初冬の火打山〜妙高山を堪能！

2018年10月24日(水) 〜 2018年10月25日(木)

• GPS: 32:00
• 距離: 19.4km
• 登り: 1,872m
• 下り: 1,926m

コースタイム

1日目

• 山行: 7:00
• 休憩: 0:49
• 合計: 7:49

8:25 笹ヶ峰登山口
9:29 9:39 黒沢橋
9:39 9:39 富士見平分岐
12:30 13:00 高谷池ヒュッテ
13:22 13:22 天狗の庭
14:01 14:01 ライチョウ平
14:39 14:48 火打山
15:19 15:19 ライチョウ平
15:54 15:54 天狗の庭
16:14 高谷池ヒュッテ

2日目

• 山行: 6:45
• 休憩: 0:53
• 合計: 7:38

6:40 高谷池ヒュッテ
7:14 7:14 茶臼山
7:53 8:00 黒沢池ヒュッテ
8:22 8:33 大倉乗越
9:13 9:18 長助池分岐
10:49 10:53 妙高山(北峰)
10:56 10:56 日本岩
11:05 11:20 妙高山
11:41 11:47 燕登山道九合目・鎖場
12:26 12:26 光善寺池
12:34 12:34 天狗堂
12:55 13:00 大谷ヒュッテ
14:18 妙高高原スカイケーブル山頂駅

天候

小雨

アクセス

利用交通機関：

バス

【往路】バスタ新宿〜長野駅〜妙高高原駅〜笹ヶ峰BS
　バスタ新宿 23日23:35発、長野駅 24日05:08着（アルピコ交通）
　長野駅 06:24発、妙高高原駅 07:07着（しなの鉄道北しなの線830円）
　妙高高原駅 07:20発、笹ヶ峰BS 08:10着（頸南バス笹ヶ峰直行バス、1,000円）
　http://keinanbus.com/detail.php?id=34

【復路】赤倉中央通BS〜妙高高原駅〜長野駅〜バスタ新宿
　赤倉中央通りBS 16:15発、妙高高原駅 16:28着（地域市営バス赤倉線380円）
　http://www.city.myoko.niigata.jp/road/2368.html
　妙高高原駅 16:39発、長野駅 17:22着（しなの鉄道北しなの線830円）
　長野駅 19:30発、バスタ新宿 23:17着（アルピコ交通）

コース状況／危険箇所等

2回の降雪による残雪が若干あり。
今回はアイゼンなくても歩けましたが、この時期にアイゼンは必携です。
妙高山への縦走は意外と体力を消耗するので、余裕を持った計画を！
遭難事故も多いようです。

【大倉乗越〜長助池分岐】
日当たりが悪いので春先でも道が凍っているそう。滑落に注意。
【赤倉登山道（天狗堂〜スカイケーブル山頂駅）】
赤倉温泉への下山は泥や木の根で滑りやすいので注意が必要。

その他周辺情報

スカイケーブルチケット売り場前の「リゾートセンター」で泥のついた靴を洗浄。
下山後は、徒歩１５分の赤倉温泉で立ち寄り入浴しました。
「高原ホテル対山（たいさん）」が一番近く、最高のお湯でした！
ホテル前にはバス停もあり便利。

写真

10/24 7:10

妙高高原駅前。手前のバスが赤倉温泉から乗車した市営バス、後方のバスが笹ヶ峰に向かう直行バス。

10/24 8:23

笹ヶ峰BSから見えた山にテンションが上がります。

10/24 8:26

紅葉は登山口周辺（標高1,300m）に降りてきています。黄葉が目立ちます。

10/24 9:54

十二曲がりの途中でセクシーな木を発見して興奮！

10/24 10:23

十二曲がりが終わった後の方が大変かも。

10/24 11:44

高谷池ヒュッテが見えましたが、ヒュッテまでは40分もかかりました。

10/24 16:04

高谷池ヒュッテと池塘。サイコーです！

10/24 14:28

ヒュッテでチェックイン後、火打山までピストン。
山頂までは木段が続き、地道に足にこたえます。

10/24 14:36

火打山山頂に到着！でも周囲はガスの中。

10/24 15:47

逆さ火打。このままずーっと、ここにいたい。

10/25 6:38

ヒュッテのテント場はドロドロになっています。テント泊の方は覚悟を。積雪期よりも今の時期の方がテン泊は寒いよね。

10/25 6:40

早朝は霜が降りています。滑りやすいので要注意です。

10/25 7:45

黒沢池ヒュッテは10/21に営業終了していて、トイレも使用不可でした。ヒュッテからの眺めは高谷池ヒュッテよりも良さそうです。

10/25 8:52

崩壊地。歩行の支障はありませんが、新たな落石には注意。

10/25 8:53

崩壊地。

10/25 9:14

長助池分岐。リスキーな区間は通過しました（普通に歩けましたけど・・・）。

10/25 10:14

ロープ場。バランスロック状態の大岩に気をつけて！

10/25 10:18

樹氷とペンギン岩（ペンギン岩は私が名付けました）。

10/25 10:32

最後の25分ぐらいは凍った雪です。慎重に歩けばアイゼンがなくても大丈夫かな。

10/25 10:45

妙高山山頂（北峰）。この先の最高峰は何も道票がないので、必ずここで登頂写真を撮りましょう！

10/25 11:24

チェーンアイゼンを外すのが面倒なので、岩場もそのまま降りました。

10/25 11:38

鎖場は途中で2回方向転換があり、結構長いです。ラストは岩が階段状にえぐられていて、かえって歩きにくい場所でした。

10/25 13:57

同行のアッキーがロープに足を引っ掛けて滑落しかけました。

10/25 14:15

無事下山できて良かった〜！

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

共同装備

妙高山では時間切れによるビバークもあるようなので ツェルトを持参すると安心です。

感想

beer_taichou

本格的な冬山シーズン前に、日本海側の百名山に行ってきました。
雪の降り始めは中途半端な雪で滑りやすいので。あまり歩きたくありません。

予報士（＝私です）によると、初日は午前中に小雨、2日目はピーカンの予報。
火打山のライブカメラでも状況を事前に確認しました。
http://www.sizenken.biodic.go.jp/view.php?camera_no=97

いろんな方の情報を見ると、大倉乗越から長助池分岐の間が崩壊池があったり氷の張るところがあり、要チェックのようです。
ヒュッテの無口な小屋番に聞いても、大倉乗越の裏は春先まで凍ったところがあるとのことでした。

火打山までは段差のある木段が続き、自分的には少し疲れました。でも黒沢池ヒュッテから妙高山までは段差のある岩がゴロゴロした道で、これは相性ピッタシでした。

大倉乗越で念のため、チェーンアイゼンをつけました。今回はなくても歩くことができる道の状況でしたが、気象条件によっては一日ずれただけでも大きく異なります。
安全装備でお出かけください。

妙高山に向かっていたカップルの女性が、途中で体力的に苦戦していました。山頂を回避して無事下山されたでしょうか。

「妙高、遭難」で検索すると、ヒット数が多くて驚きます。体力に自信のない方はエスケープルートの設定も含めて、余裕を持たせた計画作りが大事です。

最後に、歩いた区間で気の付いたことを記しておきます。

【高谷池ヒュッテ〜火打山】
・池塘が綺麗に見える
・天狗の庭までは木道
・最後の1キロは日陰に残雪
・山頂直下は木段

【大倉乗越〜長助池分岐】
・事故多発区間（落石・滑落に注意）
・乗越を過ぎて10分ちょっとでロープ場を降る
・30分ほどで崩壊地が現れる

【妙高山〜天狗堂】
・残雪はないが、ドロドロ箇所が多い
・岩場あり、鎖場あり

【天狗堂〜大谷ヒュッテ】
・ヒュッテのトイレは使いたくなかった

【大谷ヒュッテ〜スカイケーブル山頂駅】
・ロープ場数カ所
・滑りやすい要素が多い（木の根、幅の狭い木段、落ち葉の下の土や木の根）

P.S.
アッキーさん、大笑いをしたり大声を出したりして楽しかったですね！
また行きましょう。次は小楢山かな・・・。