丹沢(大倉-蛭ヶ岳-大倉)(1泊)


- GPS
- 32:00
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,217m
- 下り
- 2,204m
コースタイム
10日・・・蛭ヶ岳-7:45-(途中不明)-大倉15:20
天候 | 1月9日快晴 1月10日曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
バス大倉行き7時36分発 |
コース状況/ 危険箇所等 |
大倉から塔ノ岳までは普通、問題なし 塔ノ岳の北斜面は凍結あり 丹沢山以降の北斜面も凍結あり ここしばらくずっと晴れていましたので、歩きにくいような凍結はなく、今回はアイゼンの使用はありませんでしたが、登山前の天候によっては必要かも・・・です。 鬼ヶ岩周辺で、雪の上に熊らしき足跡発見! |
写真
感想
今日はまた丹沢に行ってきました!
急遽決まったので、3人だけ。旦那ちゃんと私の幼馴染みのTさん。
11月22・23日以来・・・あの時は初めての山小屋泊の縦走で、結構大変だったので、「もう暫く来れないだろう・・・(体力&気力的に)」と思いましたが、意外とすぐにその日はやってきました(^^;
でも今回は2日目が平日の為、ヤビツ峠からのバスの終了が早いので、大倉に戻るルートにしました。
ニノ塔〜三ノ塔ルートの鎖場も楽しみでしたけど・・・12月31日に二ノ塔で亡くなった方もあったようですね(++)
凍結してるのもちょっと心配だったので・・・。
大倉〜塔ノ岳までは問題ナシ。上がっていくと、ところどころ白いツブツブがあったので「山にも凍結防止の炭酸カルシウム撒いてるんだ〜!人が多い山は管理が行き届いていてすごいなぁ!」と感心していたら、それは「パウダースノー」のツブツブでした。(触ってみるまでずーっと勘違いしてました^^;バカですねぇ)
塔ノ岳にはでっかい雄鹿が「ででーん!」と座っていて、このあたりのボス「ジュンノスケ」という名前の鹿だそうです。(前のボスはコウタロウという名前で、もう死んじゃったんですって)
前回、塔ノ岳で昼食を食べたのですが、旦那ちゃんの食後の動悸がひどく歩けなくなったので、今回はもう少し先の「竜が馬場」で食べることにしました。
漢方も「六君子湯+帰脾湯(の作り間違い^^;)」をしっかり飲んだので、今回は大丈夫だったみたいです。
塔ノ岳からは、北斜面がガチガチに凍っているところがあり、「Tさん、軽アイゼン持ってないけど大丈夫かな・・・」とちょっと不安になりながらも、いざとなったら片足貸せばいいや(^^;などと考えて、そのまま行きました。
丹沢山から先はやはり寒いのか、凍っているところが多かったです。
土の地面が凍ってツルツルになる・・・のを見たことがなかったので、どんな状態?土凍ってホントに歩けなくなるのかな・・・?とちょっと疑問でしたが、行ってみてよく分かりました(^^;
土が混じった氷になる・・・ということですね!!
何事も実際経験しないとわかりませんねぇ〜!
蛭ヶ岳の到着は16:15でした。前回よりサクサク歩けた気がしたのに、全く同じ所要時間・・・現在の自分たちの限界タイムは8時間ということか・・・かなりガッカリしました。
山小屋は自分らともう一人の4人だけ・・・。冬の平日はあまり来ないんだそうです。誰もいない山小屋・・・寒い〜(ToT)
でも山小屋のおじちゃんにいろんな話を聞けて楽しかったです!
山なんか全然好きじゃなかったのに、山小屋で働くことになった・・・という経緯も伺いました。今は毎日とっても楽しく働いているそうで、生き生きしていていいですねぇ〜(^^)自分も山小屋暮らししたいな〜。
ちなみにここで「蛭ヶ岳まで日帰りでボッカをする76歳のじいちゃんがいる」というのを聞いて驚き!!!大倉から4時間で来るそうです。
体力は年齢よりも日々の鍛錬なのですねぇ!我々はそこまでは無理だけど、もうちょっと歩けるようになりたいな・・・。
寝る部屋の寒さは11月とは比較になりません!
朝起きたら室内は氷点下(-0.5)でした(^^;
今回は寝袋持って行って正解!荷物にはなるけど、ぬくぬく暖か〜♪
アマゾンで急遽買ったシルクシーツも役に立ったかな?(多少静電気ありますが、化繊だったら寝袋内で雷起こるかもしれません・・・++)
前回もそうだったけど、怖い山の夢で何度も目が覚めた・・・砂利を滑って転げ落ちそうになるとか・・・。
思えば、今年の元旦の初夢もおめでたい「富士山の夢」だったんだけど、「晩秋の厳しい富士山を登る怖い夢」でした・・・。(たぶん寝る前に誰かの富士山のヤマレコブログを見ていたせいでしょう)
と、いうわけで、せっかくぬくぬくなのによく眠れませんでした・・・。
そして、手足が凍りそうな寒い寒い朝に見た日の出は最高!
やっぱり蛭ヶ岳の日の出、素晴らしい!前回のような雲海もいいし、霞がかった水墨画のような世界も趣がありますねぇ〜。
山の日の出を見ると、街中では感じられない「自分たちは、本当に地球の一部に住んでいるんだなぁ」という感覚があります。
Tさん曰く、「こんな山なんて、地球のニキビに登っているのと同じだね!」・・・ということだそうです・・・そ、そうだねぇ・・・。(^^;
朝は7時45分に出発。
凍った霜がキラキラ輝いていて、幻想的な世界でした。
塔ノ岳で休憩していると、前回も見かけたたくましい足の世界チャンピオンにお会いでき、「おお、なんか今日も元気をもらったぜ!」な気分で、大倉へ向かいました。(前回はチャンプを知らなかったので、「な、なんだ!あの人は!!(下履いてないのか!?)」と、かなり驚いたのでした)
大倉バス停までは、休憩しながらチンタラ歩いて、3時20分着。
途中の無人販売で野菜を買いました。
温泉は鶴巻温泉に行こう!と思ったら、祝日の翌日の火曜は休業・・・。がっかりして、渋沢の湯花楽(ゆからく)へ。
駅から結構歩くんですよ・・・15分位?
でも設備がいろいろ整っていて、最高!チンタラ歩かずに早く歩いて、温泉で2時間くらいくつろげば良かった・・・とちょっと後悔。次回はそうしよう。
2回目の丹沢、行きの登りは「あぁ何でまたこの疲れるところに来てしまったのか・・・」と自問自答しながら歩き・・・でも蛭ヶ岳の雄大な自然に感動し、やっぱり来てよかった!!!と思ったのでした。
まぁ2回目になると、ルートが分かっているので、気持ちに余裕がありますし、重い荷物も全然平気でもう慣れた感じでした。
ちょ〜っと体力的にキビシイかな〜?ってところも、チャレンジしてみると意外と大丈夫だったりして、自信に繋がりますね!!
次はもうちょっとペース上げて頑張りますかぁ!
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