ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 1640319
全員に公開
ハイキング
東海

【徳山湖】三等・鴨【憧れの秘境へ】

2018年11月02日(金) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
10:00
距離
14.4km
登り
1,340m
下り
1,350m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
9:36
休憩
0:25
合計
10:01
7:01
38
駐車地
7:39
7:39
46
徳山無線中継所
8:25
8:27
72
三等・村平
9:39
9:39
62
・809
10:41
10:41
23
・960
11:04
11:14
13
鞍部(小休止)
11:27
11:27
66
・1037
12:33
12:46
50
三等・鴨
13:36
13:36
47
・1037
14:23
14:23
46
・960
15:09
15:09
67
・809
16:16
16:16
46
三等・村平
17:02
駐車地
やぶこぎ区間もあります。CTは参考程度にしてください。
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
国道303号で藤橋村→横山ダムより国道417号で徳山ダム方面→本郷カンタク隧道西詰をすぐ左へ入った駐車スペース(10台程)へ。
コース状況/
危険箇所等
いわゆるヤブ山ハイキングで、登山道はありません。目印や道標もありません。万一出かけられる際は自己責任でお願いします。
取付きは徳山無線中継所への作業道を利用しますが、それ以降はあっても獣道しかありません。快適な区間も多いですが、いくつかある小ピーク(コブ)の前後はヤブコギとなります。特に地形図・1037から三角点「鴨」まではかなり密生した頑丈なササヤブです。
危険個所としては、三角点「村平」からすぐ北の890mコブへの鞍部までの区間が切れた岩場となっており、獣道や手がかりはありますが慎重に。
その他周辺情報 道の駅 星のふる里ふじはし
http://www.ibikogen.com/michinoeki.html
道の駅敷地内に「いび川温泉・藤橋の湯」
http://ibigawafujihashisp.wixsite.com/987654321
本郷カンタク隧道西詰の駐車場。いつも出鼻をくじかれる、いわゆる徳山ガスは本日は無し。天気に疑いなく、到着後すぐに出発準備開始。
2018年11月02日 07:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 7:01
本郷カンタク隧道西詰の駐車場。いつも出鼻をくじかれる、いわゆる徳山ガスは本日は無し。天気に疑いなく、到着後すぐに出発準備開始。
徳山ダム建設により移設された白山神社。離村記念碑もありました。
2018年11月02日 07:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 7:01
徳山ダム建設により移設された白山神社。離村記念碑もありました。
尾根尻にはここからどうぞとばかりにアルミ梯子。ちなみにあくまで徳山無線中継所への作業道であって、登山道ではありません。
2018年11月02日 07:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 7:02
尾根尻にはここからどうぞとばかりにアルミ梯子。ちなみにあくまで徳山無線中継所への作業道であって、登山道ではありません。
相当な急傾斜で、お助けロープにすがって這い上がっていきます。
2018年11月02日 07:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 7:04
相当な急傾斜で、お助けロープにすがって這い上がっていきます。
信号ケーブルの中継ボックス?下山では良い目印になります。
2018年11月02日 07:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 7:24
信号ケーブルの中継ボックス?下山では良い目印になります。
傾斜が緩み、雰囲気のいい雑木の尾根となりました。本日は平日金曜日。空いてていいな〜と言いたいところですが、この山なら何曜日であっても貸切でしょう。
2018年11月02日 07:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
11/2 7:35
傾斜が緩み、雰囲気のいい雑木の尾根となりました。本日は平日金曜日。空いてていいな〜と言いたいところですが、この山なら何曜日であっても貸切でしょう。
徳山無線中継所に到着。あたりが切り開かれているため、草ヤブ化しています。作業道を利用しておいて文句言うのもなんですが。
2018年11月02日 07:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 7:39
徳山無線中継所に到着。あたりが切り開かれているため、草ヤブ化しています。作業道を利用しておいて文句言うのもなんですが。
すぐ先には植林。倒木が散乱して小汚い印象。やはり自然林伐採というのはロクなことにはなりません。
2018年11月02日 07:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 7:41
すぐ先には植林。倒木が散乱して小汚い印象。やはり自然林伐採というのはロクなことにはなりません。
それ以降は落葉広葉樹の爽やかな道が続きます。
2018年11月02日 07:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 7:45
それ以降は落葉広葉樹の爽やかな道が続きます。
ガスがないため徳山湖もスッキリと眺められました。さすがにこのあたりの標高では紅葉ピークはまだですね。やはり来週末あたりでしょうか。
2018年11月02日 07:47撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 7:47
ガスがないため徳山湖もスッキリと眺められました。さすがにこのあたりの標高では紅葉ピークはまだですね。やはり来週末あたりでしょうか。
ブナも混じりだしてよい感じ。いまだ朝日が差し切らないのが惜しい。
2018年11月02日 07:59撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 7:59
ブナも混じりだしてよい感じ。いまだ朝日が差し切らないのが惜しい。
登山道レベルの道が続いています。獣たちによって維持されているのでしょう。
2018年11月02日 08:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
11/2 8:02
登山道レベルの道が続いています。獣たちによって維持されているのでしょう。
この尾根の行きつく先はこの磯倉です。もちろん私の足では日帰りで届く距離ではありません(^^ゞ
2018年11月02日 08:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 8:08
この尾根の行きつく先はこの磯倉です。もちろん私の足では日帰りで届く距離ではありません(^^ゞ
南東から植林尾根が合わさってくれば、三等・村平に到着です。
2018年11月02日 08:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 8:24
南東から植林尾根が合わさってくれば、三等・村平に到着です。
苦も無く三角点が見つかりました。特別急いだわけでもなく、ここまでおよそ1時間半。まずまず順調です。
2018年11月02日 08:25撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 8:25
苦も無く三角点が見つかりました。特別急いだわけでもなく、ここまでおよそ1時間半。まずまず順調です。
ここから先が長いので、休憩もそこそこに先へ向かいます。実際、想定をはるかに超える長時間行程となりました^^;
2018年11月02日 08:29撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 8:29
ここから先が長いので、休憩もそこそこに先へ向かいます。実際、想定をはるかに超える長時間行程となりました^^;
足元に群生するイワウチワを気づかいながら進むと冠山〜若丸山などの展望地。これは「float cloudさんのブログ」で予習済みでした。
2018年11月02日 08:31撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 8:31
足元に群生するイワウチワを気づかいながら進むと冠山〜若丸山などの展望地。これは「float cloudさんのブログ」で予習済みでした。
その先、両側が切れた岩交じりの痩せ尾根となります。残雪期にはココがかなりヤバそう。「ひとり山歩き倶楽部」さんは残雪期にこの下をトラバースしてクリアされていますが…^^;
2018年11月02日 08:32撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 8:32
その先、両側が切れた岩交じりの痩せ尾根となります。残雪期にはココがかなりヤバそう。「ひとり山歩き倶楽部」さんは残雪期にこの下をトラバースしてクリアされていますが…^^;
尾根芯下に獣道があり、手がかりも十分にあったのでそこを使いましたが、尾根芯も問題なく歩けるようになっていました。
2018年11月02日 08:36撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 8:36
尾根芯下に獣道があり、手がかりも十分にあったのでそこを使いましたが、尾根芯も問題なく歩けるようになっていました。
写真では伝わりませんが、3点支持が必要な降りです。今回のルートで危険個所というなら、ここでしょう。
2018年11月02日 08:43撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
11/2 8:43
写真では伝わりませんが、3点支持が必要な降りです。今回のルートで危険個所というなら、ここでしょう。
そこを下りきったらあとは再び快適なヤブなし尾根が続いています。まさに徳山湖左岸尾根らしい光景です。
2018年11月02日 08:45撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 8:45
そこを下りきったらあとは再び快適なヤブなし尾根が続いています。まさに徳山湖左岸尾根らしい光景です。
木々も徐々に色づきを増してきました。
2018年11月02日 08:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
11/2 8:48
木々も徐々に色づきを増してきました。
明るい黄葉のトンネル。ですが、徳山湖左岸の山では奥美濃を象徴するシロモジが見当りません。谷ひとつ隔てた東隣の能郷白山前山南尾根では大量に見られるのに不思議です。
2018年11月02日 08:54撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
11/2 8:54
明るい黄葉のトンネル。ですが、徳山湖左岸の山では奥美濃を象徴するシロモジが見当りません。谷ひとつ隔てた東隣の能郷白山前山南尾根では大量に見られるのに不思議です。
890mコブに到着。テントを張れるスペースがありますね。
2018年11月02日 09:02撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 9:02
890mコブに到着。テントを張れるスペースがありますね。
さて、無雪期の情報があるのはここまでです。といっても「float cloudさんのブログ」以外には見つかりませんでしたが。積雪期のもでさえも「ひとり山歩き倶楽部」さんの記録のみです。
2018年11月02日 09:06撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 9:06
さて、無雪期の情報があるのはここまでです。といっても「float cloudさんのブログ」以外には見つかりませんでしたが。積雪期のもでさえも「ひとり山歩き倶楽部」さんの記録のみです。
おおむねヤブなしスッキリ尾根が多い徳山湖左岸の山々(あくまで標高900mあたりまでの話です)ですが、小さなコブごとに前か後、あるいは両方にヤブがありました。
2018年11月02日 09:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 9:08
おおむねヤブなしスッキリ尾根が多い徳山湖左岸の山々(あくまで標高900mあたりまでの話です)ですが、小さなコブごとに前か後、あるいは両方にヤブがありました。
少し我慢すればじきにまたスッキリになるので、めげないで進みましょう。カエデ類の赤も目立ってきましたよ。
2018年11月02日 09:15撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
11/2 9:15
少し我慢すればじきにまたスッキリになるので、めげないで進みましょう。カエデ類の赤も目立ってきましたよ。
ホントに快適。秋の散歩道です。
2018年11月02日 09:27撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 9:27
ホントに快適。秋の散歩道です。
これがずっと続くなら最高なんですが(笑)。
2018年11月02日 09:35撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 9:35
これがずっと続くなら最高なんですが(笑)。
地形図の・809に到着。この時点ではまだまだ順調だと思っていました。
2018年11月02日 09:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 9:39
地形図の・809に到着。この時点ではまだまだ順調だと思っていました。
そこからの降りでまたヤブこぎに。獣道は確認できます。
2018年11月02日 09:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
11/2 9:42
そこからの降りでまたヤブこぎに。獣道は確認できます。
やはりここにもいいブナがいくらでもあります。なにより植林が全く出てくる心配がないのがいい。
2018年11月02日 09:42撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
11/2 9:42
やはりここにもいいブナがいくらでもあります。なにより植林が全く出てくる心配がないのがいい。
こんなところもあるんです。登山道超えの快適さ。
2018年11月02日 09:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 9:51
こんなところもあるんです。登山道超えの快適さ。
このあたり、もうほとんどブナ。尾根芯にヤブのあるところでは獣道でトラバース。
2018年11月02日 09:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 9:55
このあたり、もうほとんどブナ。尾根芯にヤブのあるところでは獣道でトラバース。
南東から立派な尾根が合わさるジャンクション。やっぱりヤブ。この尾根は白谷へと降りていますが、徳山湖ができた今は林道で帰れないので使えませんね。
2018年11月02日 10:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 10:04
南東から立派な尾根が合わさるジャンクション。やっぱりヤブ。この尾根は白谷へと降りていますが、徳山湖ができた今は林道で帰れないので使えませんね。
ここから尾根は北へと向きを変えます。
2018年11月02日 10:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 10:04
ここから尾根は北へと向きを変えます。
南向きに変わるので、ヤブが出てくるのではと予想していましたが、全然快適で驚きです。尾根幅も広々〜。
2018年11月02日 10:08撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 10:08
南向きに変わるので、ヤブが出てくるのではと予想していましたが、全然快適で驚きです。尾根幅も広々〜。
ユズリハもむしろ緑のアクセントとして全然許せるレベル。楽しさしかありません。
2018年11月02日 10:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
11/2 10:17
ユズリハもむしろ緑のアクセントとして全然許せるレベル。楽しさしかありません。
標高も900m越えてると思いますがヤブは無しです。
2018年11月02日 10:21撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 10:21
標高も900m越えてると思いますがヤブは無しです。
深山の趣が濃くなってきました。不安も増してくるのであまりそれは意識しないようにしてますが^^;
2018年11月02日 10:23撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 10:23
深山の趣が濃くなってきました。不安も増してくるのであまりそれは意識しないようにしてますが^^;
突然、鹿がピィーっと鳴いて逃げていきました。するとこんないかにも鹿達の遊び場みたいな場所が。庭園付き露天風呂みたいなヌタ場でした。
2018年11月02日 10:37撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 10:37
突然、鹿がピィーっと鳴いて逃げていきました。するとこんないかにも鹿達の遊び場みたいな場所が。庭園付き露天風呂みたいなヌタ場でした。
いよいよ紅葉見頃ゾーンに入ってきました。
2018年11月02日 10:39撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 10:39
いよいよ紅葉見頃ゾーンに入ってきました。
地形図の・960付近より目指す尾根を望む。「鴨」はどのあたりだろうか。特にピークといったところじゃないだけに特定は難しいです。
2018年11月02日 10:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 10:41
地形図の・960付近より目指す尾根を望む。「鴨」はどのあたりだろうか。特にピークといったところじゃないだけに特定は難しいです。
時間的に余裕はありませんが、紅葉に足止めされがちになってきます。
2018年11月02日 10:48撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 10:48
時間的に余裕はありませんが、紅葉に足止めされがちになってきます。
980mピークでまたまたヤブ。でも見通しは悪くありません。
2018年11月02日 10:49撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 10:49
980mピークでまたまたヤブ。でも見通しは悪くありません。
このあたりから、かなり自分好みのヤブ山風景に。
2018年11月02日 10:55撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 10:55
このあたりから、かなり自分好みのヤブ山風景に。
痩せ尾根がいい雰囲気です。
2018年11月02日 10:56撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
11/2 10:56
痩せ尾根がいい雰囲気です。
980mピーク〜鞍部〜地形図の・1037手前までが、本日のベスト区間賞でした。
2018年11月02日 11:01撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 11:01
980mピーク〜鞍部〜地形図の・1037手前までが、本日のベスト区間賞でした。
紅葉もジャストタイミング。ザックを下しておにぎりを一つほうばりながら小休止。
2018年11月02日 11:04撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 11:04
紅葉もジャストタイミング。ザックを下しておにぎりを一つほうばりながら小休止。
たまらんわ〜(笑)。
2018年11月02日 11:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 11:17
たまらんわ〜(笑)。
紅葉もコックリした色合いに。
2018年11月02日 11:22撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
11/2 11:22
紅葉もコックリした色合いに。
予想通り、まあるい台地状ピークの・1037はかなりのヤブでした。広いので迷子になりそうで怖い。獣道を見失わないように進むと効率的です。
2018年11月02日 11:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 11:28
予想通り、まあるい台地状ピークの・1037はかなりのヤブでした。広いので迷子になりそうで怖い。獣道を見失わないように進むと効率的です。
そこからかなり急な登りに差し掛かります。でも紅葉が癒してくれます。
2018年11月02日 11:33撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 11:33
そこからかなり急な登りに差し掛かります。でも紅葉が癒してくれます。
素晴しい黄色。
2018年11月02日 11:34撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
11/2 11:34
素晴しい黄色。
やがてチクチク(ガヤ類?)登場。あ〜、いよいよ始まるか。結構疲れもきてまして、ペースはかなり落ちてきました。
2018年11月02日 11:38撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 11:38
やがてチクチク(ガヤ類?)登場。あ〜、いよいよ始まるか。結構疲れもきてまして、ペースはかなり落ちてきました。
地形図からは読み取れない浅い谷形状が急な尾根途中に現れます。ここからいよいよ密生したササヤブとなり、その中をいったん降りて登り返すことになります。
2018年11月02日 11:51撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 11:51
地形図からは読み取れない浅い谷形状が急な尾根途中に現れます。ここからいよいよ密生したササヤブとなり、その中をいったん降りて登り返すことになります。
時間ばかりが経ち、気持ちにかなり焦りが出てきました。紅葉も楽しむ余裕なし。
2018年11月02日 11:58撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 11:58
時間ばかりが経ち、気持ちにかなり焦りが出てきました。紅葉も楽しむ余裕なし。
腹をくくって立ち向かうしかない本格的なササヤブの登り。何度も足が止まります。
2018年11月02日 11:58撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 11:58
腹をくくって立ち向かうしかない本格的なササヤブの登り。何度も足が止まります。
台風で?根こそぎ倒されたブナを一本橋のように使ったりしますが、結局そうすることで微かな獣の踏み跡を見失う。
2018年11月02日 12:00撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 12:00
台風で?根こそぎ倒されたブナを一本橋のように使ったりしますが、結局そうすることで微かな獣の踏み跡を見失う。
ここまできたら撤退はできない。という執念で足を進めます。実際はもう満身創痍^^;
2018年11月02日 12:11撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
11/2 12:11
ここまできたら撤退はできない。という執念で足を進めます。実際はもう満身創痍^^;
まだか、まだなのか?お願いだ、登らせてくれー!
2018年11月02日 12:17撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 12:17
まだか、まだなのか?お願いだ、登らせてくれー!
と、不意に展望が広がりました。
2018年11月02日 12:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 12:24
と、不意に展望が広がりました。
肉眼では御嶽山がハッキリ見えました。もうあと少しな予感。問題は顕著なピークでもない、尾根の途中のようなところにある三角点をこのササヤブの中で見つけられるかです。
2018年11月02日 12:24撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
11/2 12:24
肉眼では御嶽山がハッキリ見えました。もうあと少しな予感。問題は顕著なピークでもない、尾根の途中のようなところにある三角点をこのササヤブの中で見つけられるかです。
そして出発から5時間半かかって、念願の「鴨」1212.4mに到着しました!簡単に写真載せてますが、メチャクチャ探し回って三角点見つけました。もちろん雄叫びをあげました(^^)v
2018年11月02日 12:44撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
11/2 12:44
そして出発から5時間半かかって、念願の「鴨」1212.4mに到着しました!簡単に写真載せてますが、メチャクチャ探し回って三角点見つけました。もちろん雄叫びをあげました(^^)v
念願の「鴨」登頂・奇跡の三角点発見の喜びに浸る余裕もなく、急いで下山開始です。ありがとう鴨!もう来ないと思うけど、君のことは一生忘れないよー(^O^)
2018年11月02日 13:58撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
11/2 13:58
念願の「鴨」登頂・奇跡の三角点発見の喜びに浸る余裕もなく、急いで下山開始です。ありがとう鴨!もう来ないと思うけど、君のことは一生忘れないよー(^O^)
あとは日没と競争です。かといって、ヤブ山の下りはルーファイが難しくペースは思うように上げられません。
2018年11月02日 15:41撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
1
11/2 15:41
あとは日没と競争です。かといって、ヤブ山の下りはルーファイが難しくペースは思うように上げられません。
村平への岩場へなんとか日差しのあるうちに到着。
2018年11月02日 15:53撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
11/2 15:53
村平への岩場へなんとか日差しのあるうちに到着。
日没間近の斜光に輝く黄葉と徳山湖。そして取付きのアルミ梯子を降り立ったのが午後5時ちょうど。ギリギリセーフでヘッデンのお世話にならずに澄みました(^^ゞ
2018年11月02日 16:28撮影 by  Canon PowerShot S120, Canon
2
11/2 16:28
日没間近の斜光に輝く黄葉と徳山湖。そして取付きのアルミ梯子を降り立ったのが午後5時ちょうど。ギリギリセーフでヘッデンのお世話にならずに澄みました(^^ゞ
撮影機器:

感想

レコ休止から何回かは山へ行ってましたが、異常な夏場の高温やひどい○十肩を患ったりで、4ヶ月も山から遠ざかってしまいまして、久しぶりのレコアップです(^^ゞ
なのでまずは10月に3回ほど普通の観光ハイクで足慣らしを済ませての、ヤブ山シーズン再開となりました。

能郷白山近くの磯倉の少し南にある、超地味な三角点・鴨へ出かけてきました。
この山?を知ったのは、私のバイブル本の一つ、「奥美濃のヤブ山50山51コース」にある記事を見てでした。その紹介ルートは白谷の林道奥まで入り東側から登るもので、徳山ダム完成後の現在は幻のルートとなってしまいました。
しかし長年思い続けてきたこの秘境感あふれる三角点を諦められず、意を決して別ルートで出かけてみました。今回のルートでの無雪期の記録はネット上では見つからず、撤退覚悟での決行でしたが、結果は最高のものとなりました。

久しぶりのヤブ山ロングはこたえましたが、思い切って出かけてよかったです。ともかくこれでまたヤブ山歩きの再開です。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1552人

コメント


こんにちは、
鴨 行かれたんですね、自分も行きたいです。次の大きな目標は鴨、磯倉なんですが
ヤブ山自体に行けるかどうか登山道のある山には登っているんですが。
家族の反対で今淵ヶ岳以降、ヤブ山行けてないです。
無線中継所があるんですか知らなかったです、そして樹林きれいですね。
希少なレコありがたいです、興味深かったです。
2018/11/6 16:12
Re: 鴨
hanamaruteさん、こんにちは。
どうしても行ってみたかった鴨にやっと届きました。
でもさすがに、徳山湖左岸からはどの尾根をたどっても磯倉は遠いですよね。
ご家族にヤブ山を止められているとは、もしかして体調を悪くされているのでしょうか?
なんとかこの良い季節に奥美濃のヤブ山を歩けるといいですね。
古い地形図にもアンテナマークと破線の道が載っています。かねてより、取付きはこれだなと考えていました。
徳山湖左岸の尾根はどこも美しいです。もしかしたら、放射状のシロモジのヤブがないからかもしれません。
ところでこの翌日は、hanamaruteさんの歩かれた尾根で高層へ行ってきました(まだレコはこれから書きますが)。情報通り素晴らしい尾根で、写真を撮りまくりタイムオーバー。そのまま登山道合流で即、下山でした。hanamaruteさんのレコに感謝です。
2018/11/6 20:30
Re[2]: 鴨
こんばんは、
いたって元気です、身体を気遣って頂いてありがとうございます。
え、高層行ったんですか、それはレコ楽しみです。
2018/11/7 17:35
Re[3]: 鴨
おはようございます。
お元気ならば安心しました。逆にわざわざすみません(^^ゞ

高層レコ、アップしました。紅葉バージョンを見てやってください。
2018/11/8 6:58
はじめまして。
残雪期で同じルートで鴨を登頂しましたが、無積雪期でも可能なんですね。
私も再度、検討したいと思います。
参考にさせて頂きます。
2018/11/8 11:17
Re: はじめまして。
1000Takaさん、コメントありがとうございます。
やはり残雪期で登られているんですね。私もそれも一度はと思っています。
無積雪期でも可能、というのは今回歩いてみて初めて知ったわけですが(笑)
相当いいので、ぜひ出かけてみてください。
2018/11/8 20:12
Re[2]: はじめまして。
残雪期の場合は、徳山ダムからの通行止め解除を狙うか、通行止め部から徒歩で行き尾根に取り付きですね。
私は通行止め部から歩いて行きました。
最終的には鴨からの先の1394mまでピストン山行でした。
2018/11/8 20:29
Re[3]: はじめまして。
1000Takaさん、そうですね、通行止め解除の時期に残雪がどれだけ期待できるか?
と思うと、早めの時期にバリケードから歩くのが良いでしょうか。
冠山のトンネルが開通すれば、一帯の雪山登山事情は一変するでしょうね。
2018/11/8 21:00
Re[4]: はじめまして。
たしかに。
それが開通すれば、たぶん年間を通して通行可能になりますから、奥美濃の山々のアクセスがかなり変わりますね。
2018/11/8 21:02
Re[5]: はじめまして。
03190masaさん、いろいろ楽しみですね。
2018/11/8 21:07
float cloud
手に汗握る、迫真の記録でしたね!
引きずり込まれるように、読みましたよ。
行きたいな〜、
でも、もう行けないな〜。
実は、今年、山友が、「行けるんじゃないの〜」と、提案してくれたんですが、二の脚どころか五の脚くらい踏んじゃいました。
近道、探そっと・・・あればいいんだけど・・・。
2018/11/9 9:42
Re: float cloud
floatcloudさん、嬉しいコメントありがとうございます。
鴨、よかったですよ。行けるんじゃないですか〜、とお勧めしつつ、近道が見つかれば私も再訪したいと思いますので、ぜひ探してください(笑)。
2018/11/9 20:42
先日、鴨に行って来ました。
こんばんは。
昨年は行く機会に恵まれ無かったのですが先日、鴨に行って来ました。
思ったよりブナが多くて残雪期とは雰囲気が違いましたね。
また、美濃のレボ楽しみしております。
因みに鴨の翌日は、高層〜能郷白山縦走をしましたが、これまた素晴らしいブナの尾根ですね。
2019/11/6 21:51
Re: 先日、鴨に行って来ました。
1000Takaさん、こんばんは。
両方とも行かれたんですね。しかも去年の私と同じ時期に。
徳山湖左岸、能郷白山前山南尾根とも自然林が豊富で良いブナ林が多いですよね。
私も奥美濃では一番お気に入りエリアです。
私はのんびり山行ばかりですが、マイペースで奥美濃レコを書いていきますよ。
2019/11/6 22:48
白谷
こんばんは、先日の12月9日に徳山無線中継所まで行ってきました。
鴨までの数分の一だから恥ずかしいですが。
下りは、石碑がある半島目指して尾根を下りましたが、地形図では穏やかな斜面だと思っていましたが、かなりの斜度でした。
40メートルのザイルを半分に折って降りましたが、わずかな距離でも十数回繰り返して凄く時間が掛かりました。
最後は確保する樹木がない沢を下り何とか道に出ることができました。
これも、女王様の指導のおかげです。
尾根下りは、最後の道路に出るときに難しいですね。沢だとそのまま道に行ける事ができますね。
磯倉は、幸いに白谷林道が水没する前に行ってきました。
激藪を登って山頂に到達出来ました!
下りは、谷を降りました。これのほうが簡単でした。
常識の山行きの反対でした。
あとは、能郷白山から尾根伝いに行った事があります。
灌木の上をトランポリンの様に飛び跳ねて歩いた覚えです。
何れにしても、hermit-crabさんの激尾根歩きには足元にも及ばない位楽でした。
これからも、楽しいヤマレコを期待しています。
2020/12/17 20:30
Re: 白谷
inojynさん、こんばんは。
石碑がある半島への尾根ですか!私には地形図で見てもとても穏やかには見えませんが
それにしても凄い女王様に仕えていらっしゃるんですね(笑)
私は徳山湖ができてからヤブ山に目覚めた若輩者ですが、inojynさんはかなりのベテランさんのようで。
私は素人が好き勝手にやってるだけのヤブ山ハイカーですが、つたない記録でも楽しんでいただけたら嬉しく思います。
2020/12/17 21:08
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら