また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1595788
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

裏岩手〜秋田駒縦走(大深岳〜八瀬森〜大白森〜乳頭山〜駒ヶ岳)

2018年09月23日(日) 〜 2018年09月24日(月)
 - 拍手
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
17:33
距離
43.1km
登り
2,721m
下り
2,259m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
7:45
休憩
0:05
合計
7:50
9:29
9:29
48
10:17
10:17
27
10:44
10:44
10
10:54
10:54
7
11:01
11:01
10
11:11
11:11
154
13:45
13:50
1
13:51
13:51
14
14:05
14:05
64
15:09
15:09
48
15:57
15:57
52
2日目
山行
8:50
休憩
0:46
合計
9:36
5:01
44
5:45
5:46
35
6:21
6:22
25
6:47
6:53
45
7:38
7:38
57
8:35
8:44
22
9:06
9:06
12
9:18
9:27
35
10:02
10:02
28
10:30
10:32
33
11:05
11:05
31
11:36
11:36
74
12:50
12:50
11
13:01
13:02
4
13:06
13:10
7
13:17
13:20
10
13:30
13:39
8
13:47
13:47
6
13:53
13:54
18
14:12
14:12
19
14:31
14:31
5
14:36
14:36
1
14:37
ゴール地点
天候 9月23日(日):晴れ!
9月24日(月):曇り/晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
<行き>
●深夜バス:22:45東京駅発〜5:45盛岡駅着(8,000円)
●路線バス(岩手県北バス):6:54盛岡駅発〜8:51松川温泉着(1,340円)

<帰り>
●駒ヶ岳線バス:
14:40駒ヶ岳八合目発〜15:05アルパこまくさ着(620円)
16:50アルパこまくさ発〜17:24田沢湖駅着(620円)
●新幹線:17:38田沢湖駅発〜20:32東京駅着(16,170円)
 
コース状況/
危険箇所等
●松川温泉(源太ヶ岳登山口)〜大深岳
松川温泉から北側の源太ヶ岳登山口に進みます。
スタートから1146までは緩やかな登山道が続きます。
1146を過ぎるとルートは斜度を上げ始め、
1384の大深山荘の分岐手前でいったん緩みますが、
分岐を通過すると再び斜度を上げると同時に森林限界を超えます。
登山口から源太ヶ岳山頂までは高低差およそ700mです。
源太ヶ岳から大深岳までは1kmほどの気持ちの良い稜線歩きとなります。

●大深岳〜大白森
大深岳で進路を南に変えて500mほど進み、三ッ石山方面とルートを分けて
八瀬森方面に入るといきなり笹やぶになります。
ここからは深い森の中を進んでいきます。時おり湿原が現れます。
道形ははっきりしているので迷う心配はないと思いますが、
登山道は腰〜背丈以上の笹が覆っているところがけっこうありました
(藪漕ぎというほどではありませんが)。
足元はほぼ泥濘んでいます(前日雨だったせいもあると思います)。
倒木も多くて、思うようにスピードが出せません。
分岐からを5kmほど進むと関東森(1153.9)、
さらに1.2kmほど進むと八瀬森山荘へと至ります。
山荘からひと登りして八瀬森を通過後、
この区間では最大の登下降となる曲崎山を越えていきます。
その後、大沢森を経て高低差250mほど登ると突然目の前がぽっかりと
開けて大きな湿原が現れます。ここが大白森になります。
大白森山荘はこの登りの途中にあります。水場は山荘のすぐ近くにあって便利。

●大白森〜乳頭山
大白森の湿原からアップダウンすると小白森山の湿原へと至ります。
ここから下って鶴の湯分岐、蟹場分岐を経た後、
台地まで急登すると田代平の湿原が広がります。
蟹場分岐付近からは刈り払いがされていたり、木道が敷かれていたりして
ようやく人の気配がしてきます。
田代平山荘を通過後、高低差200mほど登ると乳頭山に到着です。

●乳頭山〜秋田駒ヶ岳
乳頭山からは景色の良い伸びやかな縦走路を進み、笊森山〜湯森山を経て
焼森〜横岳までおよそ8km続きます。
横岳から阿弥陀池までいったん下りひと登りすると男女岳へと至ります。
山頂から八合目までは男女岳の山腹を螺旋状に回りながら下ります。
 
その他周辺情報 【温泉】
田沢湖展望露天風呂 アルパこまくさ(520円)
 
【9月23日 1日目】
松川温泉よりスタート
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【9月23日 1日目】
松川温泉よりスタート
松川地熱発電所の一部かな?を通過して…
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松川地熱発電所の一部かな?を通過して…
源太ヶ岳登山口へ
源太ヶ岳登山口へ
緩やかな登山道
丸森川を渡ります
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丸森川を渡ります
丸森川の美しい流れ
丸森川の美しい流れ
1146までは緩やかな登山道が続きます
1
1146までは緩やかな登山道が続きます
オヤマノリンドウ(photo komemame)
3
オヤマノリンドウ(photo komemame)
大深山荘方面との分岐を過ぎると森林限界を超えます
大深山荘方面との分岐を過ぎると森林限界を超えます
振り返るとズドーンと岩手山
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振り返るとズドーンと岩手山
天気もいいね
稜線に向かって登っていきます
2
稜線に向かって登っていきます
(photo komemame)
八幡平方面
源太ヶ岳山頂に到着。風がヴューヴュー
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源太ヶ岳山頂に到着。風がヴューヴュー
山頂より。三ッ石山。やはり、紅葉が進んでますね
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山頂より。三ッ石山。やはり、紅葉が進んでますね
三ッ石山アップで(photo komemame)
1
三ッ石山アップで(photo komemame)
小畚山〜P1447の覘標ノ台
小畚山〜P1447の覘標ノ台
山頂より。岩手山。こちらから見ると複雑な山容をしています
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山頂より。岩手山。こちらから見ると複雑な山容をしています
岩手山アップで(photo komemame)
岩手山アップで(photo komemame)
山頂より。大深岳
山頂より。大深岳
強風でスゲーあたま
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強風でスゲーあたま
(photo komemame)
あっちはたくさんの人(photo komemame)
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あっちはたくさんの人(photo komemame)
振り返って源太ヶ岳と背後に岩手山が控えています
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振り返って源太ヶ岳と背後に岩手山が控えています
ここからは快適な稜線歩き
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ここからは快適な稜線歩き
大深岳に向かいます
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大深岳に向かいます
八幡平方面へ延びるたおやかな稜線
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八幡平方面へ延びるたおやかな稜線
これから向かう大深岳。岳って感じじゃないけど
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これから向かう大深岳。岳って感じじゃないけど
色づき始めてます
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色づき始めてます
大深岳に到着
大深岳から進路を南に変えます
2
大深岳から進路を南に変えます
ナナカマド
正面には小畚山と三ッ石山
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正面には小畚山と三ッ石山
見事な岩手山
先ほどまでいた源太ヶ岳
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先ほどまでいた源太ヶ岳
八瀬森分岐で主脈縦走路から外れます
八瀬森分岐で主脈縦走路から外れます
するといきなりこんな感じ
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するといきなりこんな感じ
深い森の中を進んでいきます
2
深い森の中を進んでいきます
腰〜背丈以上の笹が覆っています
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腰〜背丈以上の笹が覆っています
1420付近の湿地帯は草黄葉の盛り
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1420付近の湿地帯は草黄葉の盛り
池塘越しに乳頭山と笊森山
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池塘越しに乳頭山と笊森山
池塘と青空
(photo komemame)
足元はずっとこんな感じが続きます
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足元はずっとこんな感じが続きます
こちらは1384手前の湿地帯。開けたところは気持ちいい
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こちらは1384手前の湿地帯。開けたところは気持ちいい
1384に向かって
チングルマ(photo komemame)
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チングルマ(photo komemame)
池塘越しに大深岳
2
池塘越しに大深岳
大深岳アップで(photo komemame)
1
大深岳アップで(photo komemame)
(photo komemame)
1384を過ぎると眺望が開けます。正面は台地になった1268.8の葛根田大白森。こちらの大白森には登山道がありません
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1384を過ぎると眺望が開けます。正面は台地になった1268.8の葛根田大白森。こちらの大白森には登山道がありません
振り返って小畚山〜覘標ノ台〜三ッ石山。小畚の背後にはゴーストのように岩手山
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振り返って小畚山〜覘標ノ台〜三ッ石山。小畚の背後にはゴーストのように岩手山
三ッ石山アップで。色づいてるなぁ(photo komemame)
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三ッ石山アップで。色づいてるなぁ(photo komemame)
乳頭山と笊森山と山頂は雲に隠れた秋田駒ヶ岳。手前は本家大白森
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乳頭山と笊森山と山頂は雲に隠れた秋田駒ヶ岳。手前は本家大白森
乳頭山と笊森山アップで(photo komemame)
2
乳頭山と笊森山アップで(photo komemame)
奥は森吉山かな
1283の湿原までゆっくりと下ってきました
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1283の湿原までゆっくりと下ってきました
正面はこれから向かう曲崎山
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正面はこれから向かう曲崎山
1283を過ぎると深い深い森の中を進みます
1283を過ぎると深い深い森の中を進みます
美しい森1
美しい森2
倒木もたくさん
そして関東森(1153.9)に到着
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そして関東森(1153.9)に到着
この辺りは倒木天国
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この辺りは倒木天国
1168を過ぎると再びの草黄葉の湿原。正面に見えている樹林帯に入ると…
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1168を過ぎると再びの草黄葉の湿原。正面に見えている樹林帯に入ると…
八瀬森山荘に到着です
3
八瀬森山荘に到着です
中をチェック。誰もいませんでした
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中をチェック。誰もいませんでした
八瀬森山荘から高低差100mほど荒れ気味のルートを登ると…
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八瀬森山荘から高低差100mほど荒れ気味のルートを登ると…
八瀬森に到着
こんな感じのところも多くてなかなかスピードが上がりません
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こんな感じのところも多くてなかなかスピードが上がりません
肉厚なキノコ
肉厚な笹薮
曲崎山への登り
大深岳から歩いてきた森を振り返ります。右は三ッ石山と岩手山。右端は葛根田大白森
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大深岳から歩いてきた森を振り返ります。右は三ッ石山と岩手山。右端は葛根田大白森
こちらは八幡平〜とんがった畚岳
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こちらは八幡平〜とんがった畚岳
諸桧岳〜嶮岨森
大白森と田代平・乳頭山・笊森山方面
大白森と田代平・乳頭山・笊森山方面
曲崎山に到着。展望はありません
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曲崎山に到着。展望はありません
曲崎山からしばらくは急降下
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曲崎山からしばらくは急降下
再び緩やかになると…
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再び緩やかになると…
大沢森に到着。この辺りの標柱はボロボロなものばかり
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大沢森に到着。この辺りの標柱はボロボロなものばかり
日が傾いてきました
日が傾いてきました
17時前。本日の宿、大白森山荘に到着です
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17時前。本日の宿、大白森山荘に到着です
まずは水汲み。山荘の水場は近くて便利
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まずは水汲み。山荘の水場は近くて便利
笹の葉がじょうご代わり
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笹の葉がじょうご代わり
何はともあれ乾いた喉をビールで潤します
10
何はともあれ乾いた喉をビールで潤します
ご飯の上にキャベツを敷き詰め焼いた豚肉と温泉卵を乗せて豚丼のでき上がり
8
ご飯の上にキャベツを敷き詰め焼いた豚肉と温泉卵を乗せて豚丼のでき上がり
【9月24日 2日目】
5時。まだ暗い中大白森山荘を出発
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【9月24日 2日目】
5時。まだ暗い中大白森山荘を出発
山荘からひと登りすると…
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山荘からひと登りすると…
突然視界がぽっかりと開けます
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突然視界がぽっかりと開けます
ここが大白森です
6
ここが大白森です
大白森は一大湿原
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大白森は一大湿原
紅葉も進んでました
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紅葉も進んでました
朝の空気と相まっていい気持ち
8
朝の空気と相まっていい気持ち
池塘と草黄葉の先にはこれから向かう山々
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池塘と草黄葉の先にはこれから向かう山々
大白森頂上
(photo komemame)
先に進みます
いったん樹林帯まで下り…
3
いったん樹林帯まで下り…
登り返すと…
再び草黄葉した小白森の湿原へ
8
再び草黄葉した小白森の湿原へ
小白森山の頂上標
8
小白森山の頂上標
ナナカマドの紅葉
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ナナカマドの紅葉
カエデの紅葉
小白森は木道にせり出した枝葉の露でズボンがグショグショに
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小白森は木道にせり出した枝葉の露でズボンがグショグショに
慌てて雨具のズボンを履きました
1
慌てて雨具のズボンを履きました
小白森から下って鶴の湯分岐。再び標高を1000m付近まで下げます
1
小白森から下って鶴の湯分岐。再び標高を1000m付近まで下げます
朝靄の樹林帯
鶴の湯分岐を過ぎると徐々に歩きやすくなり…
2
鶴の湯分岐を過ぎると徐々に歩きやすくなり…
蟹場分岐からは刈り払いまでされていて助かりました
2
蟹場分岐からは刈り払いまでされていて助かりました
台地まで急登します
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台地まで急登します
この付近からようやく泥濘から解放されます
この付近からようやく泥濘から解放されます
標高1200mまで登ると緩やかになり…
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標高1200mまで登ると緩やかになり…
田代平へと至ります
6
田代平へと至ります
田代平も広大な湿原
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田代平も広大な湿原
正面に見える乳頭山も紅葉が進んでいます。近づくのが楽しみやね
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正面に見える乳頭山も紅葉が進んでいます。近づくのが楽しみやね
チングルマの紅葉
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チングルマの紅葉
逆さ乳頭山
田代平の湿原は二段になっています
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田代平の湿原は二段になっています
(photo komemame)
草黄葉越しには山頂だけ雲を覆われた駒ヶ岳
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草黄葉越しには山頂だけ雲を覆われた駒ヶ岳
チングルマの葉ってこんなに赤くなるんだなぁ
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チングルマの葉ってこんなに赤くなるんだなぁ
二段目の湿原をしばらく進むと建物が見えてきまた
二段目の湿原をしばらく進むと建物が見えてきまた
ここが田代平山荘。中を覗くととてもキレイ。ロケーションも最高。水場さえあれば言うことなしなんだけどなぁ
2
ここが田代平山荘。中を覗くととてもキレイ。ロケーションも最高。水場さえあれば言うことなしなんだけどなぁ
田代平山荘の前でひと休み
8
田代平山荘の前でひと休み
田代平山荘を過ぎるとさらに色づき始めます
8
田代平山荘を過ぎるとさらに色づき始めます
乳頭山が近づきました
5
乳頭山が近づきました
振り返って田代平
6
振り返って田代平
遠くから見えていた通り乳頭山の山頂付近は見事な紅葉
4
遠くから見えていた通り乳頭山の山頂付近は見事な紅葉
山頂がちょこんと見えてます
4
山頂がちょこんと見えてます
日が射し始めました
2
日が射し始めました
テンションだだ上がり
1
テンションだだ上がり
(photo komemame)
紅葉と駒ヶ岳
振り返ると紅葉の先に田代平と大白森と小白森
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振り返ると紅葉の先に田代平と大白森と小白森
頂上直下は節理状の岩
1
頂上直下は節理状の岩
乳頭山に到着
山頂より。秋田駒ヶ岳と田沢湖
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山頂より。秋田駒ヶ岳と田沢湖
山頂より。笊森山
4
山頂より。笊森山
山頂より。千沼ヶ原と三角山・高倉山
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山頂より。千沼ヶ原と三角山・高倉山
山頂より。田代平と小白森〜大白森〜曲崎山。眼下には田代平
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山頂より。田代平と小白森〜大白森〜曲崎山。眼下には田代平
山頂より。眼下に広がる素晴らしい紅葉
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山頂より。眼下に広がる素晴らしい紅葉
山頂の岩場と紅葉した草原のコントラストが美しい
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山頂の岩場と紅葉した草原のコントラストが美しい
お尻ムズムズ(photo komemame)
5
お尻ムズムズ(photo komemame)
さて、笊森山へ向かいます
7
さて、笊森山へ向かいます
昨日はずっと深い森の中に閉ざされていた分、この開放感がたまりません
4
昨日はずっと深い森の中に閉ざされていた分、この開放感がたまりません
滝の上温泉方面との分岐。紅葉した小乳頭を見下ろします
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滝の上温泉方面との分岐。紅葉した小乳頭を見下ろします
乳頭山を振り返ると…あっという間にこの山のファンになりました
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乳頭山を振り返ると…あっという間にこの山のファンになりました
すかさず一緒に撮ってもらいます(photo komemame)
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すかさず一緒に撮ってもらいます(photo komemame)
笊森山へのルートも最高
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笊森山へのルートも最高
何度も振り返ってしまう乳頭山
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何度も振り返ってしまう乳頭山
笊森山にも日が射すようになりました!
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笊森山にも日が射すようになりました!
笊森山まで続く紅葉のルート
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笊森山まで続く紅葉のルート
縦走路はオヤマリンドウだらけでしたが、久々に別の花。ウメバチソウかな(photo komemame)
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縦走路はオヤマリンドウだらけでしたが、久々に別の花。ウメバチソウかな(photo komemame)
もう少しで駒ヶ岳のアタマが見えそうです
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もう少しで駒ヶ岳のアタマが見えそうです
ドヒャー
一緒にパチリ(photo komemame)
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一緒にパチリ(photo komemame)
駒ヶ岳の山頂が見えました
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駒ヶ岳の山頂が見えました
池塘がたくさん
鞍部から山頂に向かって登り返します。笊森山までは段状になっています
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鞍部から山頂に向かって登り返します。笊森山までは段状になっています
笊森山の斜面の紅葉を見上げます
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笊森山の斜面の紅葉を見上げます
乳頭山から眺めると笊森山はエラく遠くに見えましたが…
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乳頭山から眺めると笊森山はエラく遠くに見えましたが…
いざ歩き始めると意外と近い
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いざ歩き始めると意外と近い
小乳頭まで続くたおやかな稜線
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小乳頭まで続くたおやかな稜線
昨日の森の中と比べるとなんて歩きやすいことでしょう!
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昨日の森の中と比べるとなんて歩きやすいことでしょう!
黄色基調
青空とのコントラストね
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青空とのコントラストね
笊森山山頂が近づいてきました
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笊森山山頂が近づいてきました
千沼ヶ原方面と岩手山
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千沼ヶ原方面と岩手山
至福の縦走路
スゲーな
ガス基調ながらも時おり青空が広がります
ガス基調ながらも時おり青空が広がります
山頂まであと少し!
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山頂まであと少し!
このあたりは紅葉最高潮でした
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このあたりは紅葉最高潮でした
さっき見上げていたところは見下ろすとこんな感じ
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さっき見上げていたところは見下ろすとこんな感じ
笊森山山頂に到着
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笊森山山頂に到着
さて、お次は湯森山へ
1
さて、お次は湯森山へ
笹の緑の中に赤&黄が点在するのが東北の紅葉の特徴なのかな
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笹の緑の中に赤&黄が点在するのが東北の紅葉の特徴なのかな
こんもり湯森山
光が当たると色が濃くなります
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光が当たると色が濃くなります
時々着色料を使ってるのか?と思うくらい赤く染まった個体が見受けられます
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時々着色料を使ってるのか?と思うくらい赤く染まった個体が見受けられます
宿岩と…
笊森山と乳頭山を振り返ります
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笊森山と乳頭山を振り返ります
東北の山らしい景色やね
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東北の山らしい景色やね
(photo komemame)
熊見平からひと登りすると…
熊見平からひと登りすると…
湯森山に到着です
3
湯森山に到着です
山頂付近より。ついに駒ヶ岳の全貌が見えるようになりました。
右から男女岳〜横岳〜焼森
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山頂付近より。ついに駒ヶ岳の全貌が見えるようになりました。
右から男女岳〜横岳〜焼森
湯森山でひと休みしてから正面にそびえる駒ヶ岳に向かいます
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湯森山でひと休みしてから正面にそびえる駒ヶ岳に向かいます
この区間も紅葉が始まってます
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この区間も紅葉が始まってます
1360の焼森との鞍部までは深い溝になった登山道を緩やかに下っていきます
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1360の焼森との鞍部までは深い溝になった登山道を緩やかに下っていきます
鞍部からは緩やかに登り返し
3
鞍部からは緩やかに登り返し
紅葉越しの男女岳
4
紅葉越しの男女岳
正面に焼森
振り返って湯森と笊森
振り返って湯森と笊森
焼森に近づくと足元は火山礫に
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焼森に近づくと足元は火山礫に
焼森山頂に到着
横岳に向かいます
4
横岳に向かいます
横岳の山頂付近は紅葉真っ盛り
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横岳の山頂付近は紅葉真っ盛り
横岳に向かって1
横岳に向かって2
横岳に到着
山頂より。歩いてきた稜線。奥から乳頭山〜笊森山〜湯森山〜焼森(photo komemame)
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山頂より。歩いてきた稜線。奥から乳頭山〜笊森山〜湯森山〜焼森(photo komemame)
男岳へ続く縦走路
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男岳へ続く縦走路
男女岳と阿弥陀池
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男女岳と阿弥陀池
眼下には小岳
そして女岳。木道が敷いてある辺りがムーミン谷と呼ばれるところなのかな?ぜひ花の季節に再訪したいものです
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そして女岳。木道が敷いてある辺りがムーミン谷と呼ばれるところなのかな?ぜひ花の季節に再訪したいものです
帰りの新幹線の時間があり今回男岳は残念ながら割愛して阿弥陀池に下ります
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帰りの新幹線の時間があり今回男岳は残念ながら割愛して阿弥陀池に下ります
横岳の紅葉はスゴかったな
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横岳の紅葉はスゴかったな
男女岳と阿弥陀池
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男女岳と阿弥陀池
縦位置でもパチリ
1
縦位置でもパチリ
阿弥陀池に到着。小屋にザックを置いて男女岳に向かいます
2
阿弥陀池に到着。小屋にザックを置いて男女岳に向かいます
ガスが通過したり晴れたりを繰り返す男女岳山頂までひと登り
ガスが通過したり晴れたりを繰り返す男女岳山頂までひと登り
そして今回の山行最後のピークに到着!誰もいなかったのでセルフタイマーでパシャリ
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そして今回の山行最後のピークに到着!誰もいなかったのでセルフタイマーでパシャリ
さて下山です
阿弥陀池に沿って付けられた木道の上を歩きます
2
阿弥陀池に沿って付けられた木道の上を歩きます
男岳を見上げます
2
男岳を見上げます
男女岳を見上げます
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男女岳を見上げます
紅葉の男女岳
八合目までの螺旋状の登山道もほれ、この通り。
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八合目までの螺旋状の登山道もほれ、この通り。
良い色づき
本日歩いてきた乳頭山〜笊森山〜湯森山へ続く縦走路を最後に見ながら下ります
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本日歩いてきた乳頭山〜笊森山〜湯森山へ続く縦走路を最後に見ながら下ります
硫黄鉱山跡
秋田駒ヶ岳八合目に到着。お疲れ様でした!
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秋田駒ヶ岳八合目に到着。お疲れ様でした!
アルパこまくさで温泉に入りさっぱりした後は田沢湖駅からこまちで一路東京へ
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アルパこまくさで温泉に入りさっぱりした後は田沢湖駅からこまちで一路東京へ

装備

個人装備
シュラフ:#3 マット:夏用

感想

「来年は絶対こっちの方を歩こう」
昨年の秋に裏岩手縦走路を歩いた時に強く思ったのが今回のルートでした。

1日目はどこまでも続く深い緑の森の中を、
2日目はどこまでも広がる紅葉の山の背を。

そんな大きなコントラストを味わう岩手と秋田の県境をたどる2日間でした。
大深岳から笊森山の先までは誰とも会うことなく
(大白森山荘には宴会目的の人たちがいましたが)、
どっぷりと山に浸ることができました。

 

ようやく晴れの山を歩けました!やったね〜

深夜の高速バスに揺られ、
早朝、盛岡駅に降り立つと、雨上がりの様子で
まだ地面が濡れていました。
でも、上りつつある太陽が、
駅からバッチリ見える岩手山と、
そのまわりをなんとも絶妙な色に照らし、
幸先の良いスタートを実感させてくれました。

今回の目的は、なんと言っても、
去年見た三ツ石山のようなすごい紅葉!
晴れてないと、紅葉綺麗に見えないし。

登山道は同じ目的の人でいっぱい。
すでに下山してきた方によると
昨晩、三ツ石小屋は入りきれない人でいっぱいで、
外で寝た人もいたとか。
さすが三ツ石山は大人気です。

私たちは、途中から三ツ石山にサヨナラして、
道をそれましたが、ほんと後ろ髪ひかれたなー。

そこから先は、まさに森の中を歩く感じ。
笹をかき分け、かき分け、ずんずん進みます。
足もとはボーボーに伸びた笹で見えないけど、
ぐっちゃぐちゃ。
靴が半分泥んこにめり込んで、
あっというまに、汚れました。
これ、雨が降っていたら、すごいことになりそう。

ずーっと笹をかき分けていると、
ふいにひらけた湿原に出て、ほっ。
今回はこうした雰囲気の道が終始続きました。

笹やぶと黙々と格闘しつづけ、たどり着いた小屋には、
思いがけず先約パーティがいて、すごく盛り上がっていました。
誰もいない小屋が怖い私には、
有り難いにぎやかさでした。

翌朝は、ガスっぽい中スタート。
朝露でびしょ濡れになりながら、
いくつもの山を越えていきます。
最初の乳頭山の紅葉は、三ツ石山に比べると
サイズ感は小さめだけど、色がすごい。
葉っぱが、蛍光オレンジみたいな色で、
発光しているように見えました。

紅葉はこれで大満足でしたが、
ここから先も、モフモフしたじゅうたんのような
色とりどりの紅葉が見れてラッキー。

ひさびさの泊まりでの山、
荷物の重さが足にきましたが、
この時期、この瞬間歩けて良かったです。


おしまい。








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コメント

ようこそ、紅葉の裏岩手縦走へ
羨ましい、裏岩手〜大白森山〜乳頭山〜秋田駒ケ岳の紅葉🍁の素晴らしい大縦走
力強い藪漕ぎ、軽やかな草原歩きを想像しながら、写真と感想を拝見させていただきました

是非一度は行って見たいと思ってましたが、これまで、大深岳〜乳頭山は歩いたことはありませんでした
同日、取り敢えず、鶴の湯〜大白森山山荘までピストンしました
お二人は行動時間も早く、お会いできませんでしたが、6人パーティとはスライドしました
今後の参考にさせていただきます

2018/9/28 17:42
Re: ようこそ、紅葉の裏岩手縦走へ
kesensugo6さん

こんにちは。はじめまして。
去年の紅葉の時期に八幡平から岩手山まで縦走した時に、
八瀬森〜大白森方面が気になり、来年は絶対こっちを歩こうと決めていました。
ちょうど三ッ石山の紅葉がピークを迎え始めるタイミングで、
休みと天気がピッタリと合い今回の山行になりました。
裏岩手は三ッ石山目当てでたくさんの人でしたが、
大深岳から県境をたどる尾根は、それまでの喧騒が嘘のように人っ子ひとりおらず、
思いっきり山に浸ることができました。

浸ると言えば、鶴の湯はぜひ一度浸かってみたい温泉だったので、
分岐まで下って来た時に思わずそちらに下りそうになりましたが。

もう少し季節が進むと曲崎山〜八瀬森〜関東森付近の森も色づき始めるでしょうから、
ぜひ行ってみてください!

コメントいただきありがとうございます。
 
2018/9/29 13:48
うわぁ!(//∇//)
いいですねっ、とっても!!

先日この辺りを縦走した時に、今度は乳頭山の向こうへ、大白森へー!って、私も思いました。大湿原の草紅葉、素晴らしいです◎

私もいつかきっと歩きたいと思います(^_^)
2018/9/28 18:10
Re: うわぁ!(//∇//)
cheeさん

こんにちは。
なんと1週前に同じようなところを歩かれていたのですねっ。
いつも充実の山行をされていますが、
このエリアの歩き方もいつもとたがわず素晴らしいですね。

そうそう、やっぱり県境尾根気になりましたか。
裏岩手連峰は派手な印象が強かったのですが、
今回歩いてみて、このエリアの別の一面を見たような気がしました。

cheeさんもぜひ!
その時はどんな歩き方をするのか今から楽しみです〜。

コメントいただきありがとうございます!
 
2018/9/29 14:38
ニアミスでした〜〜!
いつもながらの素晴らしい山行報告、ほんま、頭が下がります。
紅葉も進んできて見どころも多く、なかなか進めなかったのでは…と思います。
23日の「三ツ石山」はルートが違いますが、24日の「横岳」では20分違いでのニアミスでした。
また、どこかのお山で、お会いしたいものです。
2018/9/30 14:00
Re: ニアミスでした〜〜!
pikkarioyajiさん

なんと!20分!

利尻では9月20日ごろに本州に渡るとおっしゃられていたので、
道中「pikkarioyajiさんにもしかしたら会えるかも」と
komemameとちょうど話していたんですよ〜。
お会いできなかったのは残念ですが、
同じ日に同じ景色を眺めていたということが何だか嬉しいですね。

ボクたちは時間的にきびしくて、今回駒ヶ岳は駆け足になってしまいましたが、
すごく良い山だったのでムーミン谷など、ぜひ再訪したいなぁと思いました。

また、どこかの山で会えることを楽しみにしています。

コメントいただきありがとうございます!
2018/10/1 10:38
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