白馬岳(山頂〜大雪渓パウダー滑走)


- GPS
- 07:49
- 距離
- 15.2km
- 登り
- 1,780m
- 下り
- 1,770m
コースタイム
天候 | 晴れ(山頂ガス) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・大町建設事務所の情報によると今年は11月30日から通行止めになる予定とのこと。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆猿倉〜白馬尻小屋 ・登山道取付までは砂利道の林道歩き。スタートから積雪があるためスキー利用。 ・登山道も雪が着いているが石や木の階段が出ているのでスキーハイクはそれなりに技術が必要。 ◆白馬尻小屋〜大雪渓 ・夏道をトラバースするが、まだまだ石が埋まり切っていないので注意する。 ・大雪渓は障害物がないので気持ちよくハイクアップ可能。ただし降雪が多ければ当然雪崩のリスクが高まる。 ◆岩室跡〜白馬岳山頂 ・岩が多くなり試練の登りとなるが山スキーヤーとしてはやはりスキーで登り切りたい。 ◆スキー滑走 ・山頂から滑走。地雷多数なのでよけつつ、踏みつつ頑張って滑る。 ・大雪渓に入ったらクリーミーなパウダーがご褒美として待っている。 ・この日は1700mくらいまで滑走。(標高差1,200m) ・最後の林道も途中までスキーで楽させてもらいました。 |
その他周辺情報 | おびなたの湯。 600円。露天風呂のみ、洗い場あり。 |
写真
感想
二日前の白山初滑りの興奮も冷めやらぬ今日この頃だが今回は白馬岳を登って、滑ろう。
久しぶりに大魔人さんともコラボできるので楽しみだ。
二俣から猿倉までの林道はまだ通行止になっていないはずだが、念のためMTBを積んでいく。
前日のうちに現地に入り、道路状況を確認するとやっぱり通行止めではなかった。
この林道は結構急こう配なので車が使えるのと使えないのとでは大違いだ。
ということでYSHR先生、大魔人さんと3時発で猿倉待ち合わせということになった。
八方尾根の駐車場で車中泊、2時に起床して猿倉へ向かう。
YSHR先生が先に到着し、あとから大魔人さんと自分も到着。
支度をして軽くフライング気味にスタートした。
星空は出ているが山頂方面は晴れたり曇ったり・・・丸い月が見え隠れしていた。
今日は最初の林道からスキーで歩けるので嬉しい。
途中、沢の渡渉も何度かあるがシールを濡らさないように皆で細心の注意を払いながら歩く。
登山道に入ると今度は石や木の階段が登場するがスキーのまま突破する。
この辺は地獄軍団の流儀といったところか。
白馬尻小屋を過ぎてしばらく登って行くと大雪渓の末端に入る。
大雪渓の上は石が少ないので気持ちよくハイクアップすることができた。
大雪渓を過ぎると再び岩稜帯に入る。
ついつい板を脱ぎたくなるところだがここもスキーで突破。
慣れてくるとこういうのが逆に楽しくなってくる。
大雪渓の途中までは前日のトレースが残っていたがそこから先はラッセルとなった。嬉しい。
後ろを振り向くと高妻山や妙高などの稜線が赤く染まっていた。
さあ御来光だ。
地獄の稜線に備えて地獄装備で身を固めよう。
ダウンを着るとちょっと暑い感じだったので汗をかかないペースで登っていく。
大魔人さんは放っておくとガンガンラッセルしながら猛進していくので「代わってくださいよ〜」と釘を刺す(笑)
YSHR先生も効率の良いルート取りで登っていく。
この辺の地形を読んだりルートを見極めたりする感性はほんと凄いと思う。いつも勉強させられます。
白馬山荘に到着したら小屋の陰で小休止。
そこからラストワンマイル、ピークを獲りに行こう。
小屋から山頂までの間は風衝地なので石がゴロゴロ…まあ関係ないけど。
時々青空が覗くが遠くの景色は見えない。
少し毛勝三山が見えたくらいか。
自分としては三度目の白馬岳だったが全てガスガス…やはり相性が良くないようだ。
山頂で記念撮影したら準備を済ませて滑走開始!
地獄メンバーはいちいちあーする、こーすると口で言わなくても阿吽の呼吸で行動できるので楽だ。
石が目立つ場所はうまく避けて、あとはガンガン滑っていく。
上部は少しウィンドクラスト気味だったが大雪渓はクリーミーパウダーでご褒美タイムとなった。
1700m付近まで滑ったところでYSHR先生が停止。
さあどうするか?と。
え?まだ滑るつもりっすか?絶対歩いたほうが速いですよ!とたしなめてシートラに換装。
何とか岩滑りに突入せずに済んだ(笑
後は林道まで降りて再びスキー滑走。
渡渉もじゃぶじゃぶスキーで渡る。
ワイルドで楽しい。
最後は再びスキーを担いでゴール!
山頂の眺望こそなかったが、これぞ日本アルプスといえるような絶景を間近で感じることができて最高でした。
YSHR先生、大魔人さんありがとうございました。
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