秋雨前線と内蔵助雪渓と山スキー #82
- GPS
- 04:37
- 距離
- 10.8km
- 登り
- 1,044m
- 下り
- 1,053m
コースタイム
天候 | 雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
今日は立山界隈だけピンポイントで雨が大丈夫〜と予報を信じて始発のチケットを予約し、意気揚々と山スキー携えて乗り込んで来ました。
道中少し雨に降られましたが予報通り。立山駅の一番近い駐車場も空いてます。雨も直前に止んでこれも予報通り〜と喜んでケーブルカー(始発ですが乗車率は満車の半分くらい?)とバスに乗って室堂に着くと雨が。雨の予報をつぶさにチェックすると結構激しく降ってて、9時半くらいからなんとか小康状態になりそうなので9:10に出陣。雨は小雨でそのまま霧雨のようになって、またしっかり降り出したりと忙しいです。風が強いので雨がやめば雨具も乾く〜みたいな感じで大走を登って真砂岳まで来ました。
内蔵助雪渓には室堂から2時間、雨なので写真撮ったり休憩もないので速いです。
雪渓でブーツに履き替える時は雨は止んでましたが、そのあとまたすぐ降り出しました。先週よりも落石が増えた感じでこれは台風21号の影響でしょうか。大汝山側の急な雪渓を滑ろうと思い、途中でスキーを履いてカニ歩きで斜面を登りました。これだと急斜面でスキーを履くというリスキーな行為をしなくていいので少し安心です。
それにしても雨が弱まりません・・・先週よりもやや硬めな斜面を雨の中慎重に滑ります。雨というより落石に注意して、という感じです。
雨の中でも一応自撮りもやりますが、カメラのレンズに雨が付着して写真はいかにも雨の山行って感じです。雨が降りしきる中兼用靴から登山靴に履き替え、兼用履はザックの中に入れてまた来た道を戻ることにします。かなりの強風なので雄山経由で帰るのはちょっと危険と判断しました。
ところで雪渓にはところどころ汚れがなくなって真っ白になっているところがあるのが謎だったのですが、それが今日解明しました。雨の日は雪解け水が増えて、雪渓の表面を水が流れていまして、それが表面の汚れを洗い流してくれていたんです。なのでその水が冷えて凍って氷化していたというわけです。
大走の下りでは風が強くて顔に当たる雨粒が猛烈に痛いです。ま、それも少し標高を下げると風も収まって大丈夫になります。
今日は登山者はごくわずか、観光客がチラホラという感じで、閑散とした室堂でした。
こんなにずぶ濡れになった山行は本当に久しぶりです。室堂で雨具を片付けて防寒着で持って来てたフリースに着替えますが、下半身のタイツが濡れてて冷えてきます。なにせ下界の気温は18℃でしたから、真砂岳あたりの気温は5℃もなかったかも知れません。久しぶりに防寒テムレス登場させましたが、兼用履から登山靴に履き替えるときに中に水が入り込んで意味がなくなりました。大走からは素手で帰りましたが大丈夫でした。
本格的な雨の山行なんて好き好んでやるものではないですが、そこで得られる発見(雪渓の一部が綺麗になっているのはなぜか)もあるので、そういう機会があればトライしてみてもいいでしょう。ただやはり雨でずぶ濡れになるのはできるだけ回避した方がいい、というのが正解でしょうし、今日のようなずぶ濡れでテントを設営して這々の体でテントに入る・・・というのはやりたいものではありません。やっぱり行くなら天気のいい日に行きたい、というのが正直なところですね。
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