北岳
- GPS
- 17:44
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,893m
- 下り
- 1,902m
コースタイム
- 山行
- 6:38
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:57
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
北岳初登頂
土曜日の夜に相方と芦安駐車場へ。23時頃で第4駐車場となる。ここで車中泊です。夜中、盗難防止のクラクションとライトのパッシングを起こす車2台。
で、結局、寝られない状況で出発。我々より前にバス停まで第4駐車場を通っていた人たちは乗合タクシーで出発済み。こちらは5時20分の始発バスで、幸いに座ることが出来ました。本日は配車2台。日曜日の朝ですので、そんなに多くないように思います。広河原でもうひとり相方と合流。
彼は翌日、間ノ岳、農鳥岳、大門沢小屋へ縦走して奈良田へ下るため、奈良田で車中泊をして広河原へ。
7時半に出発。大樺沢ルートで二俣まで渓流は水が豊富。途中、左岸へ写り、順調に進みます。コース時間通りの進み方。二俣で行動食と小休止。
右俣コースで直登します。少し進んで相方の足がつります。熱中症の心配が。補水、サロメチールなどで治療。すれ違う人から、足のつりに即効性のあるツムラの漢方薬を提供してもらいます。(感謝、感謝、足のつりの薬の存在を知りませんでした。それを常備していなかったことを反省) なんとか彼のザックを分散して背負うことにして、やっと小太郎分岐まで。その時点ではつりは収まり。急に元気になりました。
肩の小屋では、まれに見る晴天とのことで、360度全部が見回せます。富士山の裾のまで綺麗に見ることが出来ます。台風一過のためでしょうか。5時の夕食後、同行者は熟眠(車中泊などで寝不足の状態なので)私も小屋止まりの人と雑談後、7時すぐには就寝、でも23時半頃目が覚めます。で、星空観察へ。でも生憎(?)の満月のため、月明かりで満天の星は見えず。
朝4時に、縦走予定の相方は出発、風が強いです。こちらは小屋でご来光を待ちます。朝食後、北岳までピストン。この岩場をヘッドライトだけで登ることを考えると少々怖くなります。北岳頂上では、これまた360度の眺望です。こんな天気は珍しいとみんないってます。(初めてなので、判りませんが)
その後、小屋へ降りて白根小池小屋まで草すべりで降ります。で、草すべりで本当にすべり転倒しました。右側頭を岩でかすりました。出血、でも脳しんとうなどは起こさず、すぐに止血できました。でも再度の出血が怖くて、降りるペースはダウン。小屋のすぐ手前まで来ていたのが幸い。小屋で手当てをしてもらいます。小屋で手当の準備がなされていたのにびっくり。これは後方で数メータ滑落した人が居たそうで、その人を待っているとのこと。間違えられそうになりました。南アルプスの水で再洗浄して、意識動向のテスト(日付けなど)小屋の手当はありがたかったです。病院で再検査を受けることを強く言われます。年寄りは硬膜下出血などが徐々に進むケースがあるので。感謝、寄付などの御礼をしなくては。
なんとか昼食を済ませて、広河原へ向かいます。でもこれからが地獄でした。その時点で足来ていたみたいで、途中から太ももに力が入らず。転倒まがいを起こしながら、一歩一歩降りていきます。治療等の時間も合ったのですが、予定時間を3時間ほど遅れてやっと下山。
降りるときの疲労で集中力低下などを考慮して計画を立てることの重要性を再認識。それから多くの人から今回は助けをもらいました。そのおかげで3000メートルでの360度の眺望を楽しむことが出来、そして無事に帰宅できました。感謝感謝です。それから自分を過信しないことを教訓として。
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