【横岳〜硫黄岳】杣添尾根から往復
- GPS
- 11:23
- 距離
- 12.5km
- 登り
- 1,349m
- 下り
- 1,342m
コースタイム
- 山行
- 10:36
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 11:21
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
海ノ口自然郷横岳登山口Pは、5:15到着時点で7割程の駐車。 【高速道路】 中部横断自動車道の八千穂高原IC〜佐久南ICが開通。(佐久小諸JCTまで無料区間) |
コース状況/ 危険箇所等 |
【トイレ】 ・南八ヶ岳林道(東屋有り)に簡易トイレ ・硫黄岳山荘 【危険個所】 三叉峰〜横岳(奥の院)〜台座の頭にかけて、ハシゴ、クサリ有り。 |
写真
感想
夏は八ヶ岳と決めているわけではないけれども、山塊の構造が分かると次はココかな…とイメージが出来るので、つい通ってしまう。
ということで、今回は杣添尾根。
取りあえず横岳まで直登して、硫黄岳に行くか赤岳に行くかは状況によって決めることにする。
場合によっては、横岳往復ということにもなるかな…と。
夜中に自宅を出発し、5時過ぎに横岳登山口駐車場着。気温わずかに10℃。寒い…。
長袖上着を着用し、出発。
<横岳登山口〜三叉峰>
出発してすぐは、別荘地の中を行く。途中で何度も車道を横切る。
北沢の音が聞こえてくると、笹の山道。
一旦、南八ヶ岳林道に出て南に少し行くと、東屋と池のある本当の登山口。
沢の木橋までは緩やかだが、橋を越えると本格的な登りになる。
本当に単調な登り。
途中で傾斜が変わるということもなく、樹林帯の中をひたすら登る。
山と高原地図の「枯木帯」と書かれた箇所はどこだろうと思いつつも、空が開けてくると、南に富士山が見え、左手に赤岳が見えてくる。
ハイマツ帯に出てからが、最高にキツイ登り。
真教寺尾根や県境尾根のようなクサリ、ハシゴの世界ではないけれども、ひたすら登ってきた身体には重いプレッシャーを掛ける最後の登りに耐えて、やっと稜線に出る。
<三叉峰〜横岳(奥ノ院)〜硫黄岳>
八ヶ岳稜線上は快晴で、爽快な稜線歩きが楽しめそう。
但し、この辺りで頭痛が始まる。
体調を考え、赤岳には行かず、ひとまずは横岳奥ノ院へ。
奥ノ院山頂は多くの登山者が休憩中。
それにしても、大展望。八ヶ岳はもちろん、奥秩父から、南アルプス、御嶽山、北アルプス、浅間山etc。
どこまで見えるのかというほど、日本全国の山が見えると言っても過言ではない。
見下ろせば、小同心を登ってきたと思われるクライマーも。
でも、頭痛。
完全に赤岳を諦め、取りあえず硫黄岳に向かう。
慎重を要する岩場を過ぎ、台座ノ頭西側のザレ場を下り、足場の悪い急な下りを下りれば、硫黄岳山荘。
ここまでで、かなりのバテがあって、引き返すか迷ったが、行くことにする。
硫黄岳の山頂までは緩い登りが続くが、大きなケルンに辿り着く度に小休止。
かなりのスローペースで、硫黄岳山頂に辿り着く。
<硫黄岳〜横岳(奥ノ院)〜三叉峰>
爆裂火口に沿って、三角点まで行きたかったが諦めて、来た道を戻る。
硫黄岳山荘からの足場の悪い登りも超スローで、その先のザレ場もゆっくり。
その代りに、コマクサの咲き残りを発見できたけど…。
横岳への登りも辛い…。
頭痛が続き、ヘロヘロで三叉峰まで戻る。
<三叉峰〜横岳登山口>
ここからがさらに辛い下りだった。
まずはゆっくり歩くことを心掛ける。30分毎に小休止。
コースタイムをだいぶオーバーしたが、沢の木橋までやっとのことで戻る。
で、安心してしまったのか、やってしまった。
橋の手前の金網が滑るという情報をこのヤマレコから得て知っていたのだが、思いっきり滑った。
腕と背中に傷…。あぁ…。
気持ちも萎えて、さらにコースタイムを消費し、登山口に辿り着く。
<まとめ>
頭痛の原因は、寝不足だと思う。
軽い熱中症と高山病もあったかも。
とは言え、稜線の展望が素晴らしかったし、2度目の横岳に登れてよかった。
次はやっぱり横岳と赤岳を繋ぎたいな…。
体調を整えて、再挑戦かな…。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する