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Yamareco

記録ID: 1651927
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

京都北山/皆子谷から皆子山へ(源頭部の美しさにうっとり)

2018年11月17日(土) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 滋賀県 京都府
 - 拍手
エイチび〜 その他2人
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:02
距離
9.6km
登り
583m
下り
592m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:38
休憩
1:25
合計
7:03
距離 9.6km 登り 593m 下り 596m
8:18
14
ヒノコ駐車地
8:32
32
修道院西端登山口
9:04
9:07
12
皆子谷入口
9:19
21
皆子谷最初の二俣
9:40
9:45
8
大杉
9:53
19
皆子谷中程の二俣
10:12
16
皆子谷奥の二俣
10:28
10:29
25
皆子谷750m地点
10:54
29
尾根860m地点
11:23
12:18
5
12:23
12:37
37
源頭部1
13:14
6
P926
13:20
13:27
26
源頭部2
13:53
22
P889
14:15
51
P819
15:06
15
修道院西端登山口
15:21
ヒノコ駐車地
天候 晴れ時々曇り(正午頃一時霧)
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
● 修道院から皆子谷入口:ひどい倒木帯で川に下りた方が楽、大きく川が湾曲する手前から道に上がるとよい
● 皆子谷道:最初は倒木が多く潜るのに難儀する箇所もある。ピンク色のテープは付いているがあてにできないので谷底を歩く方が楽。全体的にほぼ道は消えていると思ってよい。途中左岸急斜面に長いロープが下がっている箇所があるがロープの上も長い急斜面が続き地面が濡れているときは危険。
● 山頂から西尾根:美しい尾根道。霧があるときは迷いやすいので地図またはGPSで確認する方が良い。
● ヒノコへの下り:快適な尾根。下りではP851で方向を間違わないように。最後は修道院敷地内に入らないように忠実に小さな尾根を下る。倒木被害はほとんどない。
その他周辺情報 百井集落には何もない。大原や市原で食料は調達になる。
ヒノコより大見方面に進み、最初の橋を渡ったところから道が広がり駐車しやすい。ヒノコを右折して修道院手前の通行止橋付近にも駐めることもできる。
2018年11月17日 08:19撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
2
11/17 8:19
ヒノコより大見方面に進み、最初の橋を渡ったところから道が広がり駐車しやすい。ヒノコを右折して修道院手前の通行止橋付近にも駐めることもできる。
ヒノコ付近。天気予報では一日曇りで北部では一時雨の予報だったが、すっかり晴れ渡っている。
2018年11月17日 08:31撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 8:31
ヒノコ付近。天気予報では一日曇りで北部では一時雨の予報だったが、すっかり晴れ渡っている。
ヒノコ付近の紅葉。
2018年11月17日 08:38撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
1
11/17 8:38
ヒノコ付近の紅葉。
修道院を過ぎると右手に釣り堀跡?がある。
2018年11月17日 08:40撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 8:40
修道院を過ぎると右手に釣り堀跡?がある。
林道は途中からひどい倒木帯となる。
2018年11月17日 08:42撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 8:42
林道は途中からひどい倒木帯となる。
最初はひとつひとつ潜って進むが、あまりにも多く埒が明かなくなり川に下りていく。
2018年11月17日 08:46撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 8:46
最初はひとつひとつ潜って進むが、あまりにも多く埒が明かなくなり川に下りていく。
いくつかへつり箇所はあるがこちらの方が楽。
2018年11月17日 08:53撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 8:53
いくつかへつり箇所はあるがこちらの方が楽。
皆子谷に入って間もなく、左手の杉に自然にできたリースがかかっている。
2018年11月17日 09:12撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 9:12
皆子谷に入って間もなく、左手の杉に自然にできたリースがかかっている。
皆子谷は概ね明るい谷で時々大きな木が現れる。
2018年11月17日 09:30撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 9:30
皆子谷は概ね明るい谷で時々大きな木が現れる。
中流域にあるランドマーク的な存在の大杉。
2018年11月17日 09:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 9:41
中流域にあるランドマーク的な存在の大杉。
谷底に大杉があるのは珍しいのではないだろうか。真っ直ぐに伸びた美しい杉だ。
2018年11月17日 09:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
1
11/17 9:42
谷底に大杉があるのは珍しいのではないだろうか。真っ直ぐに伸びた美しい杉だ。
大杉の先すぐ右手に見える苔に覆われた特徴的な木。
2018年11月17日 09:46撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
1
11/17 9:46
大杉の先すぐ右手に見える苔に覆われた特徴的な木。
いくつかの小滝があるが簡単に越せる。
2018年11月17日 09:47撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 9:47
いくつかの小滝があるが簡単に越せる。
皆子谷中流域の様子。
2018年11月17日 09:48撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 9:48
皆子谷中流域の様子。
左支流出合いに2条の美しい小滝がある。落差は1.5m。
2018年11月17日 09:54撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
1
11/17 9:54
左支流出合いに2条の美しい小滝がある。落差は1.5m。
大きな谷の分岐はいずれも右に進む。最後の二俣も右にとると、遅い紅葉が美しい場所がある。
2018年11月17日 10:03撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 10:03
大きな谷の分岐はいずれも右に進む。最後の二俣も右にとると、遅い紅葉が美しい場所がある。
左手に大きな岩が見える。
2018年11月17日 10:04撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 10:04
左手に大きな岩が見える。
道はほぼ消えているので歩きやすいところを進む。
2018年11月17日 10:07撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 10:07
道はほぼ消えているので歩きやすいところを進む。
やや大きなケヤキの木もある。
2018年11月17日 10:14撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 10:14
やや大きなケヤキの木もある。
上流部の谷の様子。
2018年11月17日 10:15撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
1
11/17 10:15
上流部の谷の様子。
炭焼き小屋跡もいくつかある。
2018年11月17日 10:15撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 10:15
炭焼き小屋跡もいくつかある。
左岸急斜面に取り付く。ここはかなりの急なのでそのまま谷通しに進んだ方が良かったのかも。本来のルートは谷を辿るようだ。
2018年11月17日 10:20撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
1
11/17 10:20
左岸急斜面に取り付く。ここはかなりの急なのでそのまま谷通しに進んだ方が良かったのかも。本来のルートは谷を辿るようだ。
ナメコがあるがすでに終わりかけ。
2018年11月17日 10:32撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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11/17 10:32
ナメコがあるがすでに終わりかけ。
急斜面の途中で谷を見下ろす。
2018年11月17日 10:36撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 10:36
急斜面の途中で谷を見下ろす。
落ち葉の絨毯が美しい。
2018年11月17日 10:46撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 10:46
落ち葉の絨毯が美しい。
尾根に出ると、ところどころに印象的な木が生えている。
2018年11月17日 11:09撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 11:09
尾根に出ると、ところどころに印象的な木が生えている。
こちらも特徴的な木。
2018年11月17日 11:12撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 11:12
こちらも特徴的な木。
さらに高度を上げると琵琶湖が見えてきた。
2018年11月17日 11:13撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
1
11/17 11:13
さらに高度を上げると琵琶湖が見えてきた。
山頂間近の尾根を行く。
2018年11月17日 11:19撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
11/17 11:19
山頂間近の尾根を行く。
山頂。広い山頂で北東方面に少しだけ視界が利く。それにしてもどこに行っても目障りな兵庫登山会のプレート。
2018年11月17日 11:24撮影 by  Canon PowerShot SX710 HS, Canon
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11/17 11:24
山頂。広い山頂で北東方面に少しだけ視界が利く。それにしてもどこに行っても目障りな兵庫登山会のプレート。
山頂に着くと同時にガスがかかってきた。
2018年11月17日 11:44撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 11:44
山頂に着くと同時にガスがかかってきた。
極弱い霧雨が少しだけ降った。
2018年11月17日 11:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 11:45
極弱い霧雨が少しだけ降った。
山頂にある3本ブナ?を見上げる。
2018年11月17日 11:47撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
2
11/17 11:47
山頂にある3本ブナ?を見上げる。
山頂から西にルートをとるとすぐに視界が開ける。
2018年11月17日 12:21撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 12:21
山頂から西にルートをとるとすぐに視界が開ける。
いよいよ楽しみにしていた源頭部の美しい景色が広がってきた。
2018年11月17日 12:26撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 12:26
いよいよ楽しみにしていた源頭部の美しい景色が広がってきた。
皆子谷(右俣)源頭部は美しいシダの草原。
2018年11月17日 12:29撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 12:29
皆子谷(右俣)源頭部は美しいシダの草原。
この景色が見たくて40年ぶりにやってきた。
2018年11月17日 12:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 12:32
この景色が見たくて40年ぶりにやってきた。
40年前はひどい藪山で背丈以上のクマザサが覆い茂り、視界は利かずただしんどいだけの山だった記憶がある。その後クマザサはすべて枯れてなくなり、このような美しさに変貌した。
2018年11月17日 12:32撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 12:32
40年前はひどい藪山で背丈以上のクマザサが覆い茂り、視界は利かずただしんどいだけの山だった記憶がある。その後クマザサはすべて枯れてなくなり、このような美しさに変貌した。
シダ原に1本の木が立っている。美しい!
2018年11月17日 12:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 12:33
シダ原に1本の木が立っている。美しい!
大きく枝を広げたこの木もまた美しい。
2018年11月17日 12:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 12:33
大きく枝を広げたこの木もまた美しい。
先ほどまでガスっていたのだが、ここに着く頃ちょうど、スッキリとは言えないが青空が出てきた。
2018年11月17日 12:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 12:34
先ほどまでガスっていたのだが、ここに着く頃ちょうど、スッキリとは言えないが青空が出てきた。
春の新緑のころ、雪の季節も美しいだろう。
2018年11月17日 12:38撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 12:38
春の新緑のころ、雪の季節も美しいだろう。
稜線に立つ木は台風被害を受けていた。
2018年11月17日 12:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 12:41
稜線に立つ木は台風被害を受けていた。
ヒラタケもしくはムキタケ(ツキヨタケではないと思う)を見つけたが既に老菌、食べるには遅すぎた。
2018年11月17日 12:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 12:52
ヒラタケもしくはムキタケ(ツキヨタケではないと思う)を見つけたが既に老菌、食べるには遅すぎた。
さらに別の谷の源流部。一面シダ原とはいかないがここもまた美しい。
2018年11月17日 12:53撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 12:53
さらに別の谷の源流部。一面シダ原とはいかないがここもまた美しい。
主張する木も見られる。
2018年11月17日 13:00撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 13:00
主張する木も見られる。
木の枝分かれの窪みを住処にする小さなキノコ。
2018年11月17日 13:09撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 13:09
木の枝分かれの窪みを住処にする小さなキノコ。
絵になる小さな世界だ。
2018年11月17日 13:10撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 13:10
絵になる小さな世界だ。
西下立山の奥には琵琶湖。地図には西下立山ってあるけど、そんな名前だったっけ。馴染みのない名前だ。
2018年11月17日 13:12撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 13:12
西下立山の奥には琵琶湖。地図には西下立山ってあるけど、そんな名前だったっけ。馴染みのない名前だ。
これは北側のツボクリ谷の源頭部のひとつ。ここもまた美しい!
2018年11月17日 13:14撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 13:14
これは北側のツボクリ谷の源頭部のひとつ。ここもまた美しい!
宿り木が多く見られた。
2018年11月17日 13:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 13:17
宿り木が多く見られた。
ここは皆子谷左俣とも言える谷の源頭部。山頂すぐ西側の源頭部とともに皆子山で最も美しい場所のひとつだ。
2018年11月17日 13:22撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 13:22
ここは皆子谷左俣とも言える谷の源頭部。山頂すぐ西側の源頭部とともに皆子山で最も美しい場所のひとつだ。
ここからは琵琶湖も見える。奥は鈴鹿の山々。
2018年11月17日 13:22撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 13:22
ここからは琵琶湖も見える。奥は鈴鹿の山々。
シダ原に倒れた木。
2018年11月17日 13:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 13:25
シダ原に倒れた木。
少し源頭部を下って稜線を見上げる。
2018年11月17日 13:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 13:27
少し源頭部を下って稜線を見上げる。
シダ原には幾筋もの獣道が走る。
2018年11月17日 13:30撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 13:30
シダ原には幾筋もの獣道が走る。
尾根が南に折れた先の展望所からは皆子山山頂(左)と比良山系蓬莱山が眺められる。
2018年11月17日 13:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 13:33
尾根が南に折れた先の展望所からは皆子山山頂(左)と比良山系蓬莱山が眺められる。
皆子山山頂左側には武奈ヶ岳ものぞいている。
2018年11月17日 13:37撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 13:37
皆子山山頂左側には武奈ヶ岳ものぞいている。
木の幹はキャンバス。
2018年11月17日 13:44撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 13:44
木の幹はキャンバス。
南に続く稜線の様子。
2018年11月17日 13:59撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 13:59
南に続く稜線の様子。
栗坊
2018年11月17日 14:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 14:03
栗坊
少し標高を下げると大きなモミの木?が乱立する鞍部がある。
2018年11月17日 14:15撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 14:15
少し標高を下げると大きなモミの木?が乱立する鞍部がある。
広く気持ちのよい尾根を最後のピーク(P851)に向かって少し登る。
2018年11月17日 14:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 14:16
広く気持ちのよい尾根を最後のピーク(P851)に向かって少し登る。
P851は広くて迷いやすい。南南西方向の広い尾根が正解。急坂だが落ち葉を踏みしめ気持ちよく下っていく。
2018年11月17日 14:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 14:19
P851は広くて迷いやすい。南南西方向の広い尾根が正解。急坂だが落ち葉を踏みしめ気持ちよく下っていく。
真西方面を紅葉越しに眺める。
2018年11月17日 14:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 14:20
真西方面を紅葉越しに眺める。
振り返ると青空が広がりコントラストが美しい風景が広がっていた。
2018年11月17日 14:27撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 14:27
振り返ると青空が広がりコントラストが美しい風景が広がっていた。
標高700m付近。やや遅いものの紅葉が西日にまばゆい。
2018年11月17日 14:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 14:33
標高700m付近。やや遅いものの紅葉が西日にまばゆい。
ナメコは時々見かけたが乾燥していて食用には不向き。
2018年11月17日 14:58撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
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11/17 14:58
ナメコは時々見かけたが乾燥していて食用には不向き。
最後は急坂を下り、修道院脇の登山口に戻ってきた。
2018年11月17日 15:08撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
11/17 15:08
最後は急坂を下り、修道院脇の登山口に戻ってきた。

感想

山友2人を誘って晩秋の皆子山へ。
皆子山へは中学校のワンダーフォーゲル部の例会で登って以来、なんと40年ぶりとなる。以前はクマザサが覆い茂り展望もなく、ただただ藪漕ぎが大変で、面白くない山という印象を持っていた。ところが最近登ったといういろんな方のレコを見ていると、源頭部の風景が非常に美しいとのこと。その変貌ぶりは見ておかなくてはならないと思い今回計画したものだった。

皆子谷ルートは9月の台風以降の情報はなかったが、40年前に登ったこのルートから登ることに。ところが皆子谷入口に着くまでに、ひどい倒木帯に出くわす羽目に。最初はひとつひとつまたいだり潜ったりしていたが次々出てくるというか一面のひどい倒木に埓が明かなくなり、ルートを外れ川沿いを行くことにする。川が大きく湾曲する手前で道に上がるとそれ以降は辿りやすかった。登り口に着くまでに予想外の労力で疲れる。

皆子谷へと入ると、最初は明瞭な道だがすぐに越えるのに難儀する2箇所の倒木となり、その後は道が不明瞭となる。ピンク色のテープはところどころに巻かれているが、谷より高い位置に誘導していたり、歩きにくい斜面に取り付けられていたりするので、無視して谷底を歩く。
山と高原地図には実線が引かれているが、実情は破線もしくは登山道としては不適状態ではないかと思う。道は荒れているというかほぼ消滅しているが風景はよく、大杉あり、ごく小さな滝あり、紅葉が楽しめたりと変化があって面白い。
奥の二俣以降は谷底に枯れ枝等が堆積して登りづらくなってきた。ちょうどその頃右手急斜面に長いロープが固定されているところがあり、まだ本来のルートより随分と手前だとはわかっていたが、このロープが設置されている斜面を登っていくことにする。友人2人はチェーンスパイクを着用、わたしはなんとかだましだまし登っていく。手がかりが少ないのでやや緊張。
小さな尾根らしくなってくると傾斜はやや緩やかになるが、ブッシュが出てきて稜線を外れる方が歩きやすい。主尾根に取り付いてからは急斜面もなくなり快適な尾根登り。倒木や荒れたルートだったため、随分と時間がかかっての山頂到着となってしまった。

山頂に着くなり、濃いガスがかかってきた。短時間ではあるが僅かな霧雨状態にもなった。上着を着込んで昼食と珈琲タイム。
長い昼食タイムの後出発するとすぐに霧は去り青空がのぞいてきた。程なくお目当てだった源頭部の美しい風景が広がってきた。ここで天候が回復してきたのはまさにミラクル。緩やかなカーブの源頭の地形にシダが覆い茂りまばらに木が立っている。得もいえぬ美しさだ。これにはうっとり見とれる。40年前とはまるで別山。末端まで下り見上げる景色もすばらしい。こんな景色が広がっていたとは。今まで知らなかったわたしがうかつだった。いつまでもここにいたい。そんな気にさせられる。
他の谷の源頭も同じように美しいというので先を進む。その後現れる各源頭部はいずれもが先ほどの源頭部までとはいかないものの特徴的で絵になる。P926を越え2つ目の源頭部がまた美しかった。こちらの方が傾斜はある分立体的で奥には琵琶湖や鈴鹿の山までが望めるまさに絶景。これまたほれぼれする景色だ。ここでもゆっくり撮影。

その後南に折れた尾根道を遠くの比良山系などの景色など楽しみつつ、のんびり下る。途中紅葉の下でおやつタイムをしたり、ナメコを探したり、大木を探したり、写真を撮ったり、最後まで楽しめる山行だった。

直前の天気予報では京都南部は曇り夕方から晴れ、北部は曇りで昼前後は雨の確率が50〜60%だったため、気象庁の予報はやや大げさだとは思いつつも、多少の雨は覚悟での山行だったが、山頂での一時ガス以外は雲が多いものの概ね晴れの予報とは違った好天下での楽しい山旅となった。

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コメント

はじめまして。
先日、2回目の皆子山へ。
帰ってから、色々なレコで復習したら、源頭部ももっとあちこち見て回ればよかったな・・・と思いました。
子連れなのであまり厳しいルートは行けませんが、皆子谷も気になります。
次回訪れる時にまた参考にさせていただきます。
2018/11/26 23:15
Re: はじめまして。
Naojunさん、はじめまして
皆子山に登られたのですね。拝見しました。
源頭部はNaojunさんたちが行かれた山頂すぐ西のもの(皆子谷右俣?源頭)と
一番西のもの(皆子谷左俣?源頭)が美しかったです。
どちらもよく似た感じですが、皆子谷右俣の方は広くゆったりとしていて木の配置が絶妙、
左俣源頭の方は傾斜があり奥に景色も見えて立体的なイメージです。
皆子谷ルートはほぼ道はない状況です。
わたしはまた新緑の季節にでもツボクリ谷から登りたいと思っています。
2018/11/27 7:54
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