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Yamareco

記録ID: 1652550
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
霊仙・伊吹・藤原

西藤原駅〜藤原岳〜竜ヶ岳〜釈迦ヶ岳〜大安駅 

2018年11月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
08:00
距離
35.1km
登り
2,521m
下り
2,650m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:26
休憩
0:15
合計
10:41
6:29
87
藤原岳大貝戸休憩所
7:56
8:00
42
藤原岳
8:42
8:43
112
治田峠
10:35
10:40
33
竜ヶ岳
11:13
11:14
88
石榑峠
12:42
12:42
48
八風中峠
13:30
13:32
42
釈迦ヶ岳
14:14
14:16
53
八風中峠
15:09
15:09
121
八風キャンプ場
17:10
大安駅
ヤマレコのルート作成とコースタイム設定はいまだに予期せぬ動作をすることがあってよく分からない。
天候 曇りのちガスのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西藤原の登山口まで乗用車。途中の道は集落の合間を通る狭い道。
登山口には立派なトイレと駐車場(30台くらい?)、登山届口。
帰りは下山口のキャンプ場から三支鉄道大安駅まで徒歩。
国道は大型車の通行が多いうえに歩道のない区間があり、歩くのは全くお勧めできない。
コース状況/
危険箇所等
※鈴鹿は低山だからといって油断すると危険。多くの踏み跡や分岐がいりみだれていたりするので基本GPS必須です。至る所に現在位置を示す標識が設置されていますが、それだけ遭難が多い場所ということです。また、縦走路には水場はほぼないと考えて計画したほうがいいです。

※自分用メモ
1.登山口〜藤原岳〜治田峠
山頂までは特に迷うところはない。山頂から治田峠への下りはじめがやや分かりにくいか。テープがあるので落ち着いて探す。はじめはかなりの急斜面で滑りやすい。
多志田山を通らずトラバースする道への分岐は見落としてしまった。治田峠へは分岐の標識があるが、トレースを外して歩くと見落とすかもしれない。夜間通過時は要注意。

2.治田峠〜竜ヶ岳〜石榑峠
特に迷うようなところはなかったが、石榑峠への下りの途中にある重ね岩で右に入ってしまい少し下って道を失う。ここでは左折が正しい。

3.石榑峠〜八風峠・中峠〜釈迦ヶ岳
石榑峠からはゲートを超えて舗装路を上がる。広場に出るのでそこの向かって左側の電柱横が登り口。※峠を三重県側に少し下ると水がわいている場所があるらしいが、量、飲用適正は不明。
この区間は部分的に崩壊地のヘリを通る。慎重に歩けば問題ないが、疲労でふらつくなどして滑落しないよう注意。

4.中峠〜八風キャンプ場
中峠からの下り道は地図上では序盤点線道で整備状態はあまりよくないが、テープもありわかりやすかった。八風峠からの道と合流した後の沢沿いの道は、流出したゴロゴロの岩だらけの道で3回ほど沢を横断するが、ケルンやテープ、ペンキマークがあるので特に迷うことはなかった。今回は水量がすくなく渡渉に全く問題なし。最後は林道のような広いが石がゴロゴロした歩きにくい道。

5.キャンプ場〜大安駅
鈴鹿の縦走を計画するとき、交通の便がネックになる。今回は少し時間的に余裕がある予定だったので、距離はそこそこあったが駅まで歩こうと気楽に考えた。しかし、実行してみると特に国道306号は交通量が思ったより多く、歩道がないうえに路側帯も狭い箇所があり、すぐそばを大型トラックなどがかすめていくような有様で、完全に失敗だった。ストリートビューで事前調査できなくもないが、道路を歩く計画を立てる際の盲点をあらためて認識。
藤原岳大買戸登山口。立派な建物があります。
2018年11月17日 06:31撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 6:31
藤原岳大買戸登山口。立派な建物があります。
8合目看板。冬季登山道とあるが年中主要道です。サクサクと登る。調子がよいのでペースを意識して落とす。
2018年11月17日 07:22撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 7:22
8合目看板。冬季登山道とあるが年中主要道です。サクサクと登る。調子がよいのでペースを意識して落とす。
9合目からの眺望。今日の天気は曇りのち晴れ。徐々に良くなっていく予報。
2018年11月17日 07:30撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 7:30
9合目からの眺望。今日の天気は曇りのち晴れ。徐々に良くなっていく予報。
藤原山荘。そういえばここにくるのは10年ぶりくらいか。
2018年11月17日 07:44撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 7:44
藤原山荘。そういえばここにくるのは10年ぶりくらいか。
藤原岳山頂。今日行く縦走路が丸見え。竜ヶ岳の山頂でさえ、遥か遠くに見える。今日は久しぶりに調子がよい。
2018年11月17日 07:54撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 7:54
藤原岳山頂。今日行く縦走路が丸見え。竜ヶ岳の山頂でさえ、遥か遠くに見える。今日は久しぶりに調子がよい。
迷い尾根治田峠への分岐。見落とすとどんどん下ってしまう。明るければその可能性は低いが、暗闇ではどうだろうか。
2018年11月17日 08:32撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 8:32
迷い尾根治田峠への分岐。見落とすとどんどん下ってしまう。明るければその可能性は低いが、暗闇ではどうだろうか。
治田峠。
2018年11月17日 08:43撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 8:43
治田峠。
キャンプ場へは林道工事のため通行止め。ここを下ろうとここまで頑張って来た人に最大のダメージを与える看板。
2018年11月17日 08:42撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 8:42
キャンプ場へは林道工事のため通行止め。ここを下ろうとここまで頑張って来た人に最大のダメージを与える看板。
銚子岳。分岐から往復。竜ヶ岳までの小ピークも拾っていく。
2018年11月17日 09:14撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 9:14
銚子岳。分岐から往復。竜ヶ岳までの小ピークも拾っていく。
静ヶ岳。こちらも分岐から往復。すでに脚がだいぶ疲れてきている。
2018年11月17日 09:53撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 9:53
静ヶ岳。こちらも分岐から往復。すでに脚がだいぶ疲れてきている。
竜ヶ岳への笹原の登り。藤原岳山頂からもはっきりと確認できた一本筋。ようやくここまで来た。人が急に多くなる。
2018年11月17日 10:28撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
1
11/17 10:28
竜ヶ岳への笹原の登り。藤原岳山頂からもはっきりと確認できた一本筋。ようやくここまで来た。人が急に多くなる。
竜ヶ岳山頂到着と同時に、北の空に急きょ暗雲立ち込め、冷たい風と霧雨が舞いまじめたのでお握り一つ食べてすぐに下り開始。
2018年11月17日 10:35撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 10:35
竜ヶ岳山頂到着と同時に、北の空に急きょ暗雲立ち込め、冷たい風と霧雨が舞いまじめたのでお握り一つ食べてすぐに下り開始。
石榑峠下り途中にある重ね岩。
間違って右へ下って道を失った時に見上げて撮った写真。
ここは90度左折しましょう。
2018年11月17日 10:56撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 10:56
石榑峠下り途中にある重ね岩。
間違って右へ下って道を失った時に見上げて撮った写真。
ここは90度左折しましょう。
石榑峠、車がたくさんと止まっていました。釈迦ヶ岳への登り道にあるゲート。ガードレールを乗り越えてすすみます。
2018年11月17日 11:14撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 11:14
石榑峠、車がたくさんと止まっていました。釈迦ヶ岳への登り道にあるゲート。ガードレールを乗り越えてすすみます。
さらにガスが濃く低く立ち込めてくる。今日の天候は上向きという天気予報を信じて進みます。それほど寒くはない。
2018年11月17日 12:09撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 12:09
さらにガスが濃く低く立ち込めてくる。今日の天候は上向きという天気予報を信じて進みます。それほど寒くはない。
三池岳。地理院地図には山名は載っていない。ここを右折して真砂状にザレた斜面を下ります。
2018年11月17日 12:21撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 12:21
三池岳。地理院地図には山名は載っていない。ここを右折して真砂状にザレた斜面を下ります。
八風峠。赤い鳥居があって何か特別な場所という雰囲気が漂う。そういえば釈迦ヶ岳という名の山に向かっていることを思い出す。だいぶ脚が疲れてきたが、誤魔化しながら歩いているうちに慣れてきてもいる。こまかなアップダウンが続き、釈迦ヶ岳までが長い。
2018年11月17日 12:30撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 12:30
八風峠。赤い鳥居があって何か特別な場所という雰囲気が漂う。そういえば釈迦ヶ岳という名の山に向かっていることを思い出す。だいぶ脚が疲れてきたが、誤魔化しながら歩いているうちに慣れてきてもいる。こまかなアップダウンが続き、釈迦ヶ岳までが長い。
いきなりモフモフ地帯に出くわす。石榑峠から釈迦ヶ岳までの道のりは非常に植生の変化に富んでいて歩いていて少し不思議で楽しい。どんな理由によるものなのか。
2018年11月17日 12:34撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 12:34
いきなりモフモフ地帯に出くわす。石榑峠から釈迦ヶ岳までの道のりは非常に植生の変化に富んでいて歩いていて少し不思議で楽しい。どんな理由によるものなのか。
中峠。もうひと踏ん張り。帰りは結果的にここから下ることになった。
2018年11月17日 12:41撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 12:41
中峠。もうひと踏ん張り。帰りは結果的にここから下ることになった。
南峠。とってつけたような場所か。
2018年11月17日 12:50撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 12:50
南峠。とってつけたような場所か。
天気予報ってすごいですね。予報通りみごとに晴れ渡りました。伊勢湾や名古屋の高層ビル群、恵那山に御嶽山も確認。スカイウォークという感じ。
2018年11月17日 13:23撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 13:23
天気予報ってすごいですね。予報通りみごとに晴れ渡りました。伊勢湾や名古屋の高層ビル群、恵那山に御嶽山も確認。スカイウォークという感じ。
釈迦ヶ岳。スタートからちょうど7時間です。希望は6時間でしたが、これが現実でしょう。ここの手前でスマホのバッテリーが切れるアクシデント。予備バッテリーがあるも、ケーブルを忘れる凡ミス。このことが後々の行動に響く。
2018年11月17日 13:31撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 13:31
釈迦ヶ岳。スタートからちょうど7時間です。希望は6時間でしたが、これが現実でしょう。ここの手前でスマホのバッテリーが切れるアクシデント。予備バッテリーがあるも、ケーブルを忘れる凡ミス。このことが後々の行動に響く。
バッテリーが切れて、GPSログが取れなくなってしまったことが悔しい。予定では山頂近くの岩ヶ峰尾根で下山する予定だったが、下山口を覗いてみるとロープの垂れ下がっただけの急坂。その先の道の状況がどうなのか不安になり、安全のため実線の道で下るためとりあえず中峠付近まで戻ることに。中峠からも短い区間点線道だが、少し進んでみると問題なさそうなのでここから下ることにした。
2018年11月17日 14:14撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 14:14
バッテリーが切れて、GPSログが取れなくなってしまったことが悔しい。予定では山頂近くの岩ヶ峰尾根で下山する予定だったが、下山口を覗いてみるとロープの垂れ下がっただけの急坂。その先の道の状況がどうなのか不安になり、安全のため実線の道で下るためとりあえず中峠付近まで戻ることに。中峠からも短い区間点線道だが、少し進んでみると問題なさそうなのでここから下ることにした。
沢まで下りると大量の花崗岩の岩々。まだ新しい感じ。鈴鹿の沢筋の道は豪雨の度に道が変わることが多い。ここもそうなのだろう。ケルンや目印をたどっていく。
2018年11月17日 14:28撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 14:28
沢まで下りると大量の花崗岩の岩々。まだ新しい感じ。鈴鹿の沢筋の道は豪雨の度に道が変わることが多い。ここもそうなのだろう。ケルンや目印をたどっていく。
八風峠からの下山道と合流。一安心だ。
2018年11月17日 14:32撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 14:32
八風峠からの下山道と合流。一安心だ。
どうやらキャンプ場に到着。あとはひたすら三支鉄道大安駅まであるくのみ。スマホでマップアプリが使えないので、紙の地図を時折取り出しながらの歩き。見かけた人は今時どんだけアナログな人なんだろうと思ったことでしょう。
2018年11月17日 15:02撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 15:02
どうやらキャンプ場に到着。あとはひたすら三支鉄道大安駅まであるくのみ。スマホでマップアプリが使えないので、紙の地図を時折取り出しながらの歩き。見かけた人は今時どんだけアナログな人なんだろうと思ったことでしょう。
大安駅。思ったより大きな駅でした。駅舎内に小さな図書館がある。1727のに余裕で間に合った。スマホが使えないので時刻表が分からず心配だったのです。
2018年11月17日 17:23撮影 by  Canon IXY 100F, Canon
11/17 17:23
大安駅。思ったより大きな駅でした。駅舎内に小さな図書館がある。1727のに余裕で間に合った。スマホが使えないので時刻表が分からず心配だったのです。
撮影機器:

感想

 鈴鹿山脈は高校時代から親しんだ山域ではあったが、地元の低山という認識以上のものはなく、正直これまであまり注目をしたことはなかった。しかし、最近その主な山々が鈴鹿セブンマウンテンという名で親しまれていることを知り、改めて縦走路として眺めてみるとなかなか興味深く、それを日帰りで走破してみたいと思うようになった。これはトレランをしない自分にとってはかなり高い目標ではあるが、計画的にトレーニングを積めば決して不可能ではない。
 その下見の第一段階として今回の山行を計画した。鈴鹿7全体から見れば今回のルートは半分弱だが、それと今回の感触を考えると鈴鹿7日帰り縦走が途方もないチャレンジのように思われ、相当の覚悟が必要であることを思い知らされた。脚力は致命的に足りないがそれだけではなく、装備や食料の工夫、エスケープルートの確認、ペース配分、夜間での試走などやらなければならないことが色々とある。とりあえず次回は釈迦ヶ岳から雨乞、御在所までをやる。


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