越後三山


- GPS
- 13:26
- 距離
- 31.4km
- 登り
- 3,148m
- 下り
- 3,152m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく笹刈りされておりとても助かりました |
その他周辺情報 | 六日町駅近くに銭湯 |
写真
感想
04:20 暗い時間帯から出発(260m)。大倉口コースに合流して登る。途中の暗闇の水場で補給。三合目の風穴付近で先日の台風の影響か倒木地帯の乗っ越しがあったが、よく歩かれているのかその他はしっかりと整備されたよい登山道だった。展望が開けた付近で越後駒方面から明るくなってくる。
05:50ごろ ロープウェイからの登山道に合流(1200m)。八海山方面の展望よし。太陽が昇ってきて紅葉が輝き出す。女人堂でベンチに座り朝食。朝早いので誰にも会わない。鎖のある岩場など登っていく。急登で薬師岳(1654m)へ。紅葉の八海山が素晴らしい、頑張ってきてよかった。千本檜小屋で小屋のひとらしき人にやっと会った程度で以降も駒まで一人っきり。ここから鎖場が連続する八ッ峰区間へ。迂回路もあるけど崖のかなり下まで下る様子。岩場の稜線はいくつもの岩のピークを鎖で越えていく両端が切れ落ちたコース。アルプスなどの鎖場には慣れているがここは少し厄介でホールドが極端に小さく、鎖が無いと上り下りできないくらい。落ちるとかるく死ねるので十分気をつけて進む。やがて高度感にも慣れて楽しめるようになる。いくつかのピークを越えた頃、大日岳。垂直に近い岩場を降りるとようやく一般登山道。素晴らしく晴れ渡った稜線を両側の展望を楽しみながら入道岳(1778m)。この後のコースタイムを計算したらギリギリいけそうなので予定通りの周回コースに向かう。五竜岳から一気に高度を落としていく。御月山までのコースは破線ルートなので心配していたが、笹狩りされており藪漕ぎなく進める。地元の山岳会か小屋関係の人かはわからないがたいへんありがたかった。
とはいえアップダウンの連続でしかもかなりの急斜で疲れる。標高も1300m付近まで落としているのでとても暑い。出雲先(1528m)までがめちゃくちゃ長く感じた。標高が上がると展望も開けてきて快適。台風が近づいているからか風もよく吹きペースが上がる。御月山(1821m)のピークを超えると祓川の水場、ここは天国か。。草紅葉の中に流れる沢の水は冷たくてとても心地いい。沢沿いで大休止、顔も洗ってスッキリ。体力も回復したので中ノ岳へ向けて再出発、景色が良いと疲れないのかサクサク登れた。
11:30 避難小屋を経て中ノ岳山頂(2085m)到着。岳人の憧れとも呼ばれる越後山塊の最奥の山頂。ついに着いた、360度の展望貸切だ。向かう越後駒ははるか彼方に見える。でも気持ちの良い稜線はサクサク進めて意外なほど早く近づいてくる。この辺りの紅葉は見頃でいたるところ黄色や赤の絨毯が広がっていた。
天狗平付近で靴下を脱いで足をリフレッシュ。ファイブテンシューズはフリクション最高だが、くるぶしにやたらとゴミが入る。
13:30 越後駒との分岐。荷物をデポして山頂へ向かう。ようやく登山客とすれ違うようになり草原の中を山頂へ。無雪期にくるのは初めてだ。
13:45 越後駒ヶ岳山頂(2003m)到着。三山コンプリート。八海山から中ノ岳、そして越後駒までぐるりと回ったコースが見渡せて感慨深い。
14:00 分岐まで戻り下山開始。この下山路がめちゃくちゃ急で樹林生い茂りとても歩き辛い。2度目はないなと思いつつ脚の痛みを堪えてひたすら下る。こんな急斜面を脚の痛みを堪えて1500mほどくだらなくてはいけないなんて苦痛にもほどがある。紅葉は標高1200mくらいまで続いていた。
15:40 十二平登山口着(487m)。ここからは水無川沿いの平坦な林道。自販機で冷たい飲み物が飲みたいが地図のキャンプ場は砂防工事のためかない。とぼとぼと4kmほど先の駐車場所まで戻る。
17:40 なんとか暗くなる前に車に乗車。六日町駅近くの銭湯入浴して帰宅。
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