恵那山（黒井沢ルート_カモシカとヒョウ）

2018年10月20日(土) [日帰り]

• GPS: 09:02
• 距離: 15.0km
• 登り: 1,233m
• 下り: 1,216m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:01
• 休憩: 0:56
• 合計: 8:57

距離 15.0km 登り 1,233m 下り 1,235m

8:41 黒井沢コース登山口
9:21 9:30 黒井沢休憩所(避難小屋)
10:28 10:33 野熊ノ池避難小屋
10:33 10:34 野熊の池
10:41 10:43 野熊ノ池避難小屋
10:45 10:50 野熊の池
12:59 13:19 恵那山頂避難小屋
13:27 13:30 恵那山一等三角点
13:42 13:47 恵那山頂避難小屋
15:36 15:39 野熊の池
15:42 野熊ノ池避難小屋
16:46 16:47 黒井沢休憩所(避難小屋)
17:36 17:38 黒井沢コース登山口
17:38 ゴール地点

2018-10-20 08:36:29
合計時間: 9時間2分
平面距離: 14.95km
沿面距離: 15.82km
最高点の標高: 2189m
最低点の標高: 1166m
累積標高 (上り): 1622m
累積標高 (下り): 1640m
標高データの種類: GPS標高

天候

晴れのち雹・霙・雨・雪のち晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

中津川ICから約20km。10kmの林道を走り、黒井沢コースの駐車場へ。8:15着で十数台とめられる駐車場がほぼ満車。林道は、陥没あり、野生生物の往来あり。注意して走行のこと

コース状況／危険箇所等

登山ポストは、駐車場にあり。
このコースは、登山を始めた当初に登った思い入れのある道。心の師匠に出逢った道でもある。眺望のあまり得られないコースではあるが、山深い中で恵那山の自然の魅力を感じ取れる点でとても好きなコース。往復約8時間だが、コース状況は変化する。
ステージ1　林道歩き
ステージ2　コース名の由来となった涸れ沢を行く。少し急登あり。紅葉は今が見頃！
ステージ3　カラマツ林と笹原の気持ちの良い道
ステージ4　テーブルマウンテンの端から山頂まで。巨石と木の根の道。上半身も使う歩きにくい道

その他周辺情報

登山後に近い温泉がないのが、このコース唯一の欠点。今回も、温泉なし

写真

10/20 8:39

黒井沢ルートの登山口。このルートでは、3回目

10/20 8:51

ステージ1。歩きやすい林道

10/20 8:52

昨夜の雨を集めて、勢いよく流れる

10/20 8:54

天気予報は、2日前から晴れに。やっぱり晴れると、気持ち良いなぁ〜

10/20 8:55

沢沿いは、紅葉が早いのかな

10/20 8:57

この木漏れ日の中、歩く感じがたまらない！

10/20 9:09

木の橋は滑りやすいので、慎重に

10/20 9:21

シナノキ

10/20 9:24

営林署の避難小屋

10/20 9:25

もののけ姫の森のよう

10/20 9:38

少し色づいた葉が美しい

10/20 9:43

沢にかかる橋は苔むしている

10/20 9:45

苔むした岩の間を抜けてくる水の流れに癒されます。
この辺りから、ステージ2の始まり

10/20 9:54

裏側からでも十分綺麗

10/20 9:55

晴れていると、色も映える

10/20 10:04

涸れ沢ですが、笹に覆われている

10/20 10:10

色づき始めた

10/20 10:17

そろそろ池かな。ステージ2は、このように涸れ沢に石がゴロゴロしていて歩きにくい

10/20 10:19

自然のグラデーション

10/20 10:22

拝啓が青空だと、パキッとするなぁ

10/20 10:24

尾根に出た。皆、思い思いの色に染まっている

10/20 10:25

日の光を受けている部分は、輝いていた

10/20 10:27

野熊ノ池避難小屋

10/20 10:30

自然がつくったコントラスト

10/20 10:45

野熊ノ池。黒井沢ルートのハイライト1つ目。毎年、この池の紅葉を楽しみにしている。ここの紅葉が最盛期の時に登りたいと思っている。今年は成功か？

10/20 10:48

合掌した。
頭の上の獣は何？守り神かな

10/20 10:58

池を越えると、ステージ3、カラマツ林に入ります

10/20 11:08

こちらも黄色く色づいています

10/20 11:16

山頂の方が見えた。けど、雲に覆われてきた

10/20 11:22

よく見えないと思うけど、雲が連なっている下には、南アルプスの山々が連なっています。黒井沢ルートのハイライト2つ目は、このルート唯一の眺望

10/20 11:26

カラマツ林を上から見た図

10/20 11:31

シラタマノキ

10/20 11:37

テーブルマウンテンの端まで来ました。ここからがステージ4、岩と木の根の道に入ります

10/20 11:38

向こうの山には所々紅葉が見える

10/20 11:46

あの辺の赤い所を歩けたらいいのになぁ

10/20 12:21

さぁ、助走区間を経て、ステージ4の核心部へ入ります

10/20 12:25

張り出した木が行く手を遮ります

10/20 12:34

林の中から紅葉発見！ウラジロナナカマド

10/20 12:35

水場。ここまで来たら、山頂小屋まであと少し（標示に「あと0.4km」）

10/20 12:38

サラサドウダンかな？

10/20 12:44

サラサドウダン

10/20 12:47

突然、登山道に、大きな獣がジャンプで飛び出してきた！！
熊かと思って、ドキッとしたが、よく見ると、カモシカだった。この状態で、立ち止まった。頭隠して、尻隠さずw

10/20 12:47

こちらの様子を窺っている

10/20 12:50

山腹の方へ上がって行ったけど、まだこちらを見ている

10/20 12:50

アップ

10/20 12:53

しばらく佇んでいたけど、やがて森の中へ消えていきました

10/20 12:56

カモシカが去ると同時に、パラパラと音がした。
音の正体は、ヒョウ（雹）だった！

10/20 12:57

山頂のトイレ

10/20 12:58

山頂避難小屋。整備をして下さっている方がいました。感謝です

10/20 12:59

部屋の様子。軽く、昼食を摂ります。外は雨に

10/20 13:23

雨が上がったので、ザックをデポして、山頂を踏みに行く。
五乃宮、富士社

10/20 13:25

六乃宮、葛城社

10/20 13:26

七乃宮、奥宮

10/20 13:27

恵那山には、天照大御神がお産まれになった時、その胞衣（へその緒）を埋めたそうな

10/20 13:28

一等三角点

10/20 13:29

青空が見えた！左は、展望のない展望台。
さぁ、晴れている内に、下山します

10/20 13:55

また、雹が降ってきた。苔の上に乗った雹は、まるでビーズのように輝く

10/20 14:01

黄葉も緑も白く覆い隠していく

10/20 14:17

雹がシラビソ林と笹原に降り注ぐ

10/20 14:19

これは、やっぱり綺麗です

10/20 14:41

雹から雨に変わったが、それもやんだ

10/20 14:45

苔は、十分に水を吸って、大満足ですw

10/20 14:50

サラサドウダンの幼木。色づき方も半人前？w

10/20 14:56

こっちのサラサは、一人前に真っ赤！

10/20 14:59

イロハモミジ？綺麗な橙です

10/20 15:03

霧に煙っていても、これだけ色づいていると、目を引きます

10/20 15:03

霧の中、左遠方に南アルプス

10/20 15:04

見えている町は、飯田市

10/20 15:10

ステージ3に入ります

10/20 15:34

池の上部まで下ってきた。イロハが綺麗

10/20 15:36

野熊ノ池の前には、ちゃんとしたテーブル＆ベンチあり

10/20 15:40

透明な池には、紅葉の落ち葉が浮いて、万華鏡のよう

10/20 15:45

この一本も、とても綺麗でした

10/20 15:58

ステージ2。さっきまでの雨で道にゴロゴロしている石が濡れているので、慎重に行かざるを得ない。八ヶ岳の二の舞はゴメンだー！

10/20 16:01

少し黄色くなったものも、微妙な色合いに魅かれます

10/20 16:16

やっぱりこの辺り、ステージ2が見頃です

10/20 16:17

遠くまで見渡せる。開けた林

10/20 16:20

イロハのグラデーションがとても綺麗

10/20 16:25

水は、我が意を得たりとばかりに勢いづきます

10/20 16:26

手つかずの森。とても雰囲気が良い

10/20 16:29

まぁ苔も生えるわな、これだけ水が多ければ

10/20 17:08

最後は、また晴れに戻り、この淡い夕焼け

10/20 17:35

登山口のゲートまで戻ってきた

撮影機器：

Canon PowerShot SX720 HS Canon

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー サブザック 昼ご飯 行動食 調理用食材 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 食器 調理器具 コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 日焼け止め ロールペーパー 携帯 時計 サングラス カメラ

感想

ミシェル

大好きな黒井沢ルートを、いつも一緒に登っている友人に案内。
ほぼ毎年、この紅葉の時季に登っている。
今年は、初めて登った年より野熊ノ池の紅葉は映えていないように思ったが、それでも、道中、色んな綺麗な木々に出逢うことができた。
また、カモシカとあれだけの時間、接したのは初めてだった。
雹に打たれたのも初めてかもしれない。
3回目の道だったが、やはり今回も新しい道だった。一期一会。これからも大切にしていきたい。

【過去レコ】
2016年10月19日（黒井沢ルート）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-988811.html
2016年07月16日（神坂ルート）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-919490.html
2015年10月18日（黒井沢ルート）
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-745605.html

（2018/10/23AM記）