乾徳山
- GPS
- 08:35
- 距離
- 10.4km
- 登り
- 885m
- 下り
- 1,422m
コースタイム
- 山行
- 5:59
- 休憩
- 2:29
- 合計
- 8:28
30分ぐらいはロスしたかもです
あと、今回休憩長過ぎ(←ストーブ忘れたくせに)
天候 | 雲の多い晴れと曇り、景色はガスで見えず… |
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過去天気図(気象庁) | 2018年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス タクシー
新宿〜甲府(特急あずさ) 得だ値35 2,670円 甲府ターミナルホテル前泊 4,000円 甲府〜塩山 電車 324円 塩山〜大平高原登山口 タクシー 6,040円 (帰り) 乾徳山登山口〜山梨市 バス 400円 山梨市〜立川 特急かいじ自由席930円 山梨市〜最寄り駅 乗車券1,944円 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大平高原登山口からは林道や踏み跡が続いてるため 横に伸びてる登山道に気付かず ウッカリ違う方向に進んでしまい行き止まり、 あるいは踏み跡不明瞭になり引き返すという アホなことを2箇所でやらかしてしまった。 樹林帯で薄暗かったせいか気付かず…(←これでも登山歴10年) もと牧場だった大平高原は一面のソーラーパネルでひどい景観… 鎖場は足場も多く初めてでなければ問題ないレベル 最後の鳳岩は岩の割れ目に足をかければいいけど腕力も必要? (ムリなら迂回路もあり、鎖場全部を避けられる下山用?迂回路が 山頂から高原ヒュッテに続いています) それより樹林に囲まれた道が前日の雨で濡れてる方が滑りやすくて難所っぽい |
その他周辺情報 | 高原ヒュッテ(避難小屋) トイレ男女別 洋式・紙なし ※使用済みペーパーは持ち帰るべきだと思います。あふれてます ※料金設定はないようだが募金箱あり。使ったら払おう 乾徳山登山口バス停、 塩山駅行きと山梨市行きは場所が違うのかしら?(未確認) |
写真
装備
備考 | 長袖ドライレイヤー、メリノウール、半袖Tシャツ、夏用トレッキングパンツ、帽子 |
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感想
( ̄∀ ̄)
せっかくの三連休、すごい山に行くはずでしたが(←すごい山って?)
雨予報と母の具合により中止(←ほんとは怖じ気づいただけ)
しかし中日が晴れ予報なので、
何となく最近急に登りたくなった乾徳山に行ってきました!
乾徳山…
一般的には日帰りの山として人気ですが、
調べてみると意外と時間がかかり、亀足の私には難しい。
しかも一ヶ月ぶりの登山だから体がなまってるし…
というわけで、いつもの甲府ターミナルホテルに前泊。
あわよくば甲斐駒ケ岳に変更してもいいかな、とか思いつつも、
連休だから登山道の混雑がイヤなので(←ほんとは怖じ気づいた)
乾徳山に決めました。
ホテルのフロントでスタッフさんに
「仙丈ですか?北岳?」
などと聞かれ、
「いえ、乾徳山…」
というのが何故か心苦しかった私です(;^皿^)
(乾徳山で前泊する人ってあまりいなさそう…)車があればね
翌朝、始発の電車で塩山へ向かい、タクシーで
山頂への最短ルート、大平高原登山口へ!
読み方に自信がなかったのでネットで調べたら、
ご丁寧に「おおひらこうげん」と「おおだいらこうげん」両方ありました。
(もちろん地域は間違ってません)
どっちかが間違ってるのか、両方アリなのか…?
おそるおそる「おおひらこうげんまで」と言ったところ、
「おおだいら?」と言い直されました(;^皿^)
大平高原というか、元大平牧場は、今は太陽光パネルの設置工事中でした。
一面に敷き詰められたソーラーパネルはある意味圧巻で、
写真が撮れなかったのが残念ですが山の上からもハッキリ目立っていました。
当初は環境に優しいと謳っていた太陽光発電は、
パネルの耐用年数を過ぎると始末に困る大きなゴミだし
設置には土地が必要なため山が使われることが多い。
なんとかならないものか…
運転手さんはほんとに登山口まで乗せてくれて、
も少し下なら民宿?でトイレ借りられたかも…と思いながらも
歩いて登って来るのも大変だからいいやと思い、
おにぎり一個食べて出発。
階段を登ると道の先にロープが…え?何?通行止め?
少し手前の右手に登山道が続いてるのですが気付かず、
ロープの脇の薄い踏み跡を登ってみますがすぐ引き返し、
向きを変えた時に道に気付きました。ほんとバカ…
気を取り直して登ってゆくと、林道に出ました。
そこからまたすぐに右手に登山道が続いているのですが、
またしても気付かず林道を進み、
行き止まりを示すように木の枝などが置かれてたので
その左手に下る道を進んでみるも、
誰も歩いてないような柔らかい道で草ぼうぼう。
また戻って林道を進んでみると、
最初はハッキリした踏み跡が続いていましたが
途中で不明瞭に。
まさか…昨日前泊までしておきながら、ここで挫折?
しかしまだ登山口からほど近い場所。
出発が早かっただけあり、まだあわてるような時間じゃない。
まだ車の音も近く、熊鈴の音が聞こえてきたので、
休憩するフリをして誰か来るのを待っていたら、
数十メートル先に青いおじさんの姿が。
なんだ、あんな所に登る道があったのか、と安心して、
道を戻って正しい登山道へ。これで安心です。ほんとバカ…
しかし一度間違えると(つーか2度)自分に自信がなくなり、
林道歩きが続くと「登山道は別にあるのではないか」と不安になり、
まぁ地図を見る限り方向は合ってるからいいやと思ったり、
その上ではやたら平坦な道が続くので迂回路に入っちゃったのかなとか
でも地図を確認したらそんなことないし、
緩やかな道が続くのは等高線を見る限りおかしくはなかったのでした。
そのうち月見岩に到着。
その先の扇平とともに良い所ですが、空は雲が覆って景色は見えず。
少し休憩して、「あと一時間だ!しかもこれからはお楽しみの鎖場!」
気合いを入れますが、今までは最初のおじさん以外人に会わなかったので
チラホラ人に会うことがちと残念(←ワガママ)
やがて鎖場がいくつか登場し、
ずるい私は後ろから来た人や前から来た人には先に行ってもらって、
誰もいなくなった所でゆっくり頑張りました。
へたくそだけど、特に怖くはないので大丈夫そうです。
そして思ったより早く核心部の鳳岩に到着。
ちょっと前までは私にはムリだと思い込んでいたのですが、
写真をいくつか見るうちに、意外と寝てるし難しいのは最初の方だけ、
ということに気が付いて、急に登ってみたくなってやって来たのでした。
とりあえず取り付いてみるも、やっぱりしんどい。
後ろから男性が来たので、途中で下りて(苦笑)先を譲りました。
その後も3人ほどの若者に先に登ってもらったのですが、
さぁ行こうと思いきやまた家族連れが。
先どうぞと言ったけど譲られ、仕方なく頑張ります。
割れ目は思ったより深く足をかけやすい部分もありますが、
片足だけだし鎖をつかんだ腕力を頼りつつ、
背中のリュックで横の壁に体を押し付けて登り
(そんなやり方してるの私だけでしたが…)
お世辞にもスタイリッシュとは言い難いながらも
何とか足場のある中間地点に到着。
ここから横に移動すれば、鎖なくても大丈夫!
けど段差があるから鎖をつかもうとしたら、
もう下から次の人が登り始めてしまっていました…
しかしここを登り切れば、いきなり山頂です!
( ̄▽ ̄)
景色は、白かったでしたが…
もしかしたらガスが切れるのを期待して
カップヌードルを食べようとリュックから道具を…
あれ? ストーブがない!
私としたことが、道具を忘れるとは…
まぁいいや、そんなにお腹空いてないし。
行動食をつまんで時間を過ごし、11時に下山開始!
下りはさすがに鳳岩は使わず迂回路を選択。
短い梯子が4つほどあってこれはこれで悪くなかった。
その後は鎖場以外の普通の道の方が滑りそうでいやらしかったですが
髭剃岩の隙間に入ったりして楽しみました。
きのこもいっぱい!
カミナリ岩の鎖場ではちょうど団体さんと重なったこともあり
先に行ってもらいたかったけどさすがに2組は…
私の下りののろさに迷惑かけましたが、
足をかける所をアドバイスしてくださった男性の方、ありがとう!
そして待たせてしまった若者たちゴメンね(若者というか、学生)
「ここは登り専用じゃないンですか?」
と後ろのおばさんに言われましたが、違いますよね?
確かに下山用迂回路というのもありますが…
そんなこんなで月見岩に着くまでに1時間半ほどかかったような…
景色がだいぶ見えるようになり、ススキも綺麗でした。
ここからは徳和方面へ下ります。人が多くて安心です。
しばらく下ると平坦になり、高原ヒュッテが見えて来ます。
ヒュッテではトイレを借りましたが、ゴミ箱があふれていたので不快。
己の使用済みペーパーは持ち帰りましょう。
便器に捨てられるようですが、よくわからンので。
ここからがっつり下ると思いきや、まぁがっつり下るけど
道はなだらかで石はそこそこあるものの柔らかい地面で足に優しい。
すっかり疲れていたので(←ヘタレ)助かりました。
また、コースタイム的にもバスの時間ギリギリになってしまったので、
私のいつものスピードだと間に合わない可能性も…!
しかし緩やかなルートだったので、コースタイムに遅れずに歩けたようです。
迷わず(当たり前)バス停に着くと、バスも10分後ぐらいで、
山梨市駅からは普通電車で帰るか迷いましたが、
すぐに来る特急かいじの自由席に乗れば、
座れなくても立川まで1時間程度だからいいや、と思って飛び乗ったら、
なんと座ることが出来ました!(^皿^)らっきー♪
ということでスムーズに帰れたため
実家に寄って母の顔を見ることが出来ました。
せっかくの三連休に日帰りだけなんてもったいなかったけど、
乾徳山の鎖場を楽しむことが出来て満足です♪
※今回、初めてEPSON WristableGPS for trek MZ-500で
単純にログを取りました!
購入してから3年も経って初めて…(←ほんとバカ)
アップロードに時間かかるけどログ取ると嬉しいですねぇ。
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