記録ID: 161342
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雪山ハイキング
奥秩父
乾徳山(大平荘⇔乾徳山)
2012年01月09日(月) [日帰り]


- GPS
- --:--
- 距離
- 8.7km
- 登り
- 773m
- 下り
- 765m
コースタイム
7:35大平牧場駐車場⇒8:35月見岩⇒8:50扇平⇒9:50乾徳山頂
⇒11:10国師ヶ原⇒11:55大平牧場駐車場
⇒11:10国師ヶ原⇒11:55大平牧場駐車場
天候 | 曇のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
◆大平荘駐車場⇒800円/日(25台程駐車可能) |
コース状況/ 危険箇所等 |
《危険個所》 扇平⇒乾徳山山頂⇒国師ヶ原間の岩場は凍結と崖の連続なので 細心の注意が必要でした。 特に鎖場と鉄梯子の昇降時にはビレイの必要性を感じました。 同区間は岩場なので風も強く寒さ対策は万全を期す必要ありです。 山頂はAM10時で-14℃といったコンディションでした。 《コース状況》 ●大平荘⇒月見岩 特に危険個所はありません、ルートも赤テープをフォローしながら 登れば迷うことはないと思います。 ●月見岩⇒扇平 特に危険個所はありません。 扇平に出ると風が一気に強くなるのでこの区間で汗をかいていると 汗冷えの心配があります。事前対策が必要です。 ●扇平⇒乾徳山山頂 ここから岩山に突入です。ガレ場での浮石、凍結個所多数です。 勾配もきつくなります。 山頂が近づくと基本的に両サイドは崖になりますので細心の注意が必要です。 その中でも鉄梯子と鎖場への取りかかりはあらかじめ登りきるイメージを 持ってとりかかったほうがよいと思います。 見た目より足場が滑りますので苦戦しました。 ●乾徳山山頂⇒国師ヶ原 この区間が一番の難所でした。山頂直後の鉄梯子の下りは踏みずらに凍結した 雪が張り付いていて足がかりを完全に確保できず、握力と腕力を使いながら おりきったという感じです。その後も凍結した急こう配の先が崖になって いますので、複数人での登山でしたらロープを使って確保しながら下りたほうが 良いと思います。 ●国師ヶ原⇒大平牧場駐車場 危険個所無し 美しい景色と高原ならではのすがすがしさを堪能できます。 |
写真
扇平を通過して、頂上へのアプローチ開始です。
ここから、山様が変化します。
勾配が急になり、岩肌と雪が多くなり
日陰は凍結しています。
岩肌なのでアイゼンは全行程通して
使用できませんでした。
ここから、山様が変化します。
勾配が急になり、岩肌と雪が多くなり
日陰は凍結しています。
岩肌なのでアイゼンは全行程通して
使用できませんでした。
乾徳山と言えばこの鎖場!
頂上へのアプローチとなるふたつ目の鎖場です。
しかし、ひとつ目と同様岩肌凍結中です。
高さは7m程度といったところですが
見ての通り足がかりに乏しく滑ってしまい
登ることを断念!と同時に残念!
頂上へのアプローチとなるふたつ目の鎖場です。
しかし、ひとつ目と同様岩肌凍結中です。
高さは7m程度といったところですが
見ての通り足がかりに乏しく滑ってしまい
登ることを断念!と同時に残念!
大平高原牧場の中を通って駐車場を目指します。
先程までの雪と凍った岩場は現実?だったのと
思うばかりのさわやかさ。
これが乾徳山の魅力ですね。まいりました。
また5月ぐらいに訪れようと強く思いを持ちました。
先程までの雪と凍った岩場は現実?だったのと
思うばかりのさわやかさ。
これが乾徳山の魅力ですね。まいりました。
また5月ぐらいに訪れようと強く思いを持ちました。
感想
思ったことはふたつです。
ひとつ目は大平荘の管理人さんも言っていましたが、乾徳山は変化を楽しめる山です。山様の変化、季節の変化を堪能できました。スリルあり冬山あり、そして最後に高原の森林浴で一気にリラックスさせてもらい、また来たいと思わせる山です。
ふたつ目はセルフビレイの重要さを改めて認識させてもらいました。
標高、約2,000mの岩山であることは理解しての登山ですから崖や雪強風は想定していたつもり(←つもりが一番怖いことを身をもって学習しました)
だったので、補助ロープ、スリング等の装備は持参していました。
しかし、ソロで実際にその場面になると逡巡してしまいました。
経験を多く積むことが必要と痛感しましたので、今後は各種講習に積極的に参加しようと思った次第です。
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