蝉ヶ平ルートから御神楽岳と本名御神楽岳へ(ナメたらあっかーん〜♪)

2018年10月08日(月) [日帰り]

• GPS: 05:02
• 距離: 17.5km
• 登り: 1,960m
• 下り: 1,971m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:41
• 休憩: 0:19
• 合計: 5:00

距離 17.5km 登り 1,978m 下り 1,982m

12:51 蝉ヶ平登山口
13:23 13:24 湯沢の出合
14:16 高頭
14:38 14:39 湯沢の頭
15:06 雨乞峰
15:13 15:19 御神楽岳
15:36 15:47 本名御神楽
16:05 御神楽岳
16:09 雨乞峰
16:26 湯沢の頭
16:40 高頭
17:19 湯沢の出合
17:47 蝉ヶ平登山口
17:51 ゴール地点

「下越(会越)の谷川岳」との異名を持つ山。ずっと気になっていた。
まずトレランと相性は悪いルートでした。
登りはまだしも、くだりでほとんど時間を巻けず。
岩場のテクニカルなダウンヒルは私得意なほうですが(レースでもくだりだけならトップクラスについていけます)、登りで滑ることを確認済みなので完全に安パイ通過に徹しました。
ハードだとはなんとなくわかってましたが、鼻っ柱をポッキリ折られましたねぇー。いい戒めになりました。
1386mは低山の認識だったのに見方を変えるに値しました。
要所要所の危険度は荒沢岳や八海山の方が上だけど、御神楽岳は危険度のアベレージが高くて長い。精神的には間違いなく自分歴代トップで削られました。
ここだったら飯豊山や平ヶ岳の鷹ノ巣ルートのほうがまだ気楽。

天候

晴れ。気温15〜25℃

アクセス

利用交通機関：

自家用車

御神楽温泉あすなろ荘さんから、さらに林道を5キロ先に駐車スペース(6台ぐらいまで)

コース状況／危険箇所等

落石、崩落、滑落、ツルツル苔の石で転倒、道迷い…。むしろ気楽なところが少ない

その他周辺情報

みかぐら荘の日帰り入浴を利用 10:00〜20:00 17:00以降は100円引き。塩化物硫酸塩泉で炭酸水素成分も少し入ってて滑る。うっすら黒い？メタケイは少な目。
土日祝日は食事処も営業。
ざる蕎麦旨かった。激辛味噌あんかけラーメンも気になった。

写真

10/8 12:48

登山ポストの中は名簿記入方式。

10/8 12:52

すぐに崩落ポイント。上を見上げるとまだまだ落ちてきそうで怖い。まずは河川沿いに上流に向かうようなかんじ。

10/8 12:57

まわりの山全部イワイワ。

10/8 13:00

鉱山跡の近くに慰霊碑。昭和30年代みたい。

10/8 13:02

洗い越し的な…。

10/8 13:09

他の人のレコでも見ていたのに、これとは気付かずにまんまとハマりました。
ここを岩と思ったらいけません。水のまかれた氷に乗ると思ってください。
微妙な傾斜で、立ってるだけで勝手に滑り落ちていきます。
何もしないと右の水風呂にドボンか、左に滑落か導かれます。
ひと蹴りで対岸に渡りたくてもそのひと蹴りのグリップが感じない。
はい、不用意に入ってしまった私は瞬時に左を選択して半身落ちました。序盤で濡れるわけにはいかないからね。近くの蔦につかまったから大事にはいたらなかったけど。ドキドキしたぁー。
その後トカゲのように這いつくばって通りましたよ。

10/8 13:10

渡ったあと。帰りは摺り足でロープをたぐりジェットスキーのような気持ちで通過。

10/8 13:17

滝行にピッタリな滝が下に見える。時間があれば降りて見てきたかった。

10/8 13:18

横目に通過

10/8 13:20

湯沢出合いまで5分とのこと。

10/8 13:23

ここを右折でいよいよ尾根にとりついて急登になっていく

10/8 13:24

落雷跡まで1時間半ですと。
私は全く気づきませんでした。

10/8 13:24

御神楽岳のピークを探すが、この時点では見えない。

10/8 13:27

登りは問題なかったけど、下山で3回は道間違いしそうになった。道が折れるとこが少ない故にまっすぐ下山してしまいそうになる。
ベテランの人が道間違いするパターンって、酷道ルートばかりに慣れ過ぎて道間違いに気付くのが遅くなるからじゃないかなと個人的には分析している。
早目にGPS確認で修正。

10/8 13:29

鎖場も多いです。岩がまた滑るのでヒヤヒヤ。

10/8 13:33

進行方向の左手の景色

10/8 13:33

正面

ザックリこんなルートです。
右手の細尾根を歩いて稜線に出る。上も実は細尾根みたい。

10/8 13:38

10/8 13:39

下をふと見る。ここはまだマシ。

10/8 13:41

10/8 13:54

蟻の戸渡りショートバージョン。右も左もガッツリ切れ落ちています。100mぐらいは落ちるでしょう。

10/8 13:56

一時の弛みポイント。

10/8 14:03

10/8 14:13

10/8 14:13

山の波がおしよせる

10/8 14:15

最初に見えてるピークが
「湯沢の頭」まだ1200mもない

10/8 14:15

10/8 14:22

ヤブが濃くなってきて、枝で多少ブレーキがかかる印象。
湯沢の頭の前後がいちばん辛いかなぁ。個人的には。

10/8 14:36

10/8 14:37

湯沢の頭(1184m)

10/8 14:38

ここまで来てやっと御神楽岳山頂が捉えられる。

10/8 14:39

御神楽岳山頂は2番目ぐらいのコブのとこ。

10/8 14:47

雪発見。

10/8 14:52

一旦おりて少し登り返す。

10/8 14:53

10/8 14:53

もうひとつ新潟側の室谷ルートあるのはそっちかな？

10/8 15:03

山頂まで水平距離であと150mほど

10/8 15:06

右からもうひとつの新潟側のルートと交わる。室谷ルート。そっちは比較的危なくないらしい。

10/8 15:07

振り返って湯沢の頭を見下ろす。

10/8 15:11

山頂脇に祠と鏡。
緊急時に使うため？

10/8 15:13

御神楽岳山頂に到着です。

10/8 15:13

10/8 15:13

トンボのエアポートみたい。

10/8 15:14

標高1386m ここは上川村

10/8 15:16

燧ヶ岳あれかなぁ？なんて見てます。

10/8 15:17

10/8 15:18

北側にガスがかかってきました。

10/8 15:19

本名御神楽岳の距離感と道状況を目視する♪

10/8 15:21

あれぐらいなら…向かいます。

10/8 15:31

もうすぐ！

10/8 15:33

伊佐須美神社祈祷札ズラリ

10/8 15:35

本名御神楽岳山頂(ここは金山町)

10/8 15:36

標高1315m

10/8 15:36

御神楽岳を見る

10/8 15:37

会津方面への道。結構悪くない道っぽい感触。

10/8 15:39

東側

10/8 15:42

本名御神楽岳の北はガスがかかってない。

10/8 15:42

御神楽岳の右脇から北西方向

10/8 16:02

御神楽岳に帰ってきました。

10/8 16:11

ここからは撮影なく下山に集中します。

10/8 17:51

駐車場到着。ちょうど日が落ちる。

撮影機器：

706SH SHARP

装備

備考

ヤブは多少覚悟する。

感想

chan-rei

岩壁の迫力はすごい。
登山届け名簿、どれぐらいの人来てるか気になってパラパラしましたけど、結構途中で引き返してる人多いことに気付く。
そりゃそうなるよね(笑)
…うん、このルートはしばらくいいです。