奥多摩/雲取山(丹波村村営駐車場から往復)
- GPS
- 08:10
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,831m
- 下り
- 1,839m
コースタイム
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 8:03
天候 | 快晴(20℃〜25℃) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
丹波村村営駐車場に駐車。約50台駐車可能だが6時過ぎでほぼ最後の空きに駐められたと言う感じだった。トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 危険箇所は特に無し。 ◆登山ポスト 丹波村村営駐車場の出口に登山ポストがある。 |
写真
感想
平地は30℃超え、でも久々にすっきりと晴れた日に東京都最高峰雲取山に登って来た。元々は腰痛でしばらくお休みしていた13Kさんの復帰/リハビリ山行だったけど実際にはとても元気でむしろ引っ張られてバテた(笑)。少しずつ始まっている秋も感じたとても良い山行になった。
ちょうど同じ日にハセツネがスタートする。13Kさんは「山岳耐久レースに勝手に参加」案も持ち出して来たのだが、I久保さん以外はみんなリハビリが必要になりそう、と言うことで第二案の雲取山に行き先が決まった経緯がある。ともあれ距離は日帰りにしては長めだけどのんびりと行けば良いかと思っていたが…。
先々週の駅からハイキングで降りた日向和田駅でI久保さんと出逢い更に奥へ、奥多摩湖の端の鴨沢から林道に入り(ここは少し迷った)丹波村村営駐車場へと向かう。途中で1台擦れ違ったのでさては満車かと思ったが、行ってみると一番奥に駐車スペースが空いていた。でもギリギリ。歩き出しは林道からだがすぐに登山道に入る。ここにちょっとユニークなプレートがあり楽しませてくれるが、そこに書かれていた平将門伝説についてはその前から銅板の高札が掲げられていた。最初の高札はお祭り辺りからのようで駐車場から少し行くと3/10の釜場タワ、続いて小袖、風呂岩、堂所、紫久保、七ツ石神社と七ツ石山、大血川の悲劇などと続き、伝説だと言いながら楽しませてくれる。
故障明けの13Kさんはと言えば先頭を切って歩き出すと高ケイデンスでまるで平地のように登って行き、徐々に離されていく。しかも休まない。もっとも最初の小休止以降は普通に小休止を入れて行ったけど。七ツ石山の手前で巻道を分けたがここは七ツ石山を踏んで行くこととした。徐々に標高が高くなり樹林の隙間から富士山が望まれるようになったが七ツ石小屋からは更に良い展望が待っていた。七ツ石小屋から20分程で七ツ石山だが、山頂からは全周の好展望だった。ここから雲取山には一旦下るが歩きやすい広い尾根が続いていた。石尾根からは左手にずっと奥秩父への稜線と富士山や南アルプスが展望でき、関東でも最高の部類の展望の尾根だ。近くを見るとカラマツ林、もう数週間経てば最高の黄金色の林が見られることだろう。
奥多摩小屋からやや急登になるが展望が好く心地良い尾根を詰めて行くと50分程度で雲取山の山頂に達する。山頂には例によって新様式の山頂標識や山岳同定盤があり飽きない。丹沢方面の展望も開けているが大山はやっぱり一番東側でピラミダルな姿が秀逸だった。西側には大菩薩嶺や奥秩父に至る尾根、南アルプスが良く展望でき、北を望めば浅間山も見られる。帰路は北側の雲取山荘を経由して巻道から戻って来たが、途中に富田鎌仙人のレリーフがあったりと楽しませてくれた。北側に入ると南側とは全く雰囲気が異なり鬱蒼とした密林になる。巻道はそれ程多くの登山者には歩かれていないようであるが迷う径では無かった。北側は紅葉も一歩進んでいる感じだ。往路で結構余裕を稼いだので帰路はゆったりと下って行った。
腰痛の懸念を抱えていた13Kさんは登りでのピッチが災いしたか下りではやや腰痛を感じながらだったようだ。でもリハビリとは別次元の山行でしたよ。ともあれ快晴で好展望の山行を楽しむことができ、更には大菩薩嶺や奥秩父に至る山稜を見ることができて有意義な山旅だった。また来たいと言う印象だ。
33年ぶりの雲取山でした。
謎の植物はマルバダケブキ(丸葉岳蕗 キク科 多年草)の様です。
山と高原の地図に記載あり、
wikipediaの写真の 綿毛 がそっくりです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/マルバダケブキ
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