裏妙義縦走

2018年12月02日(日) [日帰り]

• GPS: 08:01
• 距離: 8.8km
• 登り: 926m
• 下り: 924m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:29
• 休憩: 1:32
• 合計: 8:01

8:12 国民宿舎裏妙義（閉館）
9:58 11:09 丁須の頭
13:25 13:42 赤岩
14:05 14:08 烏帽子岩
14:21 14:21 風穴尾根の頭
14:39 14:40 三方境
16:13 国民宿舎裏妙義（閉館）

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

旧国民宿舎に駐車

コース状況／危険箇所等

無雪期・天気良好時の群馬県の登山ルート別難易度グレーディングでは、
裏妙義縦走の技術的難易度はA(易)〜E(難)のD、体力度は3/10になりますになります。
技術的難易度のDの登山道の状況は、
・厳しい岩稜や不安定なガレ場、ハシゴ・くさり場、藪漕ぎを必要とする箇所、場所により雪渓や渡渉箇所がある
・手を使う急な登下降がある
・ハシゴ・くさり場や案内標識などの人工的な補助は限定的で、転落・滑落の危険箇所が多い
登山者に求められる技術・能力は
・地図読み能力、岩場、雪渓を安定して通過できるバランス能力や技術が必要
・ルートファインディングの技術が必要
上記http://www.pref.gunma.jp/01/g3500213.htmlより引用、一部改変

登山ポストは旧国民宿舎の所にあり。
トイレは旧国民宿舎の所にあるが冬季閉鎖中。


旧国民宿舎〜籠沢のコル
緩やか登りが続く、大きな岩が出始めるとそれに付随し鎖も出てくる。稜線に出るまではトラバースはなし。

籠沢のコル〜丁須の頭
鎖付きの登り、トラバースがあり。丁須の頭に登るには腕力・握力が必要。降る時も同様だが、ビレイしたり懸垂下降などが安全でいいと思う。丁須の頭の一段下は鎖で昇降可能。

丁須の頭〜赤岩
アップダウンあり。鎖付きの約20mの降りがある。

赤岩〜三方境
鎖付きのアップダウン、トラバース(鎖あり)、ハシゴなどあり。

三方境〜旧国民宿舎
ちょっと登りもあるが、基本的に降り。

落ち葉が多くそれに滑ったり、埋もれたりする箇所が多い。

写真

12/2 8:04

今日歩くコースを確認する。

12/2 8:10

丁須の頭に向かいます。ここから登山道。

12/2 8:23

麓はまだ紅葉が所々綺麗です。

12/2 8:35

徐々に険しくなっていきます。女子たちは大丈夫でしょうか？

12/2 8:50

「何これ？どうすればいいの？」とか言いながら登っていきます。

12/2 9:55

わかり辛いです、それなりに急なんです。

12/2 10:01

もう少しで稜線に出ます。

12/2 10:11

登ってからのトラバース、なかなかここはスリリングだったようです。

12/2 10:19

丁須の頭の直下です。

丁須の頭直下にて😆

12/2 10:20

12月なのに浅間山に雪が全然ない！

12/2 11:06

谷川方面は白くなっていますね。先週は中ゴー尾根のラッセルに苦しみました。

12/2 11:50

先に下った方が言っていました。ここは約20mあるそうです。安全に降ってくれれば、スピードは問いません。

12/2 11:52

もう一人。気をつけてー

12/2 12:01

足元手元しっかり見て下さい。

12/2 13:10

スリルの連続

12/2 13:12

12/2 13:22

ここの人工物の足場が結構怖かったようです。

12/2 13:23

表妙義のギザギザ具合は結構エグく、鷹戻しはえげつない。

12/2 14:12

丁須の頭がチョンと見えます。

12/2 14:17

落ち葉に足を取られ、スリップ。いいタイミングで撮っちゃいました。

12/2 14:17

12/2 14:32

三方境。ここからは淡々と降ります。

12/2 15:14

いい色になっていますね。

12/2 15:21

お気に入りの一枚

12/2 15:48

CTは1.2倍、休憩1時間設定にしました。安全最優先。

撮影機器：

α6000 ILCE-6000 SONY

感想

tetsuraw

久々に裏妙義に行きました。女子2人はもちろん初めての裏妙義。
予定では女子2人をフォローできそうな人が4人いたんですが、相次いで体調不良など急遽欠席になる事態に…そのため別のコースを2箇所考えていたが、行きの車の中で裏妙義の検索結果を話したりしていて、女子2人の気持ちはしっかり裏妙義に向いているようだったので、決行することにした。
裏妙義に行くにあたりビレイ器具は一式準備しましたが、結局使いませんでした。
今回縦走できたのは、テクニックやフィジカルよりも女子2人のメンタルが強かったからだと考えました。メンタルは一番心配していた所です。「怖い」「もうダメ」となってしまうと、フィジカルのポテンシャルが発揮できなかったり、岩場の登り方や降り方はある程度説明すればできるところが、恐怖心によりできなくなってしまう可能性があると思ったからです。
この難易度高いコースをなんだかんだ笑いながら歩いてくれて、 無事縦走できて良かったです。
また、ワイワイ楽しく登山をしたいものです。