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Yamareco

記録ID: 156663
全員に公開
ハイキング
奥多摩・高尾

高尾山から小仏城山、日影への新ルートでもがく

2011年12月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:46
距離
14.0km
登り
693m
下り
699m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

7:18 高尾山口駅
7:34 高尾保養院わき登山口
7:56 ロープウエイ駅横
8:33 高尾山頂
9:18 一丁平
9:38 小仏城山
10:00 発
10:31 621mの小ピーク
10:59 446mの小ピーク
11:52 日影林道に出る
11:59 日影バス停通過
13:01 JR高尾駅着
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2011年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
歩き開始:京王高尾山口駅
歩き終了:JR高尾駅
コース状況/
危険箇所等
☆高尾山口からほぼ通常ルートで小仏城山まで。
 そこから「高尾山詳細図」にある「小仏城山東尾根コース」をたどって日影林道に至る。
 後半コースをロストし2週連続で藪を切り開く羽目に。

最後のルートロストした以外は全般に良好。
一部氷結後に氷が解けてぬかるんで滑りやすいところがあった。

なお先週の高尾南山稜からの下りでの藪開きは忘年会続きでアップが遅れ人目にほとんど触れておりません。結構面白い?ので良かったらどうぞ。
「高尾山の新ルート探検、南山稜から嵐山へ」
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-155564.html
7:18高尾山口駅
2011年12月18日 07:17撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 7:17
7:18高尾山口駅
ロープウエイ清滝駅もまだ眠ってます
2011年12月18日 07:21撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 7:21
ロープウエイ清滝駅もまだ眠ってます
駅左側の六号路方向へ
2011年12月18日 07:23撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 7:23
駅左側の六号路方向へ
三つ峠の八十八大師を思い出す
2011年12月18日 07:26撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 7:26
三つ峠の八十八大師を思い出す
橋のところを右に上がって病院脇登山口へ
2011年12月18日 07:32撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 7:32
橋のところを右に上がって病院脇登山口へ
おじさんを追いかける
2011年12月18日 07:40撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 7:40
おじさんを追いかける
皆さん健康登山の人
2011年12月18日 07:51撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 7:51
皆さん健康登山の人
ようやく一号路へ
だいぶ息が上がってる
2011年12月18日 07:55撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 7:55
ようやく一号路へ
だいぶ息が上がってる
東京湾と房総の山並みが見える
2011年12月18日 08:00撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
1
12/18 8:00
東京湾と房総の山並みが見える
参道も静か
2011年12月18日 08:02撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 8:02
参道も静か
健康登山の方々、皆さん男坂へ
2011年12月18日 08:06撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 8:06
健康登山の方々、皆さん男坂へ
本堂過ぎて今日はこっちから
2011年12月18日 08:17撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 8:17
本堂過ぎて今日はこっちから
夜間でもこっちの道は通れます
2011年12月18日 08:18撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 8:18
夜間でもこっちの道は通れます
山頂への道
誰もいません
2011年12月18日 08:26撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 8:26
山頂への道
誰もいません
8:33高尾山頂
2011年12月18日 08:31撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
1
12/18 8:31
8:33高尾山頂
今日の富士山
2011年12月18日 08:33撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 8:33
今日の富士山
左 大山、中 丹沢山系、右 富士山
2011年12月18日 08:36撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 8:36
左 大山、中 丹沢山系、右 富士山
山頂奥に階段下ったところ
自動車とすれ違う
2011年12月18日 08:45撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 8:45
山頂奥に階段下ったところ
自動車とすれ違う
車はこの道を降りてきた
2011年12月18日 08:45撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 8:45
車はこの道を降りてきた
もみじ台の茶店近く
2011年12月18日 08:49撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 8:49
もみじ台の茶店近く
富士の周りの山がパステル画ぽい
2011年12月18日 08:50撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
3
12/18 8:50
富士の周りの山がパステル画ぽい
早くもトレラン組が
2011年12月18日 08:51撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 8:51
早くもトレラン組が
一部地面が凍ってます
2011年12月18日 09:00撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 9:00
一部地面が凍ってます
さすが国定公園
むしろがひいてある
2011年12月18日 09:01撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 9:01
さすが国定公園
むしろがひいてある
手をかけています
2011年12月18日 09:03撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 9:03
手をかけています
一丁平も快晴だ
2011年12月18日 09:18撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 9:18
一丁平も快晴だ
高尾山頂とでは富士の前のVの位置が変わります
2011年12月18日 09:20撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
1
12/18 9:20
高尾山頂とでは富士の前のVの位置が変わります
これは丹沢、蛭ヶ岳
2011年12月18日 09:23撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 9:23
これは丹沢、蛭ヶ岳
もうすぐ城山だ
2011年12月18日 09:32撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 9:32
もうすぐ城山だ
小仏城山もシーズンオフか
2011年12月18日 09:40撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 9:40
小仏城山もシーズンオフか
城山からのスカイツリー
人の手になる南アルプス
2011年12月18日 09:44撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 9:44
城山からのスカイツリー
人の手になる南アルプス
孤高を守るランドマークは富士山か
2011年12月18日 09:40撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 9:40
孤高を守るランドマークは富士山か
城山からの富士
V時部分はすその左端へ
2011年12月18日 09:54撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 9:54
城山からの富士
V時部分はすその左端へ
さて城山東尾根コースに向かう
トイレ脇を下って日影林道に
2011年12月18日 10:04撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:04
さて城山東尾根コースに向かう
トイレ脇を下って日影林道に
ブログのガイダンスどおり歩いた
2011年12月18日 10:05撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:05
ブログのガイダンスどおり歩いた
ここを下って100M行くと
2011年12月18日 10:08撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:08
ここを下って100M行くと
ここに左に入る口がある
2011年12月18日 10:10撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:10
ここに左に入る口がある
林道の上を進む
2011年12月18日 10:11撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:11
林道の上を進む
ここも倒木は多い
2011年12月18日 10:13撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:13
ここも倒木は多い
林道を見下ろして
2011年12月18日 10:15撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:15
林道を見下ろして
木が伐採されている
2011年12月18日 10:17撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:17
木が伐採されている
森林再生事業の説明
2011年12月18日 10:19撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:19
森林再生事業の説明
「東京農工大学同窓会記念林」の立標
2011年12月18日 10:21撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:21
「東京農工大学同窓会記念林」の立標
林間の道
2011年12月18日 10:24撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:24
林間の道
笹の間の道
このあたりでグループとすれ違う
2011年12月18日 10:36撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:36
笹の間の道
このあたりでグループとすれ違う
静かな尾根歩き
2011年12月18日 10:38撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:38
静かな尾根歩き
2011年12月18日 10:40撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:40
2011年12月18日 10:42撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:42
こちら中央高速
2011年12月18日 10:44撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:44
こちら中央高速
こちらは高尾山頂か
2011年12月18日 10:45撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:45
こちらは高尾山頂か
ちょっと森の中
2011年12月18日 10:52撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
1
12/18 10:52
ちょっと森の中
倒木も応急処置が
2011年12月18日 10:56撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 10:56
倒木も応急処置が
さてここで道が分からなくなった
この方向に突入
2011年12月18日 11:05撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 11:05
さてここで道が分からなくなった
この方向に突入
落ち葉の積もった急斜面に
2011年12月18日 11:10撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 11:10
落ち葉の積もった急斜面に
枯れ木を掻き分ける
2011年12月18日 11:12撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 11:12
枯れ木を掻き分ける
ブッシュっぽい
2011年12月18日 11:15撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 11:15
ブッシュっぽい
高尾山詳細図のこの部分
GPS軌道とは微妙なずれが
2011年12月18日 21:24撮影
1
12/18 21:24
高尾山詳細図のこの部分
GPS軌道とは微妙なずれが
これは道か?
2011年12月18日 11:25撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 11:25
これは道か?
道だ
2011年12月18日 11:29撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 11:29
道だ
違うか
2011年12月18日 11:37撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 11:37
違うか
人工物発見、道だ
2011年12月18日 18:45撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 18:45
人工物発見、道だ
あまり使われてなさそうだが
2011年12月18日 11:42撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 11:42
あまり使われてなさそうだが
何とか道に出た
2011年12月18日 11:43撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 11:43
何とか道に出た
日影沢につきました
2011年12月18日 11:44撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 11:44
日影沢につきました
この橋?を渡って
2011年12月18日 11:45撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 11:45
この橋?を渡って
川を渡ると向こう岸に日影林道が
2011年12月18日 11:48撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 11:48
川を渡ると向こう岸に日影林道が
ここに出ましたが、詳細図&ブログより上流のようです
2011年12月18日 11:52撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 11:52
ここに出ましたが、詳細図&ブログより上流のようです
日影林道を下る
2011年12月18日 11:53撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 11:53
日影林道を下る
日影に着きました
2011年12月18日 11:57撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 11:57
日影に着きました
「千と千尋の神隠し」のトンネルのような
2011年12月18日 12:01撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 12:01
「千と千尋の神隠し」のトンネルのような
マスの釣堀
2011年12月18日 12:04撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 12:04
マスの釣堀
なかなか大掛かりです
2011年12月18日 12:05撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 12:05
なかなか大掛かりです
裏高尾バス停
ここで座ってパンを食べる
バスはまだ来ないので歩く
2011年12月18日 12:08撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 12:08
裏高尾バス停
ここで座ってパンを食べる
バスはまだ来ないので歩く
正午ごろですが太陽は高尾山にさえぎられて見えません
よって裏高尾
2011年12月18日 12:18撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 12:18
正午ごろですが太陽は高尾山にさえぎられて見えません
よって裏高尾
JR高尾駅到着
2011年12月18日 13:03撮影 by  NIKON D200, NIKON CORPORATION
12/18 13:03
JR高尾駅到着
撮影機器:

感想

<テーマ>
今週は忘年会続きで疲れ気味。
先週の記録もアップするのが遅くなり速報に載らずじまい。今日は一週間のアルコールと余分なカロリーを消費するのが目的で、城山まで行って帰るくらいにしようと思っていたが、昨夜「高尾山詳細図」に日影林道のそばに尾根を行くコースがあることを見つけてここを行ってみようと思い立ち歩いてみました。気持ちのいい尾根歩きでしたが、最後の方で道をロストしてしまい、先週に続いて藪でもがく羽目に。

<道すじ>
飲みすぎ食べすぎで少々からだが重い。そこで今日はリュックもデイバッグで軽めにして出かけた。しかし、高尾の登り始めから息が切れている。やはり悪い生活習慣はいけませんね、ご同輩。

6号路横の病院わきからの登り道であがったあと、通常の参道を行く。8時ごろだとほとんどの人は「高尾山健康登山」のメンバー。これは登るたびに社務所ではんこを押してもらう(1回100円)もののようで、冊子が21回で1冊になっているらしい。(見たこと無いが)これについて以前聞いた話では毎日来ている人も多く、中にはこの冊子を100冊以上持っているおばあさんもいるそうだ。(100×21回以上登っている)

ロープウエイ駅横に出て参道を歩いていると周りの人は健康登山で知り合っているようでみんな顔見知りの様子。何とかさんは昭和4年生まれだよ。という声があったが、そばのおじいさんが、「オレは大正だ!」といったのには驚いた。86歳以上なんですな。すかさずそばのおばさんが、「あなたは健康登山の大将だ」といって笑っている。いいですね。小生も冊子がほしくなり買おうかと思ったが社務所に着いたときはまだ閉まっていた。みんな屯して待っておられたのでもう直ぐ開くとは思ったが又にすることにした。

そのまま山頂に向かうと道に急に人は少なくなる。8時半前でまだ早いし紅葉も終わってシーズンオフになったのだろう。山頂に8:33に着くとほとんど人がいないように見えたが、富士山の見える展望台にはやはり結構人がいた。今日も快晴で富士山が美しい。最近段々と山の名前を覚えてきているので、一つ一つの山頂も注意してみるようになった。

高尾山頂を超えて階段を下りた直ぐのところで前から小さな車が来てすれ違った。あれ、ここにも車がこれるのか。先週、ようやくどうやって高尾山頂まで車がこれるかを解明?した小生としては無関心ではいられない。その車は山に向かって左側の5号路に入っていった。車が来たのはおく高尾に向かう真ん中右よりの道。直ぐ先にもみじ台の茶店がある。登っていくとまだ開店前で店の人が準備をしている。準備中で迷惑とは思ったがそこの女性にちょっと聞いてみた。「ここまで車が入れるんですね?」「ええ、主人が道をつけまして。」このまだ若い女性のご主人が少し手を入れたらしい。「ここから先にもいけるんですか?」「いや、このあたりが限界です。城山へは別の道がありますし。」この前歩いた日影林道のことか。「動けない人が出たら救急車も入れますか?」「いいえ、大きい車は無理です。ドライビングも難しいんです。救助隊は十数人も徒歩できますよ。ヘリコプターが降りれればそこまで動かしたり。」高尾からヘリコプターで帰る、というのは避けたいですな。

忙しいのにお邪魔してしまった。一丁平では山ガールが3人風景を見ながらおしゃべりをしている。丹沢の話をしていてどこに登った、あそこに行った、と話が尽きない。こちらはケーブルで大山に登っただけだ。そのうち丹沢も登るかと計画中ではあるが。

城山に来るとここも秋ほどの人はいない。そういえば関東平野方面の見えるあたりにテーブルが新調されているような。いつからだろうか。ここで小休止をとり、スカイツリーを眺める。なんと言っても世界一の塔ですからね。

さて、城山東尾根コースへ。このコースについては、高尾山詳細図と「登山詳細図世話人の日記」というブログで事前に下調べさせてもらった。
http://mordred1114.blog.fc2.com/
10:00に城山を出る。ブログのナビゲーションどおりに進んで入り口を見つけ尾根道に入っていった。最初は日影林道の上を平行に進む感じで下を歩く人からこちらも見える。しかし林道は徐々に降りていくがこちらはあまり下がらないのでだんだん遠ざかって行った。急激なアップダウンもなく足元も良く歩きやすい尾根道である。誰ともすれ違わず半分ぐらい進んだ。(写真47のあたり)ここで前からちょっと大きな年配の方々のグループが来た。ちょうど笹の原っぱに狭い道があるところでひとりしか通れない。道を明けていると先頭の方が「12人です」とおっしゃった。皆さんが通り過ぎるのをやり過ごす。それから少し行くとやはり年配の上品なご夫婦に出会う。奥さんが「ここは静かなところですね。」「城山からお会いするのは2組目ですよ。」「ああ、そうですか。」と和やかに話してすれ違った。しかし、地図を見るとここまではなだらかだがここから先の日影沢に降りるところが相当急な感じなのでどんなものかな、と思っていた。

前述のブログには、「そして446ALピーク手前のコルにて、ルートは右に折れ、尾根の北側をトラバースする形で下ります。」という初心者の私にとってはちょっと呪文のような文章が書いてある。詳細図を見ると確かに446mの小ピークの手前で右に少し曲がっている。(446ALのALって何?)しかし現地ではピークに少し左方向に道が進み、その気が急な下りというか斜面になっていて、道が途切れたようになっている。この左に進む道らしいのは実はそうではないのか、と思い少しバックしたが「手前のコルにて、ルートは右に折れ」というルートが見つからない。今思うともう少し戻ったらあったのかもしれない。しかし木々に結構隙間もあり、もし道があってもここを行けば当たるだろう、ぐらいの安易な気持ちで詳細図のコースはちょうどこのへんか、と思いながら斜面をずり落ちていった。どの道日影沢まで直線であと2〜300Mだろう、たいしたことはない、という甘い考えもあった。

それから先は結構な急斜面で落ち葉が積もっているところを横足になってずり落ちたり、藪の中の薄いところを探して掻き分けたり、何とか尾根の先をはずさないようにずるずる、GPSで見ればほぼまっすぐ降りて(落ちて?)いった。うまく進めずジグザグに前後しながら進んだところもある。「さっきの上品な奥さんがこんなところを通ったわけ無いよな」と思いながら、かき分けていった。高尾山で遭難するのもなんとも言いようが無い話だ。困ったな、と思っているとふと足もとに何やら人工的な足場のようなものが有った。土に埋もれているが、良く見ると少ししたにも同じようなものが。お、これは道か、ということであまり人が遣ってないように思うが道の跡の様なものに当たった。そこからなんとかたどりたどりいくとようやく、日影沢に降り立ちました。

しかし後からGPSのルートや渡川したところの電柱の写真などを比べるとやはり詳細図やブログの場所とは違っているようだ。結局ルートをロスとしたままで下まで降りてきたのである。危うし危うし。結局446mのところまで城山から50分ほどで来たのにその後の距離にして約400M、高度差170Mのところを1時間かけて降りたことになる。

そレでもまだ12時前だったのでもう一度いろはの森コースを登る事も考えたが、今日は「酔覚まし」早く帰ってゆっくりしよう、と日影林道を通って日影バス停へ。しかし、12:43までバスが無いのでしょうがなく旧甲州街道を歩いて高尾まで。途中軽く昼食休憩もしたため最後のバス停でバスに追い抜かれ小一時間かかって高尾駅へ。

まあ、余分なアルコールとカロリーは相当消化できたでしょう。




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利用交通機関: 電車・バス
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5
ハイキング 奥多摩・高尾 [日帰り]
技術レベル
1/5
体力レベル
2/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

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