記録ID: 1603183
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無雪期ピークハント／縦走
槍・穂高・乗鞍
御嶽山(剣ヶ峰〜全池周遊) 〜天国と地獄〜
2018年10月03日(水) [日帰り]
Kei
- GPS
- 13:00
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,850m
- 下り
- 1,852m
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標高グラフを拡大| 天候 | 快晴のち少しガスが湧く |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年10月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
□霊峰ラインはまだ通行止め。ホテル木曽温泉か御岳ロープウェイ方面をナビに入れた方が良い。 通称：御岳ブルーラインの方が女子は絶対走りやすいと思う。 □ロープウェイの右手(冬期通行止め柵開いてる)から林道を車で登ること5分ほどで中の湯🅿️ □中の湯🅿️は二段あるのかな。 バス用も一段ある。上の段は50台いけそう。 到着時、午前2時45分で既に30台以上既駐。。。 前日泊と思われる路駐もあり。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
□中の湯〜女人堂 木道が丁寧に敷きつめられている。 湿って滑りやすい所もあるが、とても歩きやすい。 女人堂よりも手前から硫黄臭が始まった。 ※黒沢口登山道では、献花台は女人堂前に設置されています。立て札などは無く、ナイトハイクのため全く気付けず、山頂直下の慰霊碑にお供えしてしまいました(反省)。本来は、生態系や後片付けなど考慮すると、ご遺族と関係者の方以外は献花台にお供えするべきだと思います。 □女人堂〜石室山荘 岩ゴロの火山地帯、森林限界へ。 整備されており、基本迷うことは少ないと思う。 火山岩の種類が周遊する場所毎にコロコロ変わる。 岩質によっては足の置き場に注意が必要。 ※① 時計回りでの摩利支天乗越→五ノ池、継子岳→四ノ池の間はやや急降。ガレ場っぽい所もあり、少し注意を要す。 ※② 女人堂〜三ノ池トラバースは今季は絶望的。 崩落、残雪雪渓、渡渉困難な規模の滝など、危険箇所多数。 例外としては、女人堂→1kmまでは写真撮る方用にピストン通行OK。 ※③ 時計回りで五池全て周回するには、三ノ池からニノ池間を登り返しとトラバースする必要あり。時間かかります。 |
| その他周辺情報 | 帰りに鹿の瀬温泉寄ったら、 �犧�、女湯満員だからゴメンなさい�瓩噺世錣譴拭� 車は3台しか停まっておらず、キャパが少ないのかも。 ホテル木曽温泉はネットには水曜定休とあるが、駐車場は満杯だった。日帰り温泉やっていたのかな？ |
写真
今日は温度計持参。
ココに献花台が設けられていることを知ったのは、下山時でした。
ココに献花台が設けられていることを知ったのは、下山時でした。
山頂まで花を持ち込み申し訳ありませんでした。なぜか、光が写真に収まりました。
登頂する方々のメット装用率の低さに驚いた。
それぞれ理由はあれど、私は理解に苦しむ。
それぞれ理由はあれど、私は理解に苦しむ。
新、ニノ池ヒュッテ。キレイ。
外のトイレは台風の影響で使用不可。
靴を脱いで中のトイレを使用して下さい、
とのこと。
外のトイレは台風の影響で使用不可。
靴を脱いで中のトイレを使用して下さい、
とのこと。
地理好きとしては、
この山は貴重な火山岩と地形が凝縮された、まさに宝庫です。
この山は貴重な火山岩と地形が凝縮された、まさに宝庫です。
三ノ池の周遊は、
火口湖のブルーハンターである私にとって、
絶頂のひと時でした。
火口湖のブルーハンターである私にとって、
絶頂のひと時でした。
ここから賽の河原避難小屋まで登り返すとは……たまにトラバース道から紅葉を撮りますが、
もう、ココからの山行は地獄でした。
時間も気になり、撮影する元気無くす。
2
10/3 12:58
ここから賽の河原避難小屋まで登り返すとは……
たまにトラバース道から紅葉を撮りますが、
もう、ココからの山行は地獄でした。
時間も気になり、撮影する元気無くす。
たまにトラバース道から紅葉を撮りますが、
もう、ココからの山行は地獄でした。
時間も気になり、撮影する元気無くす。
この紅葉だけは見ておきたかった。
三ノ池へのトラバースは三ヶ所以上は崩落していそう。滝も見えます。
三ノ池へのトラバースは三ヶ所以上は崩落していそう。滝も見えます。
望遠で見る限り、崩落は三ヶ所以上。
滝のような箇所や、崩落部に残雪の雪渓あり、
開通は来期以降もなかなか難しいのでは。
滝のような箇所や、崩落部に残雪の雪渓あり、
開通は来期以降もなかなか難しいのでは。
女人堂で、水分と紅葉限定御嶽バッジGET。
献花台に花がたくさん並べてあった。
献花台に花がたくさん並べてあった。
女人堂より。
この後は黙々と木道を降り、
１６時１５分中の湯に無事戻ることができました。
この後は黙々と木道を降り、
１６時１５分中の湯に無事戻ることができました。
装備
| 個人装備 |
メット
ヘッドライト
雨具
ファーストエイドキット
充電池
ストック
緊急ツェルト
|
|---|
感想
2014.9.27
私はまだ山に登っていなかった頃。
それでも、凄まじく衝撃的なニュースだった。
山に登るようになり、
いつも遠くから眺めては、
秀麗な姿に見とれては、
想いを馳せていた山。
でも、近寄ってはならない山だと思い諦めていた。
初登頂したこの日、
こんなに美しく、荘厳で、地質的にも魅力溢れる山だとは思いもしなかった。
きっと４年前も、
絶好の行楽日和に、この紅葉の絶景を純粋に楽しむためだけに、遥々山頂を目指した人達がたくさん、たくさん居たのだろう。
厳しい山行にもなり、
反省の山行にもなった。
平日、滅多に仕事は休まないのだが、
それでも今日ココに来たのは、
何かに呼ばれたとしか思えない。
亡くなられた方々、どうか安らかに。
未だ行方不明の方々、いつの日か必ず、
必ず見つかりますように。
そして重症を負われても、恐怖を目の前にしても、なお山を愛す方々。
その経験を後世に残していただき、
心から感謝致します。
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advanceちゃん、こんにちは
荒ぶる自然を体験した4年前
凛として佇む三の池のブルーは
柄にもなく清らかな思いにさせてくれました。
相変わらず闇あがり冴えてますね。
＞higurasiさん
お久しぶりです。
まさに、景色はちはやぶるーでしたよ。
女人禁制の聖域にナイトで一人足を踏み入れるのは躊躇われたのですが、
次の日も普通に仕事なので、全池周遊には早く出るしかありませんでした。
何かに、呼ばれた感が、私を突き上げました。
車で1800mまで行けてしまう＝高所順応が遅れることを計算に入れてませんでしたので、後半は足取りが重くなり反省山行です。
ナイトはhigurasiさん達と御一緒できると良いのですが😅
御嶽と白山は自分が山にハマった山なんで
思いもホントたくさんあるけども
なんであんなことになってしまったんだろう
御嶽もいい山なのになあ
＞junbaderさん
宇多田ごっこの意を解していただき、ありがとうございます。
御嶽山は白山と似た地質が多かったですが、白山以上の変化に富んだ地層はすごく勉強になりました。
4年前も、長い地球活動のほんの一部を繰り返しただけなのだと思います。
だから、人は自然の前では常に謙虚じゃなければならないと、改めて自分を戒める、大切な山行となりました。
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