記録ID: 1617307
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬
摩耶の方位盤つなぎ <展望地尾根〜こだまの丘〜黒岩尾根>
2018年10月13日(土) [日帰り]
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 05:09
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 736m
- 下り
- 175m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 3:22
- 休憩
- 5:33
- 合計
- 8:55
11:35
5分
青谷橋BS
11:40
11:40
36分
青谷道登山口
12:16
12:26
7分
行者堂跡
12:33
12:33
11分
老婆谷入口
12:44
12:44
2分
鋼製堰堤
12:46
12:51
3分
展望地尾根・取付き探索
12:54
12:54
43分
展望地尾根取り付き
13:37
13:47
27分
明瞭な尾根線に出る
14:14
15:14
4分
「イノシシがあった」展望地
15:18
15:18
7分
天狗道・地蔵谷ルート分岐
15:25
15:25
22分
地蔵谷・advルート分岐
15:47
15:50
6分
「こだまの丘」
15:56
15:56
12分
黒岩尾根合流
16:08
16:12
2分
方位盤のあるベンチ場
16:14
16:22
5分
「海の丘」ベンチ
16:27
20:20
10分
掬星台(イベント参加)
20:30
マヤビューライン・星の駅
登高合計(青谷橋BS〜「イノシシがあった」展望地)
159min 2時間39分 純歩行 134min 2時間14分
周回合計(展望地〜ADV.ルート〜黒岩尾根〜掬星台)
83min 1時間23分 純歩行 68min 1時間08分
行動総計 242min 4時間02分 純歩行総計 202min 3時間22分
山行総計 535min 8時間55分
159min 2時間39分 純歩行 134min 2時間14分
周回合計(展望地〜ADV.ルート〜黒岩尾根〜掬星台)
83min 1時間23分 純歩行 68min 1時間08分
行動総計 242min 4時間02分 純歩行総計 202min 3時間22分
山行総計 535min 8時間55分
天候 | 快晴〜17:00頃から薄曇 山上気温 18℃〜夕刻からは12℃前後・・夕暮〜夜間は防寒着必須 終日湿気なく快適 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
神戸市バス 2系統 阪急六甲〜青谷橋(\210) 復路:星の駅(ロープウェイ)〜虹の駅(ケーブルカー)〜下駅 神戸市バス 18系統 摩耶ケーブル下〜JR六甲道(\210) JR神戸線 六甲道〜摂津本山(\160) ※ビューライン下山=年パス利用 ※星の駅・ロープウェイ下り最終(土日祝)は10月一杯まで2050。 (事前チェック要) 山上に下山客が残っている限り、ロープウェイ〜ケーブルカーとも 下り専用に増便して「最後の一人まで」必ず下ろしてくれます。 ※2100時点で下駅からの市バス(18系統)と坂バスは全て終了しますが 急坂を徒歩で下った「五毛天神」(または「観音寺北」)BSで 市バス(2系統)を待てば、阪急六甲(または三ノ宮)方面へ 未だたくさんの便があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○ 青谷橋BS〜行者堂跡(青谷道)・・歩行困難〜危険等なし。 ○ 行者堂跡〜老婆谷入口 行者堂跡の背後から沢沿いを遡上、小橋を渉った先の木製標識を右折。 >この標識、以前は「天狗道」のみの表記でしたが(少し不満でした) >今は手書きで「行者尾根」と追記されています。 標識からしばらくつづらを切って登り、下りに変わる コル状の地形が行者尾根の分岐(尾根はここで左折)。 老婆谷方面は直進、下り方向へ。 ○ 老婆谷道〜鋼製堰堤〜「イノシシがあった」展望地尾根の取付き しばらくは谷を見下ろす細いトラバース道。 下って谷筋に出ると、やや踏跡が不明瞭になるが ところどころの岩に赤ペンマーキングあり、 これに従って谷の右岸(左側)を進む。 その間コンクリートのダブル堰堤と、続いて現れる 鋼製(鉄骨)堰堤も右岸(左側)から越えて進む。 >鋼製堰堤から下りにかかる箇所の足場が細く、 >渡してある(ように見える)木材も腐っており、 >さらに積もった落葉で、穴が空いているのが判りにくい。 >(下写真参照)ここは踏み抜き厳重注意です。 鋼製堰堤を乗り越した直後、左側から流れ込んで来る 小沢を渉った30mほど先が、展望地尾根の取り付き地点。 ○「イノシシがあった」展望地尾根(序盤) ※ポピュラーな行者尾根(摩耶アルプス)のすぐ東側に突き上げる尾根。 こちらは錯綜気味の踏跡がある以外、尾根道の全般に亘って テープやペイント等のマーキングは一切ありません。 特に前半は尾根芯が不明瞭なうえ、あちこち灌木の繁茂も旺盛で 段差を直登する度胸と技術に乏しい向き(あっしです)は いちいち巻いて進まねばならず、要所要所で方角確認と 若干のルートファインディングが必要になります。 左やや上方に見える特徴的な白い岩(写真参照)を目印に 薄い踏跡に従って尾根に取り付く。 >取り付き直後の踏跡が薄く、しかもヤブの急登になるため >もっとラクで判りやすい取り付き地点が無いか >老婆谷道の少し先まで探索してみましたが >決め手になるような場所はありませんでした。 登り始めのポイントは「まずは沢沿いに登る」。 尾根線を意識すると、右(北東)方向へ進みたくなるが すぐに行き詰まって酷いヤブ登りを強いられる。 我慢して沢沿いを進むと、特徴的な岩の列(下写真参照)が出てくるので、 この岩を伝って上方へ。 岩を登り切った右方からクッキリ明瞭な道形が合流してくるが こちらへは進まず、さらに斜め右上(北)へ伸びる踏跡を追う。 >先週(10.08)の撤退時は、この道形の誘惑(笑)に負けて >そのまま辿ってしまい、結局は登路を見失いました。 ○「イノシシがあった」展望地尾根(中盤) この後も尾根線は不明瞭、踏跡も薄く錯綜気味。 そこへ岩の大段差が次々に出てくるうえ、マーキングもないため 尾根芯と方角を外さないようルーファイしながら そのつど巻いては登り、登っては巻くの繰り返し。 >先週(10.8)の撤退地点、2m弱の岩に再びぶち当たった時は >「またコイツか!」とメゲそうになりましたが >今回は右水平方向に伸びる踏跡を見つけ、何とか突破出来ました。 中盤最後の巨岩はあちこち探索の末、岩の右脇に伸びる溝状を 落葉に脚を取られながら這い上がる。 これを登った先、初めて明瞭な尾根線が判る地点に到達。 >ココでさすがにヘタリ込み、10分休憩。 >ところがお茶を飲みながらボ〜っとしていると、 >上がってきた箇所の反対側に明瞭な踏跡が・・!? >「楽なルートを見逃し、わざわざ面倒な所を登った」のは >どうやら間違いないようで・・・ >ヤレヤレ感と同時に何とも云えない徒労感(苦笑)。 ○「イノシシがあった」展望地尾根(終盤) ここから先は尾根線に沿って踏跡も明瞭になり 方角確認はずっと楽になるが、やはり数度に亘って 巨岩に阻まれる局面はあり、前半同様に巻き道を捜して進む。 >岩や段差のある箇所は、登り手の力量に応じたように(笑) >踏跡が別れており、要するにただガシガシと >「登れるところを選んで登る」だけ。 天狗道を行くハイカーの声が近づき、空も近くなった最後の段差は 岩の隙間に身体を拗じ入れ、灌木をバリバリ掻き分けて這い上がる。 >高低差200m弱、所要1時間20分の「苦行」を果たし、 >先週撤退のリトライ成功。 >素ン晴らしい景観を見下ろしながらの珈琲は格別でした。 >但し、かってここにあった方位盤を捜す余裕はナシ(恥) ○ 展望地〜天狗道〜地蔵谷分岐〜ADV.ルート分岐 豪雨・台風の影響が心配だったが、いずれも問題なく歩行。 >「道がある」有り難さを噛みしめながら・・・ ○ アドヴェンチャールート〜「こだまの丘」〜黒岩尾根 同様に問題なく歩行。 >「こだまの丘」は数年ぶりの再訪でしたが >風向計とオメアテの方位盤は無事でした。 ○ 黒岩尾根〜「方位盤のある」ベンチ場〜掬星台 同じく歩行問題なし。 >きょう最後の方位盤を撮影して、小さな目的達成。 >尾根終点の「海の丘」ベンチで休憩のあと掬星台に向かいました。 ○掬星台では夕景〜夜景をビューライン利用客に混じって見物のあと 8月に続いてcafe702主催の「ほしぞらカフェ」イベントに参加。 >日時計のある「風と緑の丘」へ移動して、しばし観望会を楽しみました。 |
その他周辺情報 | 「イノシシがあった」展望地 もうイノシシはおろか、乗っていた方位盤すら無くなったので 混乱を避けるため、敢えて今回はこう呼称しました。 ご異議のある向きは忌憚なく、いつでもご指摘ご叱正下さい。 他方レコ中にも触れましたが、私もこの場所が「六甲_摩耶_再度山路圖」記載の 「仙人窟」跡で間違いないと思います。 あくまで私見ですが、MuscleTurtleさん同様、今後「仙人窟跡」「仙人窟尾根」と 呼ぶ方が、よりこの場所に相応しいのではないでしょうか。 **** JR六甲道・北口前「ケンタッキーフライドチキン・フォレスタ六甲店」 カフェタイプとして日本初の1号店。 珍しくアルコールの提供あり、下山時に一杯引っかけられるので重宝しています。 オススメはチキン・フィレオ 各1ピースとフレンチフライ、 ミニサラダにビール or ハイボールがついた\850のセット。 このハイボール(バーボンソーダ)が強炭酸で結構イケます。 |
写真
装備
個人装備 |
化繊LSカットソー(速乾タイプ)
化繊SS山シャツ
ソフトシェルパンツ
ウールソックス
サポートタイツ
トレランシューズ(ローカット)
防暑帽(蜂よけの白色)
サングラス
シングルステッキ(セルフィスティック兼用)
ヘッドランプ
双眼鏡(イベント用)
ルート地形図
コンパス
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感想
先週撃退された未踏尾根のリトライ成功。かねてやりたかった方位盤探訪。
掬星台の夕景と夜景。「ほしぞらカフェ」参加。
すべて叶った濃厚な一日・・摩耶山に思い切り遊ばせて貰いました。
事前にたくさんの情報を戴いた MuscleTurtleさん、kurokuwa65さんに
こころから感謝致します。ありがとうございました。
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notungさん
なかなかスリリングな、それでいて楽しいレコを拝見しました。同じルートでも表現者が違うとこうも変わるのかと感心しました。紋切り型の私と違って流れるような説明は、やはり文才の差ですね。
私が登攀してからは、しばらく時間が経っていますのでその間台風もあり足跡は残ってはいないと思いますが、なぜあのように一部の尾根だけ踏み跡が明瞭なのかはやはり不思議です。
ところで、イノシシの方位盤は無かったですか?展望場所の右手前(西側)の藪にあったかと思うのですが・・・。
気温も下がり、いよいよ害虫を気にせずにマイナールートを楽しめる季節です。
縦走大会が終われば私も本格始動、お互いに楽しんで参りましょう!
実は昨夜、kurokuwaさんの8.12レコを再読していたのですが
貴レコ写真No.10は、小生が阻まれた「またコイツか!」に間違いなく、
さらにNo.11は、小生が逆側から眺めて
「とーてー登れない」と、諦めた巨岩だと思います。
推測ですが、中盤を巻かずに直登して行けば、拙レコNo.39で上げた
「反対側からの踏跡」に出て来るのでしょう。
ましてや貴レコNo.14のテラス状など、見つけることも出来ず ・・
中盤はかなり違う登路を辿っていたものとダンテーした次第です。
・・あっ。何が言いたいのか、と申しますと
差があるのは 仰るような >文才 などでは断じてなく
なんと言っても岩の段差を直登出来る、度胸と技術だと思います。
(ヨタヨタのlogが物語っていますネ )
数ある沢筋の難路で鍛えておられる経験の違いも大きいのでしょう。
展望地の転落した方位盤については >無かった と云うより
捜す気力が残っていなかった、と云うのが真相でして(恥 )
そのあたり紛らわしい書き方で相済みませんでした。
半端ない作業だとは思いますが、復旧できるものなら
何とかしたいという思いが一層強くなっています。
尾根の踏跡について私見ながら、やはりこのルートも
ソコソコの人数が登下降しているものと思います。
過去のヤマレコや、それ以外の個人ブログでも
「老婆谷を遡行中に迷い、やみくもに登ったら展望地に出た」
という内容のレポが散見されますし、
尾根形が明瞭な上部は踏跡がスッキリしているのに
不明瞭な下部になると途端に紛れる、というあたり
他のバリルート尾根に共通した特徴かと思いますが如何でしょうか?
(但しマーキングが全く無いのは確かに「不自然」ですね)
ハイシーズン到来、まずは来る全縦に向けて準備万端のご様子。
その折はぜひ楽しい、また、ためになるレコを楽しみにしております
どうぞ御安全に!
notungさん、こんばんは
先週、トライして敗退したという尾根はココだったんですね。
興味津々、ワクワクしながら拝見させて頂きました。
その尾根のリベンジ成功、さらには方位盤巡り、星空カフェ参加と充実した山行を満喫し、cafe7のビール、ケンタッキーのハイボールもさぞかし旨かったことと思います
レコを拝見しましたが、コース取りがとても難しそうですね。
気にはなりますが、思いつきで入れるようなルートではなさそうなので、じっくり下準備して挑みたいと思います。
いよいよマイナールートを歩くには良い時期となって来ました。
皆さんの山行も参考にさせて頂きながら、私もいろんな所を歩いてみたいと思います。
これからもよろしくお願いいたします
Hamさん、こんにちは。
そーです、ここだったんです!・・などと胸張って云えないヨタヨタ登高。
そのあたりお察し下さいませ
Hamさんでしたら直登直登でアッという間じゃないでしょうか
先日敢行された道標巡礼からヒントを得て、と、申しますか
「41本はとてもダメだけど3個なら・・」(苦笑)
しかしあの方位盤、何か独特の存在感があるので(由来が気になります)
かねて巡ってみようとは思っていました。
今まで巡り会ったのは、この三箇所だけなのですが、
まだ他の場所にも(ひっそりと)立っていそうな感じがしています。
もしご存じ、或いは発見されましたらご一報下さいね。
702のBeerとケンタッキーのバーボンソーダ
前回のコメで仰有っていた
>失敗すればするほど、成功した時の が旨くなります
全くその通り、どちらも喉を鳴らして飲み干しましたよ!
ご来訪ありがとうございました
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