今年の初登りはオートソックで行く赤城山


- GPS
- --:--
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 538m
- 下り
- 528m
コースタイム
1402駒ヶ岳山頂→1451おのこ駐車場
天候 | 快晴・無風でした |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2012年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
その他赤城公園ビジターセンターや黒檜山登山口付近にも駐車場あり。 前橋方面から登山口を目指す場合、姫百合駐車場でチェーン装着が基本。 車中泊には道の駅富士見がお勧め。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
トレースを外すと踏み抜きがあるが、基本的にはそれほど危険な場所はない。 赤城公園VCで山行計画書の提出先について聞いたが、ポストはない模様。 尾瀬もそうだったけど群馬県はあまり山行計画書受付に熱心でないのかな? 谷川岳では提出必須と聞いた様な気がするが。 道の駅富士見に日帰り温泉がある模様。 前橋市の七福の湯は1000円で岩盤浴と普通の入浴が出来るのでお得感あり。 |
写真
感想
年末年始ツアーから1ヶ月以上間が空いての今年の初登り
(神津島の天上山に登ったのは昨年の大晦日なので)
病重く、思いの外間が空いてしまいました、と言ってもただの「山には登りたいけど遠くまで車を運転するのがかったるい病」ですが…。
先週も奥多摩の川苔山に登るつもりでいたのですが、出発の直前で重症化してしまい悪魔の囁きに負けて缶ビールのプルタブをプシュっとやっちゃいました。
しかし今週は病状が好転し、なんの問題もなく出発することが出来ました。結構前から山行計画を作っていたので観念するしかなかったのかも知れませんね。
今回は最近揃えた各種山道具のテストという重要な目的があります。
10本爪アイゼン、ゴーグル、バラクラバ、オーバーミトン、ピッケルなどの
耐寒性、曇り、使い心地などを本格的雪山に行く前に確認する必要があります。
あとはオートソック、これは布で出来た簡易チェーンです。果たしてこれで
赤城山の登山口まで安全に到達できるのか。
土曜日23時頃成田の自宅を出発し外環、関越と乗り継ぎ3時頃に道の駅富士見に到着。
シュラフにくるまって車中泊です。ビールと日本酒の力を借りてすぐ眠れました。
翌朝は少々寝坊し目が覚めたのは8時半、コンビニで朝ごはんを調達し登山口に向かいます。
姫百合駐車場以前も少々雪がありますが、ノーマルタイヤでも何とかなりました。
【オートソックについて】
姫百合駐車場より上は絶対に無理なのでいよいよオートソックの出番です。
装着は至って簡単。2分とはかかりません。あとは安全性がどうか。
結果的に登山口までたどり着くことが出来ているので最低限の役割は果たしています。
ただ、装着していない後輪が結構滑り、車のケツが振られますね。
逆ハンを切らなければスピンしていただろう場面が2、3度ありました。
とは言ってもこれは通常のチェーンでも同様だと思うので仕方ないでしょう。
理想的には非駆動輪(FFの場合は後輪)にもつければ万全です。
まあ、慎重に運転すれば結構役に立つアイテムだと思います。
なお、装着よりは外す方が手間ですね。普通のチェーンよりは遥かに楽ですが。
雪道を走るのが年に5回未満、合計距離100km以内、タイヤの置き場に困る
という人ならこれで結構何とかなるのではないかと思います。
慎重に走っておのこ駐車場に無事到着。黒檜山側から登るので大沼沿いに歩きます。
登山口でアイゼンを装着。なくても登れそうですがつけた方が楽ですし
今回はテストなので最初から装着しておきます。
【オクトスのアイゼンについて】
一流メーカーの品物の使い心地を知らないので比較は出来ないのですが
特に問題はないように思いますね。そもそもワンタッチ、セミワンタッチと
言っても言葉ほどに装着が簡単なわけではなく、コバを利用して
ソールに密着させることが出来るか否かの問題です。
オクトス社のこの品物でも密着感が足りないとか、ずれ易いとかはなさそうです。
品物には問題ないようですが、私の歩行技術には問題があるようです。
普通に歩いている時は右足と左足の間隔に気をつけているので大丈夫でしたが
狭い道になった時に何回か爪を反対側のアイゼンのストラップに当てて
しまいました。もっと練習しないと本当にヤバい山には行けませんね。
なかなかの急登ではありますが非健脚者の1ヶ月ぶりの登山との自覚があるので
ゆっくりと登り、しかも標高差もさほどではないので太腿も脹脛も文句なしでした。
山頂はあまり展望が利かないことはリサーチ済み、北側の展望ポイントに移動し
日光や燧ヶ岳、谷川連峰などを眺めながらダラダラ過ごします。
予想では相当の寒さに耐えかねて滞在時間は短くなるだろうと思っていましたが
ポカポカ陽気でほぼ無風なので随分とゆっくりしてしまいました。
【ゴーグル、バラクラバ、オーバーミトン、ピッケル】
この日は終始暖かく、山頂付近でさえほぼ無風でした。
そのため上記の品物は出る幕なし。テストになりませんでした。
駒ヶ岳方面へもしっかりとトレースが付いており意図的にでもなければ
踏み抜きは皆無です。ところどころ安全そうな場所であえてトレースを
外れラッセルごっこで楽しみました。
駒ヶ岳からの下りは鉄の階段が雪に埋まってくれているのはいいのですが
そのため手すりが変な高さで使えず、ストックの捌きの邪魔になりますね。
まあ、大した問題ではありませんけど。
無事に下山後道具を片付けてエンジンをかけたところで、道中何度か
お会いしたグループの方が声をかけてくれました。
フレンドリーな方々だな〜、と思っていたら私が仕舞い忘れて車の外に
置いてあったストックの存在を教えてくれたのでした。
危ねえ〜、教えていただけなければ完全に忘れるところでした。
このレコを読んでいらっしゃるでしょうか?
改めて御礼を申し上げます。ありがとうございました。
下りの雪道は登り以上に慎重に運転し、無事に姫百合駐車場に到着。
オートソックを外して下界に帰還しました。
あまりに条件が良すぎて新しい山道具のテストにはなりませんでしたが
快適な雪山ハイクを楽しむことが出来たのでそれはそれでアリでしょう。
こんにちはzawadaです。
最近、muscatさんのレコ見ないなぁと思っていたら、まさかそんな病にかかっていらっしゃるとは
でも僕もその病、しょっちゅうかかってます。
準備万端、ザックも背負ってあとは始発
それはともあれ赤城山、景色いいんですね
雪
それにオートソックなる新兵器も。このような物があるなんて知りませんでした。結構手頃な値段で買えるんですね。装着も簡単そうですし。これはいいかも。
こんにちは、zawadaさん。
現在は小康状態を保っているみたいですが
時々劇症化するんですよね〜、この病気は
気合で克服するしかありません
でも真っ白な雪道を歩くのって気持ちよかったので
しばらくは症状が安定してくれるのではないかと
期待しているのですが、さてさてどうでしょうか
オートソックは本当に簡易的なモノだと思うので
松本に実家のあるzawadaさんのような本格的雪んこさんには
とてもお勧めできるようなモノではありませんが
たまにしか雪道を走らない方には結構使えるアイテムかと。
耐久性とかはもう少し使ってみないとわかりませんけどね
いろいろと装備が充実してきましたね
「山には登りたいけど遠くまで車を運転するのがかったるい病」
ワタシは比較的軽症の部類なので、次の雪山に
ご一緒出来るようでしたら、私の車で行きましょう
今週末は休めるかな…
そんなつもりはなかったのに気が付いたら
なんやかや装備が増えてきました
それなのにまだ本格的に雪山をやる覚悟が
決まってはいないんですよね。
まあ、趣味なんてものは無理してやるものではないと
思う一方で、勢いに乗ってしまって世界を広げるのも
一つの正解かとも思う今日この頃です
さてさてどうしたものか…。
霧が峰でスノーシューなんてのにも興味が出てきています。
こんばんは、muscatさん。
遅コメですみませぬ
オートソックなるもの、自分も初めて知りました。
装着しやすさ
オートソック>チェーン
ですか?
価格とか耐久性とかどうなんでしょ?
色々質問すいません
アイゼンの引掛けは怖いですねぇ〜
自分も気が緩んだ時に引掛けましたが
『もしあの場所で 引掛けてたら?』
と想像すると((;゚Д゚)ガクブル です。
残りの冬山道具色々試すのは次回でしょうか?
ではでは〜
ご無沙汰してます、ukkysuzさん
オートソックは個人的にはなかなかの優れモノ
なのではないかと思っています。
装着の容易さでは金属チェーンはもちろんのこと
樹脂製のチェーンをもはるかにしのぎます
価格は金属チェーンが圧勝ですね。
オートソックの価格は車種によって若干違うので
興味がお有りでしたら【楽天】などでチェック
してみてください。高くて1万円くらいかな。
私の軽の場合は5700円でした。
走破性能は比較対象がないので、なんともわかりませんが
赤城山を登りきることは出来ていますし、スピードを
出すことにほとんど関心のない私には充分です
耐久性はこれも一度使っただけなので現時点では
判断できませんが300km以上走った例があるようです。
雪上を走る頻度の低い方なら結構これでいけるんじゃないか、
というのが私の感想です。お勧めしますよ
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