早川尾根小屋で水場もあるのでゆっくりと昼食を摂った。
Ysが持ってきてくれたアルファ米とナスカレーを食べる。
アルファ米は初めて食べたが、こんなにも簡単においしいご飯が食べられるなんて驚きだ。
学生時代のコッヘルで炊いたご飯と雲泥の差だ。
この早川尾根小屋前でテントを張りくつろいでいた学生に友人が話しかけると、なんと早川尾根から甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳を経て、最終的には光岳まで歩くとのこと。
思わず「え!光岳まで!」と大声が出てしまった。
早川尾根小屋を過ぎると歩きやすい縦走路となり、広河原峠から林道までもも思ったより時間がかからず、歩きやすかった。
沢沿いを下りていくとどんどん野呂川に近づくにつれ大きな沢になり、南アルプスの天然水の旅のラストにふさわしい美しい天然水の景観だった。
今、サントリーのエナジードリンク「南アルプス PEAKER」のCMで、三浦大知が南アルプスが見える山に登って撮影したものが放映されている。
今度はそこを調べて行ってみるのもいいかもしれない。
訪問者数:221人



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この記録に関連する登山ルート
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この記録で登った山/行った場所
- アサヨ峰 (2799m)
- 栗沢山 (2714m)
- 長衛小屋(旧北沢駒仙小屋) (1990m)
- 広河原インフォメーションセンター (1510m)
- 広河原山荘 (1520m)
- 北沢峠 (2032m)
- 早川尾根小屋
- 仙水峠 (2264m)
- 北沢峠 こもれび山荘 (2036m)
- 仙水小屋 (2130m)
- 仙丈ヶ岳二合目登山口 (2000m)
- 広河原峠 (2344m)
- 白鳳峠入口 (1570m)
- 広河原峠入口 (1595m)
- 広河原・吊り橋分岐 (1529m)
- ミヨシノ頭
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