北岳
- GPS
- 22:15
- 距離
- 34.4km
- 登り
- 3,923m
- 下り
- 3,925m
コースタイム
- 山行
- 6:47
- 休憩
- 0:14
- 合計
- 7:01
- 山行
- 8:15
- 休憩
- 1:34
- 合計
- 9:49
天候 | 晴れ、1日目は風強い。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
この日はとてもコンディションが良かった。 八本歯のコルが一般的に危険といわれているが、頂上直下もなかなか難しい。トレースではルンゼから直上しているルートが散見されたが、リッジ上を行くのが安全かと思われる。ただし、リッジ上も雪庇に注意しなければならない。 ただ、今回のコンディションの場合はロープはいらなかった。ワカンも不要だった。 夜叉神から野呂川吊り橋も侮れない。鷲の住山の登りも岩と雪のミックスとなる。また、最後の林道に上がるところもちょっとした岩場になっている。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
マフラー
ネックウォーマー
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
ビーコン
スコップ
ゾンデ
昼ご飯
行動食
非常食
調理用食材
調味料
飲料
水筒(保温性)
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
針金
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ヘルメット
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---|
感想
山梨にきて1年目。南アルプスと主役となる北岳に冬期に登頂できてよかった。
山行数日前になって単独となったこの山行。一抹の不安が漂う中、準備を淡々と行った。山梨に来てから冬期北岳に登ってみたいという気持ちはこの時までぬぐえなかった。
夜叉神から入ると鳳凰三山に登る方であったり北岳を別の尾根から登るという方もいらっしゃった。まだ私には知らない尾根があるということを知り、山深さを再認識させられる。
夜叉神トンネルは長くて魔境に迷い込んだかのようであった。トンネルを超えると山々が荒々しく待ち受けていた。
初日に関しては荷物が重たく(久しぶりに27kgくらい背負った)、足取りが重たかった。
2日目はアタックの日。最初はだらだらと登っていくが、砂払い付近より森林限界となり、緊張感が増す。ボーコン沢の頭で初めて北岳とご対面。バットレスが精悍な風貌である。
八本歯はアイゼンワークを駆使して下降する。大きな問題はなし。北岳の最後の登りもゆっくりと足元に気を使いながら登っていく。直登しているトレースもあったが、左から巻くのが無難である。
北岳に登頂したときは達成感にあふれた。誰もいない山頂で360度見渡せた。まだまだ自分の行きたいところが残っていると感じさせた。とにかく屹立と対峙してくれた北岳に感謝したい。
ここから先はほとんど人に会わなかった。ただ、最後に鷲の住山付近であった人とお話ししたが、その人は光岳まで行くという。食料は4週間分とのことで驚いた。並々ならぬ決意で南アルプスに入山したことがうかがえた。
夜叉神トンネルの前で北岳に別れを告げる。あそこから降りてきたんだなと思うと感動と安堵が渦巻く。
いずれにせよ登頂できたことはとても感慨深かった。
私としては体力が落ちたという実感がわいている。やはり最近トレーニングしていないせいだろう。もう少し研鑽を積んで山に再度入っていきたいと思っている。
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