常念岳と蝶ヶ岳 三股から周回
- GPS
- 17:48
- 距離
- 24.6km
- 登り
- 2,656m
- 下り
- 2,641m
コースタイム
- 山行
- 7:14
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 8:14
天候 | 2日とも晴れ! |
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過去天気図(気象庁) | 2018年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
三股登山口〜標高2207m付近(標高差約850m) 樹林帯の中の急坂です。後半の事も考えてペース配分が大事だと思います。ゆっくりと登りました。 標高2207m付近〜前常念岳(標高差約450m) 樹林帯を抜けて大きな岩が出ています。ここも急登で○マークに従い登っていきます。前日に降雪があったようで岩と岩の間に雪が残っていました。昼くらいには大分とけたと思いますが岩に雪が付いていたら歩きにくそうだなと思いました。(特に下りは・・・) 前常念岳〜常念岳(標高差約200m) 勾配が緩くなりラストスパートという感じです。周囲の山々の景色に励まされながら常念岳頂上を目指します。 常念岳〜常念乗越(標高差約400m) 常念岳の北側斜面になるので雪が結構残っていました。凍ってはいなかったので滑り止めは付けずに下りましたが、今後は凍る可能性があるので注意が必要です。 常念岳〜蝶槍 いくつかのピークを登り下りします。常念岳からの下りは岩の間を下りていきますが終始眺望が良く、勾配は急ですが苦にせず下りれました。その後の山の北側の日陰になるところには積雪があり滑りやすいところもありました。最後の蝶槍までの樹林帯の登りがこのルート最大の標高差になりますが登りきると槍・穂高の絶景に再会し疲れが吹き飛びます。 蝶槍〜蝶ヶ岳最高点 アップダウンの少ない広い気持ちの良い稜線で槍・穂高の絶景が眼前に大きく迫ります。 蝶ヶ岳〜三股登山口(標高差約1300m) 良く整備された登山道です。木の階段が数多く設置され苦も無く下りることができましたが登りは階段地獄なのかもしれません。標高2200m以上のところには雪が残り滑りやすくなっていました。 |
その他周辺情報 | 下山後は安曇野のしゃくなげの湯に行きました。県外大人700円。 http://syakunagenoyu.info/ |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ストック
ナイフ
カメラ
ヘルメット
軽アイゼン
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感想
天気予報とにらめっこし、天気の良さそうな2日間に目を付け、山小屋に電話してみる。実は常念小屋はPlan BでPlan Aは鳳凰山の薬師岳小屋。薬師岳小屋は定員いっぱいということで常念小屋に電話してみたらOKとのこと。どちらの山小屋の方も「もう山の上は冬です。冬装備(防寒・アイゼン持参)で来てください。」とのこと。
また三股から前常念岳を経由して常念岳、常念小屋へのルートは結構体力が必要とのこと。疲労で動けなくなる遭難事例もあるそうです。時間に余裕を持って来てくださいとアドバイスをいただきました。
登山道に入るとなるほどなかなかの急登で、樹林帯の中を歩くため周囲の景色の変化は少なく最初はゆっくり黙々と登りました。途中の時間経過を見ながら、ゆっくり目を心掛けていても悪くないペースで歩いていることを確認し気持ちにゆとりができました。
樹林帯を抜けると前常念岳の岩々の尾根が見え少し緊張感がUpしますが、少し登る毎に見える景色が変わっていき、岩の間を縫って歩くのは山登りの醍醐味という感じでした。心配していた積雪は陽が昇るにつれてとけていったようで歩行に支障をきたすほどではありませんでしたが下りの時には注意が必要になると思います。
およそ5時間半かけて常念岳山頂に到着。そこからの360度の絶景は素晴らしく、9月に登った奥穂高岳に手が届くように間近に見えました。
2日目は蝶ヶ岳を経由して三股へ下りるルートです。再び常念岳に登り2日連続の快晴のもとで周囲の山々の景色を楽しみました。常念岳から蝶ヶ岳へのルートはいくつかのピークを越えるため地味に体力を消耗します。山の北側には雪が残り気を遣いましたが登り方向だったので大きな問題にはなりませんでした。下りの場合はいやな感じだったと思います。
蝶槍からの景色も素晴らしく、1日中槍〜穂に雲がかからなかったことに感謝し景色を焼き付けました。また今度上高地方面や三股からここだけを目指して登ってくるのも良いかなと思いました。
蝶ヶ岳から三股までのルートは標高2200m付近までところどころ積雪があり、滑り止めを使用せずに下りましたが1回コケました。アイゼン付けた方がよかったかも・・・もう山は冬ですね。
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