高尾山から小仏城山、日影への新ルートでもがく
- GPS
- 05:46
- 距離
- 14.0km
- 登り
- 693m
- 下り
- 699m
コースタイム
7:34 高尾保養院わき登山口
7:56 ロープウエイ駅横
8:33 高尾山頂
9:18 一丁平
9:38 小仏城山
10:00 発
10:31 621mの小ピーク
10:59 446mの小ピーク
11:52 日影林道に出る
11:59 日影バス停通過
13:01 JR高尾駅着
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
歩き終了:JR高尾駅 |
コース状況/ 危険箇所等 |
☆高尾山口からほぼ通常ルートで小仏城山まで。 そこから「高尾山詳細図」にある「小仏城山東尾根コース」をたどって日影林道に至る。 後半コースをロストし2週連続で藪を切り開く羽目に。 最後のルートロストした以外は全般に良好。 一部氷結後に氷が解けてぬかるんで滑りやすいところがあった。 なお先週の高尾南山稜からの下りでの藪開きは忘年会続きでアップが遅れ人目にほとんど触れておりません。結構面白い?ので良かったらどうぞ。 「高尾山の新ルート探検、南山稜から嵐山へ」 http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-155564.html |
写真
感想
<テーマ>
今週は忘年会続きで疲れ気味。
先週の記録もアップするのが遅くなり速報に載らずじまい。今日は一週間のアルコールと余分なカロリーを消費するのが目的で、城山まで行って帰るくらいにしようと思っていたが、昨夜「高尾山詳細図」に日影林道のそばに尾根を行くコースがあることを見つけてここを行ってみようと思い立ち歩いてみました。気持ちのいい尾根歩きでしたが、最後の方で道をロストしてしまい、先週に続いて藪でもがく羽目に。
<道すじ>
飲みすぎ食べすぎで少々からだが重い。そこで今日はリュックもデイバッグで軽めにして出かけた。しかし、高尾の登り始めから息が切れている。やはり悪い生活習慣はいけませんね、ご同輩。
6号路横の病院わきからの登り道であがったあと、通常の参道を行く。8時ごろだとほとんどの人は「高尾山健康登山」のメンバー。これは登るたびに社務所ではんこを押してもらう(1回100円)もののようで、冊子が21回で1冊になっているらしい。(見たこと無いが)これについて以前聞いた話では毎日来ている人も多く、中にはこの冊子を100冊以上持っているおばあさんもいるそうだ。(100×21回以上登っている)
ロープウエイ駅横に出て参道を歩いていると周りの人は健康登山で知り合っているようでみんな顔見知りの様子。何とかさんは昭和4年生まれだよ。という声があったが、そばのおじいさんが、「オレは大正だ!」といったのには驚いた。86歳以上なんですな。すかさずそばのおばさんが、「あなたは健康登山の大将だ」といって笑っている。いいですね。小生も冊子がほしくなり買おうかと思ったが社務所に着いたときはまだ閉まっていた。みんな屯して待っておられたのでもう直ぐ開くとは思ったが又にすることにした。
そのまま山頂に向かうと道に急に人は少なくなる。8時半前でまだ早いし紅葉も終わってシーズンオフになったのだろう。山頂に8:33に着くとほとんど人がいないように見えたが、富士山の見える展望台にはやはり結構人がいた。今日も快晴で富士山が美しい。最近段々と山の名前を覚えてきているので、一つ一つの山頂も注意してみるようになった。
高尾山頂を超えて階段を下りた直ぐのところで前から小さな車が来てすれ違った。あれ、ここにも車がこれるのか。先週、ようやくどうやって高尾山頂まで車がこれるかを解明?した小生としては無関心ではいられない。その車は山に向かって左側の5号路に入っていった。車が来たのはおく高尾に向かう真ん中右よりの道。直ぐ先にもみじ台の茶店がある。登っていくとまだ開店前で店の人が準備をしている。準備中で迷惑とは思ったがそこの女性にちょっと聞いてみた。「ここまで車が入れるんですね?」「ええ、主人が道をつけまして。」このまだ若い女性のご主人が少し手を入れたらしい。「ここから先にもいけるんですか?」「いや、このあたりが限界です。城山へは別の道がありますし。」この前歩いた日影林道のことか。「動けない人が出たら救急車も入れますか?」「いいえ、大きい車は無理です。ドライビングも難しいんです。救助隊は十数人も徒歩できますよ。ヘリコプターが降りれればそこまで動かしたり。」高尾からヘリコプターで帰る、というのは避けたいですな。
忙しいのにお邪魔してしまった。一丁平では山ガールが3人風景を見ながらおしゃべりをしている。丹沢の話をしていてどこに登った、あそこに行った、と話が尽きない。こちらはケーブルで大山に登っただけだ。そのうち丹沢も登るかと計画中ではあるが。
城山に来るとここも秋ほどの人はいない。そういえば関東平野方面の見えるあたりにテーブルが新調されているような。いつからだろうか。ここで小休止をとり、スカイツリーを眺める。なんと言っても世界一の塔ですからね。
さて、城山東尾根コースへ。このコースについては、高尾山詳細図と「登山詳細図世話人の日記」というブログで事前に下調べさせてもらった。
http://mordred1114.blog.fc2.com/
10:00に城山を出る。ブログのナビゲーションどおりに進んで入り口を見つけ尾根道に入っていった。最初は日影林道の上を平行に進む感じで下を歩く人からこちらも見える。しかし林道は徐々に降りていくがこちらはあまり下がらないのでだんだん遠ざかって行った。急激なアップダウンもなく足元も良く歩きやすい尾根道である。誰ともすれ違わず半分ぐらい進んだ。(写真47のあたり)ここで前からちょっと大きな年配の方々のグループが来た。ちょうど笹の原っぱに狭い道があるところでひとりしか通れない。道を明けていると先頭の方が「12人です」とおっしゃった。皆さんが通り過ぎるのをやり過ごす。それから少し行くとやはり年配の上品なご夫婦に出会う。奥さんが「ここは静かなところですね。」「城山からお会いするのは2組目ですよ。」「ああ、そうですか。」と和やかに話してすれ違った。しかし、地図を見るとここまではなだらかだがここから先の日影沢に降りるところが相当急な感じなのでどんなものかな、と思っていた。
前述のブログには、「そして446ALピーク手前のコルにて、ルートは右に折れ、尾根の北側をトラバースする形で下ります。」という初心者の私にとってはちょっと呪文のような文章が書いてある。詳細図を見ると確かに446mの小ピークの手前で右に少し曲がっている。(446ALのALって何?)しかし現地ではピークに少し左方向に道が進み、その気が急な下りというか斜面になっていて、道が途切れたようになっている。この左に進む道らしいのは実はそうではないのか、と思い少しバックしたが「手前のコルにて、ルートは右に折れ」というルートが見つからない。今思うともう少し戻ったらあったのかもしれない。しかし木々に結構隙間もあり、もし道があってもここを行けば当たるだろう、ぐらいの安易な気持ちで詳細図のコースはちょうどこのへんか、と思いながら斜面をずり落ちていった。どの道日影沢まで直線であと2〜300Mだろう、たいしたことはない、という甘い考えもあった。
それから先は結構な急斜面で落ち葉が積もっているところを横足になってずり落ちたり、藪の中の薄いところを探して掻き分けたり、何とか尾根の先をはずさないようにずるずる、GPSで見ればほぼまっすぐ降りて(落ちて?)いった。うまく進めずジグザグに前後しながら進んだところもある。「さっきの上品な奥さんがこんなところを通ったわけ無いよな」と思いながら、かき分けていった。高尾山で遭難するのもなんとも言いようが無い話だ。困ったな、と思っているとふと足もとに何やら人工的な足場のようなものが有った。土に埋もれているが、良く見ると少ししたにも同じようなものが。お、これは道か、ということであまり人が遣ってないように思うが道の跡の様なものに当たった。そこからなんとかたどりたどりいくとようやく、日影沢に降り立ちました。
しかし後からGPSのルートや渡川したところの電柱の写真などを比べるとやはり詳細図やブログの場所とは違っているようだ。結局ルートをロスとしたままで下まで降りてきたのである。危うし危うし。結局446mのところまで城山から50分ほどで来たのにその後の距離にして約400M、高度差170Mのところを1時間かけて降りたことになる。
そレでもまだ12時前だったのでもう一度いろはの森コースを登る事も考えたが、今日は「酔覚まし」早く帰ってゆっくりしよう、と日影林道を通って日影バス停へ。しかし、12:43までバスが無いのでしょうがなく旧甲州街道を歩いて高尾まで。途中軽く昼食休憩もしたため最後のバス停でバスに追い抜かれ小一時間かかって高尾駅へ。
まあ、余分なアルコールとカロリーは相当消化できたでしょう。
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